リプレイ『ツギハギの街の戦い』 2

Last-modified: 2016-11-20 (日) 11:38:06

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Middle

 
 

◆Middle 05◆ 発見、ヤトーの砦

 

GM : ヤトーは追っ手をまくために、木々をかき分けるように山道を進みます。
シェロブ : 絶対に逃がさないのである。我が輩の仲間の仇、必ず……
ヒラリィ : いや、生きてるから!(一同笑)
シェロブ : こういうのはノリでよいんであるのに……こほん。我が輩の仲間を傷つけたツケ、きっちり払ってもらうのである!
GM : 相手を見失わないように懸命に追うシェロブですが……、ここで[内務]の判定を。
シェロブ : 罠であるん? アニマルフードの効果、使っていいである?
GM : 狙ったかのように持ってますね。いや、データ組んだのわたしなんですが……どうぞ。
シェロブ : アニマルフードを使用して、3Dで(コロコロ) 2、3、4で1Hit。成功である。
GM : あなたがその一歩を踏みこんだとき、脳裏に危険信号(シグナル)が。
シェロブ : 横に転がるように飛び退くのである!
GM : 木々の根本へ退避したあなたは、踏み込んだ地点より先の地面がざあーっと崩れていくのを目撃します。
トリクシィ : 落とし穴とは古典的な。……ワタシが追跡メンバーに入らなくてよかっタ。
GM : 二重トラップのつもりだったんですが、かわされちゃいましたね。
ヒラリィ : GM、本当に容赦ないのだ。
シェロブ : 落とし穴を迂回して、すぐに追うのである。
GM : あなたがトラップにかかったと思ったのか、安心したかのようにまっすぐ林を突っ切ります。
シェロブ : 見つからないように後をつけるのである。
GM : 林を抜けるとそこには、山間に隠れるように用意された小さな砦がありました。ヤトーはそこに向かっています。
シェロブ : こんなところに拠点を作っていたのであるな。
GM : 目玉のリーダーが砦に近付くと、中から巨体のヤトーが姿を現しました。(イラストを見せる)
シェロブ : 海老男なのである!
GM : はい。目玉リーダーは海老男に何か報告しているようです。が、次の瞬間には海老男にぶっ飛ばされて動かなくなります。
シェロブ : どうやらあれがヤトーどものボスのようであるな。
GM : はいです。ちなみに海老男はランク5のヤトーです。
ヒラリィ : ランク5ってどのくらいの強さなのだ?
GM : 初期作成の政霊3人にぶつけたら正気を疑われる程度?*1
トリクシィ : 自己紹介、乙デス。(一同笑)
GM : やだなあ、そのままぶつけたりしませんよ。雑魚も山盛り添えますから。
ヒラリィ : この外道っ!(笑)
シェロブ : なんとか戦わない手を探すであるん?
GM : あ。砦を発見したので、ここで公役を追加しますね。

 

【公役:海老男を倒し、砦を陥とす】

 

ヒラリィ : 戦えってことじゃないですか、やだー!(笑)
シェロブ : 倒さないとEXPが減るとなると、逃げるわけにもいかないのである……*2
トリクシィ : 強敵が待っているとわかっただけ良しとしましょウ。
シェロブ : では、みんなのところに戻るのである。
GM : はい。ではシーンを変えて、次はヒラリィとトリクシィの視点へ。

 

◆Middle 06◆ 乙女の口づけ

 

