艦艇整備記録Ⅰ(攻略例)

Last-modified: 2020-04-19 (日) 21:11:39

:Rule the Waves2(Ver1.17)日本プレイにおける、主要艦艇の整備記録です(駆逐艦、コルベットは割愛しています)。
:艦隊サイズは新たに追加された「Super large」、他には「Manual build of legacy fleet」にチェックを入れた状態で、1900年スタート、1970年までプレイしました。(※2020年2月22日修正。「Historical resources」にチェックをつけていたと以前書きましたが、後日確認したところ、未チェックの状態で始めていた様でした。作者の勘違いでした。以下のプレイ内容は、「Historical resources」のチェックを外した状態でのプレイ内容となります。作者の確認不足で大変ご迷惑をおかけいたしました)
:以前書いた「戦略提案(日本)」と基本的な建艦方針は同様です。違う点は、「Super large」では予算が多くつくので、建造数が増えています。
:初心者の方がどんな設計の艦艇を整備していけば良いかの参考になるといいなと思ってこのページを作りました。本ゲームを始めたての方、どうぞお役立てください。また、熟練プレイヤーの方も、「こんなやり方もあるのか―、へー」と思ってご覧いただければ幸いです。
:以下、艦艇の設計年度順に、艦種混合で設計データを掲載いたします。画像は1970年度時点で開いたデータになります。
:建造数、戦没数、退役時期ものせてみましたが、記憶がちょっと曖昧な部分があるので、記事の味付け程度にお考え下さい。

更新履歴

※2020年3月19日ページ増築。1:CA1900型装甲巡のコスト削減型を追加。2:同装甲巡の使い方の例を掲載。3:CL1900型防護巡洋艦のより軽巡らしい絵をご紹介。4:特型っぽい駆逐艦を追加(ページ後半)。5:航空戦艦を試作してみたので掲載。その運用の感想など(ページ後半)。
※2020年4月14日修正。クロスデッキファイア使用の戦艦BB1909を「準弩級戦艦」としていましたが、これは「弩級戦艦」が正解でした。また、現実でもこの様な主砲配置の弩級戦艦が多数建造されていたことを確認しました。
※2020年4月19日記事追加。通商破壊専用AMCの設計例をご紹介。艦艇設計例の末尾に追加しました。※今回から最終更新は太字にすることにしました

・B1900型前弩級戦艦

1900B.png
 フランスに発注した、速力21ノットの、この時代としては破格の高速力を持つ前弩級戦艦です。攻略用に作ったので史実の艦艇設計は無視して、装甲の「Belt extended」、「Deck extended」の部分は0にしています。無くても戦術上、不利になる面はほとんどありません。
 21ノットの速力にしたのは、以下のCA1900型装甲巡洋艦と共同しやすくするためです。機動力を生かし、敵の戦艦部隊の機先を制して、各個撃破戦法で猛威を振るうことができました。
 相応に活躍しましたが、激しい戦闘の矢面に立ったため、建造艦8隻の内半数の4隻が戦没しました。
 1920年代初頭、空母改装を検討しましたが、搭載機数が艦の大きさに比べて割に合わなかったので退役。

・CA1900型装甲巡洋艦

1900CA.png
 上記のB1900型前弩級戦艦と共同して行動できる装甲巡としてアメリカに発注した艦になります。艦隊決戦時には戦艦部隊の隊列の後方から支援射撃し、敵の巡洋艦には戦艦と同等の主砲火力で優位に立とうという発想です。巡洋戦艦というよりは、ドイツのポケット戦艦的な発想で作りました。
 装甲巡としては1910年までは最強の部類で、戦艦と同じ主砲を搭載したことで艦隊決戦時も戦艦部隊に随伴して有効に活躍させることができました。
 合計8隻建造、2隻が戦没。防御は装甲巡なので、戦艦と直接撃ち合うと不利です。残存艦は軽空母に改装、後に護衛空母として、最後まで使い倒しました。

