特急・急行列車 
- 大回り乗車でも、実際に乗車する区間の特急券・急行券を購入すれば乗車する事が出来ます。(新幹線は不可*1)
なお指定席特急券は、指定された列車に限って有効です。
自由席特急券は、有効期間開始日当日のみ有効です。
JR東日本:きっぷに関するご案内(特急券)
- 特急料金は列車毎に実際に乗車する区間の営業キロで計算します。(小数点以下は切上げ)
在来線の特急料金にはA特急料金とB特急料金とがありますが、
東京近郊区間内大回りで使える特急の大半はB特急料金が適用されます。
以下、基本的にこのB特急料金を基に記載します。
(※A特急料金適用列車:サフィール踊り子*2・成田エクスプレス)
- 営業キロと特急料金とは距離帯で区分されます。
- 50Kmまで :¥1050(指定席)/¥520(自由席)
- 51Km~100Kmまで :¥1480(指定席)/¥950(自由席)
- 101Km~150Kmまで:¥1890(指定席)/¥1370(自由席)
- 151Km~200Kmまで:¥2290(指定席)/¥1760(自由席)
(以降省略)
※指定席は上記価格から閑散期は¥200引き、繁忙期は¥200増し、最繁忙期は¥400増しになります。
JR東日本管内と北海道新幹線、北陸新幹線
閑散期:1月7日~2月の末日、4月21日~4月26日、5月7日~5月10日、6月1日~7月15日、9月1日~10月10日、11月1日~12月27日(金土休日および休前日除く)
繁忙期:3月21日~4月5日、8月1日~9日、7月・9月・10月・11月の祝日が土・日曜と連続し3連休以上となる場合の当該連休とその連休の前日
最繁忙期:4月27日~5月6日、8月10日~8月19日、12月28日~1月6日
JR東海・西日本・四国・九州と東日本と東海直通列車(2022年3月31日まではJR東日本管内でも適用 参考までに掲載)
閑散期:1月16日~2月の末日、6月、9月、11月1日~12月20日(金土休日および休前日除く)
繁忙期:3月21日~4月6日、4月28日~5月6日、7月20日~8月31日、12月25日~1月10日
2023年度のJR東海・西日本・四国・九州と東日本と東海直通列車(参考までに記載)
閑散期:4月10日~4月27日、5月8日~11日、6月1日~7月20日、9月4日~10月5日、12月4日~12月21日、1月9日~2月の末日(金土休日および休前日除く)
繁忙期:4月1日と4月2日、7月14日~7月18日、7月28日~8月27日の金土休日(最繁忙期の該当する日を除く)、8月9日、8月14日、8月15日、9月15日~9月18日、10月6日~11月26日の金土休日と休前日、12月28日、12月31日、1月2日、1月5日、2月9日~2月12日、3月22日~3月31日
最繁忙期:4月28日~5月7日、8月10日、8月11日、8月13日、8月16日、12月29日、12月30日、1月3日、1月4日
※JR-東武直通特急とあかぎには閑散期・繁忙期の区別はありません。
※寝台車・グリーン車利用の場合は自由席特急料金を適用します。
※こどもの特急料金はおとなの半額です。(端数切捨て)
※成田エクスプレスで錦糸町-代々木を通過する場合は中央線・総武線経由*3、品鶴線(横須賀線)品川-鶴見間を通過する場合(湘南新宿ライン含む)は川崎経由*4、湘南新宿ライン西大井-品川-田端-赤羽間を通過する場合は東京・田端経由*5、湘南新宿ライン池袋-赤羽間を通過する場合は赤羽線(埼京線)経由*6、上野-赤羽間を通過する場合は田端経由*7、東京-蘇我間を通過する場合は総武本線・外房線経由*8で計算します。
- ひたち・ときわ・スワローあかぎ・中央線特急・踊り子・湘南の特急料金は上記とは異なる料金が適用されます。
- 50Kmまで :¥760
- 51Km~100Kmまで :¥1020
- 101Km~150Kmまで:¥1580
- 151Km~200Kmまで:¥2240
(以降省略)
※上記の値段は、乗車前に事前に指定席特急券又は座席未指定券を購入した場合の値段です。
乗車後に車内で購入した場合は、上記値段+¥260になります。
※閑散期・繁忙期の区別はありません。