GM : 街外れでは残ったヤトーたちがコクミンに戻り、子供たちの安全は確保されました。
ヒラリィ : ヤトーってコクミンだったのかあ。
GM : ヤトーになってしまう理由はいくつかありますが、今回のシナリオでは気にしなくてよいです。
トリクシィ : 「ヒラリィ、ケガは大丈夫ですカ?」
ヒラリィ : 「このくらいどうってことないのだ」
GM : ヒラリィは演出的には子供たちをかばって爆発を受けた形なので、少女がかいがいしく手当をしてくれますよ。
シェロブ : かばったのは事実だけど、攻撃を食らったのは判定に失敗したからである。
ヒラリィ : あーあー聞こえなーいのだー(笑)
GM/少女 : 「本当にすみません。わたしたちを守るためにこんなケガまでさせてしまって……」
ヒラリィ : 「いやいや、あのヤトーが攻撃してきたのは私たちがいたからなのだ。巻き込んで申し訳ないのだ」
GM/少女 : 「そんなことは……」
ヒラリィ : 「それに……」 あ。この子の名前、聞いておいたことにしていい?
GM : あー……
ヒラリィ : あ、名前決まってなかった感じ?(笑)
GM : いえいえ。「シィ」と彼女は名乗りますね。
シェロブ : C、いた!(一同笑)
トリクシィ : 少女はヤトーだっタ?(笑)
GM : いやいや……子供たちがヤトーになるフラグはもう消えたので。
ヒラリィ : しれっとなんか言った、このGM!
GM : 気にせず行きましょう(笑)
ヒラリィ : 「それに、コクミンを守ることは政霊の役割なのだ。だからシィたちが無事なら、どんな傷を負ったって私はへっちゃらなのだ」 シィが気に病まないように明るく笑顔でそう言ってあげるのだ!
GM : シィは耳まで赤くしてうつむき、包帯を巻いています。(笑)
シェロブ : このニコポ*3製造機はどうしてくれようか。
トリクシィ : いヤ、ちゃんと好感度稼ぎはしてますし、ニコポ呼ばわりは可哀想ですヨ。ウザいのは確かですガ(一同笑)
ヒラリィ : なんかヒドい言われようなのだー
GM : そうこうしているうちに手当も終わります。
ヒラリィ : 「ありがとうなのだ!」
GM : ですがシィは手当の終わったあなたの手を握ったまま、視線を上げません。
ヒラリィ : 「どうしたのだ?」
GM/少女→シィ : 「ヒラリィさまは、またヤトーと戦うんですよね……?」
ヒラリィ : 「もちろんなのだ。この街を狙うヤトーを全部倒して、シィたちが安心して暮らせるようにするのだ」
GM : その言葉に、シィは何かを決意するかのようにぎゅっとあなたの手を握ります。
ヒラリィ : 「シィ?」
GM : あなたの呼びかけにびくりと肩を揺らし、ゆっくりと顔を上げた彼女の頬は赤く。潤んだ瞳であなたを見つめます。
ヒラリィ : お、おう?
シェロブ : GMが細かい描写入れてきた!
トリクシィ : あ、ワタシは席を外すべきですカ?(一同笑)
GM/シィ : 「ヒラリィさま……わたし……」 小さく震える唇があなたの名前を呼び……
ヒラリィ : えー、あー(固まっている)
シェロブ : 「我が輩、戻ったのである!」(一同爆笑)
トリクシィ : シェロブ、空気読んでくだサイ!
シェロブ : 読んだ結果、ここだと思った!
ヒラリィ : たしかに! ちょっと助かったと思ってる私がいる!(笑)
GM : シィは慌ててヒラリィの手を放し、邪魔にならないようにと後ろに下がります。
シェロブ : 「なにかあったであるん?」
ヒラリィ : 「いや、別にっ。それよりおかえりなのだ。ヤトーたちのアジトは見つかったのだ?」
トリクシィ : ヒラリィ、なにか後ろめたいことでモ?
ヒラリィ : ナンニモナイヨー
シェロブ : 「もちろんである」 見つけた砦と、そこにいた海老男のことを話すのである。
トリクシィ : 「殲滅対象がはっきりしましたネ」
ヒラリィ : 「さっさと倒して、みんなを安心させてあげるのだ」 って、ランク5って普通に倒せるの?
トリクシィ : わかりませんガ、砦の防御を固められたり拠点を変えられては困りマス。今は拙速を選ぶべきでしょウ。
GM : あー、すみません。イベントキャンセルしちゃったので渡し損ねたのですが、こんなものがありまして。(データの書かれた用紙を出す)
ヒラリィ : EXスキル? なにこれ強っ!
シェロブ : 発生させたダメージを二倍って、とんでもないんである。
GM : EXスキルはそのセッション中だけ使える、イベントやNPCの助力をデータ化したスキルです。
トリクシィ : これがあれば、攻めない理由はありまセン。ヒラリィ。
ヒラリィ : ん?
トリクシィ : シィにキスされなサイ。
ヒラリィ : なんで!?
シェロブ : スキル名が《乙女の祝福》なんである。つまりそういうことであるん?
ヒラリィ : ま、待つのだ。この効果ならトリクシィがもらった方が強いのだ!
トリクシィ : いエ、固定値が高い方がより有効デス。大体、この流れでヒラリィ以外がされるのはないでしょウ。
GM : 別にトリクシィでもだいじょうぶですよ。
トリクシィ : いけまセン。乙女のキスを受けたら、ワタシにかかっている魔法が解けてしまいマス。
ヒラリィ : それもうなんかの呪いじゃないかな!(一同笑)

 

 この後、GMは「シィからのキスを受けた」という結果さえ受け入れてもらえれば、演出の必要はないと説明。結局、ヒラリィがEXスキルを受け取ることに決まりました。

 

