USA攻略記録

Last-modified: 2020-05-30 (土) 00:04:31

:この記事は、Rule the WavesⅡ Ver1.20における、USAのプレイ記録です。1900年スタート、1970年までプレイしました。ゲームモードはキャプテンです。何か、作者が「もう十分」と思って撤退しようとするとほぼ必ず指揮下を離れる艦が現れ、どうしてか正確に敵艦隊に突っ込んで行って討ち死にする事故が多発したので、全部自分でやっちゃうことにしました。
:今回のプレイはかなりうまく行ったため、USAの攻略記録として提案できるレベルのものになったと判断し、本記事を作成いたしました。USAプレイにおける攻略法の一例として、参考にしていただければ幸いです。
:ただし、ミサイル関係(SAMとASM)が実装されていたにもかかわらず、そのことについて作者が理解していなかったため、ミサイルについての活用はほとんど行えていません。一応、SAMが機能していることと、艦艇が空対艦ミサイルによる攻撃を受けること(こちらは後日の別プレイで確認しました)を確認しています。
:以下、目次となります

1 USAの国情

 USAは、一般に「米帝」などと言われている通り、その強大な国力によって覇権国家たり得る潜在能力を秘めています。
 しかし、プレイ開始時(1900年)の米国は、使用可能な主砲口径こそ12インチまでありますが、ドッグサイズは14000トンと、列強諸国に一歩劣る規模しか持っていません。
 また、このころの海軍予算は「米帝」と言ってイメージするほどのものはありません(ヒストリカルモードでは独仏に勝り、英に劣る程度で、ヒストリカルモードにチェックを入れないゲームモードでは独仏などと予算が並び、英に劣る程度になります)。
 全力を投入して戦うことができれば英国以外には難なく勝利できる力を持っていますが、USAは大西洋と太平洋という2つの戦域を抱えているという特徴があり、場合によっては苦戦を強いられることも珍しくはありません。
 総合戦力では相手に対して優越しているにもかかわらず、戦力を大西洋と太平洋に分散配備せざるを得ないためにそれぞれの戦場では戦力劣勢の状態での戦いを強いられる可能性が出てくる、ということです。
 これはUSAプレイにおける意外な落とし穴となっていて、対応に失敗すると苦戦することになります。
 パナマ運河の開通(ゲーム中では概ね史実の開通年度に完成します)によって大きく軽減されるデメリットではあるのですが、パナマ運河の開通以前の戦争ではもろに影響を被る点に注意が必要です。
 さらに、パナマ運河の開通後でも、アメリカ東海岸から東南アジアまでは4カ月を必要とし、ヨーロッパ海域から東南アジアまではスエズ運河を利用すると3ヶ月で到達できてしまうという問題が残ります。
 つまり、ヨーロッパに本拠を持つ列強諸国に対して、USAは常に内線の利を握られた状況で戦わざるを得ないということです。
 敵艦隊の行動に合わせて主力を移動させようとすると、どうしても敵艦隊が移動を開始してから動くことになってしまうため、主戦場となる海域にUSAの主力艦隊が到着するまでワンテンポ遅れを取ることとなってしまいます。
 敵AIは即上陸作戦を実行してくることがあるうえ、その次のターンには侵攻を受けた拠点が陥落するという事態も起こり得るため、せっせと港湾規模を拡大してきた重要拠点が主力艦隊の到着前に陥落するという最悪の事態も覚悟しなければなりません。
 こうなってしまうと、せっかくの主力艦隊も補給不足で満足に力を発揮できず、余計に苦しい戦いを強いられることになります。
 このため、USAプレイにおいては、ある程度の性能を持った艦を、大西洋と太平洋に相応に展開できるだけの数を用意する事が大切になってきます。
 戦争に最終的に勝利してしまえば奪われた領土も返還されるのだと割り切って、取捨選択をすることも視野に入れておく必要があります。
 少なくとも、大西洋と太平洋、どちらかで敵に優越できるだけの戦力を保有し続けなければ、「米帝」も思わぬ不覚を取ってしまうでしょう。

 この、立地に起因するUSA固有の問題点にさえ注意していれば、USAプレイはとても楽しいものです。
 経済の成長が早く、1940年代には海軍予算で他国にかなりの差をつける様になっているので、その豊富な予算を使用して様々な設計の艦を建造して遊ぶ事ができます(作者は実験などをしたいときによくUSAを利用しています)。
 さらに有利な点として、技術開発が早く、常に最新の技術で艦艇を建造することができるというものがあります。このため、他国に先駆けて先進的な設計の艦を用意する事ができ、常に技術的には優位に戦っていくことができます。技術的なライバルとなるのは英国くらいでしょうか。プレイヤー操作であれば、日独仏あたりなら技術開発について来られるのですが、AI操作だと途中で突き放すことができてしまいます。
 USA固有の技術ボーナスとして、重ね合わせ砲塔の開発がすぐに完了するため、効率的な弩級戦艦を早くから建造しやすくなっているのも良い点です。
 一方で、空母関係の技術の発展は意外にも日英に劣り、対艦攻撃で重要な雷撃機の開発が遅れたりすることがあるため、その点は注意が必要になってきます。
 序盤は国力がそれほど大きくはなく、それなりに難易度があり、大西洋と太平洋方面という2つの戦線を抱えるという難しい面もありますが、終盤までプレイすれば、最新鋭の艦艇で構成された艦隊で世界に覇権を唱えることができる様になります。
 他のプレイヤーの方にも、世界の覇者を目指してUSAをプレイしていただければと思います。

