指揮官一覧

Last-modified: 2025-12-18 (木) 21:28:42

指揮官とは

ノイサガにおけるキャラクターのこと。キャラクターごとにロール(ディフェンダー・サポーター・アタッカー・ヒーラー)が存在する。サービス開始初期からい指揮官(いわゆる恒常指揮官)とそれ以降に追加されたPU指揮官、フェス指揮官、イベントでの配布指揮官、(CD等の)特典指揮官に大別される。
これまでのところ、PU指揮官は星4のみ、配布指揮官は星3のみ、特典指揮官は星3又は星4、がそれぞれ追加されており、星2以下の指揮官の新規追加は行われていない。

星4(恒常キャラ)

レギュラーガチャを含むすべてのCPガチャの排出対象となる、サービス開始当初から実装されている指揮官。
入手機会が多いため凸が進みやすく、無~微課金にとっては凸しだいで心強い戦力になってくれる。

【自由惑星同盟軍総参謀長】ドワイト・グリーンヒル

画像IMG_4456.jpeg
属性/役割勇将/空戦/ディフェンダー
Aスキル範囲かばう+シールド展開(耐久40∼59.8%)
Pスキル受バフ効果UP(10.8∼17.1%)

みんなご存知フレデリカの父。強化する度にゼリーサラダを絶賛するおじさん。軍内の良識派としても知られる軍人であり、同盟の、そして無微課金者にとっての守護神でもある強力なディフェンダー。チュートリアルガチャでは特に拘りが無いなら極力彼を引き当てておきたい。

特徴として最大で自身の耐久力の60%ものシールドを展開するという強力なアクティブスキルを持つ。彼の耐久力は理論上は同格ディフェンダーと比べて1.6倍、10ターン生存前提なら3.4倍(要:ヒーラーシトレ)の膨大なHPを誇る。加えてどのような編成でも基本にして最重要スキルである「範囲かばう」を自身に付与し、範囲攻撃から味方を守る事ができる。
この高倍率なシールドと範囲かばうを以って、相手の攻撃を受け止める姿は実に頼もしい。

勿論、そんな彼にも弱点はある。まず第一にシールドと範囲かばうはアクティブスキルで付与される事。対人戦ではグリーンヒルより早く相手のアタッカーに動かれる場面も往々にあり、強力なシールドも張る前に攻撃されては意味が無く、範囲攻撃も素通ししてしまう。

第二に、グリーンヒル自身は防御アップを持たない事。勘違いしてはいけないのがシールドはあくまで耐久力を嵩増ししてるだけで、防御力が直接向上してる訳では無い。耐久力が多い程より多くのダメージに耐えられるのは事実だが、受けるダメージそれ自体を減らしたいなら防御力も伸ばす必要がある。対人戦(特に格上相手)では厚いシールドの上に胡座をかくだけでは、いかにグリーンヒルと言えどあっさり抜かれるだろう。
パッシブスキルから言っても、彼の防御力は他者からの手厚い支援を必須とするのだ。無課金なら幼年ラインハルトとビューローが入手しやすく(介護役に)オススメである。

最古参のディフェンダーでありながら現環境でも通用するスペックを持ち、ノイサガの戦闘の初歩を理解するのに適した長所と短所を持つ。
彼を使っていけば自ずと高倍率のシールドの有難さ、防御バフやかばうスキルの、そして機動力で先行する事の重要性etcを理解でき、そこから積み重ねた成功と失敗経験は他のディフェンダーにも応用ができる。

【アスターテの英雄】ヤン・ウェンリー

画像IMG_4457.jpeg
属性/役割智将/空戦/サポーター
Aスキル最前列の相手戦隊の空戦防御が(10~15.4%)ダウン(3ターン)し、さらに最も空戦防御の低い相手戦隊の空戦防御が(20~29.9%)ダウン(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル後衛の相手戦隊に機関停止(1ターン)を付与し、さらに最前列の相手戦隊の空戦防御が(10~15.4%)ダウン(10ターン) 発動ターン:1

アスターテ星域会戦を戦った准将時のヤン・ウェンリー。ゲーム内においても魔術師ヤンの名は伊達ではない。
1ターン目の敵アタッカーとヒーラーの動きを止めるパッシブスキルは唯一無二であり、相性次第では格上相手に一方的に勝てる可能性すら出てくる。
スキルの特異性から無凸でも最低限の役割を果たせるので、是非ともチュートリアルガチャで引き当てておきたい。ただし対人向けのスキルである為、星域では殆ど活躍できないので注意。

スキルの評価としては、止めるのは後衛だけ。それもたったの1ターン…
始めたばかりの新人提督諸兄には、一見すると弱そうに思えるかもしれない。しかしノイサガの対人戦は初動が肝心であり、彼の存在を無視して編成を組み立てると、一方的に攻撃されその後の展開が大きく不利になる。
対策としてはヒルダ(星2の方ではない)等の状態異常解除スキル持ちの指揮官を編成に入れる事で機関停止を解除できる。無課金で持っていないならアイランズが入手しやすい。また対策されてしまうとデバフ以外に際立った強みも無いので殆ど脅威では無くなる。
実際の所アスターテヤンの強さは、対策自体は容易、されど無策では以前として厄介と言った所であり、最初期の指揮官でありながらインフレが進んだ現在でも一定の存在感を発揮し続けている。相手次第で「無駄飯食い」にも「魔術師」にもなる両極端な評価を持ち、漫然と使っても活躍はできないが、simなど編成が分かっている相手に持ち出す懐刀としてのポジションに落ち着いてると言えるだろう。

彼を筆頭に同盟には搦手や妨害を得意とする指揮官が多く在籍しており、同盟流の小賢しい戦い方を学ぶなら入門としてオススメの指揮官である。反面、対策されてしまうと一転して強みを失い、スキルや機動力の性能差で押し負けやすい部分もある。ワンパターンな戦い方に固執せず相手に合わせて手を変え品を変え、多角的に弱点を突いていく狡猾さが求められる。
アスターテヤンは良くも悪くもそんな同盟指揮官の特徴を如実に表してるとも言えるだろう。

【艦隊運用の名人】エドウィン・フィッシャー

画像IMG_4460.jpeg
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル最前列攻撃(砲撃270~405%+55~82.9%)(艦数/最大値で威力加算)
Pスキル砲防ダウン(10~15.4%)→与ダメ対象

アスターテ星域会戦を戦ったころのフィッシャー提督。同盟キャラとしては珍しい砲撃キャラであるが、それなりの砲撃防御デバフを付与できる効果は案外侮れないものである。
スキル進化後はアクティブスキルの攻撃性能が大幅に強化。二段攻撃化した上で二段とも威力加算が乗るようになり、加算倍率も上がって合計倍率は1.5倍近くに強化される。

スキル進化後
Aスキル最前列攻撃(砲撃270~405%+64~100%)+最前列攻撃(60.8~95%+64~100%)(艦数/最大値で威力加算)

【名校長】シドニー・シトレ

画像IMG_4463.jpeg
属性/役割勇将/空戦/サポーター
Aスキル空戦力上昇→空戦最高(70~105.1%)
Pスキル被デバフ効果減→空戦最高(25~38.5%)

シンプルな空戦バッファー。
ヤンやラップの学生時代を見守った校長時代のシトレ元帥(当時中将)。教師ということで、スキルも味方の空戦力を大きく伸ばすものになっている。
個別指導方式なのか、教え子(アタッカー)が複数いてもバフは一人にしか適用されない。
空戦バッファーには状態解除もできるアイランズ&キャゼルヌ、バフ以外でも様々な部分を器用貧乏に補強できるフレデリカ、パッシブスキルで手痛い反撃をお見舞いできるアッテンボロー、陣営縛りの条件付きで部隊全体を強化できるフェスヤン等多様な候補がいるものの、1人に掛かる空戦バフ量自体は3ターン目以降のアッテンボローを除けば、以前として最も多い。ケンプ等の個人火力の高い空戦アタッカーに付ければ火力を大きく伸ばせる。

【第六艦隊参謀】ジャン・ロベール・ラップ

画像1000010046.png
属性/役割勇将/空戦/アタッカー
Aスキル単体攻撃→空防最低(空戦180~270%)
Pスキル敵撤退ごとに空戦力上昇(20~29.9%)

狙撃スキル入門指揮官。
敵部隊の中で最も空戦防御の低い相手に対して攻撃をする。
空戦防御の低い戦隊がアタッカーであるとは限らず決定打に欠けるが、仕様上最もダメージを出せる対象を選ぶ為、(対人では)直撃さえすれば殆どの場合致命傷を与えられる。
ただし狙撃系スキル全般に言えるがダメージ倍率が低いことが問題となり庇われると殆ど無力。
相手戦隊が撤退するごとに自身の空戦力がアップするパッシブスキル付きで対演習部隊には使いやすい。一方で、複数回攻撃する必要がある賊軍拠点に対してはパッシブスキルが腐ることが多く、微妙。
一昔前の環境ではパッシブ単体かばう持ちが少なかった事もあり、(最初期の指揮官だし使ってこないだろという慢心もあってか)案外ラップの狙撃が刺さる場面もあったが、S4に前後して多くの単体かばう持ちが追加された事で、ラップも苦境に立たされる事に…
幸いな事に同盟には庇う解除スキルやターゲットシフト、フェス&アスターテヤンなど彼のスキルといくらかシナジーを生み出せる人材が揃っているので彼らを頼ろう。

【最高評議会議長】ヨブ・トリューニヒト

画像IMG_4464.jpeg
属性/役割智将/砲撃/サポーター
Aスキル空防上昇→空防最高(60~89.7%)
Pスキル空戦ダウン→敵空戦最高(15~22.2%)

市民からの人気高い政治家。スキルは味方の空戦防御を高めるものだが、それ以外ができないので専ら内政官として働くことになる。内政スキルは燃料の生産量増加であり、フツーに役立つ。一応同盟統一編成を組むうえでまともな空戦防御力を求めようとすると、彼を使うしか今の所無い。
嫌いでもそれなり以上能力はあって働かせざるを得ないのは原作再現である

【永遠の夜の中で】ラインハルト・フォン・ローエングラム

画像IMG_4465.jpeg
属性/役割智将/砲撃/アタッカー
Aスキル最前列の相手戦隊に砲撃力(270~405%)のダメージを与え、さらに火災状態の場合、ダメージが(135~202.5%)アップ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最前列の相手戦隊に火災(ターン終了時に砲撃力(40~59.8%)分のダメージ:2ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

アスターテ星域会戦時のラインハルト(当時上級大将)。
最前列にダメージを与え、火災状態ならさらにダメージアップ。それ以外に特色も無く、シンプルかつ(最初期の環境では)強力なアタッカー。
レギュラー指揮官の中では強力ではあるが、インフレが進んだ現在では属性を考慮しなければ砲撃アタッカー全体では中間辺りで落ちついている。拘りが無ければチュートリアルガチャでも無理してキープしておく程では無いので留意しよう。

自身のスキルで火災付与もできるが、初回ターンのみ。1ターン目に最大火力を出す都合上短期決戦を主眼としており、敵にアスターテヤンがいるとその真価を発揮できないことも多々ある。ヒルダと組むことで機関停止は対策でき、キルヒアイスやオフレッサーを合わせれば4ターン目以降も火災を付与できる。

彼を筆頭に帝国指揮官は高威力のスキルを駆使した、正攻法な力押しを得意とする。個々人のスキルは強力で、一つの役職として見れば完結した指揮官が多いが、限界突破や研究鍛錬の積み重ねで基礎ステータスを伸ばさなければ、その高いポテンシャルを活かしきれない事も多い。総じて育成に掛かるコスト(課金圧)は高めとも言え、また上位互換キャラの実装で陳腐となる事もある。
アスターテラインハルトは、良くも悪くもそんな帝国指揮官の特徴を如実に表してるとも言えるだろう。

【帝国の柱石】ミュッケンベルガー

画像IMG_4469.jpeg
属性/役割猛将/砲撃/ディフェンダー
Aスキル空防上昇→全味方(25~37.6%)
Pスキル被ダメ減少(12~18.3%)
スキル進化後
Pスキル被ダメ減少(12~18.3%)+空戦防御上昇(12.8~20%)+単体かばう

帝国軍三長官が一角、宇宙艦隊司令長官その人。自身の被ダメージカットと味方全体の防御バフを両立するディフェンダー。同じレギュラー指揮官ではシールドが強力なグリーンヒルと比べて地味さが否めないが、限界突破を重ねる程に肩書きに相応しい堅実さを増していく晩成型指揮官。
被ダメージ減少はパッシブスキルなので機動力負けしても効果を発揮し、アンスバッハのシールド特効のようなカウンター要素も無く場面を問わず使っていける。Aスキルも一人辺りのバフ量はやや控え目な物の二盾編成等で自身以外も補強できるのは長所。

リリース初期は知将アタッカーが多かった為使いにくかったが、勇将アタッカーが増えた最近ではその価値が見直されつつある。
かばうを所持していないのが難点・・・だったが、スキル進化の実装でパッシブ単体かばうを得て扱いやすくなった。

【灰色の皇帝】フリードリヒ4世

画像
属性/役割智将/空戦/サポーター
Aスキル砲防上昇→砲防最高(60~89.7%)
Pスキル被ダメごとに砲防上昇→砲防最高(12~18.3%)

砲撃防御を上げることに全力を注いだサポーター。ロイエンタールのデバフを打ち消せるため一時対策として注目された。
内政スキルも食糧生産量アップと優秀。バラを食べているのだろうか
同盟編成に混ぜてラインハルト対策に使うのが主な使い方というのはなかなか皮肉な性能である。

【銀河帝国の宿将】ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ

画像
属性/役割智将/空戦/アタッカー
Aスキル最前列攻撃(空戦270~405%)+被回復ダウン(35~52.1%)→攻撃対象
Pスキル与ダメ時空防ダウン(10~15.4%)→与ダメ対象
スキル進化後
Pスキル空戦上昇(27.2~42.5%)→全味方+与ダメ時空防ダウン(12.8~20%)→与ダメ対象

ノイサガ世界線ではアスターテ会戦より前に亡命したことになっているメルカッツ。しかし所属は帝国扱いである。何故・・・
アタッカーでありながらデバフでのサポートもできる器用さが売り。
スキル進化後は防御ダウンの倍率上昇に加えて味方への空戦バフも追加され、ますますサポーター色が濃くなる。

【囚われの寵妃】アンネローゼ・フォン・グリューネワルト

画像Annerose.png
属性/役割智将/砲撃/ヒーラー
Aスキル最も耐久力が減っている味方戦隊を自戦隊の最大耐久力(16~24.1%)分回復 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に全属性の対象に対して回復スキルの回復量(12~18.3%)アップ(10ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

恒常キャラではもっとも回復量に優れるヒーラー。
恒常ゆえに入手性も良く、幅広く活躍できる。特に新規参入者にとっては、彼女以外の恒常キャラでまともに使えるヒーラーがキャゼルヌ総大主教くらいしかいないのでとても重宝するだろう。余裕があればチュートリアルガチャでも確保を狙いたい。