シェロブ : ……あまりにも描写が生々しかったために、キスシーンはリプレイではカットすることになったわけであるが。
トリクシィ : 舌まで入れる必要はあったんですカ、ヒラリィ。
ヒラリィ : 風評被害を作るのはやめのるだ!(一同笑)
GM : はいはい、話を進めますよ。といっても、GMからはとくにもうないんですけど。
ヒラリィ : じゃあ、もう砦に向かっちゃう?
トリクシィ : GM、次はもうボス戦ですカ?
GM : はい、クライマックスになります。
トリクシィ : ではみなさんに焼き鳥を配りマス。チャージは1点でも高い方がいいでしょウ。
シェロブ : 我が輩、タレがいいんである!
トリクシィ : ボスの前にワタシと戦いますカ、シェロブ?(一同笑)
シェロブ : 塩でいいのである……
ヒラリィ : ねぇ、ちょっと相談なんだけど。マナも分散して持たない?
トリクシィ : えエ、ワタシもそれは考えていましタ。《マナバリア》用の分を除き、残りは均等に分けて一人一人が自由に使えるようにしましょウ。
シェロブ : 確かに共有リソースだと思うと、つい節約してしまうんである。
ヒラリィ : 一人5点くらいでいいかな。30点は全員のバリア用ってことで。
シェロブ : 我が輩はすでに1点使ったので4点であるな。
トリクシィ : いざとなったら融通し合いましょウ。
GM : 相談はもうよいですか? ではシーンを閉じますよ。
ヒラリィ : 最後にシィに一声かけていくのだ。 「行ってくるのだ、シィ」
GM/シィ : 「ヒラリィさま、みなさん、どうかお気をつけて……」 と身を案じてくれますよ。
ヒラリィ : よしっ、頑張るのだ!

 

Climax

 
 

◆Climax 01◆ 決戦、ヤトー御一行

 

GM : ではクライマックスに入りましょう。みなさんは山間にあるヤトーの砦へとやってきました。そこには多くのヤトーと、それを束ねる海老男の巨体が待ちかまえています。
シェロブ : 警戒態勢、というより迎撃体制であるな。
トリクシィ : それでも20体以上の仲間を失ったばかりデス。補充は間に合わないハズ……
GM : お馴染みの目玉は50体、つまり10トループほどいますね。
ヒラリィ : 10!? 多すぎなのだ!
GM : 安心してください。みなさんがミドルの判定を頑張ったので、これが最も少ないパターンです。
トリクシィ : 少しは遠慮してもよいのですヨ、GM。
ヒラリィ : リプレイを読んだ人が、これが普通と思わないか心配なのだ。*4
GM : なお、みなさんがいる林からは距離があるため、不意打ちはできないでしょう。
ヒラリィ : ふぅ……ならば、堂々と真っ正面から出ていくのだ。二人は少し後ろからくるといいのだ。
シェロブ : お断りである。ライバルである我が輩が、戦場では隣にも立てぬと思われては業腹である。
トリクシィ : 一手目から動かずに敵を撃てる位置取りが好ましいですからネ。
GM : その意気や良し。では(MAPを広げ、コマを並べる) みなさんは1マスに固まって、この位置まで進んだことにしましょう。

 
  • ラウンド進行開始時の配置
    • [ヒラ]=ヒラリィ、[シェロ]=シェロブ、[トリク]=トリクシィ
    • 灰色のマスは林のため、必要な移動力が+1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[目玉I]
 
 
 
 
 
[海老男]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[目玉G]
 
 
 
 
 
 
 
 
[目玉H]
 
 
 
 
 
[目玉J]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[目玉D]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[目玉A]
 
 
 
 
 
[目玉F]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[目玉B]
 
 
 
 
 
[目玉E]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[ヒラ]
[シェロ]
[トリク]
 
 
 