2 USAが取るべき戦略の提案

 USAにとって最も不利な点は、大西洋と太平洋という2つの戦域を抱えているという点にあります。
 最初から相応に海軍予算を持っているため強力な海軍を保有することが可能なのですが、この、2つの戦域を持つという特質により、局地戦で兵力不足に陥るという問題があります。
 これに対処するため、序盤のUSAは、必要な性能を持たせたうえで、数を揃えるためにコストをできるだけ抑えた艦を整備していく必要があります。
 しかし、最初の方はまだ十分に数を用意できない上、パナマ運河の開通前では、2つの戦線の行き来も容易ではありません。
 このため、USAが序盤で取るべき戦略は、「どちらか一方に集中する」というものであります。
 これは、片方の戦線は敵のなすがままにするということですが、このゲームは、戦争に勝利すれば占領された拠点も返還される様になっています。どちらか一方に戦力を集中してとにかく重要な決戦に勝利すれば、戦争にも自然に勝利できるということです(ただし、返還されない場合もあります。仕様なのかバグなのかは分かりませんが、「敵に支配権が移ったものの、味方の残存兵力が抵抗を続けている」という状況、言いかえると拠点の国旗が自国のものから敵国のものに変わったのに戦闘が続いている様な状況では、戦争勝利後になっても返還されないという例がありました)
 見捨てた方の戦線ではVPを失うばかりですが、TPなどに出している艦艇以外を一切派遣していなければ大きな戦闘が起こることはまずないので、決戦海域と定めた海域に主力を集中し、焦らずにじっと機会を待ちましょう。
 作者の場合、対独、対日、対露の場合には太平洋方面を、対仏の場合はどちらか一方を、対英の場合は大西洋方面で決戦を狙います。
 できる限り、決戦をしかけたい海域で、こちらから上陸作戦をしかけることをおススメします。AIは自分が攻撃目標とした海域に兵力を集中する傾向があるのですが、こちらから上陸作戦をしかければ、その拠点の防衛のためにAI側も兵力を派遣してくるので、比較的規模の大きな戦闘を誘発させることができます。
 また、これと並行して、AMCや旧式化した巡洋艦などによって通商破壊を実施します。輸送船を撃沈することによって得られるVPは微々たるものですが、通商破壊によって物資が不足すれば敵国で革命が起きる可能性もあるうえ、通商破壊戦でこちらが優位に立っていると敵国が講和に応じやすくなるような印象があります。
 やがて経済が発展し、予算で他国に差をつけられるようになった場合は、艦隊を2つに分けて運用するといいと思います。
 旧式でも戦力として使いうる艦艇を中心とした防衛艦隊と、新鋭艦で構成され、積極的に敵に対して艦隊決戦を挑む攻撃艦隊の2種類を準備するとよいでしょう。
 作者は防衛艦隊のために旧式空母8隻、旧式戦艦・巡洋戦艦4~8隻、重巡洋艦4隻、その他補助艦艇を、攻撃艦隊のために主力空母8から16隻、主力戦艦・巡洋戦艦6~12隻、重巡洋艦4~8隻、その他補助艦艇を目標に艦艇の整備を実施しています(選択した艦隊規模、ヒストリカルリソースのチェックの有無によって所要兵力は調整が必要です。今回の例は、艦隊規模スーパーラージ、ヒストリカルリソース未チェックのゲームモードで作者が必要と考えている兵力になります)。
 防衛艦隊を戦線の一方に配置し、攻撃艦隊で決戦を挑みたい海域を攻撃(上陸作戦を実施)します。敵の動きによっては決戦海域が防衛艦隊のいる側になってしまうこともあるのですが、その場合でも防衛艦隊がいれば主力艦隊の到着まで耐えることができます。
 要するに、やっていることは序盤の「太平洋か大西洋かどっちかの方面に集中する」のと同じなのですが、防衛艦隊によって見捨てた方の戦線で時間稼ぎをして安定度を向上させるということです。
 ざっくりとですがまとめますと、
 〇序盤から中盤にかけて兵力が十分でないときは、主力を思い切って大西洋方面か太平洋方面にまとめ、艦隊決戦で確実に勝利する
 〇終盤は防衛艦隊と攻撃艦隊を準備し、攻撃艦隊で積極的に戦いを挑み確実に勝利しつつ、防衛艦隊で主力のいない海域で時間を稼ぎ安定性を向上させる
 〇AMCや旧式化した巡洋艦などを活用し通商破壊を併用する
 の3点になります。
 序盤は苦しい局面も起こり得ますが、終盤になれば世界の海はUSAの独壇場となっていることでしょう。

3 本プレイにおける艦艇の整備方針

 作者は以前、軽巡を全廃してプレイしたことがあるのですが、このプレイにはいい点と悪い点がありました。
 優れた戦闘能力を持つ重巡を多数保有するため、制海権を争う様々な戦闘で優位に戦えた一方で、高コストであるため、植民地警備などのための艦艇が不足したり、主力艦艇の整備計画に支障が生じたりしてしまいました。
 このため、軽巡全廃プレイの欠点を補う新しいプレイ方針として今回、「重巡と軽巡は用途を明確に分割して利用する」という方針としました。
 これは、対艦戦闘などは攻防力に優れる重巡洋艦に担当させ、植民地警備やTPなどには低コストの軽巡をあてる、という考え方です。

 作者の経験上、総トン数が同じ規模になる様な戦いであれば、より防御力が高く攻撃力にも優れる重巡が勝つことが多いです。
 例えば今回のプレイでも、後にご紹介するCA1951型重巡洋艦1隻に対し、1万トンクラスの軽巡2隻が戦闘を行った場合、こちらの重巡がほぼ一方的に完勝するという戦いがありました。
 これは、6インチ砲では重巡の6インチ以上の傾斜装甲をまず貫けないのに対し、8インチ砲は軽巡の3インチ傾斜装甲を貫通可能であるという性能の差によります。
 つまり、重巡は軽巡の砲に対して十分な防御が可能であるのに対し、軽巡側はどうあがいても重巡の攻撃に対して防御が不十分で、軽巡は重巡によって一方的に殺戮される可能性が出てくるということです。

 このゲーム、巡洋艦同士の小規模な戦闘では軽巡洋艦が優先して登場しやすい傾向があると思うのですが、軽巡を対艦戦闘から遠ざけることは簡単です。
 それは、TPに出してしまう事です。TPに出していても敵のレイダー艦を迎撃したりする戦闘が発生するのですが、このゲームは1ターン1戦闘が基本なので、他の戦闘が優先されるために軽巡が戦闘に駆り出されることはほとんど阻止できます(ただし、何らかの原因でTPに出し忘れていると、軽巡が優先的に戦闘に引っ張り込まれる傾向がある気がするので、注意が必要です。今回のプレイでもそういう場面は何度か発生しました)。
 重巡と軽巡に明確な役割の線引きを行ったのが本プレイの特徴で、その他は以前ご紹介した日本プレイの戦略提案とほとんど一緒です。
 あと、これは途中からなのですが、大は小を兼ねる、という精神で、軽空母の整備を見送ることにしました。対潜関係で影響はあったかもしれませんが、基本的には問題なくプレイができました。
 1900年代から1930年までは戦艦を中心として艦隊決戦を挑み、1930年代以降は空母を中核として戦っていくことになります。

4 戦争一覧+主要戦闘

 本プレイですが、作者は以下の条件で開始しています。
プレイ条件.png
 艦隊サイズは、敵味方ともに大兵力で戦いたかったのでスーパーラージとしました。USAプレイでヒストリカルリソースにチェックを入れると終盤他国と予算の差が付き過ぎて面白くなくなってしまうのでチェックを外して国力差の少なくなるゲームモードとし、手動で初期艦隊を配備します。

 また、初期艦隊を配備する際に、忘れがちなドッグの拡張や、各海域の拠点で必要な場所の港湾規模の拡張もやっておきます。このために少しでも予算を確保しようと、最初から持っている沿岸要塞は全て解体してしまいます。作者の経験ではこれらの沿岸要塞はあまり役に立ったことがありません。

 この結果、作者が保有することになった戦力は以下のようなものです。
初期戦力.png
 これだと不足気味なのですが、初期から建造状態にしておいた艦は建造が半分進んだ状態となるので1年前後で順次完成し戦力化してくれます。
 プレイ開始から1年と少しの間はほとんど他国と戦争になることが無いので、十分他国と戦えるだけの準備を整えることができます。
技術予算(セルフ潜水艦全廃条約に調印).png
 また、作者は個人的に潜水艦を使いにくいと思っているのと、このゲームの潜水艦には個人的な恨みがあるため、セルフ潜水艦全廃条約を調印し、技術開発は潜水艦の予算を削っています。これには他の技術をより早く進めようという狙いもあります。もちろん、他国に対して技術的な優位を確保するため、技術予算は最大値を投入しました。

