アイテム

アイテムの購入と所持

アイテムはGMが許せば、セッションのいつでも購入することが可能です。
GMは必要に応じて、購入を禁止しても構いません。普通、緊迫した場面や、店舗が近くにない、戦闘の最中などの状況では許可されないでしょう。

アイテムは一人の政霊がいくつも所持することができます。ただし、[装身具]のタグをもつアイテムは例外となります。
GMはアイテムの所持数に制限をかけても構いません。

アイテムはGMが許せば、ほかのキャラクターに受け渡すことができます。
GMは必要に応じて、受け渡しを禁止しても構いません。戦闘中であれば、同じマスにいる相手にメジャーを使用すれば可能。など、ルールを定めても構いません。
GMが、手順が複雑になりすぎる。と考えたならば、禁止してしまった方がよいでしょう。

アイテムの使い方

アイテムの使い方は、基本的にスキルに準じます。
スキルの「スキルの使い方」を参照し、「スキル」を「アイテム」に読み替えてください。
「効果の重複」についても同様です。

特殊なタグ

アイテムがもつ特殊なタグとして[装身具]、[消耗品]、[食物]、[甘味]、[贈り物]があります。

[食物]、[甘味]、[贈り物]のタグをもつアイテムは戦闘中以外でのみ使用できます。

[装身具]タグをもつアイテムは、二つまでしか所持することができません。
なんらかの理由で三つ以上を所持することになった場合は、GMの裁定に従ってください。
セッション前にGoldを消費し[装身具]のアイテムを増やした場合であれば、今回のセッションで使わないものを選び議事堂に預けてあるということにしてもよいでしょう。

[消耗品]タグをもつアイテムは、使用回数を使い切るとアイテムを失います。
[消耗品]タグがあり、使用回数が空欄である場合は一度きりの使用で消耗することを示します。

[食物]タグ、[甘味]タグをもつアイテムは、同じタグのアイテムの効果を一度に二つ以上受けることができません。
すでに[食物]のアイテムの効果を受けている状態で、さらに[食物]のアイテムを使用した場合、後から使用した方だけが効果を発揮します。
[食物]のアイテムの効果を受けている状態で、[甘味]のアイテムを使用した場合は、タグが異なるため両方とも効果を受けることができます。

[贈り物]タグをもつアイテムは、[好感度の保持]のタイミングで購入した場合のみ特別な効果を得ます。
詳しくは好感度ルールを参照してください。

アイテムデータの見方

アイテムデータは以下の情報が記入されています。
項目が空白の場合、その項目は意味がないことを表します。

名称

アイテムの名称です。

タグ

アイテムの種別を表わすタグが記述されています。

タイミング

アイテムを使用できるタイミングが記述されています。

判定

アイテムを使用するために必要な判定の能力値が記述されています。

対象

アイテムの効果を受ける対象が記述されています。

射程

アイテムの効果が及ぶ距離が記述されています。

回数制限

アイテムの使用回数が制限されている場合、記述されています。

価格

アイテムの購入に必要な価格が記述されています。「非売品」となっているものは購入できません。

説明

アイテムの効果が記述されています。
またフレーバテキストは斜体で記述されます。