 
[目玉C]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

トリクシィ : ふム……少し作戦を考えますのデ。掛け合いは二人に任せマス。敵の行動値は聞いてもいいですカ?
GM : はい。ボスの海老男が5、雑魚はすべて3。さっきと同じ目玉トループです。
トリクシィ : あー、GM。行動遅延ってできますカ。
GM : Tを得るタイミングで[待機]を宣言できます。その場合はこのR中、行動値を0として扱います。
トリクシィ : 了解デス。
GM : では演出を。 「やはり来たな、政霊ども。この総理のイヌめ!」 とボスが叫びます。
ヒラリィ : 「お前たちの悪事もここまでなのだ!」
GM : 「悪だと。それは貴様らのことだ。我々ミンシュン党は総理の偽善を暴き、コクミンに真の正義を」
ヒラリィ : 「ヤトーの問答に興味はないのだ! お前たちのせいでシィが、子供たちが、怖い思いをしたのだ。笑顔を失わせたのだ。私にとってはそれこそが悪なのだ。だから私は……そんな世を正すのだ!」 そう見得を切って、剣を突きつける!
シェロブ : きゃー、初代さまー! かっこいいー!
GM : 「ぐ、ぬ……」 ボスは言葉に詰まり、 「ええぃ、結局は勝った者が正義なのだ! オマエら、ヤツらをたたんでしまえ!」 と、部下に号令をかけます。
シェロブ : ヒラリィがかっこよすぎて、とくに出しゃばる暇もなかったのである。
ヒラリィ : 気にせず言って、言って。
シェロブ : 勇ましいセリフは戦闘中に取っておくのである。トリクシィ、作戦は決まったんであるん?
トリクシィ : 基本的には先ほどと一緒になりそうデス。ヒラリィが前に出てトループの攻撃を引きつケ、ワタシとシェロブが数を減らス。1回の攻撃で1体を倒せれバ、1R目は3回避ければOKデス。
ヒラリィ : きっついなー
トリクシィ : 毎回1Mブーストしていれば、避けきれずに《鋼の盾》を使ってもチャージは切れないと思いマス。
シェロブ : バリア用のマナも半分くらい回避に回す感じであるな。
トリクシィ : ハイ。ワタシとシェロブの分のマナも最悪使うことになるでしょウ。
ヒラリィ : ここまで節約してきて正解だったのだ。
トリクシィ : 回り込んでワタシたちを狙うようなら、攻撃回数が減るので前に出てきたものから処理という感じデ。ボスに関してはデータが読めないのデ、あとは出たとこ勝負デス。
GM : よろしいですか。それではクライマックス、ボス戦に入りましょう。1RのRRです。
シェロブ : 《嚆矢濫觴》……は、必要ないんであるん?
トリクシィ : 確かにトループよりは先に動けますからネ。温存しては。ワタシは《ジェノサイドモード》デス。
GM : こちらはありません。トリクシィのTですね。
トリクシィ : まずは右手に浮いているCヲ。マイナーはなし、メジャーで《クリスタルブリット》。(コロコロ) 1Hit。ダメージは……24点[魔力]デス。 「吹き飛びなサイ!」
GM : あの、トリクシィさん。5Dで24とか普通出ませんよ……(コマを取り除く)
シェロブ : 今日の出目平均は4を余裕で越えていそうなんである。
GM : ボスのT。マイナー、メジャーともに移動して、ここ。どすーんどすーん、と重い足音とともに巨体が走ってきます。
トリクシィ : 移動力3ですカ……最悪ですネ。次ラウンドでワタシたちは一歩下がらないと殴られマス。
シェロブ : んー、それでも我が輩は残るのである。マイナーを使わないと、雑魚を撃ち漏らす可能性が高い……[体]判定の攻撃なら、回避する目もあるんである。
ヒラリィ : 次は私のTなのだけれど……待機はまずいよね?
トリクシィ : このラウンドは攻撃されないとはいえ、ワタシたちのマスに突っ込まれるのは致命的デス。苦労をかけますガ、前を抑えてもらえますカ。
ヒラリィ : 了解したのだ。ここに移動して、目玉Bに《大切断》。(コロコロ) 1、6の1Hit。あれ、1Hitじゃ足りないかな……あ、ダメージで6が出て18点の[物理]!
GM : 耐えられる目などなかった……
ヒラリィ : 「さあ、次はどいつなのだ!」 と、マイナー使えないときは攻撃にもマナ使っていかないと怖いな。気をつけよう。
シェロブ : 我が輩の番であるな。近い敵から撃つのである。《ツインボルト》、《パワーショット》。さらに1M《マナブースト》で(ころころ) 2Hit。23点の[物理]である!
GM : 早くも3割壊滅ですね。
シェロブ : 「ヒラリィ、来るのである!」
ヒラリィ : 「受けて立つのだ!」
GM : では、ここから楽しい攻撃タイムー。まずH、I、Jはマイナーとメジャーで移動して、ここ。で、Gも移動してヒラリィに接敵。
トリクシィ : こちらには来ませんでしたか。
GM : もちろんです。そしてD、E、Fがすべてヒラリィに接敵して、《ワラワラ》の効果を受けます。これは同じマスにトループが存在する場合、PCはあらゆる行動判定に-1Hitされます。ヤトーの群れが邪魔で、行動を阻害されているのです。
ヒラリィ : えええっ、それはまずすぎる!
トリクシィ : そんなスキルがあったとハ。予測していませんでしタ。
シェロブ : ミドルでは集まる前に殲滅してしまったであるから、仕方ないのである。
ヒラリィ : これって最後は-3Hitされるってこと?
GM : いいえ。同じスキルの効果は重複しませんから、-1Hitだけですよ。
ヒラリィ : それなら(かわ)せる目はある……こい!
GM : では全員《体当たり》。[体]の1Hitが3回です。
ヒラリィ : 全部1Mずつブーストして、ほっ(コロコロ) 1Hitの《鋼の盾》で回避!(コロコロ) 2回目は2Hitで回避!(コロコロ) 3回目も2Hitで回避!*5
シェロブ : 素晴らしいのである! チャージもプラス収支であるー♪
GM : マナ消費は合計10ですか……なかなかしぶとい。では、1R目はRB。2R目に入りますよ。

 
  • 2ラウンド目RR時点の配置
    • [D]、[E]、[F]、[G]=それぞれ目玉トループのD、E、F、G
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[目玉I]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[海老男]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[目玉H]
 
 
 
 
 
[目玉J]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[ヒラ]
[D] [E]
[F] [G]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[シェロ]
 