※自由席はありません。指定席を確保していない場合でも座席未指定券があれば乗車出来ます。
- 急行料金は列車毎に実際に乗車する区間の営業キロで計算します。
(小数点以下は切上げ)。指定席・グリーン車等利用の場合は別に指定席券・グリーン券等が必要です。指定席券、グリーン券は快速・普通列車と共通ですので下の欄を参照してください。
有効期間は、有効期間開始日当日とその翌日の2日間です。
- 営業キロと急行料金とは距離帯で区分されます。
- 50Kmまで :¥520(JR東日本B特急料金適用区間内)
- 51Km~100Kmまで :¥760
- 101Km~150Kmまで:¥1000
- 151Km~200Kmまで:¥1100
- 201Km~(無限大) :¥1320
- 特急券・急行券ともにひたち・ときわ・スワローあかぎ・中央線特急・踊り子・湘南を除き乗車前の購入でも乗車車内での購入でも料金は変わりません。
ただし指定席特急券は予め座席指定を受けている事が条件です。
快速・普通列車の指定席・グリーン車 
※特急・急行のグリーン車は、こちらを参照してください。
- 大回り乗車でも、実際に乗車する区間の快速・普通列車用指定券/グリーン券/ICグリーン券を購入すれば乗車する事が出来ます。ここでは主に普通列車グリーン券についてを記載します。
- ICグリーン券
- Suica/PASMO/TOICA/Kitacaに券売機等でグリーン券情報を書き込んだ状態を示します。ICOCA等、その他の相互利用可能なICカードとEASYモバイルSuica、モバイルPASMO*9は利用できません。モバイルSuicaの場合は携帯電話から決済します。駅の券売機に
突っ込んでも入れても係員にお尋ねくださいと出るだけです。
ただ単に一定金額がチャージしてあるだけの状態とは異なります。
また、ICグリーン券は乗車券とは無関係なため、他のICカードや紙のきっぷ等との併用も可能です。
- 有効期間は、有効期間開始日当日のみ有効です。
ICグリーン券は乗車後、頭上のカードリーダにタッチし緑灯が点灯することで有効になります。
ただし頭上にカードリーダが無い車両を使用する列車(現在は該当列車なし 過去の事例として湘南ライナー、おはようライナー新宿、ホームライナー小田原)については、検札時にICグリーン券情報が入っているICカードを乗務員に渡します。 - グリーン券は1つの列車に1枚必要です。
ただし山手線を通り抜ける方向に乗換える場合、および、東海道線藤沢方向-横須賀線北鎌倉方向に乗換える場合は、改札を出なければ1枚のグリーン券/ICグリーン券で乗車することができます。
この場合、料金を算出する営業キロは、乗車区間を通算した営業キロが適用されます
なおICグリーン券で乗換える場合は、下車時と乗車時にそれぞれ頭上のカードリーダに再タッチします。
例:○ 茅ヶ崎(東海道線)戸塚(湘南新宿ライン)大宮(高崎線)熊谷
○ 大船(横須賀線)東京(総武快速線・成田線)成田空港
○ 上野(宇都宮線)大宮(湘南新宿ライン特快)高崎
○ 茅ヶ崎(東海道線)大船(横須賀線)鎌倉
× 小山(宇都宮線)大宮(高崎線)熊谷
× 尾久(宇都宮線)上野(常磐線)北千住
× 成田(成田線・総武本線)千葉(内房線)君津
- グリーン料金は営業キロの距離帯と利用日により区分されます。
- 50Kmまで :¥780(平日)/¥580(土休祝日・年末年始)
- 51Km~(∞) :¥1000(平日)/¥800(土休祝日・年末年始)
※上記の値段は、乗車前に事前にグリーン券/ICグリーン券を購入した場合の値段です。
乗車後に車内で購入した場合は、特殊な場合を除いて*10、上記値段+¥260になります。
※JREポイントでSuicaグリーン券に引き換えると通年600ポイントで交換が可能です。この場合50km以内のホリデー料金を除いてお得なので買い物や乗車ポイントで稼いだ分を使うことも出来ます。期間限定ポイントも有効なのでキャンペーン等で貯めて引き換えるのも有効です*11。