・CA1900C型装甲巡洋艦

1900CAC.png
 上記の装甲巡を、装甲方式考察の結果を交えて省略化した型。初期から出せる装甲巡としては間違いなく強いので、コストを削減して数を揃えやすくできないかなと思って作ってみました。
 使ってみた感想ですが、コストが削減されつつ、戦力としてはほぼ同等の使い勝手だったので上々の結果でした。ただ、元の排水量が小さくなっているので、空母改装とかをする時に若干余裕がありませんでした。
 軽巡なしでプレイしようというつもりで作ったデータなので、植民地警備用にColonial serviceにチェックを入れています。

・参考画像:上記装甲巡洋艦の使い方
12インチ砲搭載装甲巡洋艦の典型的な運用方法(こちらの戦艦は2隻だが、実質4隻分の火力).png
 プレイデータが一致していないので艦影が違うので申し訳ないのですが、使い方のイメージをご紹介。
 こんな風に、戦艦の隊列の後方に寄せて、敵弾は戦艦に受け止めてもらいつつ、装甲巡で火力強化する感じです。
 本ページでご紹介している前弩級戦艦は協働を意識して速力を21ノットとしていますが、19ノット程度に抑えて、装甲を厚めにしてもいい感じに使えます。参考にしていただく際には、速度を取るか、装甲を取るか、どちらでもお好みで使っていただいて大丈夫です。どっちでもうまく機能させられます。

・CL1900型防護巡洋艦

1900CL.png
 アメリカに発注した防護巡になります。当時の艦を真似しなら絵を描いたのですが、何か転覆しそうな見た目になってしまいました。
 搭載砲を主砲のみで統一したことにより、まずまずの砲戦性能を持ちます。
 途中、25ノットを発揮できるように改装しましたが、後継艦の建造に伴い初期建造艦の中では真っ先に退役。建造数は3隻です。

・CL1900型防護巡洋艦(他プレイ)

1900CL(他プレイ).png
 一般的な軽巡の形に近づけてお絵かきしたものになります。他プレイで描き直したのでご紹介。
 スペック的には、速度を1ノット我慢してちょっとだけコストを削減しています。初期の防護巡は代替えが前提なのでこれでもいいかなと。

・B1902型前弩級戦艦

1902B.png
 B1900型前弩級戦艦の小改良版です。イギリスに発注。副砲を強化しています。
 使い方はB1900型前弩級戦艦と全く一緒です。4隻建造。

・B1905型準弩級戦艦(他プレイ)

1905B.png
 今回のプレイでは建造しなかった艦ですが、こういう船もあるということで参考のために他データから引っ張ってきました。
 中心線3砲塔とかの技術が無い時代に、大口径の副砲を多数装備することで戦闘力の向上を図った種類の艦で、前弩級戦艦のなかでも弩級戦艦に近い攻防力を持つ、準弩級戦艦などとも呼ばれるタイプの船です。
 ただ、この設計案だと、副砲の装甲がちょっと足りなかった様で、副砲塔を撃ち抜かれて爆沈する事故が発生しました。副砲が5インチとか6インチなら誘爆しても耐えられるみたいですが、9インチとか10インチ以上になると、この規模の船だと致命傷になるみたいです。
 作るなら、副砲も装甲厚10インチ以上、できれば主砲と同じ12インチの厚みが欲しいです。

・CL1905型防護巡洋艦

1905CL.png
 CL1900型防護巡洋艦の後期生産型的な位置づけです。転覆しそうな見た目もまんま継承しています。3隻建造。

・BC1906型巡洋戦艦

1906BC.png
 巡洋戦艦と言っていますが、位置づけ的にはCA1900型装甲巡洋艦の後継艦です(史実でも巡洋戦艦の嚆矢は装甲巡から発展しています)。普段のプレイでは、この年代はまだ海外に発注したりするのですが、いい12インチ砲が買えたので国産することになりました。
 1910年代は割と活躍しましたが、1920年代には明らかに陳腐化しており、改装してもコストパフォーマンスが見合わなかったので退役させました。ちょっと短命な艦です。
 4隻建造、1隻戦没。

・BB1909型弩級戦艦

1909BB.png
 他国が弩級戦艦を揃え始めたので、それに対抗するために建造した、クロスデッキファイア採用の弩級戦艦です。
 この時期の弩級戦艦といっても、中心線3砲塔艦や4砲塔艦ばかりなので、条件さえ良ければこの配置の方が強いです。
 1910年代は主力として十分活躍でき、1920年代でも割と通用します。さすがに1930年代になると性能が陳腐化したので退役させました。
 2隻建造。