PU指揮官

【忠誠の人】ジークフリード・キルヒアイス

画像Kircheis_sr.png
属性/役割智将/砲撃/ディフェンダー
Aスキル自戦隊の空戦防御が(60~89.7%)アップ(3ターン)し、さらにかばう(単体スキル攻撃:3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に通常攻撃を行った戦隊に対して、火災(ターン終了時に砲撃力(40~59.8%)分のダメージ:2ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時
スキル進化後
Aスキル自戦隊の空戦防御が(70~105.1%)アップ(3ターン)砲撃力が(30.6~45%)アップ(3ターン)し かばう(単体スキル攻撃:3ターン)とかばう(通常攻撃:3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10

ノイサガ初のPU指揮官。自身へ通常攻撃を行なった相手にカウンターで火災を撒ける。火災状態で火力が上がるラインハルトと相性ピッタリなのは流石の原作再現。バルバロッサのスキルとも完全に噛み合っている。
火災カウンターは仕様上庇うを無視して中後衛にもダメージを与えられるが、殆どの場合3ターン目終了フェイズでのダメージとなり、当人もディフェンダー相応の低砲撃力で火災だけで倒し切るには遅効気味なのが難点。
フェスハルトの実装で砲撃力を強化できるようになったが、同時に智将かつ砲に弱い彼にとってフェスハルトは天敵でもあり、環境的には下火。とはいえ対空戦に限ればまだまだ実用できる範囲であり、特に猛将空戦アタッカーのケンプ相手には悪くない性能(要範囲かばう)
キルヒアイスの火災を対策したい場合、ヘイムダルを使う事でいくらか緩和できるが、アッテンボローのターゲットシフトを使うのも有効である。

更新でスキル強化後は通常攻撃かばうも持つようになった。自前で砲撃バフも付与する為火災ダメージも微強化。地味に空戦防御も微増している。ただしフェスハルトが天敵な状況には変わりない。
アッテンボローでも解除しない限りは燃やされてしまう上に、彼一人で異なる2種のかばうを展開できる為、相手より先制できる限りはかばう解除スキルに対して2枚分の対策ができる。
主君(と砲撃)以外が相手なら隙の少ない堅実な艦隊運用を見せてくれる。

【一個艦隊に勝る智謀】ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ

画像Hildegard_sr.png
属性/役割智将/砲撃/サポーター
Aスキル後衛の味方部隊の砲撃力が(55~82.9%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル味方部隊の空戦防御が(10~15.4%)アップし、さらに自戦隊に「バフ効果を付与した対象に状態異常が発生している場合は1つ解除する状態(10ターン)」を付与 発動ターン:戦闘開始時

パッシブスキルの状態異常解除は【アスターテの英雄】ヤン・ウェンリーによる機関停止を解除できる。
ヤン対策ができる指揮官は他にも複数いるが、その中でも最もスタンダードな指揮官。
ヤン不在ではシンプルなバッファーであり、彼女を入れる以上の有力な選択肢もあるが、simならともかく戦って見るまで編成が分からない会戦では、とりあえず組み込んでおけば後衛の確実な行動と火力増強を担保してくれる彼女の存在は有難い。
上記特性からヒルダ+アタッカー4人全員で駆逐艦に乗って、守りを捨てて先制攻撃に専心すると言った運用もある。
また彼女単体でも強力な砲撃バッファーだが、大抵フェスハルトとセットで組まれている事が多く、事実上160~200%程度の補正が掛かった状態でアタッカーからの強烈な一撃が飛んでくる。これを防ぐには防御側もディフェンダー+サポーターで同量程度の防御バフを入れておく事が望ましい。

【冷徹な総参謀長】パウル・フォン・オーベルシュタイン

画像Oberstein_sr.png
属性/役割猛将/砲撃/サポーター
Aスキル最も空戦力の高い相手戦隊に空戦力(60~89.7%)ダウン(3ターン)を付与 その後、砲撃力(70~105.1%)のダメージを与える 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最前列の味方戦隊にかばう(範囲スキル攻撃:10ターン)を付与し、さらに空戦防御が(8~12.5%)アップ(10ターン) 発動ターン:戦闘開始時

星4初の範囲かばうサポーター・・・と思わせて、低倍率ながらアタッカーを攻撃できる為、凸が進むほどに単体狙撃アタッカーに化けていく。
敵のアタッカーをサポーターゆえの高機動力から狙撃で仕留めるさまはオーベルシュタインというよりゴールゴシュタイン。(それルッツに与えてやれよ…)
単体かばうで止められてもちゃんとデバフはアタッカーに入るので、防御面でも十二分に貢献してくれる。
安定のパッシブ範囲かばう、デバフによる間接的な防御支援、オマケの超高速狙撃と彼一人で複数の役割を兼ねてしまうとても器用な人材。
器用すぎて一部指揮官の立つ瀬が無い…

【イゼルローン派遣艦隊総司令官】カール・グスタフ・ケンプ

画像
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル全体攻撃(空戦120~183%)
Pスキル誘爆(持続:空戦15~23.1%,2T)付与→与ダメ対象

シンプルな全体攻撃だが、総倍率は無凸ですら初ターン800%を超える(含誘爆分)強力なアタッカー。
原作で要塞と深い関わりがあるためか占領値も高く、揚陸要員としても優秀。
パッシブスキルは「ダメージを与えたときにその相手に誘爆を付与する状態」を自分に付与するもの。
範囲かばうなどで一隊に複数回ダメージを与えても誘爆の付与判定は一回のみとなる。

【金銀妖瞳】オスカー・フォン・ロイエンタール

画像Reuentahl_sr_old.png
属性/役割勇将/砲撃/サポーター
Aスキル最前列の相手戦隊に、ダメージを受ける度に砲撃防御(7∼10.6%)ダウン(3ターン)を付与 砲撃防御ダウンの効果は3ターン持続 その後、砲撃力(210~318%)のダメージを与える 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル味方部隊に「味方部隊が攻撃した回数分、終了フェイズに自戦隊の砲撃力と機動力が(7∼10.6%)アップ(2ターン)する状態」を付与 発動ターン:戦闘開始時

味方が殴れば殴るほど敵の防御は下がり、こちらの機動力と砲撃力は上がるというなかなか凶悪なサポーター。フルパワーになるまで時間がかかるのが難点。
機動力と攻撃力の処理は終了フェイズに挟まれる為、反映されるのは次ターンから。また付与直後を含めた2ターン持続なので次ターン限りで終了となる。
全体攻撃は敵全員に1回ずつ攻撃するという判定になっているようで、全体攻撃を範囲かばうで受けられると5回分のデバフが入る。ただしあくまで「範囲攻撃を1回」発動した扱いで、バフについては1回分しかカウントされないので注意。
防御ダウン効果付与も最前列のみな為、二枚盾等で防がれるなどすると入らない。また被ダメージがトリガーなのでシールドで防がれても防御ダウンは入らない。なおデバフの上限はマイナス70%であり、それ以上攻撃しても70%ダウン(与ダメ約3倍)で下げ止まる。防御を0にして大ダメージ!とはいかないため注意。
地味に自前の攻撃もそこそこの倍率があり、侮れない火力が出る。
なお実装当初はデバフに下限が設定されていなかった模様で、編成次第で青天井にダメージを伸ばす事ができ、一説にはこれが原因で賊軍要塞の攻略が運営の想定以上に早まってしまったとか。

【ハートのエース】オリビエ・ポプラン

画像
属性/役割猛将/空戦/サポーター
Aスキル被ダメごとに空防ダウン(7∼10.6%,3T)+攻撃(空戦210∼318%)→最前列
Pスキルターン終了時空戦&機動上昇(7∼10.6%,2T)xターン内攻撃回数→全味方

ロイエンタールの猛将/空戦版。
ポプラン特有のものとして特筆すべきはラーケンとの相性で、ラーケンの反撃が攻撃回数に含まれるため単純計算でバフとデバフの蓄積が倍に加速する。

【有能な副官】フレデリカ・グリーンヒル

画像Frederica.png
属性/役割智将/空戦/サポーター
Aスキル味方部隊の最前列に自戦隊の耐久力(9.5~14%)分のシールド(1ターン)を付与し、さらに最も空戦力の高い味方戦隊に空戦力(42~62.7%)アップ(3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル前衛の味方部隊の空戦防御を(10~15.4%)アップ(10ターン)し、さらに被ダメージ(5~7.7%)ダウン(10ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時
スキル進化後
Aスキル味方部隊の最前列に自戦隊の耐久力(9.5~14%)分のシールド(1ターン)かばう(単体スキル攻撃:3ターン)砲撃防御と空戦防御(19.2~30%)アップ(3ターン)を付与 さらに最も空戦力の高い味方戦隊に空戦力(42~62.7%)アップ(3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10

できることの多い器用なサポーター。ただし空戦バッファーとしてはバフ量はサポーターシトレどころか、星3のアイランズにすら劣る…
被ダメージ減少効果は所持者が少なく貴重だが、彼女単品だけでは少々不十分。ミュッケンベルガーやバレンタインヤン、イゼルローンや薔薇追憶(華麗に滅びるが良いのだ)と組み合わせればそれなりになる。
シールドは自身の耐久に依存するため、耐久の高い重装甲艦または巡洋艦を持たせよう。ただし1ターンしか持続せず、アクティブで付与なので展開前に攻撃されないように機動力も高めておく必要がある。よって鍛錬は統率が無難。

更新によってスキル強化後はついに単体かばう付与を手に入れた。アクティブスキルなので解除されても再展開できるのは利点。もちろん先制されないよう気を付けたい。二種類の防御アップも有難く、各分野で特化した指揮官には及ばずとも、「防御面もそれなりに補強できる空戦バッファー」として他の競合とは十分な差別化を図れただろう。

【同盟軍最年少の将官】ダスティ・アッテンボロー

画像Attemborough_sr.png
属性/役割猛将/空戦/サポーター
Aスキル後衛の味方部隊の空戦力が(55~82.9%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル味方部隊に「攻撃対象変更」の効果を付与(1ターン)この効果中は、攻撃対象が敵部隊の最も空戦防御の低い戦隊になる さらに、空戦力(30~45.3%)アップ(3ターン) 発動ターン:3.6.9

普通のバフ要員としても強力であるが、本体はパッシブスキル。このパッシブスキルは通常攻撃の対象を空戦防御がもっとも低い敵戦隊に変更する。
通常攻撃はスキル攻撃では無い為、単体範囲かばう等の主流のかばうスキルでは素通しされてしまう。加えて最も防御力が低い=ダメージを出せる対象を選ぶ仕様から、ただの通常攻撃と言えど空戦力次第では致命傷になり得る。基本的な対策としては手番を渡す前に倒してしまうのが最善手だが、通常攻撃かばう、もしくは全攻撃かばうでなら防ぐことができる。
もし付与できる指揮官が手元に無い場合、フェスグリーンヒルの兵装異常を活用する(後衛のみ)、高耐久で狙われても良い戦隊(ヒーラー等)の空戦防御を低く調整する等である程度は被害を緩和できる。

【疾風】ウォルフガング・ミッターマイヤー

画像Mittermeier_sr_old.png
属性/役割勇将/砲撃/アタッカー
Aスキル最前列の相手戦隊に2回、砲撃力(135~202.5%)のダメージ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊の砲撃力(25~38.5%)アップ(10ターン) さらに味方戦隊が撤退する度に、自戦隊の砲撃力(35∼54.8%)アップ(10ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

軍服の方のミッターマイヤー。双璧は各2バージョンが実装されているが、その中で唯一機動力に関係するスキルを持たない。
アクティブスキルは表記通り二回攻撃するので、ロイエンタールのバフとデバフも二回分カウントされ相性はよい。⋯が実の所、フェスハルト等一部指揮官の追加ダメージ部分も攻撃一回分として扱われており、それらも含めるなら「二回攻撃」できる指揮官は存外多い。
ではパッシブの方はどうかと言えば、こちらも増加量はそれなりだが味方の犠牲と引き換えにしてまで得るような物では無いし、何よりパッシブが活きている状況は敗北濃厚。全滅覚悟で格上相手に使わないでも無いが、他に代役がいないならともかく、あえて彼を使うよりも良い選択肢はある筈である。
残念ながら現環境ではスキルインフレに取り残された指揮官の一人であり、スキル強化による救済が切に待たれる。(倍率下げていいから5回位攻撃して欲しい)
半周年の方のミッターマイヤーは疾風の名に違わない強さを備えているので、疾風ウォルフに愛着があるならそちらを使おう。

【呼吸する破壊衝動】フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト

画像Wittenfeld_sr.png
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル最も砲撃防御の低い相手戦隊に砲撃力(180~270%)のダメージ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊に、敵戦隊を撃破する度に砲撃力(20~29.9%)アップ(10ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

ラップの砲撃版。利点・欠点もほぼ同じ。
ラップの代替としては星3のリンツがいるがビッテンフェルトには代替がいないため希少性は若干上、かもしれない。
しかし帝国は最前列から火力を集中して突き崩すのが基本となるので、狙撃主体の彼はちょっと噛み合わない。そもそも狙撃目的なら総参謀長殿が複数の役割を兼任でき、他にフェスキルヒアイスも半分同じ仕事ができる為、一枠使ってまでわざわざビッテンフェルトを使う理由が乏しい。
ラップと違いシナジーを生み出せる相方にも恵まれず控えめに言っても不遇(正直言って星3ビッテンフェルトの方が強い)。
レベルアップした時のセリフも違った意味に聞こえて物悲しい…

【若きフェザーン駐在武官】ユリアン・ミンツ

画像Julian_sr.png
属性/役割勇将/空戦/アタッカー
Aスキル相手部隊の前二列に空戦力(空戦210~318%)のダメージを与える ダメージを受けた戦隊は、付与するバフ効果が(14~21.2%)低下(4ターン) 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊の空戦力が(10~15.4%)アップ(10ターン) 発動ターン:1.4.7.10

シンプルな空戦アタッカー。総倍率が高く相手を選ばずに火力を出せる。
3ターンごとに累積するバフはどちらかというと星域向きだが、対人でも火力は十分。
曲者揃いの同盟アタッカーの中では必要な物が手堅くまとまっており、まさに優等生と言える性能を持つ。
奇貨でこそ無いが、良貨である事は間違い無く、どのような編成を組み立てる上でも一定の働きはしてくれる。

【第13代薔薇の騎士連隊連隊長】ワルター・フォン・シェーンコップ

画像Schonkopf.png
属性/役割勇将/空戦/アタッカー
Aスキル相手部隊の最前列に空戦力(135~202.5%)のダメージを与え、機動力を(7~10.6%)低下(3ターン) さらに、中衛の相手部隊に空戦力(250~375.1%)のダメージを与え、機動力を(7~10.6%)低下(3ターン) ※相手部隊に中衛の戦隊がいない場合は、中衛へのダメージと機動力低下の効果は発生しない 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊の空戦力が(10~15.4%)アップ(3ターン) 発動ターン:1.4.7.10