※品鶴線(横須賀線)品川-鶴見間を通過する場合(湘南新宿ライン含む)は川崎経由*12、湘南新宿ライン西大井-品川-田端-赤羽間を通過する場合は東京・田端経由*13、湘南新宿ライン池袋-赤羽間を通過する場合は赤羽線(埼京線)経由*14、上野-赤羽間を通過する場合は田端経由*15で計算します。
※満席でデッキや通路に立席で乗車する場合でも、グリーン券/ICグリーン券は必要です。
もちろん乗車後に車内で購入した場合には、上記値段+¥260となります。
なお普通車からグリーン車を通り抜けて反対側の普通車へ移動する場合、グリーン券は不要です。
その際はグリーンアテンダントに一言断りましょう。着席したり車内混雑でグリーン車内に留まることなったりした場合は、グリーン料金を請求されます。ラッシュ時間帯には一部区間で普通車-グリーン車間を閉鎖する場合があります。
- 君津-館山-安房鴨川-上総一ノ宮、成田-佐原-松岸、成東-松岸や中央線・武蔵野線のホリデー快速など、定期列車にグリーン車の連結が無い区間や稀少な区間は下記の値段になります。(指定席・自由席同額)
ICグリーン券やグリーン券1枚での乗継ぎの取扱い、車内購入での割増料金、土休日料金等はありません。
※臨時快速列車などの指定席グリーン車は区間を問わず、こちらの取扱いになります。なお、指定席グリーン車には閑散期・繁忙期の区別はありません。- 50Kmまで :¥780
- 51Km~100Kmまで :¥1000
- 101Km~150Kmまで:¥1700
(以降省略)
- 中央線や武蔵野線のホリデー快速やムーンライトシリーズの指定席料金は閑散期¥330,通常期¥530です。繁忙期はありません。閑散期の期間は特急列車と同様です。JR東日本管内のみ乗車する場合はJR東日本管内で適用される閑散期の期間が適用されます。
- 2021年9月分より指定席取り扱いを開始したB.B.BASEは¥840(通年同額)です。
- その他詳細は、JR東日本:きっぷに関するご案内(グリーン券)
を参照してください。
おトクな区間 
上記を踏まえると、料金区分ギリギリの区間を狙うとトクする事が分かります。
ここでは大回りで使えるそうした区間を挙げてみます。
- 50Kmまで
- 東海道線・横須賀線方面
- 山手線内発
- 宇都宮線・高崎線方面
- 常磐線方面
- 房総方面
- その他
- 100Kmまで(特急利用向け)
- 東海道線方面
- 中央線方面
- 東京-大月/青梅
- 宇都宮線・高崎線方面
- 常磐線方面
- 房総方面
- その他
備考 
- ひたち、ときわ、スワローあかぎ、あかぎ(指定席)、成田エクスプレス、中央線特急、踊り子、
、湘南ではえきねっとチケットレスサービスがあります。ひたち、ときわ、スワローあかぎ、中央線特急、踊り子、湘南は事前料金から100円引き、成田エクスプレスはA特急料金から200円引き、あかぎ(指定席)はB特急料金から300円引きになります。ひたち、ときわ、スワローあかぎは最安値となります。成田エクスプレスでも房総料金回数券・えきねっとトクだ値を使わない限り最安値となるのでこれらの特急利用時には使いたいところ。最近ではプリペイド式のクレジットカード*19も出ているのでクレジットカードに抵抗がある人でも気軽に利用できます。
- えきねっとチケットレスサービスで利用する場合、151Km~250km区間を利用する場合は分割購入した方が安くなります。
- JREポイントでえきねっとチケットレスサービスに対応している特急列車の特急券に交換することも可能です。この場合は通常の特急料金より更に安い値段で交換出来るのでJREポイントが貯まっている場合は積極的に利用したい。この場合は101km~150km区間を利用する場合は分割購入した方が安くなります。なお、普通列車グリーン車とは異なり期間限定ポイントは利用できません*20。
- 成田エクスプレスのと房総特急にはえきねっとトクだ値チケットレスサービス
のサービスがあります。それぞれ対象列車と区間がありますので事前に確認してから利用してください。これは料金券のみとなりますので大回りでも利用可能です。成田エクスプレスと房総特急の101km以上*21利用する場合は最安値となり、当日発車時刻まで購入出来るので利用を忘れないようにしたい。