プロファイルと設定 (Profiles & Preferences)

Last-modified: 2015-01-02 (金) 16:53:41

原文 = http://ankisrs.net/docs/dev/manual.html#profileprefs


目次



プロファイル

1 台のコンピュータ上で 2 人以上で Anki を使いたい場合、それぞれのユーザーに独立したプロファイル (profile) を作成することができます。それぞれのプロファイルが、それぞれのコレクションとそれぞれの設定をもちます。プロファイルはメニューの ファイル→プロファイルを変える (File→Switch Profile) から設定できます。

ノート

複数のプロファイルは、複数のユーザーがいる場合に用いられることを意図しており、AnkiWeb は同期時に1つのプロファイルのみ同期します。データ内容を分けるには、プロファイルを分けるのではなく、単語帳を分けるべきです。例外は、他のデバイスと同期しないような変更を他のプロファイルを用いて実験する場合などです。

Anki の設定 (preferences) ウィンドウから、プロファイルにパスワードを設定することができます。パスワードを設定してもコレクションは暗号化されないため、ハードディスク上の場所からファイルを改ざんすることができます。パスワードによる保護は、教室のような環境において生徒が他人の単語帳や設定を勝手に変更しにくくすることを意図しています。

設定

設定は Windows/Linux ではツールメニュー内に、Mac では Anki メニュー内にあります。複数のプロファイルがある場合、すべての変更は現在のプロファイルにのみ適用されます。

基本 (Basic)

HTMLを外してテキストをペーストする (Strip HTML when pasting text) オプションは Anki のエディタにテキストを貼り付けたときに文字書式を取り除くかどうかを設定します。デフォルトでは、貼り付けたテキストの文字書式は取り除かれ、代わりにカードテンプレートによる文字書式が用いられることになります。文字書式を保持したままにしたければ(これにより太字テキストなどを貼り付けられるようになります)、このオプションからチェックを外してください。

デフォルトではクリップボードの画像は JPG ファイルとして貼り付けられ、ディスク容量を節約します。代わりに PNG 画像として貼り付けるには クリップボード画像をPNGとして貼り付ける (Paste clipboard images as PNG) オプションを使用してください。 PNG 画像は透過背景をサポートしており画質劣化がありませんが、一般にファイルサイズがかなり大きくなります。

1つ目のドロップダウンは、ノートタイプと単語帳の関連動作を設定します。デフォルトは "カード追加の時、現在の単語帳を既定にする" ("When adding, default to current deck") になっており、Anki はそれぞれの単語帳で最後に使われたノートタイプを記憶し、次回の単語帳選択時にもその単語帳を選択します(それに加え、追加ボタンを押した場合は、現在の単語帳が選択される)。他には "ノートタイプによって単語帳を選択" (Change deck depending on note type) オプションがあり、それぞれのノートタイプについて最後に使われた単語帳を記憶します(追加ボタンを押した場合、最後に使用したノートタイプの追加ウィンドウを表示する)。それぞれの単語帳について1つのノートタイプしか使わない場合は、こちらの設定の方が便利です。

2つ目のドロップダウンは新規カードの表示法を3種類の中から設定します:学習カードと混ぜる、復習カード前、復習カード後

一日の開始 (Next day starts) オプションでは、翌日のカードが表示され始めるのがいつかを設定します。デフォルトでは 4 AM になっており、午前零時頃に学習していた場合でも 1 セッションの学習に 2 日分の復習カードが表示されるのを防止します。もしあなたが非常に夜遅くまで起きていたり、朝早くに起床する場合には、この時刻をあなたが通常は寝ている時刻に設定しておくのがよいでしょう。

先取り学習の限度 (Learn ahead limit) は現在の単語帳に学習中のカードを除いて他に勉強すべきカードが残っていない場合の挙動を設定します。デフォルトの設定は 20 分になっており、他にすべきことがない場合は残り 20 分以内に期限切れとなる学習中カードを先行して表示させます。0 に設定した場合、Anki は常に期限切れとなるのを待ち、残りのカードの復習時間がやってくるまでの間、おめでとう (congratulations) 画面を表示します。

タイムボックスの制限時間 (timebox time limit) タイムボックスは長時間の学習(30 分の学習セッションなど)を短いブロックに分け、集中力の維持を助ける仕組みです。タイムボックスの制限時間を 0 分以外に設定した場合、Anki は設定した時間制限ごとに学習したカードの枚数を報告します。