相手の編成によって火力が左右されるものの、刺されば強力な変わり種アタッカー。前列への攻撃は単体スキル扱いで、中衛への攻撃は(中衛が1人でも)範囲スキル扱いとなっている。その為機動力低下も二回分発生する。

庇う前提での与ダメは相性と編成次第でケンプを超える浪漫砲になる事もあれば、そこらの星3以下の火力しか出せない事も。汎用的に使っていくには気難しく、独自の戦略を組み立てる必要がある。
庇う解除スキルと併用する前提なら、解除しても彼は後衛を巻き込めない点に注意。
解除しないなら浪漫火力で前衛を圧殺していく方針になる。いずれにせよ同盟指揮官である為、振れ幅が大きい火力の底上げと後衛攻撃を補完する意味でもフェスヤンと組み合わせるのが良いだろうか。

対人においてはさまざまなギミックを編成に組み込もうとするほど中衛となるサポーターの数が増えるため、それらへの強力な対抗となる。どちらかと言えば会戦よりもsim向きな指揮官。一方星域では演習部隊は中衛一人のみだが、賊軍は二人いるので賊軍の方が得意。
なおラーケン水着版と違って占領値は平凡である。占領役には向かないので注意。

【装甲擲弾兵総監】オフレッサー

画像
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル前二列攻撃(砲撃210~318%)
Pスキル火災(持続:砲撃15~23.1%,2T)付与→与ダメ対象

原作では艦隊を率いたことは(おそらく)ないはずだが、砲撃アタッカーとして実装。
さすがというべきか占領値が高く、揚陸部隊に投入しても強力・・・というかそっちが本職である。
原作的には非常に解釈違いだが、火災持ちのため一応恒常ラインハルトのサポートに使うこともできる。

【ガイエスブルク派遣艦隊副司令官】ナイトハルト・ミュラー

画像Muller.png
属性/役割勇将/砲撃/ディフェンダー
Aスキル自戦隊の空戦防御が(60~89.7%)アップ(3ターン)し、さらにかばう(範囲スキル攻撃:3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に自戦隊の耐久力(30~48%)分のシールド(10ターン)を付与し、さらに最も砲撃力の高い味方戦隊に自戦隊の耐久力(30~48%)分のシールド(10ターン) 発動ターン:戦闘開始時

自前で範囲かばうを所持しているため賊軍などで重宝する。
強力な猛将アタッカーや、対シールドアタッカーの実装により、彼を取り巻く環境は少しづつ厳しくなっているが、何だかんだ言いながら高倍率のシールドは正義であり、自分より弱い相手なら無被害で安定した連戦を可能にさせてくれる。
対人でもシールドでアタッカーを守れるため、範囲かばうを抜けられても反撃しやすい。(なお同じ派遣艦隊の上司は守ってくれない)
グリーンヒルと違いシールド展開は戦闘開始時の一度のみだが、パッシブで発動できるので機動力関係無く腐らないのは強み。事実上彼の耐久力は同格の1.5倍増しとして考えて良い。
(バーミリオン会戦以前なので)環境的にも鉄壁というには一歩及ばないが、堅実さは十分にあり「良将」として才覚の片鱗を既に見せている。

【老練な提督】アレクサンドル・ビュコック

画像
属性/役割智将/空戦/アタッカー
Aスキル最前列攻撃(空戦270~405%)+最後列攻撃(空戦100~150.4%)
Pスキル範囲かばう付与→砲防最高+自空戦上昇(10~15.4%)

アタッカーなのに範囲かばうを付与できる枠圧縮要員。
智将アタッカーは数が少なく対策されにくいため、思わぬ火力を叩き出してくれたりする。
グリーンヒルやフェスシトレのお供にも最適。

【堅実な艦隊司令官】コルネリアス・ルッツ

画像Lutz.png
属性/役割勇将/砲撃/アタッカー
Aスキル自戦隊の砲撃力を(13~20.2%)アップ(10ターン)し、さらに相手部隊の最前列に砲撃力(270~405%)のダメージ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最も空戦防御の高い味方戦隊にかばう(範囲スキル攻撃:10ターン)を付与 さらに自戦隊の砲撃力が(10~15.4%)アップ(10ターン) 発動ターン:戦闘開始時

範囲かばう持ちアタッカーその2。射撃の名手でありボロディンを下した活躍やスタンプからも狙撃キャラ路線を走る彼だが、ノイサガで持ってきたのは至って普通の最前列攻撃。
Aスキルの自戦隊の砲撃アップは10ターン継続し、かつ累積していくので、ユリアンの様に後半ターン程威力も微増していく。
しかしそれ以外に尖った強みもなく、確かに堅実ではあるが少々地味かもしれない。
帝国の範囲かばう役はデバフや狙撃も兼ねれる総参謀長を始めとして、多様な競合ひしめく熾烈な界隈。
その中で彼をあえて使うなら、後衛として火力も出せる部分に価値を見出して使って行きたい。

【デスクワークの達人】アレックス・キャゼルヌ

画像
属性/役割智将/空戦/サポーター
Aスキル空戦&砲防上昇(20~29.9%)→全味方
Pスキル被回復上昇(20~29.9%)→全味方+バフ付与時状態異常解除→バフ対象

バフ量は控えめだが、3種類の全体バフと状態異常解除を持つ縁の下の力持ち。
複数人への状態異常をまとめて解除できるのは他にヒルダとメックリンガーのみ。
また、アクティブスキルで2種類のバフを付与するため状態異常解除も2回発生する。
超高倍率の火災を撒く覇王ラインハルトをはじめ凶悪な状態異常持ちが増えつつある中、この価値は思った以上に大きい。
また流石は後方支援のプロなだけあって、全艦艇の生産速度を向上できる便利な内政スキルを持つ。同内政スキルは自身のフェス版を含めて持っているのは現状彼だけである。

【用兵巧者】アウグスト・ザムエル・ワーレン

画像Wahlen_sr.png
属性/役割猛将/砲撃/ディフェンダー
Aスキル自戦隊の砲撃防御が(60~89.7%)(3ターン)アップし、さらにかばう(得意防御:3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊に「勇将属性の戦隊からの被ダメージを(9.6~15%)ダウン(10ターン)」を付与 味方部隊前二列にデバフ効果(21~30%)ダウン(10ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

得意防御かばうとは、自身のタイプ・属性が得意とするタイプ・属性からの単体範囲通常攻撃を全てかばうというもの。
また得意防御は他のかばうスキルよりも優先される。つまりワーレンより前列に庇うが付与された他の盾役を配置しても、得意防御に該当する攻撃はワーレンが優先して請負うと言う事である。
順当に強化したワーレンは勇将属性からの砲撃攻撃が得意防御の対象となり、該当する星4キャラはロイエンタール、ミッターマイヤー、ルッツ、フェスハルト、フェスキルヒ、アンスバッハなど。
智将キルヒアイスと併せて組む事で、キルヒアイスにとって不得意な攻撃をワーレンが請け負い、それ以外をキルヒアイスが受けるといった役割分担ができる。上記運用を想定してか、ワーレンは前衛の括りでも同格のディフェンダーより後列に配置されやすい。
その他ワーレン独自の強みとしては、彼は帝国指揮官でありながら砲撃防御向きのディフェンダーという部分である。
ワーレン+幼年ハルトで砲撃防御を重視した上で、フェスハルトを中心に帝国指揮官で統一した「帝国キラー」な砲撃部隊を編成するなら、ワーレンのアイデンティティは唯一無二とも言える。

【騎馬民族の末裔】ウランフ

画像
属性/役割智将/空戦/アタッカー
Aスキル最前列攻撃(誘爆時威力加算)(空戦270~405%+135~202.5%)
Pスキル(※発動1,3,6,9T)シールド(耐久21~30%)→味方前二列

恒常ラインハルトと同じ方式の倍率加算スキルを持つが、自前で肝心の誘爆を用意できない。
登場当時はケンプと組ませるくらいしかなかったが、下記のコーネフ登場で解消された。
さらにS7で自身の旗艦であるゲシル・ボグドが登場し、ようやく自前で誘爆を付与可能(なお付与が2T以降のため初Tの火力は上がらない)に。
アタッカーとして使うならシールドはおまけ程度だが、星域ではグリーンヒルの切れ目をカバーできるのでヒーラー抜きでの無傷編成を作るのに便利。

【要塞第二空戦隊長】イワン・コーネフ

画像
属性/役割智将/空戦/アタッカー
Aスキル攻撃(空戦270~405%)→最前列+攻撃(空戦100~150.4%)→最前猛将
Pスキル誘爆(持続:空戦10~18.1%,2T)&空防ダウン(5~7.7%)付与→与ダメ対象

こちらはフェスラインハルトのような方式の2回攻撃。さすがに倍率はデチューンされている。
誘爆はウランフと組んで猛将を殴れということだろうか。

【ヤン艦隊司令官】ヤン・ウェンリー

画像
属性/役割猛将/空戦/アタッカー
Aスキル二回攻撃(空戦150.3~225%)→空防最低
Pスキル(※発動2T)機関停止→最前列+自空戦上昇(10~15.4%)
スキル進化後
Pスキル(※発動2T)機関停止→最前列&最後列+自空戦上昇(10~15.4%)

最前列への機関停止を引っさげて登場したノイサガ5人目(星4に限定すると4人目、特典キャラを含めると6人目)のヤン。ついにヤン統一編成が組めるようになった。通称は新ヤン。
機関停止中のディフェンダーはかばうも無効化されるため、かばう対象になるはずの攻撃であっても素通ししてしまう。
対策としてはヒルダやキャゼルヌといったデバフ解除持ちに前衛にもバフ付与が可能なトリスタンを持たせるか、あらかじめ防げるフェスキャゼルヌを入れておくか。
また対象はあくまで最前列のため、ディフェンダー二枚編成にして二人目にかばうを付与した場合は無効化されない。
最前列以外を攻撃する旗艦は以下の通り。
★3パトロクロス(最後列)、★2マウリヤ(前二列)、★3ベイオウルフ(最後列)、★2サラマンドル(前二列)、★2ペルガモン(最後列)
ヤン自身は空戦アタッカーのため、持たせるならパトロクロスかマウリヤがおすすめ。
スキル進化後は最後列も止められるようになり、さらに凶悪さが上がる。

【銀河帝国の覇者】ラインハルト・フォン・ローエングラム

画像Reinhard_hasha.png
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル相手部隊に砲撃力(120~183%)のダメージ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル相手部隊前二列に火災(ターン終了時に砲撃力(40~59.8%)分のダメージ:2ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時
スキル進化後
Pスキル相手部隊に火災(ターン終了時に砲撃力(40~59.8%)分のダメージ:2ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

ケンプ以来の全体攻撃アタッカー。
帝国所属でありながら空戦タイプでフェスバフを受けられなかったケンプと異なり、砲撃タイプであるためフェスハルトのバフを活用できてしまう。

パッシブスキルは初回ターン1-2列目までに火災を付与する物でこれだけならアスターテラインハルトの正当進化な印象を受けるが、スキル強化後はなんと部隊全体に及ぶようになり厄介な放火魔と化す。中後衛に火災付与する指揮官としては過去にも智将キルヒアイスがいたものの、ディフェンダー故に低砲撃力のキルヒアイスと違って、こちらは純然たるアタッカー。同じ火災倍率ダメージでも覇者ハルトのそれは段違いであり、スキル強化済の彼に無策で対峙しようものなら半端な耐久力では燃やし尽くされる。

サポーターキャゼルヌ、メックリンガーで解除するのが対策としては安牌だが持っていない場合、後衛はヒルダ等で解除するとして、中衛は僕守やヘイムダル+重装甲艦等で耐久重視の調整を施せば、軽い火傷程度に抑える事もできる。またフェスキャゼルヌを編成に入れても対策できるが、火災の付与タイミングが戦闘開始時の為、キャゼルヌの機動力が足りないと火災付与後に無効を付与するので防げないことがある。

対策を強要させる能力は帝国指揮官中でも随一。従来、状態異常解除スキルは機関停止対策として用いる以上の意味が無かったが、彼の実装によって帝国部隊を相手する上でも重要なスキルとなり、多くの司令官諸兄が大幅な編成改定を迫られる事となった。

【第十三艦隊参謀長】ムライ

画像
属性/役割猛将/空戦/アタッカー
Aスキル最前列攻撃(対演習/賊軍時威力加算)(空戦270~405+630~945%)
Pスキル自空戦上昇(14.4~22.5%)

まさかの星域特化アタッカーとして実装。星4で対演習/賊軍特化スキルを持つ指揮官は初。
初心者や無課金など、ゲーム進行度が浅い程にありがたい指揮官。
対人では何もできることがないので、素直に留守番させておこう。
なお、同じ「賊軍」や「宇宙海賊」などの名前がついた敵部隊でも、星域のそれ以外は威力加算の対象にならない場合があるため注意。

【忠義を尽くす】アンスバッハ

画像
属性/役割勇将/砲撃/アタッカー
Aスキル対シールド与ダメ上昇(134.3~200%)+最前列攻撃(砲撃270~405%)
Pスキル対シールド与ダメ上昇(233~350%)

シールドをぶち破ることに特化したアタッカー。
シールドが付与された敵に対してのみ一瞬桁を見間違えたかと目を疑う凄まじい量のバフを得る。
このバフは最終ダメージ量に直接乗算のため、シールド持ち相手にはダメージが数字通り数倍に跳ね上がる。
アクティブとパッシブのバフ量は加算。両方レベル10なら(405%x諸々の補正)x6.5倍という凄まじいダメージになる。
なお、パッシブスキル分のバフは全攻撃に、アクティブスキル分のバフはアクティブスキルでの攻撃のみに乗る。
シールドが要のミュラーやグリーンヒル、シールドを強化するフェスシトレらにとっては出会いたくない相手。
逆に、シールドがない相手に対しては平凡な最前列攻撃にしかならないため激しく相手に左右される性能でもある。

【帝国軍統帥本部次長】エルネスト・メックリンガー

画像
属性/役割猛将/砲撃/サポーター
Aスキル単体かばう→空防最高+砲撃上昇(32~50%)→全体
Pスキルバフ付与時状態異常解除→自分+空防上昇(15~22.2%)→空防最高

帝国にもついに実装された全体デバフ解除。
芸術家提督らしくバフ付与に単体庇うに状態解除にと実に「多芸」なスキルを持つ。
似たような役割のヒルダと比較すると、火力バフではやや劣るが防御バフでは勝る。中途半端に思えるが、キュンメルやSオーベルシュタイン等の「殴れるサポーター」も解除できるのはヒルダには無い強みで良ポイント①。
(芸術には勢いも大事なのか)イメージに反して猛将でありヒルダ、Sキャゼルヌと違ってフェスハルトが反応しないのも良ポイント②。
単体かばうはアクティブスキルでの付与のため、機動力は十分に確保しておく必要があるが、本人が高機動なサポーターで順当に強化していれば大概のアタッカーディフェンダーよりかは先行でき信頼性自体は高い。むしろアクティブで再付与可能な点はフィッシャーのかばう解除対策に一枚乗れる点で良ポイント③。
とはいえ一部高速スナイパーの存在もあるので別途パッシブ単体庇うも入れておくと無難である。