・BB1912型弩級戦艦

1912BB.png
 中心線4砲塔、3連装砲塔の技術が入手できたので、より効率のいい、強力な戦艦をということで新規設計して建造した戦艦になります。
 13インチ砲でも数があれば長く通用するかなと思ったのですが、14インチ砲とか15インチ砲搭載艦に対抗するにはやっぱり不安だったのと、後継艦の建造が進んだのもあって、主力戦艦としての活躍は1920年代までで、1930年代は本国海域の防衛用として活躍しました。1940年前後に、予算確保のために退役。
 2隻建造。艦名は「扶桑」「山城」。

・CL1913型軽巡洋艦

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 この時期の軽巡洋艦は速力の面で陳腐化が早いです。CL1900型防護巡洋艦系列の後継として3隻建造。
英国に発注しているのは、この時期はまだ技術的な優位があるのと、6インチ砲のいいのが国産で手に入らなかったためです。

:海戦記録・1914年6月 「鬱陵島沖海戦」
対ロシア大勝1914.6.png
 対ロシア帝国との戦争で起きた艦隊決戦で、びっくりするくらい勝てたのでご紹介。
 砲撃戦訓練+夜戦訓練を実施した我が艦隊は、夜間航行中にロシア艦隊と遭遇。そのまま大海戦となり、記録的な戦果をあげることができました。
 戦艦・装甲巡の主砲が大口径砲で統一され、また、速力が21ノットと、この時期としては十分高速な部類に入る艦で構成されていたため、敵を釣り上げて各個撃破することができました。訓練の効果も大きかったです。
 それと、ロシアの特性である、「Poor education」もこの結果には大きく影響していると思われます。これは、ロシアでちょっと遊んでみた感じだと、平時に練度がGoodの船でも、戦時になるとPoorとかFairに低下する特性なのですが、これがあるおかげで開戦初期のロシア艦はカタログ通りの性能が出せない場合が多いです。日本としては狙い目ですね。

・BC1916型超弩級巡洋戦艦

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 他国の巡洋戦艦に対抗するために、英国に最新技術(主に14インチ砲品質0狙い)で作ってもらった艦です。史実の金剛型に近い性能です。
 14インチ砲だから長く使える・・・、はずだったのですが、戦没艦が相次いだのと、主砲8門だと何か命中率が低い(単純に投射弾量が少ないだけだと思いますが)ので、1940年代には退役になりました。史実と違って軍縮条約が無いので、わざわざ大改装するよりも新規建造した方が良かった、というのもあります。
 4隻建造。2隻戦没。

・BB1918型超弩級戦艦

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 他国が戦艦を大量建造する(艦隊サイズ「Super large」にしたため、自国の予算も多いが他国の予算も多い)のに戦々恐々としながら建造した戦艦になります。本当は15インチ砲のいい品質のものが使える海外に発注したかったのですが、ドッグサイズの関係で国産になりました。このため、副砲が普段よく使う6インチでは無く、国産で7インチ品質1があったのでそちらを採用しています。当時は6インチが国産だと-1品質しか無かったので・・・。
 15インチ砲10門搭載なので、結構当ててくれました。
 ただ、さすがに16インチ砲搭載艦が当たり前の時代に入ると性能的に苦しく、また、速力23ノットだと通用する時期が短いのもあって、割と運用に苦労した記憶があります。が、後継艦建造後も、準主力艦として長く活躍してくれました。
 砲撃力は割と良かったので大改装も検討しましたが、新型を作った方がいいとの判断から見送りとなり、1950年より前に退役。4隻建造。艦名は「伊勢」「日向」・・・後の2隻は忘れました。

・CVL1920型軽空母/護衛空母

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 CA1900型装甲巡洋艦を大改装し、軽空母化したものになります。搭載機数が少ないのと低速なため艦隊型空母としてはあっという間に陳腐化しましたが、護衛空母として末永く使い倒しました。