 こういった準備をしたうえで、作者は様々な戦争を戦っていきました。
 以下は、USAが戦うことになった戦争と、主要な海戦のまとめになります。

:米英独戦争(1903.11~1905.2)

 USAと英国が同盟を結ぶ中、ドイツ帝国との間に発生した戦争になります。
 英国が味方であったため、作者は戦力を太平洋方面へと集中、東南アジア海域を主戦場と定めて艦隊決戦に備えつつ、AMCなどを導入して通商破壊を実施しました。
 英国がドイツの本国海域を封鎖してくれているおかげで通商破壊の効果が特に大きく、AMCが活動を開始した直後にドイツではさっそく燃料不足が発生、やがて国民の間で不満が高まり、革命へと繋がっていきました。
 〇AMC8隻による通商破壊の成果(敵のTP艦による妨害を受けつつも戦果をあげています)
1904.6AMC×8作戦開始.png
 〇ドイツで燃料不足発生
1904.6さっそくドイツで燃料不足(本国海域が封鎖されていると効果が高い?).png
 〇革命によりドイツが降伏
1905.2革命で敵国崩壊.png
 〇太平洋方面を中心に領土獲得
1905.2植民地獲得.png

:米英仏戦争(1907.1~1907.6)

 USAと英国の同盟が継続中に始まった対フランス戦です。
 フランスはカリブ海に領土を持っているために作者は大西洋を決戦場と定め戦力を集中していたのですが、米英との戦力差にフランスがあっさりと折れて短期間で戦争が終結しました。
〇領土獲得(大西洋方面からフランスを追い出し、以後、対仏戦は太平洋だけに注力できるようにしておきました)
1907.6終戦&植民地獲得(フランスがひよった).png

:米仏戦争(1909.8~1911.4)

 米英同盟解消と同時にフランスが雪辱を果たさんと殴りかかって来た戦争となります。
 先の戦争で大西洋方面のフランス拠点を潰すことができていたため、USAは太平洋方面に主力を展開。終始優位に戦いを進めることができました。
 東南アジアでUSAが領土を獲得し、戦争終結。
〇1910.1.25広州湾上陸阻止
1910.1.25広州湾上陸阻止.png
 先の戦争で東南アジアのフランス領に切り込むための橋頭保として確保していた広州湾を防衛するために発生した艦隊決戦の結果です。
 フランスはBCを投入してきましたが、初期のもので前弩級戦艦と同等の砲力であったためにUSAの艦隊に逆に圧倒され、拠点の防衛は成功しました。
 また、珍しいことにラムアタックで敵艦の撃沈に成功しています。
〇珍しいラムアタックの証拠(入り江に逃げ込んだ敵艦を追って行ったら偶然命中しました)
1910.1貴重なラムアタックの記録(入り江に敵を追って入って行ったら偶然当たった).png

:米日戦争(1916.9~1918.7)

 USAがアジアで勢力拡大するのに刺激され、関係が悪化していた日本との間に発生した戦争です。
 USAはドイツとの戦争で北東アジアに拠点を有しており、日本近海に主力を展開して海上封鎖を実施、徹底的に日本を締め上げ、日本の激しい抵抗を排して勝利を得ることができました。
 戦争の結果、USAは台湾や北海道などを獲得。アジア地域で覇権を握ることとなります。
 また、日本側の潜水艦作戦の影響で、イタリアがUSA側で参戦するという珍しい事象が発生した戦争でもありました。
〇イタリアがUSA側で参戦するという珍しい出来事
1916.11イタリアがこちら側で参戦(初めて見たイベント).png
〇1918.2.23日本海(北海道沖)海戦
1918.2.23日本海(北海道沖)艦隊決戦.png
 USAと日本との間に発生した艦隊決戦になります。
 双方ともほぼ同等の隻数での決戦となりましたが、各個撃破に成功したUSAが日本側に圧勝し、戦争の流れがほぼ決定された戦いとなりました。

〇同海戦で撃沈された日本戦艦3種
1918.2撃沈艦.png
1918.2撃沈艦その2.png
1918.2撃沈艦その3(弩級戦艦の定義とは・・・?).png
 弩級戦艦(?)な艦もいますが、日本側も相応の戦力を持っており、特に防御力が優秀な艦が多かったです。
〇潜水艦の餌食になる米戦艦
1918.4準弩級戦艦オハイオが潜水艦の餌食に.png
 潜水艦はやっぱり怖いです・・・。

:米英戦争(1921.7~1923.1)

 かつての同盟国ではありますが、米日戦争の間から緊張が高まっており、とうとう開戦となってしまいました。
 戦力的にUSAは劣っていたため、作者は太平洋方面を切り捨て、大西洋方面で決戦を挑むこととし、幾度かの艦隊戦を経て勝利をつかむことができました。
 決戦海域にはなるべく新鋭艦を集め、質を高めることが大切だと思います。敵には旧式艦が混ざっていることが多いので、新鋭艦でそういうのを美味しくいただくと効率的にVPを稼ぐことができます。
〇開戦時戦力
1921.8開戦時戦力.png
 予算的には拮抗していますが、これまでの積み重ねで英国の方が艦艇を多く持っています。しかし、こちらは質では勝っていました。
〇1922.5Cranberry Islands沖海戦
1922.5Cranberry Islands沖海戦.png
 東アメリカ海岸で発生した艦隊戦です。内容としては、USAが英国の船団を攻撃したものになります。
 USAは貴重な巡洋戦艦1隻を喪失するも、勝利することができました。

〇1922.6.23(海戦名記録忘れ)
1922.6.23(30分以内に敵艦2隻が砲塔直撃で爆沈).png
 USA側が戦力で圧倒しているにも関わらず、何故か英国が戦闘に応じて来た戦いになります。案の定、USA側の一方的な勝利となりました。→後でよく思い出してみたのですが、確かこの時は、艦隊を一度カリブ海に転出させて、それから東アメリカ海岸に戻す、ということをやったと思います。これはちょっとしたテクニックで、ターン終了後ではなく、ターン終了時の戦力比でAIが戦いに応じるか否かを決めている様なので、プレイヤー側の戦力を誤認させて戦いに引きずり出すテクニックになります。
 英国の損失艦の内、戦艦1と巡洋戦艦1は砲塔直撃による爆沈で、30分以内に立て続けに発生したので印象的でした。

〇1922.9.10Battle of Penobscot Bay
1922.9.10Battle of Penobscot Bay.png
 米英の間に発生した艦隊決戦になります。
 USAは新鋭艦のみを決戦場に集結させていたため質で英国を圧倒しており、この戦いでも勝利することができました。

〇領土獲得
1923.1植民地獲得.png
 USAは数的に劣勢であったのですが、新鋭艦を集めた主力艦隊での艦隊決戦に勝利し続けたため、英国に勝利することができました。

〇終戦時戦力
1923.2終戦後戦力.png
 この戦争の結果、英国はかなりのダメージを負うことになりました。

:米日独戦争(1928.10~1929.12)

