「強大な力は人を狂わせる。力を持つ者は、何のために力を振るうのか、考えてから振るっても遅くはないぞ」
神多品山の奥地に隠れ住む、生きる伝説のブリンガー。
天儀球で起こった先の世界大戦で、航空機を撃ち落としたり、艦船を撃沈させたりと、数々の伝説を打ち立てている。
しかし、それは全て神多品を守るためであり、神多品への、鈿女(アポカリプス)への愛が成せる業といえよう。
彼はそれを誇ることなく隠遁生活を送っているが、ミランダや雲龍寺麗香など、遠路遥々彼の元を訪れ、手ほどきを請う者は拒まないという。