・BB1921型超弩級戦艦

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 16インチ砲が開発されたため、将来出てくる新型戦艦にも対抗できる艦として設計しました。16インチ砲9門なのは、8門だとやっぱりなかなか命中しないなと感じたためです。9門はぼちぼち当たる印象でしたが、どうしてなのでしょう? 作者の気のせいでしょうか。
 主力戦艦として長く活躍してくれた有力な艦です。敵戦艦と撃ち合って度々その力を発揮してくれました。
 しかし、この艦は悲運を背負った艦でもあります。4隻建造の予定がイベントと戦争の関係で狂い2隻建造となり、完成した艦は大きな活躍を見せましたが、1隻は何と護衛についていた味方駆逐艦の魚雷誤射により轟沈するという、なかなか波乱万丈な経歴を持ちます。
 ゲームエンドまで使っても良かったのですが、1隻だけになってしまったのと、23ノットでは使いづらかったので、1950年になる前に退役させました。
 4隻起工、2隻中止、2隻竣工、1隻戦没。艦名は「長門」「陸奥」(ちなみに沈んだのは長門の方です)。

・BC1925型超弩級巡洋戦艦

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 ゲームエンドまで使える艦を意識して建造した超弩級巡洋戦艦です。強いです。
 重量削減のためフラットデッキを採用したのと、これだけの重装甲でも至近で16インチ砲搭載艦と撃ち合うと抜かれることが普通にあるので撃沈寸前までいく事が何度もあったのですが、何とか全艦を生存させることができました。
 どうもよく分かりませんが、殺意の高い艦で、ある海戦時に瀕死の重傷を負って狭い湾内に逃げ込んだ敵戦艦数隻を、AI操作のこの艦たちが追いかけて行って、湾内でぐるぐる回りながら敵艦にトドメを刺してまわっている光景には、味方ながら戦慄させられました。
 4隻建造。艦名は「金剛」「比叡」「霧島」「榛名」。1970年時点の現役主力艦では最も長命であります。

・CL1926型軽巡洋艦

1926CL.png
 AIが出してくる新型軽巡に対抗するために建造した艦になります。4隻建造。
 性能はぼちぼちです。CL1949型軽巡洋艦の竣工に伴い退役となります。

・CV1929型正規空母

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 普段のプレイなら、もっと小さい空母から建造を開始するのですが、艦隊サイズ「Super large」は予算が豊富なので、思い切って最初から大型空母を建造しました。
 搭載機数は80機。速力は28ノットと艦隊型空母としてはやや遅めですが、通用しないことは無いです。
 空母航空団はF16F16F16DB16TB16の編成。
 最後まで機動航空部隊の中核として活躍してくれました。
 4隻建造。艦名は「鳳翔」「赤城」「加賀」「瑞祥」。

・CV1932型正規空母

1932CV.png
 CV1929型正規空母の拡大改良型です。搭載機数は一緒ですが艦の性能を強化しています。
 合計8隻、艦上機640機の機動航空部隊を編成し、多くの海戦で威力を発揮してくれました。
 4隻建造。艦名は「飛龍」「蒼龍」「飛鷹」「隼鷹」。

・CA1937型重巡洋艦

1937CA.png
 将来、自動装填装置つきに改装することを念頭に、かなり余裕を持って建造した大型の重巡洋艦になります。空母の護衛や各海域での鍔迫り合いに投入するために建造しました。
 CAの新規建造をなかなかやらなかったのは、これまでは巡洋戦艦がその役割を担っていたからです。ここで新規建造に入るのは、空母部隊の拡充で、護衛部隊の戦力充実の必要があるなと感じたためです。あと、CA用の技術開発が進んできたためです。
 自動装填装置つきになるまでは10インチ砲搭載艦に撃ち負けて沈没寸前に追い込まれる事もありましたが、総じて有力な攻防力を持つ重巡洋艦として活躍してくれました。
 8隻建造。艦名は「出雲」「日進」「吾妻」「春日」「古鷹」「加古」「青葉」「衣笠」。