 英独露が対USA包囲網を形成する中で開始された戦争になります。
 作者は3国が同時に襲いかかって来ると思ってかなりビビっていたのですが、実際に戦争になってみると英露が何故か参戦して来なかったため、普通に勝ってしまいました。
 USAと日本も同盟を結んでおり、こちらは普通に味方として参戦してくれたのですが、ちょっと拍子抜けでした。
 これまでの戦争の結果によって米独は拠点のある海域が重ならなくなっていたため、AMCによる通商破壊で主に決着がつきました。
 ドイツって通商破壊に弱い気がします。
〇1925.6英独が対米同盟を締結
1925.6英独が対米同盟を締結.png
〇1926.3、英独に対抗するため米日同盟締結
1926.3米日同盟締結.png
〇1927.1英露が対米同盟を締結(ちょっと前に独露も対米同盟を結んでおり、これによって英独露による対米包囲網が完成)
1927.1英露同盟(独露同盟も結ばれており、英独露による対米包囲網が形成される).png
〇1928.11米独開戦時戦力
1928.11開戦時戦力(やばい).png
 この時点で、英露がなし崩し的に参戦して来ると思っていた作者はかなり焦っています。

〇ドイツ、革命により崩壊
1929.12革命でドイツ崩壊.png
 しかし、英露がすぐには参戦して来なかったため、通商破壊戦でドイツに革命が発生。戦争に勝ってしまいました。
 同盟関係が何度も入れ替わって、かつての同盟関係のデータが更新されちゃったんでしょうか?

〇領土獲得
1929.12植民地獲得.png
 同盟国に裏切られた格好になったドイツはどんな気持ちだったんでしょうね・・・。遠慮なく搾り取りましたが。

:米日露戦争(1935.3~1935.11)

 米日同盟が継続する中で発生した対ロシアの戦争になります。
 イギリスとの関係も火がつきそうだったのですが、戦争が短期間で終わったために何とかなりました。スクショは取り忘れていますがカムチャッカ半島を獲得しています。
 また、かつて全力で殴った相手である日本ですが、割と積極的に助けてくれたのでかなり有難かったです。
 割と有力な艦を持っていることが多いので、日本は同盟国として実はけっこう頼りになったりします。
〇1935.8.20Battle of Yellow Sea
1935.8.20Battle of Yellow Sea(勝ってるけど友軍のおかげ。味方巡戦2隻は両方大破).png
 USA巡戦2隻、日本巡戦2隻の合同艦隊による戦いになった海戦です。
 しかし、USAの巡戦2隻はやや旧式となっておりあっさり2隻とも大破。友軍の日本の巡戦が獅子奮迅の働きを示したために勝てた戦いとなりました。
 戦力の陳腐化を痛感させられた作者は、この戦争の後で補助戦力として残していた弩級艦クラスの戦力の退役を決意し、戦力の刷新を図ることになりました。

〇大活躍の日本の巡戦と、不甲斐なかったUSAの巡戦
1935.8MVPの友軍巡洋戦艦.png
1935.8大破した味方巡戦(10分間の間に砲塔を連続で抜かれる。沈まなかったのは偉い).png
 日本の艦はなかなか優秀なものでした。USA側の艦は、まぁ、沈没せずに耐えたのは偉かったと思います。

:米露戦争(1939.5~1939.9)

 ごく短期間で終結した戦争になります。
 他国との緊張関係が危険な水準になっていたのですが、ロシアが短期間で折れてくれたので助かりました。巡洋艦同士の小規模な戦いがあっただけなのですが、総合的な戦力差を見てAIが抵抗は不可と判断したのかもしれません。
〇領土獲得
1939.9領土獲得.png
 楽に勢力を拡大できてラッキーでした。

:米英戦争(1944.6~1944.8)

 東アメリカ海岸において発生した艦隊決戦にUSAが決定的な勝利を収めたことで、極短期間で終戦になった戦争になります。
 ロシアとの関係も悪化しており、ちょっと危険な状況だったのですが、短期間で終戦したおかげで助かりました。
〇1944.7.18Battle of Witless Bay
1944.7.18Battle of Witless Bay.png
 空母機動部隊同士による艦隊決戦となります。
 USA側が空母戦力で圧倒していたため、まぁ、順当な結果です。
 しかし、英海軍の戦艦部隊が意外と強力で、USA側の戦艦部隊は苦戦させられています。

〇撃沈艦抜粋
1944.7戦果例1.png
1944.7戦果例2.png
1944.7戦果例3.png
 この時期の英戦艦は、ネルソン級の設計案にあった様な艦が多いです。後方に回り込めると楽なんですが、同航戦や反航戦だとけっこう危ない相手になります。

:米英戦争(1947.6~1947.10)

 世界の覇権を争う間柄となっていたUSAとイギリスとの間に再度発生した戦争になります。
 USA側が勝利したものの、主力空母1隻を喪失するという苦い戦争でもありました。
 また、ファシスト化していたイタリアが電撃戦を実施し、USAは開戦するか否かを選ばなければならないイベントが発生し、イタリアとも交戦状態になった戦争です。
 しかし、その翌月には終戦となり、ちょっと笑いました。
〇1947.7.22Battle of Cape Pine
1947.7.22Battle of Cape Pine.png
 戦艦部隊が主に活躍した戦いになります。こちらにも空母が1隻いたのですが、敵機の攻撃により爆弾2発を被弾、無力化されて最終的には沈没してしまいました。
 この戦い以降、作者は装甲空母の整備の必要性を痛感し、その建造に邁進していくことになります。

〇喪失した主力空母と、砲撃戦に巻き込まれた敵空母
1947.7空母喪失.png
1947.7敵空母.png
 空母は大してダメージを負っていなくとも沈没判定となるので、運用には注意が必要です。格納庫に火が回って消火不能と判断され、総員退艦となったのでしょうか?
 敵空母ですが、この艦影はなかなかかっこよくて好きです。

〇領土獲得
1947.10領土獲得.png

:米英戦争(1949.7~1951.2)

 前回2回の戦いとはうって変わって、本格的な戦争となった戦いです。
 当初、作者は大西洋方面を主戦場として決戦を挑むつもりだったのですが、英海軍はアジア方面に侵攻し、急きょ方針を変更してアジア海域で決戦になった戦争です。
 長引いたのは、作者の作戦ミスが大きく、アジア地域では英軍によって次々とUSAの拠点が陥落し、かなり苦戦させられました。
〇1950.6.26第1次台湾沖空母戦
1950.6.26台湾沖空母戦.png
〇1950.10.26第2次台湾沖空母戦
1950.10.26台湾沖空母戦.png
〇1950.12.15第3次台湾沖空母戦
1950.12.15台湾沖空母戦.png
 この海戦では航空攻撃の成果が振るわず、巡戦部隊の切り込みが戦果をあげてくれた戦いになりました。

〇1950.12.15第3次台湾沖空母戦で敵機動部隊への突入に成功する巡戦部隊
1950.12.15敵機動部隊への突入に成功する巡戦部隊.png
 フハハハッ!右も左も敵ばかりだ!撃てば当たるぞ!