【老練な客員提督】ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ

画像
属性/役割智将/空戦/ディフェンダー
Aスキル被ダメ減少(27~40.5%)→二列目、範囲かばう→自部隊
Pスキル味方撤退ごとに砲防上昇(21~30%)⁺範囲かばう→二列目、自部隊撤退ごとに敵砲撃ダウン(9.6~15%)

周年ヤンとの組み合わせを想定されたと思われる蘇生編成のパーツ第3弾。
すべての盾の中でももっとも優先して前に配置されることから、自身を犠牲にして二列目の本命盾を強化する意図のスキルと思われる。
盾二枚、周年ヤン、ヒーラーと入れてしまうと調整枠が一つしか残らないため、編成幅が狭いのが難点。

【同盟軍の要】シドニー・シトレ

画像
属性/役割智将/空戦/サポーター
Aスキル空戦上昇(21~30%)→全味方、単体かばう+戦線復帰(21~30%)→最前列
Pスキル自部隊撤退ごとに砲撃&空戦ダウン(12.8~20%)→最前列、誘爆無効(1回)→全味方

蘇生編成のパーツその4。
周年ヤンと合わせると3ターンごとに2回まで盾が復活する上に復活のたびにデバフを撒いてくる超絶厄介編成が爆誕する。どういう原理なのか
周年ヤンのスキル進化とセットのつもりなのか誘爆無効を持ってきているが、正直機関停止無効のほうがほしい・・・

【大将の休日】フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト

画像
属性/役割智将/砲撃/アタッカー
Aスキル前三列攻撃(砲撃134.3~200%)⁺回復(耐久7~10.6%)→全味方
味方の総被ダメ回数30ごとに追加発動(最大3回)
Pスキル自部隊ダメージ計算時耐久力(120~183%)を砲撃に加算、通常攻撃かばう→空防最高

まさかの智将ビッテンフェルト。なにげに智将初の範囲攻撃アタッカーである。また、前三列攻撃というのも初。
おまけに回復能力持ちのアタッカーも初めてという初めてつくしのキャラである。
ピン刺しでもそれなりに強いが、やはり真骨頂は自傷編成での運用。
回復の発動回数も増えるため、多少の自傷ダメージ程度なら十分回復できる。

【要塞防御指揮官】ワルター・フォン・シェーンコップ

画像
属性/役割智将/空戦/アタッカー
Aスキル前二列攻撃(空戦134.3~200%)⁺味方撤退回数3ごとに追加で全体攻撃(空戦106~160%,1Tにつき2回まで)
Pスキル自軍撤退ごとに空戦上昇(6.4~10%)⁺敵最前列空防ダウン(6.25~8.5%),バフ効果ダウン(14~21.2%)→敵後衛

蘇生編成用のアタッカー二人目。倍率こそ若干抑えられているものの、二種類の範囲攻撃を持つのが特徴。
敵ディフェンダーが範囲かばうを持っていれば、最大で12ヒットの3回攻撃を叩き込める計算になる。
ポプランと組ませたくなるが、蘇生編成は自由枠が少ないため編成が難しい。

フェス指揮官

概ね毎月末~月初に開催される「ノイサガフェス」で実装された指揮官。
通常PUで実装された同名の指揮官との区別のため「フェス〇〇」と通称されることが多い。

【イゼルローン潜入作戦】フォン・ラーケン

画像
属性/役割猛将/空戦/ディフェンダー
Aスキル反撃(空戦70~105.1%→攻撃者)付与
Pスキル単体かばう+被ダメごとに砲防上昇(8~12.5%,3T)
スキル進化後
Aスキルダメージ計算時砲防51.2~80%を空戦力に加算+反撃(空戦70~105.1%→攻撃者)付与

初のパッシブスキルでかばうを所持する盾。
スキルの性質上高倍率の一撃を叩き込んでくるタイプは苦手だが、手数で削ってくる相手は得意。
反撃スキルはラーケンが攻撃している扱い。単体かばうの対象になるほか、ポプランと組み合わせるとモリモリ敵の防御が下がる。
スキル進化後は砲撃防御がダメージに寄与するようになり、大きな火力上昇が見込める。
要塞占領の立役者ということで当然占領値も高く、揚陸艇に乗せても活躍できる。

【後宮の陽だまり】アンネローゼ・フォン・グリューネワルト

画像Annerose_fes.png
属性/役割勇将/砲撃/ヒーラー
Aスキル最前列の味方戦隊を自戦隊の最大耐久力(13.5~20.7%)分回復し、対象に付与されている状態異常を1つ解除する さらに最も耐久力が減っている味方戦隊を自戦隊の最大耐久力(13.5~20.7%)分回復し、対象に付与されている状態異常を1つ解除する 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル「銀河帝国」所属の指揮官が編成された味方戦隊に、砲撃力と空戦力(12~18.3%)アップ(3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10

純粋なヒーラーとしては最優秀の回復量。ついでに状態異常も解除できる。機関停止対策としては使えないが、盾役に付与された火災誘爆なら解除できる。
帝国限定ではあるが火力バフもおいしい。
他にこれといった特徴も無いが、奇をてらう事無くヒーラーとしての本分を果たせるシンプルかつ十分な性能は、同盟のヒーラーも見習って欲しい物である。(その代わり同盟にはシトレという規格外がいるのだが)

【救国の英雄】ヤン・ウェンリー

画像
属性/役割勇将/空戦/アタッカー
Aスキル後二列攻撃(空戦160~241%)
Pスキル撃破時空防ダウン(8~12.5%)→全敵+空戦上昇(6.25~8.5%x倍率)→同盟キャラ
※同盟キャラ1/2/3/4/5人時倍率1/2/3/5/10倍

同盟キャラで統一することで本職サポーター以上の火力バフを配ってくれるアタッカー。
このバフはサポーターにも有効なため、ポプランやアッテンボロー、パエッタといった火力を出せるサポーターたちが輝く。
後二列攻撃も現時点では唯一であり、相手が範囲かばうを所持していなければ(持っていても解除すれば)確実にアタッカーを殴れる。

【帝国軍最高司令官】ラインハルト・フォン・ローエングラム

画像Reinhard_fes.png
属性/役割勇将/砲撃/アタッカー
Aスキル最前列の相手戦隊に砲撃力(270~405%)のダメージ さらに敵部隊に智将属性の戦隊が存在する場合、最も前に配置された智将属性の戦隊に対して砲撃力(180~270%)のダメージ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊攻撃時のみ、自戦隊の攻撃は対象の戦隊に対して属性相性が有利なものとしてダメージ計算を行う 「銀河帝国」所属の指揮官が編成された味方戦隊に、砲撃力(6.25~8.5%)アップ(10ターン)を付与 上昇量は味方戦隊の数に応じて変化する 帝国キャラ1/2/3/4/5人時倍率1/2/3/5/10倍 発動ターン:戦闘開始時

ノイサガにおける初代バランスブレイカーと言ってもいい非常に強力な指揮官。
パッシブスキルの有利攻撃は旗艦スキルや通常攻撃も対象であり、事実上全ての攻撃が与ダメ1.5倍の補正を受けているに等しく、見掛けのスキル倍率以上のダメージを叩き出して来る。
加えて帝国統一という編成縛りはあるものの、ヘタな本職サポーター以上のバフをばら撒きながら相手を選ばず殴れる。

このキャラの登場とその後の勇将アタッカー実装ラッシュにより、一時期対人環境での智将キャラは絶滅寸前まで追いやられた。
運営としてもやり過ぎたのか、最近では猛将指揮官にテコ入れする事で、相対的に智将指揮官の復権を図ろうとしている面が見られる。(巻き添えでフェスハルト以外の勇将指揮官が割を受ける形になっているが…)

対策としては彼と対峙する予定のある部隊には「智将指揮官を入れない事」に尽きる。智将さえいなければ砲撃アタッカー全体で見ても「強めの攻撃ができるアタッカー兼バッファー」程度の範囲に収まる。
彼は誰に対しても相性有利なのでディフェンダーが智将かどうかに関わらず、智将指揮官がいる時点でフルパワーで殴られる。もし智将を入れるなら開き直って複数人入れても変わらない。また有利相性を取られても、ワーレン等の「勇将からのダメージカット」はしっかり機能するし、バレンタインヤンのパッシブも初ターンに限れば彼の有利攻撃を事実上打ち消す事ができる。

【救国軍事会議議長】ドワイト・グリーンヒル

画像Greenhill_fes.png
属性/役割勇将/空戦/サポーター
Aスキル後衛の相手部隊に兵装異常*1(1ターン)を付与し、最も砲撃防御の高い味方戦隊の砲撃防御と空戦防御が(30~43.5%)アップ(3ターン)発動ターン:3.6.9
Pスキル最も砲撃防御の高い味方戦隊にかばう(単体スキル攻撃:10ターン)を付与し、さらに砲撃防御が(60~89.7%)アップ(10ターン)発動ターン:1

砲撃系の敵に対する強力な防御サポーター。
単体かばう付与、シールドが切れるターンでの攻撃不可、当然の防御上昇と恒常グリーンヒルとのシナジーを意識した性能になっている。後衛のみとはいえアッテンボローのターゲットシフトを止められるのは唯一の個性。
基本的には幼年ハルトと似たような役回りになるが、陣営の違い以外でも細部が微妙に異なる。
まず単体かばうに加えて防御バフもパッシブで付与してくれる為、機動力負けしていても確実にディフェンダーを防護できるのは有難い。ただし発動ターンが戦闘開始時では無くなぜか1ターン目となっており、フィッシャーへの庇う解除対策に一枚噛む予定なら付与順に注意したい。
Aスキル込みのバフ量はサポーターの中でも屈指であるが、本領発揮は3ターン目以降となる。そして兵装異常でアッテンボローによる後衛からのターゲットシフトを止めれるものの、逆に彼自身はスキル発動で通常攻撃をしないので、こちらがアッテンボローと併用する上ではタゲシの手数も減ることになる。この点では幼年ハルトの上位互換とは必ずしも言えないので留意しよう。
彼は他指揮官がスキル発動するターンで通常攻撃を、他が通常攻撃するターンでスキル発動を行うので、これが育成と運用面で曲者となる。
通常攻撃は機動力に関係無くスキル行動より後に発動する為、フェスグリーンヒルがどれ程機動力で上回ろうと下回ろうと、最後に通常攻撃を行うし、相手の通常攻撃より先に兵装異常を差し込める。
旗艦スキルを考慮しないのであれば、鍛錬も機動を捨てる選択肢がある事を念頭に入れておきたい。

【有能な副将】ジークフリード・キルヒアイス

画像
属性/役割勇将/砲撃/アタッカー
Aスキル攻撃(砲撃240~360%)&被回復ダウン(9.6~15%)→最前列+攻撃(砲撃140~210.2%)&被回復ダウン(9.6~15%)→砲防最低
Pスキル砲撃上昇(7~12.4%)+シールド状態の敵に与ダメ上昇(10~15.4%)

フェスハルトにつぐ二段攻撃持ちアタッカー。さすがに倍率は下げられているものの、デバフと対シールドバフは厄介。
帝国キャラには中後衛に直接攻撃できるスキルが少なく、とくに単体狙撃は層が薄いため思わぬところで助けられるかもしれない。

【生きた航路図】エドウィン・フィッシャー

画像
属性/役割智将/空戦/ディフェンダー
Aスキル砲防上昇(70~105.1%)+かばう解除→敵最前列
Pスキル自範囲かばう付与+自砲防上昇(16~25%)

かばう解除は対人において極めて強力。敵のかばうスキルを解除したところに範囲攻撃を叩き込めば大抵の相手に致命傷を与えられる。
対象は最前列固定かつ解除できるのはもっとも後に付与されたもの一つなので、二重にかばうを付与するか付与先を二列目の盾にするなどで対策は可能。
相手が付与する前に解除が発動してもダメ、解除する前にアタッカーが攻撃してしまってもダメなのでなかなか機動力調整は大変。
全体攻撃と単体狙撃の二人アタッカーを用意し、フィッシャーを二人より少しだけ早くするのが安定するか。
かばう解除を抜きにしても自身がパッシブで範囲かばうを所持し、防御スキルの倍率も地味に星4標準より高いので普通に盾として強力。
数少ない弱点としては範囲かばうの展開タイミングが挙げられる。ほかのパッシブ範囲かばう持ちはすべて戦闘開始時に展開するのだが、彼のみはターン開始時。かばう解除持ちが相手にもいた場合フィッシャーが展開した範囲かばうが優先的に解除されてしまう。SIMなどで相手にするときは覚えておくといいだろう。
フェスグリーンヒルも同じフェイズでの展開になるが、併用した場合素の機動力差から基本的にフィッシャーが後になる。

【私の犬にみえるのか】パウル・フォン・オーベルシュタイン

画像
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル最前列攻撃(砲撃200.1~300%+100.5~150%xステダウン&持続ダメ数)
Pスキル砲撃,空戦,砲防,空防,機動ダウン(9.6~15%)→全敵&誘爆(持続:空戦40~59.8%,2T)付与→敵最前列

大量のデバフをばら撒いてからデバフ数依存で威力加算の乗った高火力の攻撃をぶっ放すアタッカー。
デバフ対策ができていないと理論値1000%越えの高倍率攻撃をまともに喰らうことになり、凸数や技術開発に差があってもなお危険。
一つ一つのデバフ自体は効果量控えめであり、バフスキルで簡単に打ち消せる範疇だがすべてに対策するのは難しい。
特に機動力に干渉するスキルは数が少ないため、機動力が鍵になる編成の場合は注意。

【堅実な統合作戦本部長】シドニー・シトレ

画像Sithole_H.png
属性/役割智将/空戦/ヒーラー
Aスキル最も耐久力が減っている味方戦隊を自戦隊の最大耐久力(13.5~20.7%)分回復し、さらに味方部隊最前列に自戦隊の最大耐久力(13.5~20.7%)分のシールド(2ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル味方部隊に「シールドを重複して獲得可能となり、付与されるシールドの有効ターンが(1~10ターン)になる状態(10ターン)を付与 ※付与済みのシールドは有効ターン上書き 発動ターン:戦闘開始時

回復能力こそ星4としては平均やや下程度だが、その能力の真骨頂はパッシブスキルのシールド累積。
この能力はあらゆるシールドに問答無用で適用され、強度も単純加算される。さらに限界突破を重ねると全てのシールドが戦闘終了まで永続する。こうなるとシールドを使った分だけ本体耐久力に加算されているのと同義であり、ヘイムダルやユリシーズ、そしてシトレ自身のシールドも事実上の回復(HP増加)スキルと化す。高倍率のシールドを張るグリーンヒルやミュラーと合わせる等、編成次第で後半ターンには数十万以上のシールドHPを備えたディフェンダーを見ることもできるが、相手の攻撃力以上の過剰なシールドを持つ事にどれ程の意味があるかは考えた方がいいかもしれない。
会戦でシールド特化シトレ編成が要塞等に居座られると大変に鬱陶しく、半端な攻撃力では泥試合は避けられない。火力を集中してシールドが累積しきる前に早期に撃破してしまうか、庇う解除、ターゲットシフト等を駆使してディフェンダー以外を先に始末した後、二撃目で止めを差すかが主な対処法となる。