・CL1941型軽巡洋艦

1941CL.png
 AIが出してくる新型軽巡洋艦に対抗するために建造した艦になります。敵軽巡と十分撃ち合いになる性能を持ちます。
 4隻建造。1隻戦没。

・BB1942型超弩級戦艦

1942BB.png
 AIが建造して来る新型戦艦より「全体的に強い」艦を目指して建造しました。速力は建造コストとの兼ね合いで妥協してこの数字です。本当は30ノット欲しいです。
 攻防力はAIが建造する新型戦艦よりも1ランク上で、砲撃戦では無類の強さを発揮します。ただ、他の旧式戦艦と戦隊を組まされたために、文字通り足を引っ張られたこともありました。速力は大事。
 大盤振る舞いして4隻建造。艦名は「大和」「武蔵」「扶桑(2代目)」「山城(2代目)」。史実の大和みたいにカッコいい船に出来なかったのが残念です。

:海戦記録・1946年4月 「ウラジオストク沖海戦」
対ロシア大勝1946.4(奇襲攻撃).png
 何度目かの対ロシア(もうソ連になってますが)の戦争です。
 日本の固有スキルである奇襲攻撃が発生し、正規空母8隻による奇襲攻撃がストレートに決まった戦いになります。こういうとんでもない大勝利ができるのが日本プレイを止められない理由です。
 戦艦の艦数で当時のロシアはこちらの倍ぐらいいたのですが、この戦いのおかげで一気に日本側有利に傾きました。
 空母も活躍していますが、殴り込みに行った戦艦部隊の活躍も見逃せません。空母部隊だけでは息の根を止められなかった敵戦艦が半数ぐらいいます。
 ちなみに、こちらにも戦艦の犠牲が出ていますが、これは戦艦の護衛についていた駆逐艦が後先考えずに魚雷を発射し、護衛対象に全弾命中させた結果です。長門よ、おお、長門よ・・・。
 もらえたVPは100000ポイントくらいでした。
 (あまりにもイラっと来たので質問・雑談所に思わずコメントしてしまいました。反省しております)
※護衛の駆逐が護衛対象の戦艦を誤射する一例
同士討ちの決定的瞬間2(この後沈没した).png
 またやらかしてくれたので撮影。何度も再現性のある事象なので本当にイラっと来ます。ちなみに、この後、慌ててとり舵を切りましたが画面に映っているのこりの2発も無慈悲に命中。誤射された戦艦は沈みました。それ以外はノーダメージだったのに。
 開発側への要望ってどこに出せばいいんでしょう? 英語力無いから困っています。

・CV1947型装甲空母

1947CV.png
 各国で量産される正規空母に対抗するべく建造した、大型装甲空母になります。舷側装甲は重巡並みに抑えてありますが、垂直方向の防御は飛行甲板・防御甲板と合わせて戦艦並みです。
 空母航空団はF20F20F20DB20TB20の計100機。デッキパークとかのチェックが解除されてますが撮影時のミスで、実際にはチェックが入ってます。
 ある海戦で夜戦に巻き込まれ、敵戦艦の砲火にさらされて撃沈寸前となる艦も出ましたが、必死に戦艦部隊を突撃させてどうにか救出。装甲様ありがとうございます。
 8隻建造。艦名は「翔鶴」「瑞鶴」「大鳳」「信濃」「雲龍」「天城」「葛城」「生駒」。

・CL1949型防空巡洋艦

1949CL.png
 時代は航空戦の時代、ということで建造しました防空巡洋艦。片舷斉射12門なので対艦戦闘もこなすできる子です。
 空母部隊の護衛につけたいなと、前級の戦没の穴埋めも兼ねて、ゲームエンドまでかけて11隻建造。目立った活躍は無いけどいないと困る名脇役でした。
※2020年2月16日、ゲーム内演習で、双方とも自動装填装置つきの状態で前級のCL1941型軽巡と同数で撃ち合いをやらせてみたのですが、単純な対艦戦闘力ではこちらよりも前級の方が上で撃ち負けてしまいました。対艦戦闘力を求めるなら前級の様な3連装砲を、防空能力を求めるなら本級のような連装砲を使用すると良さそうです。

・BB1955型超弩級戦艦

1955BB.png
 速力不足で旧式戦艦部隊を退役させたものの、他国の戦艦戦力にびびってやっぱ戦艦要るよなと思って建造した艦になります。はい、戦艦は怖いです。
 主力は空母なのですが、やっぱりあると強いです。夜戦開始の海戦で前述した装甲空母を救出してくれた武勲艦でもあり、その重装甲と火力で敵戦艦を撃退し、その上たまたま遭遇できた敵空母に殴り込みをかけて討ち取るという、獅子奮迅の働きをしてくれました。
 戦艦はよいぞ、よいぞ。
 4隻建造。艦名は「敷島」「初瀬」「旭日」「三笠」。