〇1951.2.6Battle of Samar
1951.2.6Battle of Samar.png
 この戦争の決定打となった戦いです。空母戦でこれだけ明確に勝てるとかなり気持ちいいです。
〇同海戦での戦果2隻
1951.2敵空母.png
1951.2敵空母2.png
〇勝利により、英軍の占領地が返還される
1951.2敵国が占領地を返還.png
 インド洋にもUSAの領土があってイギリスに占領されてしまっていたのですが、何故か返還されませんでした。多分、システムの調整不足の様です。
〇領土獲得
1951.2領土獲得.png

:米仏戦争(1954.6~1954.10)

 東南アジアのフランス領を狙った戦争になります。
 アメリカ東海岸に進出してきたフランス空母機動部隊との艦隊戦においてUSAが決定的な勝利を収めたために短期間で終戦となりました。
〇1954.7Battle of Monhegan Island
1954.7Battle of Monhegan Island.png
〇敵空母部隊の包囲に成功するUSA戦艦部隊
1954.7.23仏機動部隊の包囲に成功する我が戦艦部隊.png
〇同海戦における戦果3隻
1954.7戦果1.png
1954.7戦果2.png
1954.7戦果3.png
〇領土獲得

:米仏戦争(1957.5~1957.8)

 フランスとの再戦ですが、戦力差にビビったのかフランスがあっという間に降伏したため主要な海戦は発生しませんでした。
 領土だけありがたく頂戴した戦争になります。
〇領土獲得
1954.10領土獲得.png

:米仏戦争(1960.10~1966.6)

 前回までの戦争が短期間で終結した分、やたらと長引いてしまった戦争です。
 全体としてはUSAの優勢に終わったのですが、期間が長かった分、地味に損失も重なった戦いになります。
 長い戦争になったため、本プレイでの戦争はこれが最後となりました。
 長期戦になったのは、戦力バランスが一変する様な大規模な戦いが発生しなかった事と、通商破壊戦で潜水艦部隊を大量配備、量産し続けたフランスが健闘しており、USA側にも物資不足のイベントが発生するなど、フランス側のAIが「勝ち目がある」と判断する様な状況になってしまったということが考えられます。
 作者は潜水艦による中立国船舶の撃沈イベントが嫌で潜水艦部隊を全廃していたのですが、AMCに比べて建造時間はかかるものの低コストで量産できる潜水艦はやはり強力な存在だと感じました。
 しかし、終戦時には空前絶後の領土を獲得できました。領土ポイント20獲得とか作者も初めてです。
〇1962.5.19(海戦名記録忘れ)
1962.5.19.png
 USAの重巡(2万トンクラス)1隻に対し、フランスの軽巡(1万トンクラス)2隻が戦った海戦になります。
 このように、総トン数では同じでも、十分な性能を持つ重巡は軽巡を圧倒してしまいます。
〇撃沈した敵軽巡2隻
1962.5戦果.png
1962.5戦果2.png
〇潜水艦の餌食となる巡洋戦艦
1963.9巡洋戦艦が潜水艦の餌食に_0.png
 ぐぬぬ・・・。潜水艦めぇ・・・っ!
 奴らを滅ぼす手段は無いのでしょうか?(真剣)

〇1965.2.9
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 たまには負けた戦いもご紹介。
 索敵に失敗してしまい、敵機の攻撃で一方的に重巡を喪失してしまった戦いになります。また、敵の防空能力も向上していたため、こちらの反撃は大きな効果を上げることができませんでした。
 戦争の全体としては勝っているんですが、作者にとってこの戦争はなかなか厳しいものでした。

〇領土獲得
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 長く苦しい戦争だった分、未曽有の領土を獲得することができました。多分、こんなことは2度と起こらないんじゃないかと思います。

:まとめ

 なかなか苦しい場面もありましたが、全体的に見て、今回のUSAプレイはかなりうまく行ったと思います。
 基本方針として、重要な局面で確実に勝利を得るために戦力を集中したこと、どこを守ってどこを攻めるかの選択がうまくいったこと、AMCなどを利用した通商破壊戦が効果をあげたこと、重巡を対艦用、軽巡を植民地警備やTPなどの補助任務と明確に運用を区別し、巡洋艦戦を優位に進めることができたことが、うまくかみ合ったものだと思います。
 また、質とコストの兼ね合いで、主力艦にNarrowベルトを多用することになったのですが、かなり使えた印象があります。
〇エンド時状況
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 本プレイでは、USAは世界の覇権国家として台頭することができました。

〇エンド時保有戦力
エンド時保有戦力.png
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 しばらく戦っていなかった英国がかなりの空母戦力を保有しているため、この世界線では引き続きUSAのライバルとして立ちはだかるものと思われます。
 ドイツ、日本もかなりの戦力を保有しています。各国とも巡洋戦艦を多数保有しているため、この世界線では引き続き大艦巨砲主義が生き残っている様です。艦対艦ミサイルが実装されたらまた大きく変わるものと思われます。
 USAの今後の方針としては、戦艦部隊の縮小と、旧式空母の退役と更新を行っていく、と言う感じでしょうか。
 本来であれば、1960年代には戦艦部隊は縮小されているべきなのでしょうが、作者は戦艦大好きなので、ゲーム終了後に演習でいろいろ遊ぼうと思って残してあります。

〇損失艦艇一覧
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 全体的にUSAが大暴れしています。
 商船の被害ですが、USAが与えたものは全てAMCと旧式軽巡をレイダーに回して得たものになります。逆に、USAが受けているものの大半は潜水艦によるものです。これは、TPに巡洋艦以上の艦艇を出しておくと、AMCや敵の巡洋艦による損害を防止してくれる様になっているおかげです。
 作者はセルフ潜水艦全廃条約に調印しましたが、潜水艦はやはり手ごわい相手です。潜水艦の損失数を見ていただければ、作者が対潜を相当頑張っているということをお分かりいただけると思いますが、それでも潜水艦の跳梁を完全に防ぐには至りませんでした。

 危機的な場面もありましたが、今回のプレイ内容にはとても満足しています。
 今回のプレイ内容が他のプレイヤーの皆さまのお役にたつと幸いです。

5 USA艦艇整備記録

:CL1900型防護巡洋艦
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 植民地警備用として建造した防護巡洋艦になります。艦隊戦には投入しないつもりで、低コストの最低限の性能を持つものとして設計。戦時には即座にTPに投げて、敵艦と遭遇したら全力で逃がします。
 USAで初期に植民地警備が必要な海域は3つあり、東南アジア(6000ポイント)、北太平洋(4000ポイント)、中部太平洋(6000ポイント)。1隻撃沈されても間に合う様に各海域に3隻分として、合計9隻建造を計画。その後予算が微妙に余ったので、損失前提の艦ということもあり追加で2隻建造。プレイ中にローテーションを組ませるためにさらに7隻建造し、合計18隻の建造となりました。
 敵艦との戦闘をなるべく避けるために戦時はTP、旧式化したらレイダー任務に出します。

:B 1900型前弩級戦艦
1900B.png
 数を用意したいということで、低コストで必要な性能を持たせることを意識して設計した艦になります。
 速力は18ノットだとAIの艦に後れを取る場合が多いので19ノットとし、排水量削減のために装甲をNarrow、装甲方式をFlat deckにしました。その代り、舷側装甲はこの時期としては厚めで、重要区画はしっかりと守れるようにしています。
 また、ゲーム初期は砲戦距離が近いこともあり、隊列を組んで戦う戦艦は意外と魚雷を撃つ印象があったので、魚雷を多めに積んでみました。
 アメリカ東海岸に4隻、アメリカ西海岸に4隻配備する予定で8隻建造。これだけでは明らかに数が足りない(フランスでさえ戦艦10隻とか持っている)ので、初期建造枠で8隻追加建造。最初の1年程度は戦争がほとんど起こらないので何とか間に合います。
 1914.5、予算確保のために退役。