[トリク]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

GM : RRで海老男が《凍りつく雄叫び》。対象は[内務]で、こちらの[外務]と対決。敗北するとデバフのスロウ(1)が入ります。こちらは1Hitです。
トリクシィ : ヒラリィが食らうと、1回殴られる回数が増えますネ……
GM : 「そこを動くなぁっ、叩きつぶしてくれる!」 と、空気が震えるほどの大音声。
ヒラリィ : [内務]は苦手じゃないけど、《ワラワラ》の効果を受けているから……1点マナブースト。うわぁっ、失敗! 「うるさいのだあああ!」
シェロブ : 我が輩は素振りで抵抗。(コロコロ) 失敗なので、このRRで《嚆矢濫觴》。できるであるん?
GM : 構いませんよ。
シェロブ : 「すぐに黙らせるのである」 間違えてフードの耳を抑えちゃったので、普通に食らっちゃう(笑)
トリクシィ : ワタシは振る必要はありま……ス! ギアが回るんでしタ。(コロコロ) 1Hitで成功してしまいまシタ。 「下品な声ですネ、汚らわしイ」
GM : では、シェロブ、トリクシィ、ボス、トループ、ヒラリィの順ですね。
ヒラリィ : うぅぅ、二人ともよろしくなのだ。
シェロブ : 任されるのである。さっきと同じコンボで、目玉Dを……1Hit。ダメージが19点の[物理]である!
GM : なんかダメージロールだけ、全員そろって出目すさまじいんですけどー!
トリクシィ : このきつい状況でハ、むしろそれだけが頼り……マイナーで移動して1マス下がりマス。メジャーは《クリスタルブリット》で、1Mブーストで目玉Eヲ。1Hit。ダメージ、22点の[魔力]。
GM : だから、なんで5Dで20以上が常に出てるんですか!
ヒラリィ : これで雑魚は半減……ここをしのげば、だいぶ楽になるはず!
GM : そうはいきませんよ。ボスがヒラリィに接敵して、《マーキング》。ボスのいるマスにいるPC全員に[ヘイト(海老男)]を強制付与。
ヒラリィ : [ヘイト]? 私の命中判定が、ボス以外を殴ると-1Hit!?
シェロブ : このGM、本気で殺しにかかっている気がするんである。
GM : わたしの辞書に自重という言葉は、たまにしかありません! 正直、10トループは多すぎたとさっきから思ってますけど。で、メジャーは《海老パンチ》で[体]の2Hitです。
ヒラリィ : ぐぐぐ……1点マナブーストして3Dにする! 1、2、5だから《鋼の盾》! 防いだー!
トリクシィ : さすがデス! でも2Hit狙いならできれば4D振ってくだサイ。怖イ!
シェロブ : とんでもなく綱渡りなのである。ヒラリィ、頑張れー!
ヒラリィ : うん、がんばるよー。 「そんな攻撃……当たらないのだ!」 大剣で拳を叩いて、衝撃をそらす!
GM : 「ちょこまかと! お前たち、そいつを抑えこめ!」 ということで残りの5トループが全部、ヒラリィに接敵。F、G、Hは《体当たり》。いえーい!
ヒラリィ : 全部1Mブーストして、勝負なのだ! 2Hitで回避。1Hitに《鋼の盾》。もっかい1Hitに《鋼の盾》。全回避なのだ!
GM : んごごご、まるで羽が生えているかのような華麗な回避を!
シェロブ : ヒラリィは羽根ついているのである!
ヒラリィ : うん、ついてる(笑)
トリクシィ : その調子で攻撃もお願いしマス。できればブースト入れて、トループをなんとか……4Dなら86%で3Hitしマス。
ヒラリィ : 了解なのだ。 「さあ、今度はこっちの番なのだ!」 マイナーで《剣心一如》、メジャーで《大切断》、1Mブースト。トループFに、4Hit……から2減って、2Hit。ダメージは23点の[物理]!
GM : だからダメージ……それでFも落ちました。残りトループは4つ。……おかしいですね、なんでこちらは半壊しているのに、そちらのマナはまだ30以上も……
ヒラリィ : 正直、運がよかっただけとしか思えない! ボスの攻撃は本気で運で避けたし。
トリクシィ : 命中はともかく、防御判定は一回でもミスったら、それだけで大変なことになってますヨ。
GM : GMもまだ加減がちょっとわからないので、許してくださいな。
ヒラリィ : それなら、マナを余裕持って渡してくれていいと思うよ(笑)
GM : みなさんが相手なら、全滅も楽しいかなって思うのでー。さあさあ、ここでRBになり、みなさんの受けていたスロウが解除されます。そして3R目のRRです。

 
  • 3ラウンド目RR時点の配置
    • [目玉 4]=目玉トループのG、H、I、J
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[ヒラ]
[海老男]
[目玉 4]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[トリク]
 