:海戦記録・1960年11月 「マラッカ海峡海戦」
対英仏大勝1960.11(夜戦スタート).png
 英仏が同盟組んでやべーよやべーよと思っていた時に発生した大海戦です。こっちはアメリカと組んでいたので負けることは無いと思っていたのですが、想定以上の戦力がアジア方面に侵攻してきて、かなり焦っていました。仕事してよアメリカ先生。
 夜戦スタートで、味方空母部隊が敵戦艦部隊につかまり、撃沈される寸前まで追い詰められましたが、戦艦部隊の獅子奮迅の働きによって気づけば歴史的な大勝利となっていた海戦です。日が昇ってからの空母部隊の反撃もかなりうまく行きました。夜戦の間に敵艦隊が散り散りになってくれたのも大きかったです。
 VPは確か90000ポイントくらいもらえました。

・CV1961型装甲空母

1961CV.png
 次世代の主力空母として設計した、大型装甲空母になります。いろいろパワーアップしております。デッキパークとかのチェックが解除されてますが撮影時のミスで、実際にはチェックが入ってます。
 建造した年代が年代なので、機会に恵まれず武勲はあまり無いのですが、その後の機動航空部隊の礎となった、という脳内設定をしています。
 4隻建造。艦名は「天照」「弟橘」「伊邪那美」「奇稲田」。ちょっと中二病っぽかったでしょうか。

・BC1964型超弩級巡洋戦艦

1964BC.png
 戦艦部隊の活躍により、やっぱり空母に護衛の戦艦がいた方がいい、今の手持ちと重巡だけじゃ不安だと結論し、新規建造した艦になります。
 建造時期が遅いので武勲には恵まれませんでしたが、演習では前級の巡洋戦艦に一方的に勝利して、その性能を見せつけてくれました。
 建造予算は、技術投資を0にして捻出。1955年以降数年で開発できる技術はほとんど開発完了になるのでこういうことだってできちゃいます。
 4隻建造。艦名は「鞍馬」「筑波」「美作」「淡路」。

・CVL1964型軽空母

1964CVL.png
 「いつでもどこでも直掩機」を合言葉に新設計した高速軽空母です。デッキパークとかのチェックが解除されてますが撮影時のミスで、実際にはチェックが入ってます。
 空母航空団はF12F12TB10の計34機。装甲防御が軽巡洋艦並なので不安ですが水雷防御はなんとか充実させました。
 また、エレベーターをサイドエレベーターのみにすることで格納庫容積を最大限に有効活用しています(そういう設定です)。
 10隻建造。

・CA1966型重巡洋艦

1966CA.png
 前級の小改良型です。絵も特にいじっていませんが、航続距離を伸ばしてみました。きっと通商破壊戦で大活躍してくれることでしょう(この世界には今のところミサイルが実戦配備されていないので・・・)。
 また、イベントで速力が+1されるという奇跡を起こしてくれた艦でもあります。もっと早く使いたかった・・・。
 4隻建造。艦名は「妙高」「那智」「足柄」「羽黒」

・特型っぽい駆逐艦

特型っぽい駆逐艦.png
 1931年設計の駆逐艦になります。特Ⅰ型駆逐艦(吹雪型)を参考に、装備やその配置を選んでお絵かきしてみました。2000トンと史実の吹雪型よりも若干大型になっています。あと、速力は史実通りの設計にはできませんでしたが、これはゲームの都合なので諦めるしかないです。
 戦力としてもかなり使えたので、特型再現はおススメです。