:CA1900型装甲巡洋艦
1900CA.png
 他のプレイでもよく使っている装甲巡洋艦になります。
 やはり戦艦並みの火力があるので使いやすいです。
 初期配置として8隻建造、アメリカ東海岸とアメリカ西海岸に4隻ずつ配備。
 使おうと思えば1920年まで使えるため、順次同型を増産、合計で16隻まで増やし運用しました。
 1926年2月、空母改装するまでMBしていたのですが、毎度毎度同じことをやってもなと思ったので退役させました。USAはTBの開発が遅いので空母の戦力化が実は他国より遅かったりします。

:DD1900型駆逐艦
1900DD.png
 初期の駆逐艦は、作者は水雷戦よりも砲戦能力を優先するようにしています。この時期は魚雷の射程が短く、敵艦へのトドメに使うことが多い一方で、駆逐艦には船団護衛戦などで敵の駆逐艦と撃ち合う機会もあり、魚雷を重視しているとそういったシチュエーションで撃ち負けてしまうからです。
 アメリカ東海岸、西海岸、カリブ海に8隻ずつと、外洋進出する艦隊に随伴するために16隻の計40隻建造。その後、予算が余ったために2隻追加で建造。
 後に、偉い人の介入でさらに20隻建造しました。
 数があったので老朽化した後も対潜護衛艦として運用していましたが、1930年1月、戦争の終結と共に性能が不足気味になったため退役としました。

:MS1900型掃海艦
1900MS.png
 機雷事故防止のためとTP要員として、アメリカ東海岸、西海岸、カリブ海に8隻ずつと、外洋進出する艦隊に随伴するために16隻の計40隻建造。今回、植民地警備のために軽巡を生産する予定なのでColonial serviceのチェックは外してあります。
 主力艦も大切ですが、主力艦が自由に活動できる様にしっかりと補助艦艇も用意していきたいところです。

:B 1903型準弩級戦艦
1903B.png
 副砲に10インチ砲を装備した強力な準弩級戦艦として計画した艦になります。
 コストを少しでも削減するためにNarrowベルトを採用。装甲方式も前のB 1900型前弩級戦艦と同様ですが、装甲厚だけは確保しています。
 4隻建造。しかし、イベントで速力が予定に達せず、18ノットになってしまいました。悔しい!
 1918年8月、弩級戦艦の数が揃ってきたのもあって退役。

:AMC1903型仮装巡洋艦
1903AMC.png
 開戦に伴い、通商破壊で敵国を衰弱させるために建造を開始した仮装巡洋艦になります。
 武装はとりあえずついていればいいやというレベルで、敵に捕捉された時の一発逆転用に魚雷を装備させました。
 建造中だったB 1903前弩級戦艦2隻の建造を遅らせて予算を確保、次々と量産して敵国の本国海域へ派遣しました。
 戦争中に20隻建造し、16隻が完成。内3隻が撃沈されましたが、通商破壊によって戦争の勝利をもたらしてくれました。

:BB1906型弩級戦艦
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 12インチ連装砲4基8門、クロスデッキファイア採用の弩級戦艦になります。
 この時期、中心線3砲塔の技術などをすでに持っていたのですが、ドッグサイズの関係でこの設計案を採用することにしました。
 4隻建造。1936年3月性能不足を痛感したため退役。

:CL1906型防護巡洋艦
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 CL1900型の改良型として、速力を23ノットに増速、排水量を200トン増加させました。
 8隻建造。

:BC1907型巡洋戦艦
1907BC.png
 偉い人が「BCやCAが足りない」と言ってきて威信が下がったので、建造することにした巡洋戦艦です。
 補助兵力として戦艦に将来艦種変更して使用することも考慮し、速力を25ノットとして設計。当初2隻の計画でしたが、国民からの寄付イベントが起きてくれたのと、他国へ対抗するために追加して合計6隻建造しました。
 1隻戦没。1936年3月退役。

:BB1911型弩級戦艦
1911BB.png
 BB1906型弩級戦艦の運用成績が良好だったことから、その拡大発展型として建造した弩級戦艦になります。4隻建造。

:DD1911型駆逐艦
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 連装魚雷発射管が開発されたので新たに設計した900トン型駆逐艦です。
 当面の主力とするべく大量建造を画策。合計32隻建造し、艦隊に随伴させる主力駆逐艦として運用しました。

:BC1913型巡洋戦艦
1913BC.png
 14インチ砲の開発が完了したため、将来的に戦艦として運用することも考慮して設計した超弩級巡洋戦艦です。4隻建造。

:BB1915型超弩級戦艦
1915BB.png
 14インチ連装砲5基を装備した超弩級戦艦になります。年代的には少し遅れているのですが、イギリスのアイアンデューク級を参考にしています。
 4隻建造。

:CL1915型軽巡洋艦
1915CL.png
 保有している軽巡が明らかに陳腐化しているので、その更新用に新設計した軽巡洋艦になります。
 軽巡は今回戦力としてはあつかわず、植民地警備用とTP用に運用するつもりでいたので、比較的小型で戦闘力は最小限のものとなっています。
 16隻建造。前の防護巡はレイダー用として転用することにしました。

:CA1915型重巡洋艦
1915CA.png
 CA1900型装甲巡は優秀なのですが、さすがに陳腐化してきたので後継艦として設計し、建造を開始した重巡洋艦です。
 8隻建造を計画しましたが、半数の4隻を先行して建造中、重巡洋艦用の重ね合わせ砲塔の技術が解禁されたので残りの4隻は建造中止して新型を設計することにしました。
 合計4隻建造。

:AMC1916型仮装巡洋艦
1916AMC.png
 対日戦が開始された事から、従来のAMCの改正版として設計しました。
 大量生産して日本近海に展開、通商破壊を実施しました。日本側の艦艇の妨害もあり思う様に戦果は上がりませんでしたが、以前のドイツとの戦争で獲得した青島半島の基地を拠点として日本近海を海上封鎖する友軍艦隊と協力し、日本の戦力の弱体化に貢献しました

:CA1917型重巡洋艦
1917CA.png
 CA1900型装甲巡洋艦の後継として建造を開始した艦になります。
 それなりの数を必要としているため、攻撃力は控えめで防御力はそれなりという内容になっています。
 
:BC1918型巡洋戦艦
1918BC.png
 15インチ砲を開発できたのと、AIが戦艦よりも巡洋戦艦を優先して建造する傾向が見られたため、それに対抗するために計画した巡洋戦艦になります。
 コスト削減のため、Narrowベルトを採用していますが、最大厚に関しては必要なものを確保しています。
 4隻建造。

:BB1920型超弩級戦艦
1920BB.png
 15インチ砲装備の次期主力戦艦として設計、計画した艦になります。スクショを撮り忘れていたので後から撮影しているため、設計当時よりも余剰の排水量が多くなっています。
 作者の検証やプレイ中の印象では、Narrowベルトでもかなり粘る(もちろん通常の装甲に比べて弱い点もあります)と思われるので、排水量削減のために採用しています。
 目標8隻の大量建造を画策。しかし、先行して4隻建造中に16インチ砲の開発が完了したため、計画を変更して4隻建造。