 
[シェロ]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

トリクシィ : 《ジェノサイドモード》を再起動デス。
GM : こちらは《凍りつく雄叫び》です。外務の1Hit。
ヒラリィ : このラウンドからもうボス殴るつもりで、素振りでいい? マナ節約したい。
トリクシィ : いえ、できればトループを殴ってくださイ。残り1トループになれば、《ワラワラ》は発動しないハズなので。
ヒラリィ : あ、そっか! ボスとトループ1グループだと、ワラワラは意味ないんだ。
トリクシィ : そういうことデス。(コロコロ) ワタシは失敗。
シェロブ : ダメ元のつもりが1Hitで勝利なのである、ラッキーなのである。
ヒラリィ : それなら1M使って……1Hit! ってワラワラのせいで失敗してるー!
トリクシィ : では、ワタシとシェロブで雑魚を確実につぶしましょウ。(コロコロ) 1Hitの……ム、ついに出目が腐りましタ。15点の[魔力]。 「そろそろ焼き鳥を補充したいデス」
GM : それでもダメダメ、[魔防]がないので耐えられません。ボスの番ですね。マイナーの範囲化を使う必要がないので、そのまま《海老パンチ》。[体]の2Hit。 「うおらー!」
シェロブ : 近づかなくてよかったんである……
ヒラリィ : 2Mブーストで……2Hitで《鋼の盾》! まだいける! 「私には負けられない理由があるのだ!」
シェロブ : ヒラリィを援護するのである。いつものコンボ! 1Hit、15点[物理]。 「ヒラリィ、そのままである!」 と言って、ヒラリィをかすめる位置にボルトを放って、その先の目玉を撃ち抜くんであるー
ヒラリィ : 怖いって! でもいつもやってそうだな、この子たち。
GM : これでトループが残り2……、一発くらいは当てたいな! 《体当たり》2発でーす。
ヒラリィ : 1マナずつで……(コロコロ) 1Hitで《鋼の盾》。(コロコロ) もっかい同じの! このラウンドもしのいだのだ!
GM : 鋼の盾、本気で強いな……雑魚の攻撃じゃ絶対当たらない気がしてきました……
ヒラリィ : 反撃なのだ。命中に2Mブーストして……おっけー、1、3、4、5で全Hit!*6
GM : あ、それたぶん振らなくても……
ヒラリィ : 断るのだー♪ 18点の[物理]! 大剣を振り回し、ヤトーの間を駆け巡りながら斬る、斬る、斬る! 「はぁ、はぁ……どうしたのだ! 私はこの通り、まだ健在なのだ!」
GM : みなさんの武器が振るわれる度、数を減らし続けるヤトーたちはついに、数体を残すだけになりました。 「馬鹿な……あの数が、たった三人にだと!」
シェロブ : 「ギアに乗っていないからって、甘く見たんである」
ヒラリィ : 「政霊は守るべきコクミンがいる限り、絶対に負けないのだ!」
トリクシィ : ふふ、熱いですネ。ワタシもそろそろ出力を上げますヨ。

 
  • 4ラウンド目RR時点の配置
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[ヒラ]
[海老男]
[目玉J]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[トリク]
 
 
[シェロ]
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

GM : 2発くらい当たってくれてたら、追い込めるのに……えーと、3RのRBでしたね。4R目のRRで、雄叫びー
ヒラリィ : もうあまり関係ないので、素振りー。2Hitで成功なのだ! ワラワラあっても平気だった!(笑)
シェロブ : 我が輩も1Hitで成功。トリクシィ、トループは引き受けるんである。ボスを攻撃していいんである。
トリクシィ : 助かりマス。ワタシも1Hitで成功。全力でいきますヨ。
GM : うわー……、これボスがビビらせようと怒鳴ってるのに、まったく意に介してもらえてないヤツだ。
トリクシィ : ワタシのT……さア、ついに使いますヨ。《ホーミングプログラム》かーらーノー……《ボ・ヘイミン・ラッシュ》! これだけで実に7Cが吹っ飛びマス!
ヒラリィ : ひぇー(笑)
トリクシィ : 命中に3Mブーストして、1、1、3、4、5、5で[決定的成功]! 4Hitなので、16Dのダメージデス!
シェロブ : い、意味がわからないのである。
トリクシィ : (ざらざらー、とダイスを振る) おォッ、6が六つも出てますヨ。……66点[魔力]ダメージ!
GM : 期待値を10点も越えてる……こんなの絶対おかしいよ!
トリクシィ : 「悔い改めなサイ!」 浮かび上がる16個の光球が、鋭い弾丸となって次々に叩き込まれるのデス。
GM : 「うおおおー、目がー!」 ライフが半分以上吹っ飛んだ!
ヒラリィ : それ、トリクシィがキスもらってたら、一撃で倒せたってことじゃ(笑)
トリクシィ : 実は雑魚を放っておいて、ボスを先に倒すのが正解だったのかもしれませんネ(笑)*7
GM : 「ぐあああ、ふざけるな。俺はミンシュン党を取り戻すまで、倒れるわけにはいかぬのだ!」 爆撃を耐えた海老男が、怒りのままにヒラリィを攻撃! [体]の2Hit。
ヒラリィ : 1Mブーストで……1、1、6の[決定的成功]でひらりとかわすのだ♪ 「どこを見ているのだ!」
シェロブ : 来てるのである。これは流れが来ているのであるんであるー♪
GM : ああ、調子に乗っている。ぐぬぬ、ヒラリィのTですよ!
ヒラリィ : よっし、これで決めるのだ。マイナーで《剣心一如》、メジャーで《サウザンド・スラッシュ》! 命中に3Mブーストして、11Dで……10Hit! [決定的成功]も乗って11Hitなのだ!
シェロブ : 限定スキルは壊れ性能ばかりであるー
ヒラリィ : ダメージロール前に《乙女の祝福》! 発生ダメージを倍にして……(ざららー) ダイスだけで40の、52点が倍で104点の[物理]なのだ!
GM : ちょ、おま。40点くらいオーバーキルしてるんですが……
トリクシィ : ほラ、キスはヒラリィで何の問題もなかったでしょウ(笑)
ヒラリィ : 無数の斬撃を放ちながら、ボスの横を一瞬で駆け抜ける! 「幾千の敵を打ち砕き、幾千万の未来を切り拓く! “始まりの剣”(イダイナリー・ショダイ)が力、その身に刻み込むのだ!」 最後に澱んだ空気を薙ぎ払うように剣を振り、背中越しに言うのだ♪
GM&シェロブ : ぎゃあああー!(あまりのかっこよさに悲鳴)
トリクシィ : 二人とも落ち着いてくだサイ(笑)
GM : ごほごほ……えー、 「ミンシュン党再興の夢、間違っていたというのか……」 と言い残して海老男の巨体が地に倒れます。残っていたヤトーたちは参ったとばかりに逃げ去ります。
シェロブ : 我が輩はまだ行動残ってるから、倒してもよいであるん?
GM : ですよねー(笑)