【帝国軍の撃墜王】カール・グスタフ・ケンプ

画像
属性/役割勇将/空戦/アタッカー
Aスキル最前列攻撃(空戦333.5~500%)、敵戦隊を撤退させた場合再発動
Pスキル帝国キャラ数に応じて自身の空戦力上昇(6.25~8.5%x倍率)
帝国キャラ1/2/3/4/5人時倍率1/2/3/5/10倍

再発動できる高倍率攻撃と強力な自己バフを持つ強力なアタッカー。
特に再発動可能という部分が強力。基本的に一番硬いのは最前列の盾なので、このケンプに盾を抜かれた場合そのまま5枚抜きされて全滅しかねない。
逆に言えば、本領を発揮させるには機動力を調整して他のアタッカーで盾を削っておくか、盾をワンパンできるだけの火力を出せるように育てる必要がある。
フェスハルト編成にも入れるため、砲空どちらかのみに特化した盾は危険。
難点は帝国所属の空戦バフ要員が少ないこと。現状星1のヒルデスハイムか6凸以上のメルカッツしかいない。

【イゼルローン要塞事務監】アレックス・キャゼルヌ

画像
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル全体攻撃(砲撃134.3~200%)
Pスキル自砲撃上昇(21~30%)+火災/誘爆/機関停止無効(1回)→全味方
スキル進化後
Pスキル自砲撃上昇(30.6~45%)+空戦上昇(30.6~45%)&火災/誘爆/機関停止無効(2回)→全味方

サービス開始時から実装されていたフィッシャー以来となる同盟所属の砲撃アタッカー。全体攻撃=猛将の方程式は崩れなかった。
他の全体攻撃アタッカーと比べても倍率が高く、編成縛りもないため帝国所属の指揮官を編成に採用しても問題ない。
パッシブスキルの状態異常無効は、回数分状態異常の付与を無効化するもの。無効化するたびに消費され、回数がなくなった後は普通に付与される。また、対象外の兵装異常は回数が残っていても普通に効く。
既存の状態異常対策キャラはすべて解除する方式だったが、こちらは2ターン目以降の状態異常付与(新ヤンなど)にも簡単に対応できるメリットがある。
反面付与を無効化するだけなので、すでに付与された状態異常に対しては無力。相手に新ラインハルトなどがいる場合相手より早く動く必要がある。
スキル進化後は状態異常の無効回数が2回に増え、さらに味方への空戦バフが追加。
空戦アタッカーと組ませてのハイブリッド編成を組みやすくなる。

【帝国軍の双璧】オスカー・フォン・ロイエンタール

画像
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル最前列攻撃(砲撃240~360%)+最後列攻撃(砲撃120~183%)
Pスキル砲撃上昇(6.25~8.5%x倍率)+機動上昇(1.14%~1.5%x倍率)→全味方
猛将1/2/3/4/5人時倍率1/2/3/5/10倍
スキル進化後
Aスキル最前列攻撃(砲撃240~360%)+最後列攻撃(砲撃120~183%)+対勇将被ダメ減少(9.6~15%)→全猛将

編成縛りバフ付きのアタッカー第三弾。陣営統一の次は属性統一が実装された。
機動力もバフできるため、私服双璧やフェスキャゼルヌと相性が良好。星4オーベル2人もかたや高速狙撃、かたや機動デバフでともに相性がいい。
猛将属性、もしくは砲撃部隊を主力として運用している提督ならぜひ欲しいところだろう。
属性統一を迫られるため、相手が智将で固めてくるとどうしても不利。特にフェスフィッシャー相手は私服ロイがかばうを1回しか展開しないこともありかなりきつい。

【フェザーンの黒狐】アドリアン・ルビンスキー

画像
属性/役割智将/空戦/サポーター
Aスキル火災(持続:砲撃40~59.8%,2T)⁺誘爆(持続:空戦40~59.8%,2T)⁺持続ダメージ倍化(12.8~20%)→前二列
Pスキル全攻撃かばう→最前列、砲撃&空戦上昇(12.8~20%)→全味方
スキル進化後
Aスキル火災(持続:砲撃40~59.8%,2T)⁺誘爆(持続:空戦40~59.8%,2T)⁺持続ダメージ倍化(21~30%)敵全体

フェザーン所属のキャラとしては初の新規星4指揮官。ついに全攻撃かばうがプレイアブルで実装された。全攻撃かばうは通常攻撃も対象のため、アッテンボローを完全にブロック可能。一方、一回のかばう解除でまとめて剝がれてしまう。付与先も最前列固定な為注意したい。
火災と誘爆同時付与という面倒なスキルを持つが、本人の砲撃・空戦力が低い(基礎値はどちらも本職アタッカーの半分程度)ことから、アクティブスキルの持続ダメージは覇者ラインハルトほどのダメージは出ない。また仕様上砲撃と空戦どちらも高くする事は難しいので、持続ダメージも自体もどちらか一方を重視する事になる。空戦サポーターである事を考えると誘爆(空戦)寄りに調整した方がダメージを伸ばしやすいが、ヒルダやメックリンガー等の1回しか解除しない指揮官でも付与順の関係で誘爆から先に解除される。
ただし、状態異常をアクティブスキルで付与する形を取るため、相手の状態異常解除スキルより遅くルビンスキーが動けば、後から付与された状態異常もそのまま解除されない。場合によってはルビンスキーの機動力をあえて強化しないという選択肢もある。スキル強化済のフェスキャゼルヌならこれを防げるが、アスターテヤンや覇者ラインハルトとの併用で、回数分無効を使い切ってしまうとそれでも付与されてしまう。
現状砲空混成編成を組む機会が少ないこともあり性能を完璧に生かすのは難しいが、全攻撃かばうだけでも十分強力。

【帝国軍の双璧】ウォルフガング・ミッターマイヤー

画像
属性/役割智将/砲撃/アタッカー
Aスキル最前列攻撃(砲撃270~405%)、発動時の味方被ダメ回数10回ごとに発動回数+1
Pスキル被ダメごとに砲撃上昇(9.6~15%,3T)
スキル進化後
Aスキル被ダメごとに砲撃上昇(21~30%,3T)、機関停止無効(2回)→全体

周年ラインハルトからハロウィンに続いた被ダメで強化シリーズの5人目。
味方全体でなるべく被ダメージ回数を増やしたいため、真価の発揮にはHWオーベルと周年ヒルダがほぼ必須。
周年ラインハルトと範囲かばう付与もほしいので編成がほぼ固定化されてしまうのが難点。
どうしても敵からの攻撃に依存する以上バフの累積が遅いので、盾のHWオーベルはしっかり強化しておこう。
なお、シールドで防いだダメージは分配対象にならないためシールド付与は罠。
ちなみに、PU終了一日前まで編成パーツ全員がまとめてPUされた状態が続くので、十分に貯蓄があるプレイヤーならまとめて揃えることも可能。

【呼吸する軍事博物館】アレクサンドル・ビュコック

画像
属性/役割勇将/空戦/ディフェンダー
Aスキル砲防上昇(60~89.7%)⁺砲防と空防上昇(6.4~10%)→全味方
Pスキル砲防と空防上昇(6.4~10%)→全味方
所定回数のパラメータ上昇を受けるごとにかばう獲得
単体かばう:8回 範囲かばう:10回 通常攻撃かばう:15回 全攻撃かばう:20回
スキル進化後
Aスキル砲防上昇(60~89.7%)⁺砲防と空防上昇(6.4~10%)→全味方+被ダメージごとに砲防上昇(3.29~5%)

独特なかばう獲得システムを持つ新たな同盟盾。編成単位で十分なバフ数を確保する必要はあるが、それさえクリアすれば1人で全種類のかばうをカバーできる。
運用する際は、なるべく頻繁にバフを付与できる装備や指揮官で固めよう。
パラメータに直接影響しないバフ(回復量、被ダメージ減少など)はかばう獲得のトリガーにならないので、計算するときは注意。

その他の星4指揮官

記念ガチャなどで実装された指揮官。
恒常的な再入手手段が基本設けられておらず、復刻時期も読めないため貴重。
ほしい指揮官がPUされていたら逃さず入手しよう。

【Happy Valentine's】フレデリカ・グリーンヒル

画像1000011204.png
属性/役割猛将/空戦/ヒーラー
Aスキル回復(耐久4.8~7.5%)→耐久最減、持続回復(耐久2.8~4.2%/毎T終)付与→全味方
Pスキル自回復量上昇(9.5~14%)&砲防上昇(9.5~14%)→砲防最高

ややトリッキーなヒーラー。アクティブスキルでの回復に加え、持続回復により味方全体を回復可能。
一方、単体回復と全体回復を併せ持つ器用さの代償に回復量は少なめである。

【Happy Valentine's】ヤン・ウェンリー

画像Yang_V.png
属性/役割猛将/空戦/ディフェンダー
Aスキル自戦隊の砲撃防御が(60~89.7%)アップ(3ターン)し、さらにかばう(単体スキル攻撃:3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に被ダメージ(50~59%)ダウン(1ターン)を付与 発動ターン:1

初ターンのみ被ダメージを半分以下にするという対人向けのスキルを持つ盾。
対人では初ターン~長引いても4ターン程度で勝負がつくことが多いため、非常に頼りになる。
ディフェンダーへの損害を抑える事が目的なら、智将ヤンの機関停止と、バレンタインヤンのPスキルは同義であり、後者はヒルダの有無に関わらず効果を発揮できる。同盟は長期戦になる程厄介な効果を発揮する指揮官が多く、それらが本領発揮する前に早期に決着を付けたい所だが、バレンタインヤンの存在は悩みの種だ。
また昨今の帝国は機動力の増強目覚ましく、研究差を付けるか同じ編成を持ち出すかしなければ、アタッカーがディフェンダーより先行する場面も多々見られる。どれ程強力なAスキルも発動前に攻撃されては無意味であり、Aスキルが信用できない以上はパッシブを重視するしか無い。その場合ではバレンタインヤンは砲盾指揮官の中で最も強力なパッシブを持つ。
弱点は硬いのは初回ターンのみでそれ以降は他の同格ディフェンダーと変わらない事。他の同盟ディフェンダー同様、空戦攻撃への対処は不得意な事が上げられる。

【討伐軍の戦闘技術顧問】ウォルフガング・ミッターマイヤー

画像Mittermeier_sr_half.png
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル自戦隊と味方部隊最前列の機動力が(13.5~19.8%)アップ(3ターン)し、さらに相手部隊の最前列に砲撃力(306~459%)のダメージ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊の攻撃と防御時、機動力の(2500~3750.1%)を砲撃力に加算してダメージ計算を行う 発動ターン:戦闘開始時

ノイサガ0.5周年記念として実装された指揮官。下のロイエンタールと合わせて私服双璧と通称されることも。
パッシブスキルは大雑把に言えば駆逐艦に乗せていても砲艦並の攻撃力を確保できるという物。ノイサガの戦闘システム上、機動力を砲撃力に転換できるスキルは非常に強力。地味に攻撃倍率も他の星4より高い。
是非とも駆逐艦に乗せて某赤い彗星の如く機動特化仕様で組みたい所だが、研究等の進捗が同じなら基本的には駆逐艦よりも、砲艦に乗せた方が最終的な攻撃力は高くなりやすい傾向にある。

駆逐艦に乗せる事の利点は、相手ディフェンダーより先行しやすい点にある。相手ディフェンダーがスキル発動して守りを固めるより早く彼が攻撃できれば、倍率以上のダメージを見込めるし、スキルによる機動力強化で後に続く味方ディフェンダーの先行も促せる。下の私服ロイエンタールとはお互いに機動力バフを掛け合えるため同時運用が強力。そうでなくとも他ディフェンダーにとっても機動力強化は有難い。

欠点は後衛なので機関停止が有効であり、機動力を高めた分だけ状態異常解除役にも彼以上の機動力が求められる。
加えて素のステータスは駆逐艦準拠である事。スキルインフレにより、かばうを無視してダメージを与えられる手段も増えた現在、駆逐艦の耐久力ではいささか心許ない場面もある。砲撃力もあくまで駆逐艦のそれでしかなく、高い砲撃力の大部分は機動力に依存している。これはつまり他の砲艦アタッカーと比べてフェスハルトやヒルダ等の砲撃力バフによる増加量が相対的に少ない。(プレイヤーによっては)彼だけの為に上位艦研究も駆逐艦へ寄り道する事になるのもマイナス。
これらの欠点は砲艦に乗せれば概ね解決するが、それでは少々没個性かもしれない。

半周年を経て生まれ変わった双璧は、疾風の異名に相応しい強さを持っており、使いこなせば非常に強力である。反面、他アタッカーとは一癖違った運用と育成を求められるピーキーさも備えている。しかし腕に自信のある提督方はきっとこの荒馬を乗りこなせるだろう。

【討伐軍の戦闘技術顧問】オスカー・フォン・ロイエンタール

画像Reuentahl_sr_half.png
属性/役割猛将/砲撃/ディフェンダー
Aスキル自戦隊の空戦防御が(30~43.5%)アップ(3ターン)し、さらに、味方部隊の機動力が(9.6~15%)アップ(3ターン) 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊にかばう(範囲スキル攻撃:10ターン)を付与 自戦隊の攻撃と防御時、機動力の(2100~3150.3%)を空戦防御に加算してダメージ計算を行う 発動ターン:戦闘開始時

パッシブ範囲かばう所持、味方全員に機動力バフ、機動力を防御に加算と隙のない強力な盾。
パッシブスキルから駆逐艦に乗せたくなる所だが、その場合耐久力や砲撃防御は駆逐艦相応の水準に留まるのでディフェンダーとして矢面に立つ以上、普通に巡洋艦等に乗せたほうが良い。
ゲームシステム上機動力は対人戦で非常に重要であるが、相手に先行できない限りは無意味なステータスであり、それなら直接防御力や攻撃力を伸ばした方が良い。多くのディフェンダーはそれを理解しながらもアタッカーより早くスキル発動すべく機動力を上げざるを得ないジレンマを抱えているが、私服ロイエンタールは機動力を強化する事が防御力の強化に繋がる点で他のディフェンダーと一線を画す。

彼はパッシブスキルの仕様上、機動力さえあれば自前でいくらかの空戦防御を確保できるので、そのまま巡洋艦に乗せれば対空戦のスペシャリストになれるし、機動力を強化した重装甲艦に乗せ、追憶や旗艦、サポーターで補強すれば空砲両面にある程度対応できるオールラウンダーにもなれる。
欠点は庇うが一度切りで再展開しない事、最前列に立ちやすい事の二点から庇う解除スキルに対して脆弱である。(とはいえ剣戟追憶でいくらか対策可能)