・航空戦艦っぽいもの

「師匠型」航空戦艦.png
 何か航空戦艦が作れると風のうわさで聞いたので、試作してみました。なるべく見た目は頑張ってみたんですが作者にはこれが限界でした。
 命名は「師匠型航空戦艦」。USAプレイで試作してみたもので、4隻建造していろいろ試してみました。1番艦「ヨーダ」以下、「メイス ウインドゥ」、「クワイ ガン ジン」、「オビ ワン ケノービ」と命名。
 使ってみた感じですが・・・、残念ながら、微妙です。
 後部に主砲が無いのはやっぱり不便で仕方がありませんでした。それに、爆装した水上機を出撃させてみても、思った以上に攻撃が命中しませんでした。全機集中発進させても、分散して発進させても、命中率が悪く、敵艦に対してほとんど命中弾を得られませんでした。
 某プラウザゲーの師匠よろしく、艦載機を放って突撃させてみたりもしたのですが、艦載機が敵艦を攻撃するタイミングと艦砲による砲撃戦に突入するタイミングがうまくかみ合わず、満足に戦果を上げられませんでした。
 どなたか良い運用法を発見した方、ご教授くださるとうれしいです。

・通商破壊専用AMC:AMC1903型仮装巡洋艦

1903AMC.png
 通商破壊と言えば潜水艦、ですが、潜水艦は安いですが建造期間がそれなりにあり、また、イベントで中立国の船舶を撃沈するなどして国際関係の悪化を招く場合があるため、通商破壊に使える艦としてAMCを活用するべく設計した艦になります。
 整備費用削減のため、大きさはAMCとして最低の1800トン、速度もゲーム内の商船(大体8ノット)より速ければいいと15ノット、武装もとりあえずついていればいいというレベルで設定してみました。魚雷は敵艦に襲われた時に一発逆転を狙ってのせてみました。
 費用は少々かかりますが、4カ月で建造できるため、戦時中に増勢することも可能です。潜水艦は個人的に戦時の戦力維持が難しいと感じていたのですが、AMCは建造期間が短いので戦力の維持や増強が容易です。
 効率の方ですが、1隻で毎月1~2隻程度の商船を狩ってくれます。敵艦に捕捉されたりイベントで喪失する機会は多いですが、建造期間の短さと建造費用の安さからあまり苦にはなりませんでした。
 使い方ですが、建造完了してWUの状態から抜け出したら、レイダー任務を指定して敵の本国海域(新規建造艦が配備される海域)にひたすら送り込むだけです。喪失前提の艦なので兵站無視でやります。元が商船なので航続距離の設定が長いらしく、整備能力0の海域でもちゃんと活動してくれます。
 本国海域以外でも、敵の支配基地のある海域に送り込むと戦果を稼いできてくれます。逆に、敵の基地が無い海域でレイダー任務をやらせても、ほとんど効果がありません。
 本設計例は現実に存在したAMCを参考にしていますが、ゲーム内の効率的にはもう少し武装を貧弱にしてコストを削減しても問題なく機能してくれます。機雷搭載可能になったら搭載すると、効率が上がる気がします。

:攻略後の日本の状況

終了時状況.png
 今まで見たことも無い様な威信ポイントを獲得できました。たまたま、歴史的な大勝利を重ねることができた結果ですが、艦隊サイズ「Super large」で、敵も味方もこれまでよりも数が多く、大規模な海戦と大戦果が発生しやすかったおかげだと思います。
 アメリカとかでやったらもっと凄いのだろうな・・・。
 日本の支配海域が南北アジア海域だけなのは、艦隊サイズ「Super large」では他国の艦の数が多く、版図を広げ過ぎるととても守り切れないと判断したためです。主力をアジア地域に常に集中できたので、大きな勝利を重ねることができました。

:ゲーム終了時の海軍予算他

1970海軍予算.png
 艦隊サイズ「Super large」の世界はこんな感じです。イギリスは大分痛めつけたのでドイツと並んじゃっていますが、序盤に敵に回したらこっちが蒸発させられるくらい強いです。アメリカとは戦いたくないですね・・・。
 排水量のやけに小さい戦艦とかを他国が持っているのは、多分、旧式戦艦の更新時期に軍縮条約が入って、最大排水量18000、主砲12インチまでの制限が入っちゃったせいですね。当時、我が陣営は軽巡・重巡の建造中だったので、他国の戦艦や空母が次々と建造中止になるのを見てガッツポーズを決めてました。

 艦艇整備記録(攻略例)は以上になります。
 どなたかの役に立ちましたら幸いです。