:CA1922型重巡洋艦
1922CA.png
 CA1900型装甲巡を完全に退役させるために建造を計画した重巡洋艦になります。少し時間をかけて整備していくつもりで、全体的に前級よりも強化してあります。
 合計8隻建造。

:DD1923型駆逐艦
1923DD.png
 前級のDD1911型駆逐艦が健闘しているものの、次の10年はさすがに力不足と思われたため、新たに設計した1500トン型の駆逐艦になります。
 雷装よりも砲戦能力を重視した設計で、2000トン型駆逐艦の大量配備までのつなぎとして大量建造しました。

:BB1923型超弩級戦艦
1923BB.png
 16インチ砲が開発されたため、8隻建造予定だったBB1920型の内4隻を新設計の戦艦として建造することにして作った艦になります。
 ゲーム後半まで運用することを考慮し、速力を25ノットとしています。しかし、これによって排水量が大幅に増大し、装甲に必要十分な厚みを持たせるために引き続きNarrowベルトを採用しています。(今回のプレイでは、予算に余裕が出てくるまでNarrowベルトを多用することになってしまっています)
 2隻ずつに分けて、計4隻を建造しました。

:CL1926軽巡洋艦
1926CL.png
 陳腐化した旧式軽巡を更新するために建造した軽巡洋艦になります。
 植民地警備とTPのために使う予定なので、性能は高くはありません。
 順次量産し、合計16隻を建造。

:MS1929型掃海艦
1929MS.png
 支配海域の増大と、戦争による損失で掃海艦が不足気味になって来たので、マイナーチェンジ版を量産することにした型になります。
 多数を建造。作者は平時にもKEを一定数以上持っておきたいので、戦時急造ではなく通常の600トン型としています。

:CV1930型航空母艦
1930CV.png
 1930年代になったのにも関わらず、未だにTBが開発できない中、待ち切れずに建造を開始することにした空母です。
 他国に先駆けて、小規模でもいいからまとまった航空戦力を保有しようという思惑の下、搭載数を50機に絞り、装甲も軽巡並みと最低限にとどめて設計しています。
 空母の攻撃力は艦上機の性能に依存するので、こんな艦でも戦力に数えられます。防御力には不安が残るので、護衛として新型の巡洋戦艦も建造しました。
 空母航空団は、TBがまだ開発できなかったため、F10×3、DB10×2.

:BC1930型巡洋戦艦
1930BC.png
 空母部隊の護衛用に強力な巡洋戦艦を整備しようと思って設計した艦になります。
 空母戦では索敵能力が重要になってきますので、水上偵察機を8機搭載しています。
 装甲は若干控えめで、十分敵艦と撃ち合いはできますが過信は禁物です。
 少しずつ建造し、合計4隻建造しました。

:DD1932型防空駆逐艦
1932DD.png
 偉い人から駆逐艦を作れとの指示が来たので、空母部隊の随伴用に設計した防空駆逐艦です。
 本当は2000トン型駆逐艦の開発を待って量産に入りたかったのですが、なかなか開発されなかったためにやむを得ず小型のものを量産することにしました。
 1400トンなのは1500トン型駆逐艦が既にあって画面上で区別をつけやすくするためと、コスト削減のためです。
 とりあえずこんなもんでいいやという性能は確保できたので、護衛役としては役に立ってくれるかなという感じです。
 20隻建造。

:CV1934型航空母艦
1934CV.png
 本格的な機動航空部隊用の空母として整備を開始した、搭載機数75機の航空母艦になります。
 装甲も一応の防御力を持たせ、速力も31ノットと必要なものを持たせています。
 8隻建造し、機動航空部隊を編成して運用しました。
 空母航空団は、TBの開発が間に合ったため、F15×3、DB15、TB15。

:AMC1935型仮装巡洋艦
1935AMC.png
 開戦に伴い量産した、マイナーチェンジしたAMCです。

:BC1938型巡洋戦艦
1938BC.png
 16インチ砲搭載艦と遠距離砲戦で優位に戦うことを狙って、主砲を17インチとした巡洋戦艦です。
 AIが巡洋戦艦を結構作ってくるため、空母部隊の増強に伴い、その護衛として増強することにして建造した艦になります。
 空母部隊の目となるため、水上偵察機8機を搭載。合計4隻建造しました。

:DD1939型防空駆逐艦
1939DD.png
 空母の増勢に伴い、その護衛として新設計した防空駆逐艦になります。
 今回のプレイでは、なるべく低コストで必要な性能を持つ艦を揃えることを心がけているので、主砲を4インチ連装4基8門とし、排水量を1800トンに抑えています。
 また、魚雷の誤射が怖いので、魚雷を4連装発射管1基に抑えてあります。
 新世代の防空駆逐艦として、24隻を建造しました。

:CV1941型航空母艦
1941CV.png
 他国も空母を数隻ずつ揃え始めて来たので、今後も引き続き空母戦力でAIを圧倒し続けるために建造を計画した航空母艦になります。
 防御は最低限のみにとどめ、航空機運用能力を前級よりも強化しました。また、艦隊防空を重視して対空砲を多数装備しています。(その代わり機銃などは控えめです)
 8隻を目標に建造を開始。大型化して建造費用が増加し、予算が苦しい中何とか建造を行いました。

:CL1942型軽巡洋艦
1942CL.png
 すっかり旧式化して、他国の軽巡洋艦に対抗できなくなりつつあるCL1915型軽巡洋艦を更新するために設計、整備を計画した軽巡洋艦になります。
 今回のプレイでは軽巡はあくまで植民地警備やTP用の補助兵力であり、対艦戦は重巡の役割と考えているため、性能はとりあえず勝負にはなる程度と控えめになっています。
 今後の勢力拡大や戦闘による損失も考え、CL1915型と同じく16隻の建造を計画、整備を実施しました。

:AMC1944型仮装巡洋艦
1944AMC.png
 対英戦のために生産を開始したAMCです。

:DD1947型防空駆逐艦
1947DD.png
 対英戦の開戦に伴い、駆逐艦の喪失が予想されたため、戦力強化のために設計し建造に入った防空駆逐艦になります。
 将来、対応する自動装填装置が開発されたら主砲を自動装填式の4インチ砲に換装する予定で、2500トン型駆逐艦の技術が開発されていましたがコスト削減のために2000トン型としています。
 雷装は誤射が怖いので控えめです。
 機動部隊の護衛として、将来の損耗分も考慮して32隻建造。