総合的にノイサガで最優秀のディフェンダーの1人。非常に高いポテンシャルを持ち、強化する程に掛けたコストに見合った期待に応えてくれる。

【七夕の夜】アンネローゼ・フォン・グリューネワルト

画像
属性/役割勇将/砲撃/サポーター
Aスキル空防上昇(60~89.7%)&パラメータ低下肩代わり→前衛
Pスキル範囲かばう→空防最高&砲撃上昇(21~30%)→帝国キャラ

盾が受けているデバフを肩代わりしてくれる地味にありがたい範囲かばうサポーター。
肩代わりするのはあくまでスキル発動時点でのデバフであるため、機動力を上げすぎて敵のデバッファーを追い抜いてしまわないように注意。
また、火災や誘爆などの状態異常は別扱いのため肩代わりしてくれない。

【七夕の夜】ジークフリード・キルヒアイス

画像
属性/役割勇将/砲撃/ディフェンダー
Aスキル(※発動7T)砲撃ダメージ(蓄積値51.8~77%)→敵全体
Pスキル単体かばう+空防上昇(60~89.7%)+威力蓄積付与

帝国界の時限爆弾。
受けた攻撃の威力を記録し、7ターン目に特大のカウンターをぶっ放す変わり種ディフェンダー。
カウンターの威力は「自身の砲撃力x蓄積された倍率xスキルレベル依存のパーセンテージ」で計算されるので砲撃力も確保する必要がある。
決まりさえすれば強力なのだが、対人においては7ターン目まで耐えられる耐久や防御を砲撃力と両立しながらどう確保するかが課題となる。特に同盟相手ではかばう解除、ターゲットシフトやシールド強化等、手番を渡す程に厄介となる各種搦手を前に長期戦に持ち込むのは悪手で、Aスキルを前提とした編成を組むのは難しい。
実際はキルヒアイス以外が撤退して敗北避けられない中で、最後の抵抗として庇った相手ディフェンダーを道連れに使う状況が多いだろうか。
その他防御面についてはパッシブスキルだけで完結しているので、旗艦スキルを考えなければ鍛錬も機動力の需要は低め。

【真夏の海】ジェシカ・エドワーズ

画像
属性/役割智将/空戦/サポーター
Aスキル砲撃ダウン(27~40.5%)+空防ダウン(20~29.9%)→敵後衛、集中→敵最後列
Pスキル範囲かばう→砲防最高、空戦上昇(21~30%)→全体
スキル進化後
Aスキル砲撃&空戦ダウン(36~54%)+空防ダウン(27~40.5%)→敵後衛、集中→敵最後列

初の星4実装が水着になってしまった上に彼氏は実装をハブられ、かわりに知らない男が付いてきたジェシカ。
怒りは敵にぶつけることにしたようで(反戦活動はどこ行った)、敵の最後列をフルボッコにするスキルを持ってきた。
集中は状態異常扱いのためヒルダ等で解除可能。フェスキャゼルヌは無効化対象外。
また、あくまでデバフであるため最後列を倒してしまうと次のアクティブスキルターンまで再付与はされない。
敵がかばうを持っているとそちらが優先されるため、かばうを解除できるフェスフィッシャーなどと組ませるのがいい。
集中を抜きにしても、敵アタッカー全員への火力減と範囲かばうは普通に有用なのでいくらでも活躍の場はある。

【真夏の海】ワルター・フォン・シェーンコップ

画像1000011211.png
属性/役割智将/空戦/アタッカー
Aスキル攻撃(空戦270~405%)+かばう解除→最前列
Pスキル単体かばう→砲防最高、自軍撤退時砲撃ダウン(8~12.5%)→敵全体
スキル進化後
Aスキル単体かばう→砲防最高、自軍撤退時砲撃と空戦ダウン(12~18.75%)→敵全体

ハブられた彼氏のかわりにジェシカをナンp・・・護衛しに来たシェーンコップ。ついに二人目のかばう解除持ちが出てしまった。
本人は普通の最前列攻撃なのだが、ジェシカと組むことで後列攻撃に化けることもできてしまう。
水着ジェシカはもちろんフェスフィッシャーとも相性が抜群であり、組み合わせることでこの世の終わりのような部隊が完成する。
地味にソロガード付与も数が少なく貴重。

【祝いの日】ヤン・ウェンリー

画像
属性/役割智将/空戦/アタッカー
Aスキル戦線復帰(21~30%)→味方最前列
最前列攻撃(空戦270~405%+空戦270~405%x味方撤退回数)(威力上限:空戦3000%)
Pスキル味方撤退ごとに空戦上昇(21~30%)→全味方
スキル進化後
Pスキル味方撤退ごとに空戦上昇(21~30%)⁺火災無効(1回)→全味方

ノイサガ1周年を記念して実装されたパーティー仕様ヤン。相変わらずスピーチは2秒で終わらせているようである。
戦線復帰はいわゆる蘇生スキル。付与された味方が撤退した場合、回数を消費して指定の耐久値で復活できる。
スキルの仕様上積極的に発動させたいところなのだが、敵が弱すぎるとそもそも発動せず強すぎると再付与が間に合わないので十全に生かすのは困難。
あくまでお守りと考えてしっかり防御を固めたほうが基本的にはいいだろう。
スキル進化させると火災を防げるようになる。覇王ハルト対策に。

【祝いの日】フレデリカ・グリーンヒル

画像
属性/役割智将/空戦/ヒーラー
Aスキル回復対象の砲防上昇(3.29~5%)、回復→耐久最減(耐久10.5~15%)
Pスキル味方が3回以上撤退後、ターン終了時全体回復(耐久35~54.8%)
スキル進化後
Pスキルターン終了時回復→耐久最減(耐久7~10.6%)
味方が3回以上撤退後、ターン終了時全体回復(耐久35~54.8%)

周年記念でヤンとともに実装され、実装と同時に配布された。
星4ヒーラーとしては素の回復量は控えめ。
一方周年ヤンとのセット運用が想定されたパッシブスキルはすさまじい回復量を誇るものの、味方が3回以上撤退しないと発動しない。
そのため、今後蘇生スキル持ちがさらに追加実装されない限り、全部隊生きている状態で発動できるのは最短で4ターン目である。
スキル進化分まで含めれば星4相応の回復量にはなるが・・・

【祝いの日】ラインハルト・フォン・ローエングラム

画像
属性/役割智将/砲撃/アタッカー
Aスキル自身にダメージ※(砲撃10%)+最前列攻撃(270~405+64~100%x被ダメ回数)(威力上限:砲撃3000%)
Pスキル砲撃上昇(30.6~45%)+被ダメごとに砲撃上昇(3.29~5%)

※このダメージで耐久が1未満になることはない

スキル進化後
Pスキル砲撃上昇(30.6~45%)+被ダメごとに砲撃上昇(3.29~5%)、被ダメ減少(21~30%)→空防最高

周年記念第二弾でヒルダとともに実装された4人目の星4ラインハルト。ヤンがヒーラー以外の全ロールを網羅しているのに対しこちらはすべてアタッカー(星3まで含めればサポーターも)なのが対照的である。
自傷で自己強化するアタッカーというなかなかに扱いづらそうな性能であるが、周年ヒルダとの同時運用である程度解消可能。ただし砲撃バフを盛りすぎると回復が追い付かなくなる可能性があるので注意。
周年ヤンともどもバフの累積に時間がかかるのが泣き所。また、パッシブスキルの自傷バフは持続が3ターンのため自前の自傷だけでは累積できない。

【祝いの日】ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ

画像
属性/役割智将/砲撃/ヒーラー
Aスキル回復(耐久7~10.6%)+空防上昇(7~10.6%)→全体
Pスキル被ダメージ時回復(1.14~1.5%)→全体
スキル進化後
Pスキル被ダメージ時回復(1.14~1.5%)+被回復上昇(7~10.6%)+被持続ダメ減少(21~30%)→全体

周年記念第二弾でラインハルトとともに実装され、即配布された。
全体回復の分回復量は控えめなものの、それを補うのがパッシブスキル。
このスキルは味方全体に「ダメージを受けるたびに所定量回復する」効果を付与するもの。
防御力が十分であれば殴っても殴っても耐久力が減らない夢の部隊が誕生する。
ダメージを全体に分散できるアイゼナッハと組むのも選択肢。

【Frohes Halloween!】パウル・フォン・オーベルシュタイン

画像
属性/役割智将/砲撃/ディフェンダー
Aスキル砲防ダウン(16∼24.1%)→敵砲防最高、単体かばう→自
Pスキルダメージ分配(30%)→全味方、空防上昇(12.8∼20%)→自
スキル進化後
Pスキルダメージ分配(30%)→全味方、空防上昇(21∼30%)+被ダメ時砲防・空防上昇(3.29∼5%)→自

ハロウィン記念ガチャで突如実装された指揮官。およそハロウィンと縁のなさそうな彼の仮装姿はある意味貴重かもしれない。
アイゼナッハに続いてダメージ分配を有する二人目の指揮官だが、アイゼナッハとは異なりその比率は30%。
5人編成であれば7割のダメージは自分で背負い、残りは各7.5%のダメージを受けることになる。
ダメージを受けることで強化されるがあまり多くのダメージを受けたくはない指揮官、たとえば周年ラインハルト&ヒルダなどと組むのがいいだろう。
防御ダウンスキルも高倍率ながら最前列攻撃しかできない周年ラインハルトと噛み合っている。
アタッカーより早く防御ダウンを入れたいこと、単体かばうがアクティブスキルであることからある程度機動力は確保しておきたい。
また、自身は大した防御バフを持っていないため別に防御サポーターも必要になる。防御が高ければ後衛に分配されるダメージも減るためなおさら。

【Frohes Halloween!】エヴァンゼリン・ミッターマイヤー

画像
属性/役割智将/砲撃/サポーター
Aスキル空防上昇(60~89.7%)→空防最高、兵装異常無効(1回)→全体
Pスキル範囲かばう→空防最高、対シールド与ダメ上昇(32~50%)→後衛
スキル進化後
Pスキル範囲かばう→空防最高、対シールド与ダメ上昇(64~100%)+ターン終了時砲撃上昇(7~10.6%x味方攻撃回数,2T)→後衛

クセの強い性能が続いていた周年からの流れに一石を投じる、汎用性高めの対空戦用範囲かばうサポーター。
自身の★2バージョンの上位互換と言ってもいい防御面は文句なく優秀。
さらに対シールド与ダメ上昇、兵装異常無効と新旧グリーンヒルを意識したような効果が並ぶ。
スキル進化すると与ダメ上昇量が倍増する上になんと旧ロイパッシブに準ずる火力バフを持ってくる。
さすがに機動力バフは置いてきているが、それでも範囲かばうのついでにしては破格の火力バフである。

【Merry Christmas!】アレックス・キャゼルヌ

画像
属性/役割勇将/空戦/サポーター
Aスキル砲防・空防上昇(21~30%)&砲撃力&空戦力上昇(6.4~10%)→全味方
Pスキルパラメータ上昇を受けるごとに攻撃威力上昇(3.29~5%,上限500%)→同盟キャラ
砲撃・空戦上昇(6.4~10%)→全味方
スキル進化後
Aスキル最前列攻撃(空戦120~183%)、砲防・空防上昇(27~40.5%)&砲撃力&空戦力上昇(6.4~10%)→全味方

フェスビュコックに続いて登場したバフ回数が重要となる指揮官。
1ターン目に自前で4種類6個のバフを付与できる。空戦タイプに分類されてはいるが、砲空どちらとも組ませられる性能。
一方その分それぞれの専門職バッファーにバフ量では遅れを取る。
ほかのバフ軸指揮官と組ませる、もしくはSIMなど相手にフェスオーベルがいる場合にスポット起用でぶつける運用になるか。
今後バフ数軸指揮官が追加されていけば、活躍の場も広がっていくだろう。
スキル進化するととってつけたように攻撃性能が追加。倍率強化のおかげで見た目よりは火力が出るが、あくまでおまけの範疇。

【Merry Christmas!】ダスティ・アッテンボロー

画像
属性/役割勇将/空戦/アタッカー
Aスキル砲撃・空戦上昇(6.4~10%)→全味方
攻撃(空戦106~160%)→空防最低&前二列
Pスキル受パラメータ上昇7回ごとに敵部隊から最新のバフ奪取(上限50%/バフ1個)
砲撃・空戦上昇(6.4~10%)→全味方
スキル進化後
Pスキル受パラメータ上昇5回ごとに敵部隊から最新のバフ奪取(上限50%/バフ1個)
砲撃・空戦上昇(6.4~10%)&砲防・空防上昇(21~30%)→全味方

フェスビュコック、サンタキャゼルヌについで実装された3人目のバフ軸指揮官。
相手部隊にかかったバフを奪い取るという、アッテンボローらしいトリッキーなスキルを持ってきた。
有用なバフを狙って奪い取れるわけではないため不安定ではあるが、うまくかみ合った時は強力。
1人で単体攻撃と範囲攻撃を両方持っているのも対応のしにくさという点ではなかなか面倒。
2段攻撃とはいえ攻撃倍率の低さが気になるところではあるが、そこはサンタキャゼルヌで補う設計のようだ。

配布指揮官

イベントガチャで配布された星3指揮官。該当のイベントガチャが終了した指揮官の再入手手段は現在実装されていない。

【反戦運動の指導者】ジェシカ・エドワーズ

Aスキル砲撃ダウン→敵砲撃最高+自砲防上昇
Pスキル与デバフ効果上昇

最初のイベントガチャでの配布キャラ。
当時はまだサービス開始から間もなかったためグリーンヒルが行き渡っておらず、代用として重宝された。
対人ではかばうを所持していないのが辛いが、星域なら十分活躍できる。

【優れた任務遂行能力】レオポルド・シューマッハ

画像Schumacher.png
属性/役割勇将/砲撃/サポーター
Aスキル最も砲撃力の高い味方戦隊にバフ効果(7~10.6%)アップと砲撃力(7~10.6%)アップの効果(10ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊の砲撃防御が(8~12.5%)アップ(10ターン)し、さらに自戦隊に「バフ効果を付与した対象に状態異常が発生している場合は1つ解除する状態(10ターン)」を付与 発動ターン:戦闘開始時

デバフ解除持ちなのだがヒルダの影に隠れてやや存在感が薄い。
持続ターンの関係でスキル発動毎にバフも累積していき、バフ効果アップと合わさって後半ターン程砲撃バフ量も微増する。
解除役としては専らヒルダの方が使いやすいが、未所持なら代役として使える。
また、私服ミッターマイヤーなら彼自身のスキルによる機動力増加をバフ効果アップで(僅かだけど)増量できる。

【緻密で整理された頭脳】ムライ

画像Murai.png
属性/役割勇将/空戦/ヒーラー
Aスキル味方部隊前二列を自戦隊の最大耐久力(8~11.6%)分回復 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル味方部隊前二列に自戦隊の最大耐久力(8.4~12.9%)分のシールド(2ターン)を付与 発動ターン:1.4.7