 

 シェロブの一撃はさくっと残ったトループを撃破。見事ヤトーを全滅させたのでした。

 

シェロブ : 「大物はヒラリィに譲ったであるが、撃破数は我が輩が一番なんであるー♪」
ヒラリィ : 負けず嫌いなのだ。
シェロブ : ライバルであるからしてー
GM : では、これにてクライマックスは終了。エンディングに入りましょう。

 

Ending

 
 

◆Ending 01◆ また会う日まで

 

GM : ではエンディングです。みなさんはツギハギの街の町外れまで帰ってくると、シィと子供たちが出迎えてくれます。みなさんに気付いたシィが駆け寄ってきますね。
ヒラリィ : 「シィ、ただいまなのだ!」
GM/シィ : 「ヒラリィさま、よかった……!」 みなさんの無事を確認して、歓喜の声がもれます。
トリクシィ : 明らかに一名のことしか見えてないように聞こえましたガ。
GM : ははは、そんなことは。子供たちも 「おねーちゃんたち、おかえりなさーい」 「ヤトーはやっつけられたー?」 と声をかけながら、みなさんを取り囲みます。
シェロブ : 「うむ、我が輩たちが追い払ったのである。もう心配はいらないんである」
トリクシィ : 砦についても議事堂に連絡を入れて、対応してもらいましょウ。
GM : はい、そのように。ではその連絡を入れた際に、議事堂への帰還を指示されたことにしましょう。
ヒラリィ : 帰ったら総理からのご褒美が待っているのだ。楽しみなのだ。
シェロブ : 総理が総理をしにきているかが問題であるが(笑)
GM : えーと、シィはヒラリィの顔を見たまま、わずかに表情を曇らせています。
ヒラリィ : む。あー…… 「シィ、そんな顔をしないで欲しいのだ。きっとまたすぐに会えるのだ」 ということだよね?
GM : ええ。ヤトー討伐を終えた以上、政霊は議事堂へ速やかに帰還する必要があることをシィは気付いています。
シェロブ : 少しくらいゆっくりしていってもよさそうなんですけど。
トリクシィ : 今このときも、別の場所でヤトーが……という世界ですからネェ。*8
GM/シィ : 「ごめんなさい。ヒラリィさまを困らせたいわけでは……」 会いに来てもらうのも申し訳ないと遠慮してしまいます。
ヒラリィ : シィの手を取って言うのだ。 「政霊はコクミンの笑顔を守るものなのだ。だから、シィを笑顔にするために必ずまた会いに来るのだ」
GM/シィ : シィは真っ赤になり、次に涙を浮かべ、けれど最後に心からの笑顔を見せます。 「はい、楽しみにしています」
トリクシィ : なんと見事な手管でしょウ。こうして現地妻を増やしていくわけですネ。
ヒラリィ : だから風評被害!
シェロブ : むー。
トリクシィ : フフ、では帰るとしましょウ。
GM : はい。では3人の政霊がシィたちに見送られながらツギハギの街を去ったところで。今回のシナリオはおしまい。みなさん、お疲れ様でしたー
全員 : おつかれさまでしたー!

