RS1
【幻体戦士術】の効果によって出現する【召喚キャラクター】。
基本的に主人公と同じだが、いくつか召喚キャラクターとしての制約がある*1。
MS
| HP | LP | BP | 腕 | 体 | 器 | 早 | 知 | 精 | 愛 | 魅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| 防御 | 斬 | 打 | 射 | 熱 | 冷 | 電 | 光 | 特 | 状 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| 初期装備 | 引き継ぎ |
|---|---|
| 初期技 | 引き継ぎ |
| 初期術 | 引き継ぎ |
| 耐性 | 引き継ぎ |
| 特性 | 術合成無効、ステータス・ステータス異常・補助効果・装備品・耐性・修得技術引き継ぎ HP・自然回復以外のステータス異常回復不可 召喚中に閃いた技の引き継ぎ不可、召喚アイテム、技術は使用不可 引き継いだ武器欄のアイテムのEPはオリジナルに反映されない |
幻体はアイテムや術によるHP回復を受け付けないが、【フェニクスアロー】による【HP吸収】は有効。
これを併用するテクニック(裏技?)は「幻体フェニクス」と呼ばれる。*2
事前に使用しておけば【錬気】や【生命の炎】による持続回復も維持される。
また、【クイックタイム】や【オーヴァドライヴ】の乱発を防止するためか、幻体では術合成が解除され、元の術に戻ってしまう。
詳しい仕様が知られるまでは、完全試合の期待に震えながらバトルに突入し、水術リストに鎮座する【タイムディシーバー】を目の当たりにして愕然とするプレイヤーが後を絶たなかったという。
ただし、【聖杯】の固有技であり貴重なBP回復技である【奇跡の水】のコストを踏み倒せるため、幻体で奇跡の水を使って他の味方がQT、ODを連発するという戦術が編み出されることとなった。
RS2
| 特性 | アメジストの斧以外は使用不可、見切り発動不可 |
|---|
【アメジストの斧】の【固有技】である【幻体戦士法】を利用することで発生する【召喚キャラクター】。
本体に入れ替わる形で出現し、【気絶】状態になるか【LPブレイク】効果が発生すると消滅し、本体が戦線に戻ってくる。
この召喚キャラクターの性質は以下の通り。
- アメジストの斧以外の武器、アイテム、術が利用不可となる
- 実質、アメジストの斧以外の武器・術が全て外されている状態になるが、防具は解除されないため耐性を得ることはできる。
- 初期HPは幻体戦士法利用直前の利用者のHPと同じである
- 【術】によるHP回復は不可
- 例外的に【傷薬】等を使えば、HP回復可能
- 本体の【ステータス異常】は反映されない
- 本体の【補助効果】は【透明】【能力値変化】しか反映されない(【再臨】【魔法盾】などは効果が出ない)
- 幻体が技を使ったとしても、本体のWPは減らない(戦闘終了後又は召喚キャラクター消滅後は元に戻る)
- 【見切り】は発動しない
- 技の閃きは可能だが、本体には引き継げない
- 【ヴォーテクス】によって消滅する
大きな特徴として、能力値については幻体戦士法利用時のものをコピーして作成される召喚キャラクターとなっている。
例えば【金剛力】が掛かっている状態で幻体戦士法を利用した場合、召喚キャラクターは金剛力により腕力が増えている状態ではなく、「金剛力によって増加した分の腕力を素で持っている」ことになる。
つまり、金剛力状態で幻体戦士法を利用→幻体戦士に対して金剛力を利用、とすれば金剛力の重ね掛けが可能である。
この特徴を強く利用出来るのが【竜脈】であり、竜脈は次の行動までの間だけ一時的に能力を増やす効果を持つが、竜脈を使った直後に幻体戦士法を利用すると、竜脈による能力増加効果を永続させた幻体戦士を生み出せる。
しかも、幻体が消滅したとしても本体の竜脈効果は消失しないため、再度幻体戦士法を使えば、再度竜脈効果を持った幻体戦士を生み出すことが出来る。
似たような状態として地冥の【合成術】である【レイスフォーム】により生み出せる【レイス】が挙げられるものの、レイスフォームと比べると癖は少なく扱いやすい。
リマスター版
アメジストの斧以外の武器・術が全て外されている状態、引き継ぎプレイの際に【レオン】をこの状態にして【ソウルスティール】を受けた場合、そのまま武器欄の装備と修得済みの術が消失してしまうバグが発生する。
RS2R
原作と仕様が異なる点が多い。
【シャドウサーバント】【竜脈】とは併用できないものの、連携やアビリティの活用でタフで継戦能力の高いアタッカーとして運用できる。
使用すると幻体へと変化する。幻体のHPや各種ステータス変化、状態異常は【幻体戦士法】使用直後の状態に準ずる。シャドウサーバント状態で使用した場合、効果が上書きされる。
HP0または変化術の【霧隠れ】か【リヴァイヴァ】の対象にすることで解除される。【ヴォーテクス】や敵専用技だと【アストラルゲート】でも同様。
解除された場合、HPのみ幻体戦士法使用直後の状態に戻る。
使用できるのが【アメジストの斧】および同・改の武器と技だけなのは原作通り。防御、退却は可能。
本作では斧技のBP消費が0になる(固有技を除く)。
防具類の防御力や状態異常耐性などは本体のものが引き継がれる。
装備解除はされていないので盾も発動するし、剣を装備していれば【オートパリイ】も発動する。連携時なら他の武器技や術も候補に上がる。
そのため連携参加用にメインの攻撃手段も用意しておくと良い。
技、術、傷薬類によるHP回復はできない。
【毎ターンHP回復】または◯◯の恩寵+回復地相ならHPを回復できる。
【毎ターンBP回復】によるBP回復も可能。
習得している【見切り】は有効に変更となった。新たに見切ることはない様子。
耐性面は本体のものを引き継ぐ。
アビリティの効果は通常通り発揮され、オートパリイ、【サヴァイブ】、【ダメージカット】や◯◯の恩寵で原作以上に堅牢になる。
幻体解除時にBPはリセットされなくなった。
また、ステータスアップ及びダウン、状態異常の効果時間は通常時と幻体戦士とで共通のカウントとなり、幻体戦士への変化や解除ではリセットされなくなった。
幻体戦士法の使用で竜脈の効果が解除されるようにもなり、竜脈からの幻体戦士法は意味をなさなくなった。
何よりタフさが難易度ロマンシングのラスボス戦以降で最も輝く。
残りHP30%以上で使用すればサヴァイブでどんな攻撃も1回は防ぎ、倒されても元のHPで復帰できる。
先手を取れるなら幻体戦士法をまた使用すればいいし、幻体無しで攻撃を受けそうならリヴァイヴァで上書きして耐えさせる手も使える。
装備品を重量やステータスアップ重視で選ぶことも通常よりやりやすくなるだろう。
またシャドウサーバントと併用こそできないものの、連携なら最大火力で参加できる。
斧、火、風弱点の相手であれば連携ゲージだって貯められる。
原作と使用感こそ異なるものの、使い勝手が良い固有技と言える。
ノエル
【ノエル】の幻体は別のエネミーとして扱われる。
本体であるノエルと攻撃を分担して攻撃を行い、古代人ノエルの幻体戦士は斧を担当する。
こちらもヴォーテクスで消すことが出来る。古代人ノエルに至っては本人のヴォーテクスで幻体戦士が消えてしまうことも。