ヒーラーは実装数が少なく、足りない場合は頼りになる。
星3キャゼルヌと比べてスキル自体の回復量こそ控えめであるものの、シールドは擬似的な回復スキルと見なして良い。
相手の攻撃で減らされたHPを後から回復するか、減らされる分を見越して予めシールドでHPを増やしておくかの違いであり、前者は相手より遅く、後者は相手より速く(要するにパッシブで)使う事に意味がある。その意味でなら、取りこぼしの無い二種の回復スキルを備えたムライは回復総量では決して見劣りする物では無い。
ただし、そのシールドはなぜか10ターン目には発動しないため星域で使うと10ターン目に微妙にダメージを受けがち。また1ターン目の準備フェイズに発動する関係で、相手が智将ヤンを使った場合、シールドも不発するので注意しよう。

【質実剛健】アウグスト・ザムエル・ワーレン

Aスキル最前列攻撃(対賊軍時威力加算)
Pスキル砲撃上昇

初の賊軍特効キャラ。演習特効キャラは恒常にも数人いるが賊軍特効はイベントガチャのみでの実装である。
星域以外の「賊軍」や「海賊」と名前がついた部隊(仮想訓練やレイドなど)はボーナスが無効の場合があるので注意。

【毒にも薬にもなれる男】アントン・フェルナー

Aスキル空戦ダウン→敵空戦最高
Pスキル範囲かばう+空防上昇→空防最高

オーベルシュタインから攻撃性能を抜いたようなスキル構成。
デバフ量としては完凸フェルナー≒無凸オーベルシュタインといったところ。

【薔薇の騎士副連隊長】カスパー・リンツ

Aスキル攻撃→空防最低
Pスキル空戦上昇

ラップとそっくりなスキル構成。ラップとは属性の違いで使い分ける程度。
占領値も高いので揚陸部隊にしてもいい。アタッカー扱いで後方に配置されるため、戦闘部隊に混ぜた時にも生き残りやすい。

【女帝候補の公爵令嬢】エリザベート・フォン・ブラウンシュバイク

Aスキル砲防上昇→全味方
Pスキル範囲かばう+砲防上昇→砲防最高

フェルナーと対になるような性能の対砲撃範囲かばうサポーター。
本人は砲撃タイプなのだがスキルは砲撃防御バフ。

【幼年学校時代の同級生】イザーク・フェルナンド・フォン・トゥルナイゼン

Aスキル最前列攻撃(対演習時威力加算)
Pスキル砲撃力上昇

分かりやすく演習特化。能力がシンプルで扱いやすい。

【ヤン艦隊の次席幕僚】フョードル・パトリチェフ

Aスキル最前列攻撃(対賊軍時威力加算)
Pスキル空戦力上昇

ワーレンに続く賊軍特化。智将はアタッカーが少ないため頼りになる。

【悪たれのボリス・キッド】ボリス・コーネフ

Aスキル砲防上昇+範囲かばう
Pスキル味方撤退ごとに砲防上昇

ほぼ同時に実装されたフェスフィッシャーと並び、星3以上では初の知将空戦盾。
アクティブスキルではあるものの範囲かばうも所持し、演習でも賊軍でも活躍できる。
パッシブスキルが死んでいるのが玉に瑕。
ちなみに数少ないフェザーン(その他)扱いの指揮官である。フェスヤンのバフ対象外なので注意されたし。

【神経質な男】ドーソン

Aスキル砲撃ダウン→敵砲撃最高
Pスキル単体かばう+砲防上昇→砲防最高

フェスグリーンヒル以来の単体かばう付与。智将のためフェスハルトには注意が必要。

【ゴールデンバウム王朝第37代皇帝】エルウィン・ヨーゼフ2世

Aスキル回復→耐久最減
Pスキル空防上昇→回復対象

★3キャゼルヌの砲空逆バージョン。
帝国ヒーラーの数が足りない場合はお世話になるだろう。

【話のわかる人的資源委員長】ホワン・ルイ

Aスキル砲防上昇→前二列
Pスキル砲防上昇+範囲かばう→砲防最高

何人いても困らない範囲かばうサポーター。
防御バフが前2列になった分バフ量が微増している。

【沈黙提督】エルンスト・フォン・アイゼナッハ

Aスキル被ダメ時空防上昇+単体かばう
Pスキル被ダメ上昇(38.6%)→味方最前列+ダメージ分配(80%)→全体+自空防上昇

全指揮官中、圧倒的なセリフ数の少なさを誇る沈黙提督。
初の明確なデメリット効果付き指揮官で最前列への被ダメージ増加は「パラメータ低下」に該当しない為、七夕アンネローゼでも移す事はできない。
ダメージ分配の効果は「攻撃を受けた指揮官の防御を元にダメージを計算したのち、その指定%を固定ダメージとして自分以外に分配する」というもの。
5人編成なら全員に均等に、3人なら20:40:40でダメージを受けることになる。
また、シールドで防いだ分のダメージは分配対象にならない。
仕様上庇っても中後衛にも被害が出てしまうため、長く保たせたいなら周年ヒルダやボルテック等全体回復ができるヒーラーも併せて組みたい。分配によるダメージは、ダメージを受けることをトリガーとする各種スキルにも対応しており、上手く組み合わせると思わぬ編成が出来上がるかもしれない。

アイゼナッハ込みの編成では部隊内で耐久力の低い戦隊から脱落するので、前衛以外の耐久力にも気を配りたい。
理想としては全戦隊の耐久力を多く確保しておきたいが、その上で高耐久といくらかの火力を両立できる指揮官は少ないのが悩みどころ。
ラーケン(スキル進化後)と新ビッテンフェルトはPスキルの特性上、高耐久と攻撃力を両立できる為アイゼナッハとの相性は良く、また水着ジェシカも本人は耐久重視で調整しないとだが、上記二人の通常攻撃先を集中で変更できる為オススメである。

新規司令官や無課金者にとって即戦力になりがちなイベント指揮官の中では、大変に癖が強いディフェンダーであり、原作同様に運用には優秀な補佐役が必須である。
育ってるからとよく分からずに起用すると、時に思わぬ被害を受ける事になるので注意したい。

【女帝候補の侯爵令嬢】サビーネ・フォン・リッテンハイム

Aスキル被ダメ減少(19.2∼30%,1回)→二列目、範囲かばう→自
Pスキル味方撤退時砲防上昇(9.6∼15%)→二列目

ライバル?のエリザベートからやや期間を開けて実装された。エリザベートとは二つ名が一文字違い。
スキルは味方二列目を対象とするもの。前二列対象のスキルは多数実装されているが二列目のみというのは初である。
二枚盾運用を前提としている為なのか、彼女は前衛指揮官の中では多くの星4指揮官を押しのけて非常に前列に立ちやすい。
ただし範囲かばうを自身に付与してしまうので、二列目は強化できても自分自身は大して固くも無いままに積極的に最前列で庇ってしまい盾役でありながら落ちやすい。
パッシブスキルから言っても自身を犠牲に二列目を強化する意図だと思われるが、条件の割に微妙な効果量なのも難点。周年ヤンなら活かす事もできるが、そこまでしてやりたい事はその程度だろうか…

【Merry Christmas!】オリビエ・ポプラン

Aスキル空戦上昇→全味方
Pスキル砲防上昇→全味方+バフ付与時状態異常解除

クリスマス記念で実装された配布指揮官。しばらくクセの強い性能続きだったところから一転、非常にオーソドックスで扱いやすい性能。
状態異常解除が特にありがたく、通常キャゼルヌがもう一人増えた感覚で投入できる。

特典指揮官

【自治領主補佐官】ルパート・ケッセルリンク

画像IMG_7702.jpeg
属性/役割智将/空戦/サポーター
Aスキル砲防上昇→砲防最高(60~89.7%)
Pスキル砲撃ダウン→敵砲撃最高(15~22.2%)

2024年12月、ノイサガリリースから間もなくして発売されたサウンドトラックに付属した特典コードを入力することで入手できる指揮官。
性能としてはトリューニヒトの対砲撃版といったところ。

【フェザーンの歌姫】ドミニク・サン・ピエール

画像IMG_7701.jpeg
属性/役割智将/砲撃/サポーター
Aスキル砲撃力上昇→砲撃最高(70~105.1%)
Pスキル被デバフ効果減→砲撃最高(25~38.5%)

ルパートと同じくサウンドトラック付属の特典コードから入手可能。
こちらはシトレの砲撃版といった性能。

【未来への飛翔】ラインハルト・フォン・ミューゼル

画像IMG_7703.jpeg
属性/役割智将/砲撃/サポーター
Aスキル空防上昇(48~72.3%)→最前列
Pスキル智将への与回復上昇(14.4~22.5%)→最後列

ブルーレイディスクの特典として付属する交換コードを入力するともらえる指揮官。
キルヒアイスやアンネローゼと組むのにぴったりな性能。

【歴史好きの少年】ヤン・ウェンリー

画像IMG_7704.jpeg
属性/役割勇将/空戦/サポーター
Aスキル空戦上昇(56~83.9%)→空戦最高
Pスキル空防ダウン(12~18.3%)→敵空防最低

ブルーレイディスクの特典として付属する交換コードを入力するともらえる指揮官。
ラップやリンツと組ませたい性能。

その他恒常指揮官(星3以下)

【病弱な男爵】ハインリッヒ・フォン・キュンメル

画像Heinrich.png
属性/役割猛将/砲撃/サポーター
Aスキル相手部隊に砲撃力(60~89.7%)のダメージを与え、さらに回復効果(8~11.6%)(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身の砲撃力が(14~21.2%)アップ 発動ターン:戦闘開始時

キュンメル男爵家の当主にしてヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(ヒルダ)の3歳年下の従弟
先天性代謝異常という難病にかかっていて、人生の大半をベッドの上ですごしている薄幸の人

……等といった原作のイメージは全く存在しないノイサガにおけるレアリティ詐欺筆頭のアタッカー(※分類上はサポーター)
攻撃力やスキルの倍率こそ低めだが貴重な全体攻撃スキルの持ち主であり、これがサポーターという機動力の高いロールと組み合わさる事によって敵のアタッカーやディフェンダーが動く前に全体攻撃でまとめて薙ぎ倒すという信じられない役割をこなす

キュンメル(と空戦版キュンメルと言える性能のパエッタの2人。通称パエキュン)をいかに対処するかが対人戦闘における編成の1つの目安であり、基本的にはパッシブマルチガードを編成に組み込むのが定番の対処法となる
きちんと対応出来ていれば攻撃力やスキル倍率の低さから対応するのはそう難しくない

逆に言うと無対策の編成相手なら相当な下剋上も可能である

以下:別の筆者による評価
猛将キュンメル、またの名を人間機雷。
サ開当初は知る人ぞ知る強キャラだったが、生放送でも取り上げられ、話題に上がり続けた今では要注意アタッカー(サポーターなのに)の1人に名を連ねた。

彼は中衛でありながら全体攻撃スキルを持つ。
サポーター由来の高機動から繰り出される全体攻撃は初見殺し性能が高く、彼1人の存在が単体スキルアタッカーが多い帝国砲撃部隊を相手する上で、範囲かばうを軽視できない一要因となっている。
対策としては「パッシブ式」の範囲かばうを積む事。
範囲かばうが間に合いさえすればスキル倍率の低さから鍛えたディフェンダーなら食らってもカスリ傷で済む。こうなるとキュンメルは少々威力の高い機雷程度の存在と化す。

また星2由来の基礎ステータスの低さから火力か機動力どちらか一方を重視すれば、もう一方が寂しい値に収まってしまう。火力だけならベイトマンなど他にも候補はいる。されどいくら機動力を高めた所でパッシブ範囲かばうに先行できる物でも無し。キュンメルを対人上位でも通用するレベルに持っていくには、限界突破は勿論、相当な鍛錬の厳選と日々の研究の積み重ねも肝要で、育成に掛かるコストは非常に重い。
対策が周知された現在、強いという触れ込みだけで考え無しに使っても大した活躍はできないだろう。

キュンメル独自の強みを見出すなら、彼はベイトマンと違い帝国指揮官であるので、フェスハルトの強化を受けられる事。そして中衛故に機関停止を受ける事無く、一手で五回分の攻撃を確実に叩き込める点である。
範囲かばうは織り込み済み。その前提の上でどう編成を組み立てて行くかが、キュンメル使いの腕の見せ所である。

【第二艦隊司令官】パエッタ

画像paetta.png
属性/役割猛将/空戦/サポーター
Aスキル相手部隊に空戦力(60~89.7%)のダメージを与え、さらに回復効果(8~11.6%)(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身の空戦力が(14~21.2%)アップ 発動ターン:戦闘開始時

「帝国にキュンメルがいるならば、同盟にはパエッタあり!」と言われてるかは定かでは無いが、アスターテにおけるヤンの上官であり、空戦版キュンメルと言えるスキルを持つ。
基本的な運用、長所短所もキュンメルに準ずるが、同盟(空戦界隈)の事情として、空戦系旗艦は全体的に機動力が低めに設定される傾向があり、加えて帝国には機動力を強化できる指揮官も多い事から、スキルの先行勝負では遅れを取りやすい事が上げられる。そうでなくとも範囲庇う持ち指揮官が多く実装された現在、対人戦では範囲庇うは必ずと言っていい程積まれている物であり、速さに頼んだ先制攻撃だけでは一発屋の域は出られずアスターテの二の舞は避けられないだろう。
反面、同盟にはフェスフィッシャーの庇う解除スキル等、帝国にはいない多種多様な搦め手を備えた指揮官が多く在籍している。
もしパエッタを活躍させたいなら彼頼みの頑迷な戦い方に固執する事なく、一癖も二癖もあるヤン艦隊の面々と上手く連携しながら柔軟な戦略を組み立てていきたい。

【金髪の少年】ラインハルト・フォン・ミューゼル

画像S_Reinhard02.png
属性/役割猛将/空戦/サポーター
Aスキル最も砲撃防御の高い味方戦隊の砲撃防御が(48~72.3%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最も砲撃防御の高い味方戦隊にかばう(単体スキル攻撃:10ターン)を付与し、さらに砲撃防御が(8~12.5%)アップ 発動ターン:戦闘開始時

【冷静な男】フォルカー・アクセル・フォン・ビューロー

画像Buro.png
属性/役割猛将/砲撃/サポーター
Aスキル最も空戦防御の高い味方戦隊の空戦防御が(48~72.3%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最も空戦防御の高い味方戦隊にかばう(単体スキル攻撃:10ターン)を付与し、さらに空戦防御が(8~12.5%)アップ 発動ターン:戦闘開始時

スキル最大レベルで80%程度の十分な防御バフを盾役に付与しつつ、パッシブの単体かばうで不意の事故も防げる。彼らを入れるだけで盾役の安定感は大きく増す。
星域では単体かばうが必要な状況は皆無だが、対人戦では範囲かばうと並んで重要なスキルである。
戦ってみるまで編成が分からない会戦においては、おおよその攻撃に対応できるように単体範囲どちらも入れておくべきである。手軽な単体かばう付与役として、下手な星4サポーターを入れるよりも優秀なので、枠に迷ったら入れる事をお勧めする。

