政剣マニフェスティアRPGの世界観について
『SMR』は原作ブラウザゲーム「政剣マニフェスティア」を元にした、二次創作作品の一種です。
世界観についても原作をもとにしていますが、TRPGとして遊びやすいように設定の一部を改変、または原作ではあいまいな部分を決定している部分があります。
あくまでも『SMR』における「差異」であることを認識し、「原作ではこうだから~~すべき」などのように意見の押し付けを行わないようにしてください。
なにより一度のセッションにおいては、GMの提示した世界観こそが常に正しいのです。
ここに記された世界観も、セッションを楽しく運用するためであれば改変や付け足しは行うべきです。
GMとプレイヤーの想像が許す限り、自由に設定を加えて遊んでください。
それが原作、または『SMR』の設定、ルールに矛盾するようなものでも、「参加者みんなが楽しめる」範囲でGMはその設定を許可できます。
政剣マニフェスティアRPGの独自設定
以下は原作ゲームにはない、『SMR』独自の設定です。
リトルギア
リトルギアとはPCとなる政霊たちがもつ、小型のギアです。
手のひらに収まる懐中時計程度の大きさで、外殻のデザインは精霊たちによって自由にアレンジされています。
政霊たちがこれにマナを注ぎ込むことで、マナスキルや内閣スキルといった特殊な力を発揮します。
また政霊たち自身の力を受けて内部のギアが回転し、これによりチャージという力を生み出すことができます。
政霊がヤトーに対して無敵といえる最大の理由が、超高速飛行物体であるギアです。
ギアに乗った政霊はヤトーの攻撃を一切受け付けません。ギアのおかげで、政霊武器の強大な攻撃力を一方的に叩き込めるのです。
ですがギアの使用には莫大なマナを消費し、かつ能力を十全に発揮するためには総理が発するモチベパワーを受ける必要があります。
コスト面と総理の安全確保の問題から、戦挙以外で政霊を召喚することは難しかったのです。
しかし昨今、この問題を解決する手段が数人の政霊の手によって生み出されました。
ギアのもつ「政霊を無敵にする力」を最低限のレベルで発動。かつ、モチベパワーを受けなくても動けるように携帯可能サイズにしたもの。
それこそがリトルギアです。
このリトルギアの開発により、従来とはくらべものにならないコストで政霊をヤトーの起こす事件に派遣することができるようになりました。
それでも一度の派遣で、コクミン数千人が生涯困らないレベルのマナを消費するのですが……
もちろんデメリットもあります。
政霊たちはギアがなければ、(政霊武器という強大な力はもつものの)普通の女の子と然程変わりません。
そんな彼女たちを、ヤトーが事件を起こすたびに昼夜関係なく派遣することが可能になりました。
こういった政霊たちの酷使を疑問視する声もあります。
ですが、結局はヤトーを倒せるのは政霊だけです。
多くのコクミンは「まあ、仕方ないよね。コクミンだってマナを納めているんだし」という意見で一致しています。
シーリーン・ヨシダ著 「政霊たちの新たなお仕事」より
政霊武器
政霊武器がもつ能力は、原作ゲームに比べてだいぶ弱くなっています。
これは「リトルギアでは十分なマナ供給が行われないため」であり、武器の力をほとんど発揮できていないのです。
また、マナが不十分な状態では使用すらできない武器、マナが不十分であっても性能が高い武器もあります。
前者がSR+以上のレアリティ(『SMR』では現在、未実装)であり、後者がHRやHR+(『SMR』オリジナルのレアリティ)です。
HRは戦挙においては、RやR+としての能力を持っているようです。
シーカー私塾
シーカー私塾は政霊を目指す者のための学問機関であり、何十人もの政霊がここで教えを受けたと言われています。
塾長は永きを生きると言われる政霊、シーリーン・ヨシダです。