:CV1947型装甲空母
1947CV.png
 本格的な大型空母として就役したCV1941型航空母艦が、爆弾2発の直撃で簡単に沈没してしまったことを受け、強固な装甲を持つ装甲空母として設計、建造に入った大型装甲空母になります。
 舷側装甲は重巡レベルでNarrowベルトを採用し重要区画のみを装甲、4インチ厚の装甲飛行甲板と2インチの装甲甲板で敵機の爆弾を防ぎます。
 甲板上に主砲は置かずケースメイトに自衛用(多分威嚇にしかならない)のものを配置しています。主砲が無いと副砲が積めないシステム対策です。
 この程度の舷側装甲だと敵艦に捕捉された時に不安が残りますが、とりあえず水雷防御と合わせて敵機の攻撃に対抗できる艦としてみました。→実戦において、敵の中型爆撃機が投下した爆弾の直撃を受けましたが、装甲甲板が有効に機能してほとんど被害は生じませんでした。
 次期主力空母として順次建造に入り、損失分も加えて合計で9隻建造しました。イベントにより速力が30ノットしか発揮できなくなってしまいましたが、とりあえず30ノット出ればいいやの精神で建造を続けました。(原設計が31ノット設定なのは、イベントで速度が発揮できなくても30ノット(艦上機の離発着の際に自動的に空母が出す速度の最大値)は出せる様にという計算だったので、作者が艦に求めている性能は満足しているという判断をしています)
 艦の絵は、日本の改大鳳型装甲空母のイラストの一例を参考としています。USAプレイですが、その・・・、かっこ良かったもので。

:MS1947掃海艦
1947MS.png
 潜水艦などの攻撃で少しずつ数が減って来たので、補充のために設計、生産した既存の掃海艦のマイナーチェンジ型です。
 24隻建造。

:CA1951型重巡洋艦
1951CA.png
 本プレイにおける重巡級の集大成として設計、建造を計画した重巡洋艦になります。
 対英戦争が継続中であり、予算の確保が厳しかったのですが、戦闘によって既存の重巡洋艦に損害も出ていたのでその補充も兼ねています。
 自動装填装置つき8インチ砲の瞬間火力の高さに期待して8インチ4連装砲3基12門を装備。弾幕により、同クラスの重巡級だけでなく、運動性の高い軽巡や駆逐も積極的に狙っていきます。

:DD1953型防空駆逐艦
1953DD.png
 偉い人から「駆逐艦を作れ」と言われたので、威信欲しさに建造を決定した防空駆逐艦になります。
 本当は5インチ連装4基8門としたかったのですが、自動装填装置にして装弾数を多くすると2500トンでも足りないことが判明し、5インチ連装3基6門よりも4インチ連装4基8門の方が対空能力は上で重量もかからないことからこの設計案になりました。
 旧式のDD1923型駆逐艦を完全に代替し、以後は対潜任務に振り向ける予定で、24隻を建造。しかし、予定した速力が発揮できないイベントが発生してしまいました・・・。

:CV1954型装甲空母
1954CV.png
 これまでに建造した空母で、本ゲーム中の空母戦力においてプレイヤー側の優越がほぼ確定しましたが、次世代の空母として建造を計画した大型航空母艦です。
 既存の空母を喪失した場合に備える目的もあり、ゲーム終了時まで少しずつ建造を続けました。
 ゲーム的にはまだあまり意味の無いアングルドデッキですが、今回もちょっと頑張って描いてみました。
 ゲームエンドまでに8隻建造。

:BC1954型巡洋戦艦
1954BC.png
 Ver1.20近辺のAIは、ゲーム後半で巡洋戦艦をかなりの数持っていることが多いため、それらの巡洋戦艦を圧倒するために建造を計画した巡洋戦艦になります。
 作者としては18インチ砲を搭載したかったのですがぎりぎり思いとどまって17インチ砲としてあります。
 強力な分、でかくて高額ですが、ここまでプレイしたご褒美的なものとしてロマンを優先しています。
 合計で4隻を建造しました。

:AMC1954型仮装巡洋艦
1954AMC.png
 既存のAMCのマイナーチェンジバージョンです。

:CL1954型軽巡洋艦
1954CL.png
 対フランス戦の開始に伴い、軽巡洋艦が相次いで潜水艦と機雷の餌食になってしまったため、旧式軽巡の更新と補強のために建造を計画した型になります。
 少しでも潜水艦や機雷の被害が減るといいなと思い、今までコスト削減のために省略していた水雷防御もレベル2を備えています。その分大型化し攻撃力の割にお高く、コストパフォーマンスが悪化しています。軽巡の水雷防御は省くかどうか、悩ましいところです。
 水上偵察機を搭載してみましたが、植民地警備とTPにしか使わない以上、不要だったかもしれません。
 計20隻建造。

:DD1954型駆逐艦
1954DD.png
 対艦、対空、両方に対応できる駆逐艦として設計、生産に入った艦になります。
 戦争の影響で、駆逐艦もぼちぼち敵潜水艦の餌食になってしまったので、将来の駆逐艦戦力の確保のために24隻を建造しました。
 その後も、戦闘による損失を補うためや、主力艦の増備に伴い、順次増産を続けました。

:BB1958型超弩級戦艦
1958BB.png
 本プレイにおけるロマン枠です。
 20インチ砲を採用。砲の門数を確保するため、リシュリューの様な砲塔配置とし(こうすると一般的な砲塔配置よりも装甲重量が軽減されます)、速力も27ノットを確保、防御力もかなりのものを持たせ、戦力として有効に使えそうな形に仕上げてみました。
 USAの海軍力の象徴として、4隻を建造。

6 SAM実装に伴う簡単な確認

:MSCL1966型ミサイル軽巡洋艦
1966MSCL.png
 作者は気づいていなかったのですが、本Ver1.20からミサイルの搭載が可能になっていたらしく、どんな仕様なのか実験するために設計、4隻を建造した艦になります。艦尾は何か新しい世代の艦はちょん切った感じになっているので真似してみた(ちゃんとした名前のある形式何ですが、思い出せないです)んですが、ちょっとうまく行ってないですね。
 SAMのランチャーを連装で2基装備してみました。SSMは未実装だそうです。
 性能的には、ターターシステムに相当するものの様です。
 あと、後日のプレイ中ですが、敵機からミサイル攻撃を受ける場面があったので、どうやら航空機でもミサイルの運用が可能なのは間違いない様です。しかし、作者には使い方が分からなくてまだ試せていません・・・。多分、中型爆撃機辺りが使って来ていたんだと思います。艦上機では使えるのかどうか、ちょっと分かりませんでした。

 ゲームエンド後に演習をさせてみたところ、以下の様に、ミサイルを発射し、敵機を撃墜している様子が確認できました。
ミサイル運用状況.png
 ランチャーを再装填していることから、再装填が可能な仕組みの様です。
 また、この戦闘の結果、艦からの攻撃によって9機の敵機を撃墜しています。
演習状況.png
 沈没艦が出ているのは、空母側に索敵役としてつけていたBCに捕まってしまい、めったうちにされてしまったせいです。航空攻撃による被弾は少なかったです。
 ミサイル搭載の無い、本軽巡よりやや対空砲や機銃による防空能力が高い艦で同様の実験をしてみたところ、敵機の撃墜数が明らかに本軽巡よりも小さかったので、SAMによって防空能力は大きく向上している様です。

 実際に建造はしなかったのですが、2500トン型駆逐艦でも、砲装備を削減して速度も控えればSAMの単装ランチャーを装備できるようなので、今後、艦隊の防空能力が飛躍的に向上するかもしれません。もっとも、航空機もミサイルを使って来る様になっているので、実質的には「SAMが無ければ敵機に対抗できない」バランスになりそうな気がします。
 ミサイルの実装で、今後ゲームバランスが大きく変化するものと思われますので、楽しみに待ちたいと思います。

 以上、長くなってしまいましたが、本記事の内容はこれまでとなります。
 読んでくださった方、ありがとうございました。