【春空の燕】エヴァンゼリン・ミッターマイヤー

画像eva.png
属性/役割智将/砲撃/サポーター
Aスキル味方部隊の空戦防御が(17.5~26.5%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最も空戦防御の高い味方戦隊にかばう(範囲スキル攻撃:10ターン)を付与し、さらに空戦防御が(7~10.6%)アップ 発動ターン:戦闘開始時

【イゼルローンの影の実力者】オルタンス・キャゼルヌ

画像Hortense.png
属性/役割勇将/空戦/サポーター
Aスキル味方部隊の砲撃防御が(17.5~26.5%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最も砲撃防御の高い味方戦隊にかばう(範囲スキル攻撃:10ターン)を付与し、さらに砲撃防御が(7~10.6%)アップ 発動ターン:戦闘開始時

手軽にパッシブ範囲かばうが欲しいならこの二人。
危険な範囲攻撃が飛び交うノイサガ宇宙において、どのような編成を組むにせよ範囲かばうを積まないという選択肢はまずあり得ない。
キュンメル対策は勿論、機雷対策としてもパッシブ範囲かばうの重要性は高いので、他に候補がいないなら是非とも彼女らに協力して貰おう。
防御バフは部隊全体に掛けてくれるが、それが活きる場面はあまり無く、1人辺りに掛かるバフ量も少々不十分なのが短所。
星2だし民間人なので仕方ないが、盾役の防御力に不安を感じるなら、別途ビューロー、幼ハルトらも併せて入れておこう。単体かばうも併せて完備できる。

【高度の柔軟性】アンドリュー・フォーク

画像fork.png
属性/役割智将/砲撃/サポーター
Aスキル最も砲撃力の高い味方戦隊の砲撃力が(42~62.7%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最も砲撃力の高い味方戦隊に、1ターン中に受ける攻撃回数が0回なら、ターン終了時に砲撃力(9.6~15%)を付与(10ターン)(10ターン) 発動ターン:戦闘開始時

固有の追憶やスタンプが実装され運営から妙な所で優遇される同盟のアイドル。原作と違いノイサガのフォークは使い所を選ぶものの優秀である。
砲撃アタッカー1人が攻撃を受けなかった場合、ターン終わりに砲撃力をバフするパッシブスキルを持つ。このPスキルは条件を満たせば何度でも累積していくので、10ターン目にはAスキルと合わせて最大200%近い砲撃バフがアタッカーに付与される。
星1としては破格のバフ量であるが、対人では勝つにせよ負けるにせよ10ターン目まで戦闘が続く事はそれほど無く、またアタッカーも無傷でいられる保証は無いので、どちらかと言えば星域向きなスキルである。

【国防委員長】ウォルター・アイランズ

画像Islands.png
属性/役割智将/空戦/サポーター
Aスキル最も空戦力の高い味方戦隊の空戦力が(56~83.9%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自戦隊の砲撃防御が(8~12.5%)アップし、さらに自戦隊に「バフ効果を付与した対象に状態異常が発生している場合は1つ解除する状態(10ターン)」を付与 発動ターン:戦闘開始時

スキル説明文が少々難解だが、ようするにアイランズがバフした対象者の状態異常を解除する事ができる。その為ヤンに付与された機関停止を解除して対象者を行動できる状態にする。
異常解除要員は他にも候補がいるが、課金無しで手軽に用意したいならこの人を使おう。競合相手の星4キャゼルヌと違って1人しか解除しないが、空戦バフ量自体はキャゼルヌを上回る。
注意点としてアイランズが行動する前に、アタッカーが行動してしまうと異常解除も無意味になる。アタッカーの機動力を高めた分だけ、解除役にも相応の機動力が必要となるので、彼を使うなら機動力による行動順調整テクニックはしっかり身につけよう。
なおバフ対象への異常解除能力は、自前のバフスキルだけに限らず、旗艦由来のバフスキルでも発動する。つまりトリグラフ等のバフスキルでも状態異常を解除できるという事を知っておくと、どこかで役に立つかもしれない。

【行動的ロマンチスト】アルフレット・フォン・ランズベルク

画像Landsberg.png
属性/役割智将/砲撃/サポーター
Aスキル最も砲撃力の高い味方戦隊の砲撃力が(56~83.9%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最も砲撃力の高い味方戦隊にダメージを与えた戦隊の砲撃防御(9.6~15%)ダウン(2ターン)を付与 発動ターン:1.4.7

砲撃バッファーとして及第点なバフ量であり、加えてバフ対象が攻撃した際に、相手の砲撃防御を下げる能力も付与する。
オススメは全体攻撃スキル持ち(キュンメル、ベイトマン等)と組ませる運用。
庇った人数分の攻撃が1人に集中する仕様はデバフ効果にも適用されるので、スキルカンストの場合1人辺り15%、つまり5人分で最大75%の砲撃防御ダウンを庇った盾役に集中させる事ができる。
下がった砲撃防御を元に2ターン目をブリュンヒルト等で畳み掛けて行くと良いだろう。
注意点としてキュンメルやベイトマン以外にも砲撃アタッカーを入れた場合、バフ対象がそちらへズレてしまう可能性がある。アタッカー複数運用でデバフを重ねて行きたいならロイエンタールを使った方が良いだろう。

【武功に逸る貴族】ヒルデスハイム

画像Hildesheim.png
属性/役割勇将/空戦/サポーター
Aスキル最も空戦力の高い味方戦隊の空戦力が(42~62.7%)アップ(3ターン)発動ターン:1.4.7.10
Pスキル最も空戦力の高い味方戦隊にダメージを与えた戦隊の砲撃力(7.2~10.8%)ダウン(2ターン)を付与、持続(2ターン)発動ターン:1.4.7

帝国指揮官でありながらほぼ唯一の空戦バッファー。
帝国縛りの条件を維持しながらフェスケンプの空戦力を強化できる数少ないオプションとして注目されるかも?
残念ながら空戦バッファーとしては星1相応に凡庸。スキル強化でメルカッツが空戦バッファーを半分兼ねるようになったので、多分出番は無いだろう…
Pスキルはバフ対象が攻撃した相手の砲撃力を下げる事ができるが、攻撃対象は低火力のディフェンダーである事が殆どなのであまり有用な場面は無い。

【忠義の幕僚】ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン

画像Bergenglun.png
属性/役割猛将/空戦/アタッカー
Aスキル相手部隊に空戦力(96~143.7%)のダメージ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身の空戦力が(12.8~20%)アップ 発動ターン:戦闘開始時

【厳しき教官】ダグラス・ベイトマン

画像Bateman.png
属性/役割猛将/砲撃/アタッカー
Aスキル相手部隊に砲撃力(96~143.7%)のダメージ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身の砲撃力が(12.8~20%)アップ 発動ターン:戦闘開始時

全体攻撃スキルを持つアタッカー。間違われやすいがベルゲングリューンは空戦スキル、ベイトマンは砲撃スキルである。
原則としてノイサガの範囲攻撃は(フィッシャーを使わない限り)範囲かばうの上から叩きつける物であると覚えておいてもらいたい。
範囲かばうは仕様上、庇った人数分の攻撃がかばう保持者に集中する(ドラクエの仁王立ち方式)。つまり二人のスキルを庇った場合、合計700%分のダメージが盾役に集中する為、星3どころか下手な星4アタッカーより高倍率な攻撃スキルとなる。競合としては同じ全体攻撃スキルを持ちながら、サポーター故に機関停止を受けずスキル発動が早いキュンメル、パエッタがいるものの単純な火力ではこちらに軍配が上がる。
帝国指揮官なのに空戦、戦闘艇パイロットなのに砲撃と、スキルの誤植が疑われる二人だが上記の仕様とケンプの強さを考えるに、もしスキルが入れ替わりフェスハルト&フェスヤンの強化対象となったら星3としては強すぎる故の調整かもしれない。

【横暴な領主】マクシミリアン・フォン・カストロプ

画像Kastropf.png
属性/役割猛将/空戦/アタッカー
Aスキル相手部隊に空戦力(72~108%)のダメージ 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身の空戦力が(9.6~15%)アップ 発動ターン:戦闘開始時

かませ役でありながら、固有の追憶や専用旗艦が実装され謎に優遇される男。
本編で軍才があった事を反映してか、なんと全体攻撃スキル持ち。とはいえ星1相応の低倍率&低ステータスでケンプやベルゲングリューンには遠く及ばない。しかし帝国貴族縛りで編成を組むなら空戦部隊として主力を張れるだろう。(やる人いるか?)

【士官学校事務次長】アレックス・キャゼルヌ

画像Caselnes.png
属性/役割智将/空戦/ヒーラー
Aスキル最も耐久力が減っている味方戦隊を自戦隊の最大耐久力(12~18.3%)分回復 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に回復を行った対象の砲撃防御(12.8~20%)アップ(3ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

回復対象におまけで砲撃防御バフも付与できる。
バフ付与は回復後であり、殆どの場合ヒーラーは最後に行動するので、一通りのスキル攻撃を受けきってから防御バフが付与される事になる。
また防御バフは3ターン持続するものの、回復直後のターンもここに含まれる。つまりこの防御バフが実質の意味を持つのは、旗艦スキルと通常攻撃を受ける2-3ターンまでであるのを留意しよう。
恒常星3ヒーラーの中では実用的(というか他が微妙)なパッシブスキルとまともな回復量から、シトレ実装前までは主力の同盟ヒーラーであった。
現在でも新規参入者や微課金司令官には、心強く縁の下から支えてくれるだろう。

【大いなる謎】総大主教

画像shukyou.png
属性/役割猛将/砲撃/ヒーラー
Aスキル最も耐久力が減っている味方戦隊を自戦隊の最大耐久力(12~18.3%)分回復 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身の空戦防御が(12.8~20%)アップ(10ターン) 発動ターン:戦闘開始時

外見からはとても想像つかないが猛将ヒーラー。
パッシブスキルは殆ど役に立たないが、時期を問わず入手できる恒常ヒーラーでは他に有力な候補が姉上とキャゼルヌくらいしかいない為、ゲーム始めたてで頭数が揃わないうちは使っていくしか無い。回復量自体は星3相応にある。
ちなみにゲーム内での彼の所属は帝国でも同盟でもフェザーンでも無い第四の勢力、地球教である。主教以外で他に地球教扱いなのはデグスビイのみ。

【国を売る男】ニコラス・ボルテック

画像Boltik.png
属性/役割智将/空戦/ヒーラー
Aスキル味方部隊を自戦隊の最大耐久力(4.8~7.5%)分回復 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身の砲撃防御が(12.8~20%)アップ(10ターン) 発動ターン:戦闘開始時

恒常星3唯一の全体回復ヒーラー。理論上の回復総量は自身の耐久力の約4割にも及ぶなかなかの量だが、1人辺りの回復量では底辺レベルで今まで日の目が当たらなかった。しかしダメージ分配スキルを持つアイゼナッハの実装によって、理論通りの回復量を発揮できるようになり、注目を集め始めている。周年ヒルダを育てる程の余裕は無いけど、手軽にアイゼナッハを使ってみたいなら併せて採用を考えてみてはどうだろうか。
なお注意点として彼の所属はフェザーンな為、フェスハルトのバフには参加できない。

【善良で良識的な地方領主】フランツ・フォン・マリーンドルフ

画像Mariendorf.png
属性/役割勇将/砲撃/ヒーラー
Aスキル最も耐久力が減っている味方戦隊を自戦隊の最大耐久力(11~16.4%)分回復 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に勇将属性の対象に対して回復スキルの回復量(11.2~17.5%)アップ(10ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

回復対象が勇将の場合回復量が割増される。
星2であり回復量はそれ程ではないが、勇将に限ればそこそこ。グリーンヒルがメイン盾として注目される中で、相性の良いPスキルを持つマリーンドルフ伯も回復(介護)役として自然と注目を集めていった。
帝国指揮官なのでフェスハルトやミュラーと併せても良いが、あくまで星2相応のヒーラーなので過度な役割は期待しないように。

【第十二艦隊司令官】ボロディン

画像Borodin.png
属性/役割猛将/空戦/ディフェンダー
Aスキル自身の砲撃防御が(24~35.7%)(3ターン)アップし、さらにかばう(範囲スキル攻撃:3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に、ダメージを受ける度に砲撃防御(6.4~10%)アップ(2ターン)を付与、持続(2ターン) 発動ターン:1.4.7

アクティブなので過信できないが範囲かばうを用意できる。環境的に優秀色の猛将なのも◯。
Pスキルは相手の手数が多いほど自身が硬くなる物で、配布キャラのボリスより活かせる機会はあるがそれでも微妙。
というのもラーケンと違い2ターンまでしか持続しない為、3倍数ターンでの通常攻撃を受けても防御力は伸びず、一番肝心なAスキルターンに防御バフを持ち越せない欠陥を抱えている。さらに最終ターンではPスキル自体が発動しない。
一軍ディフェンダーが育った後は二軍部隊の盾役として使って行こう。

【若き分艦隊司令官】ダスティ・アッテンボロー

画像Attemborough_uc.png
属性/役割勇将/空戦/ディフェンダー
Aスキル自身の砲撃防御が(24~35.7%)(3ターン)アップし、さらに回復効果(12~18.3%)(3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に智将属性の戦隊から攻撃を受ける際、被ダメージ(12.8~20%)ダウン(10ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

自前でかばうを持たないが、智将タイプからのダメージを抑える事ができる。星域で当座を凌ぐ為の盾役として使うなら及第点

【忍び足の豹】ギュンター・キスリング

画像Kissling.png
属性/役割智将/砲撃/ディフェンダー
Aスキル自身の空戦防御が(24~35.7%)(3ターン)アップし、さらにかばう(単体スキル攻撃:3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に後衛の戦隊から攻撃を受ける際、被ダメージ(6.4~10%)ダウン(10ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

Pスキルは属性問わず後衛からのダメージを抑えてくれるが、代りに効果自体はファーレンハイトと比べて控えめ。
自前で単体かばうも用意できる。ただし星域では単体かばうの需要はそれ程無く、かといって対人で使うにも知将故にフェスハルトが天敵。
他の星3ディフェンダー同様、あくまで繋ぎとして使うに留まるだろう。

【食うために軍人になった男】アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト

画像Fahrenheit_uc.png
属性/役割智将/砲撃/ディフェンダー
Aスキル自身の空戦防御が(24~35.7%)(3ターン)アップし、さらに回復効果(12~18.3%)(3ターン)を付与 発動ターン:1.4.7.10
Pスキル自身に猛将属性の戦隊から攻撃を受ける際、被ダメージ(12.8~20%)ダウン(10ターン)を付与 発動ターン:戦闘開始時

星3アッテンボローの空戦防御版。こちらは猛将からのダメージを抑えてくれる。別途範囲かばうも必要だが、当面の空戦拠点攻略用の盾として十分役立ってくれる。
ビューローも入れてしっかり追憶旗艦で固めればもしかしたらケンプも耐えれるかも?


*1 通常攻撃不可