【レイス(ステータス異常)】

Last-modified: 2023-04-29 (土) 17:52:59

RS2

【レイスフォーム】を利用すると発生する【補助効果】、正確には、この補助効果を持っている分身を発生させる。
分身ということでいえば【幻体戦士法】における【幻体戦士】と同じなのだが、レイス状態がかなり特異な状態であることもあり、幻体戦士と異なる特徴が多々ある。

具体的に幻体戦士と異なる点を下表でまとめると以下の通り(共通点については幻体戦士のページも参照のこと)

幻体戦士レイス
利用出来る行動防御
【アメジストの斧】
アメジストの斧で利用可能な斧技(幻体戦士法を除く)
防御
レイスフォームを除く術
シャドウサーバントやリヴァイヴァなど
使えなくなる術もある
物理防御利用時の本体の物理防御力【斬】【打】【突】【射】防御128(物理属性無効)
特性本体の特性と同じ【死者】特性
HP回復アイテムでのみ可能
(ただし、利用時の本体のHPが上限)
不可
(回復効果を受けた瞬間分身消滅)
補助効果【透明】、能力変化は本体を引き継ぐ能力変化のみ本体を引き継ぐ
ステータス異常耐性本体と同じ全て(【即死】【石化】含む)無効

ざっくりと言ってしまえば、レイス状態である間は物理属性については基本的に無敵(例外的に【十文字斬り】など、死者に特効である攻撃は特効を食らう)となる上、ステータス異常についても無敵といっていい。

そう考えると幻体戦士より強いのだが、レイスフォームを利用した時点で本体は【気絶】してしまうため、分身が消滅すると、気絶した本体が現れることになる。
その為、分身が消滅しても再度幻体戦士法を使えば間髪入れずに再度分身を作り直せるのに対し、レイスフォームによる分身が消滅した場合にはまず本体を回復する必要があり、更に使う度に気絶が発生するため、【LP】が1減ってしまう。

その為、むやみに使うと自らの命を削ってしまうだけのハイリスクハイリターンの状態といえる。
更に、レイス状態の分身は術しか使えないわけだが、レイスフォームが利用出来るということは【天術】が使えないことになるので、必然的に高威力の攻撃術が使えない状況ということになる。
具体的に言ってしまえば、最も強い攻撃術は【ストーンシャワー】であり、(そんな相手にレイスフォームを使う必要はないと思われるが)打属性が効かない相手だと、冥術最強の威力4である【サンドストーム】くらいしか選択肢がなくなってしまう。
移植版ならサンドストームは威力7となっているが、比較的低威力の術しか使えなくなってしまうので攻撃面で言うと大抵は物足りなくなる。

ただ、物理属性については基本的に無敵となれるリターンは大きく、物理攻撃しかしてこない敵が相手であれば少なくとも負けることはなくなる。
また、死者特性を持つことから【冥術】も無効化出来る。

七英雄クラスの相手であっても物理攻撃一辺倒の【ダンターグ】(第3形態まで)や、【ボクオーン】については使っただけで負けることはなくなるし、【冷】属性を無効化出来る【ネレイド】【イーリス】であれば第2形態の【ノエル】にも負けなくなる。
移植版であれば【風の指輪】×2(or風の指輪+【ラバーソウル】)で【雷】属性を無効化して【スービエ】、ダンターグ第4形態、【ロックブーケ】を、【火神防御輪】【地の指輪】×2で【熱】【状】属性を無効化すれば【ワグナス】もノーダメージに押さえ込める。
となると、七英雄の中で唯一ノーダメージに持って行けないのは意外や意外【クジンシー】のみということになる。
クジンシーの場合、全【LPブレイク】である【ソウルスティール】は即死耐性無視なのでレイスのステータス異常耐性では防げない。
分身は見切りの発動がなくなるため、ソウルスティールが飛んでくるとどうにもならないことから、負ける可能性があるのである。
案外油断していはいけないのがボクオーンで、攻撃術の属性を間違えるとマリオネットの同士討ちで思わぬ属性を喰らうことが考えられる。こちらが使う術の種類には気をつけよう。意外に防御も可能という点が見過ごされがちなので、ここは敵のリソース枯渇を待ってから反撃に転じればいい。

ただ、ここまで負けることはないという表現を使っている通り、幻体戦士法と異なり、レイス状態の分身が使える行動は全てJPを消費する術のみであるため、JPを使い切っても敵を倒すことが出来なかった場合は負けることはないが勝つことも出来ないという状態に陥ることはある。