 

Afterplay

 
 

◆Afterplay 01◆ リザルト!

 

GM : はい、では余韻を残したままリザルトに入ります。リザルトはEXP算出とGold獲得ですね。レコード下部のリザルト項目をひとつずつチェックしましょう。
シェロブ : EXPだけでなく、Goldも手に入るんですね。
GM : ええ。セッション中に得たアイテムやGold、EXスキルなどはセッション終了時にすべてリセットされてしまいますから、ここで得たGoldで政霊のアイテムを増やすのです。
トリクシィ : 最初から持っていてセッション中で使用した消耗品は復活するのですネ。焼き鳥を買い直してきマス!
GM : では最初、「セッション参加基本点」。これはセッションの最初から、このリザルトまでを通して参加していれば自動的にもらえます。全員、5点をどうぞ。
ヒラリィ : クエストの達成に関わらずに5点はおいしい。
GM : 「公役達成点」はそのまま、みなさんに渡した公役が達成されているごとに2点です。公役は【ヤトーの影を追い、コクミンの平穏を取り戻す】と【海老男を倒し、砦を陥とす】でしたね。どちらも達成されたので、4点どうぞ。
トリクシィ : はイ、これで合計9点。
GM : 「GM評価」これはまあ、GMがあげたいなって思ったらあげてください。ロールプレイがよかったでも、セッション進行に協力的だったでも。みなさんのおかげで楽しいセッションになったと思うので、みなさんに差し上げます。1点です。
シェロブ : わたしも楽しかったですー♪
GM : それはよかった。ではその次の「あなたが楽しめた」にチェックをどうぞ(笑)
シェロブ : 項目にあった!
GM : はい。これは自己評価でもあり、GMが用意したセッションへの評価でもあります。チェックした人は教えてください。
ヒラリィ : チェックしたよー
トリクシィ : ワタシもデス。
GM : ありがとうございます。全員、200Goldをどうぞ。そしてGM用リザルトの条件が満たされました。
ヒラリィ : なになに? ああ、プレイヤーの半数以上が楽しかったってチェックしないとGMはEXP入らないんだ。
GM : プレイヤーが楽しいセッションを用意しましょう、という気持ちから設定した項目です。さて、最後はMVP評価。プレイヤーは今回、誰のプレイングがよかったかを考え一名をMVPに上げてください。MVP評価を受けるごとに100Goldもらえます。自分や、GMは指定できません。
シェロブ : 決めましたー♪
GM : では、せーの。はい。(全員で指を差し合う) ヒラリィ2票、トリクシィ1票ですね。
トリクシィ : 今回は文句なしデス。ヒラリィは八面六臂の大活躍でしタ。
シェロブ : 初代さま、すごくかっこよかったー。きゅんきゅんきました(笑)*9
ヒラリィ : うわわ、ありがとうー。私からはトリクシィに。参謀役ありがとう。いなかったら、普通に全滅してた(笑)
トリクシィ : GMがああなので、頑張らざるを得ませんでシタ。*10
GM : GM知ってるよ。どんな無茶振りに見えても、PCはなんだかんだで攻略しちゃうって。
シェロブ : マナも半分近く余ってましたねー
ヒラリィ : ガチすぎると、RPする余裕がなくなるからほどほどでいいです(笑)*11
トリクシィ : シェロブにMVPがいかないのは、ちょっと申し訳ないですネ。
シェロブ : 気にしなくてよいですよー
GM : リザルトで得たGoldはほかのキャラクターに渡せませんが、そのGoldで買ったアイテムはセッション中ならキャラクター同士でやりとりできますので。儲けた分は仲間に還元してあげてください。
ヒラリィ : なるほどね。よーし、シェロブの欲しいものを買ってあげるのだー
シェロブ : わーい、わたし液タブが欲しいー♪*12
ヒラリィ : それプレイヤー自身じゃん!(一同笑)

 

 そんな感じで雑談を続けながら、セッションの感想を話すのも楽しい時間。
 総理のみなさんにもそんな楽しい時間が訪れますように。

 
 

 リプレイ『ツギハギの街の戦い』 おしまい

 


*1 α版での感覚。テストプレイをしていると、案外倒せることがわかる。
*2 「倒さなくてもいいけど、倒せたらEXPが増える」と考えない辺り、シェロブのプレイヤーも毒されている。
*3 「微笑みかけるだけで相手が惚れる」ことを揶揄する言葉。「ニコポン」とは関係がない。
*4 さすがにGMも、やりすぎたと後で反省した。
*5 -1Hitされるため、2Hitで回避となる。
*6 《ワラワラ》と[ヘイト]の効果で最終的には2Hit
*7 正解である。マロンがいる場合であれば範囲攻撃で雑魚を殲滅、トリクシィの場合であればボスに集中攻撃で撃破することを想定してデータを用意していた。
*8 トルーディ・オオクボがそう言ってるから間違いない。
*9 気がつくと「さま」付けになっている。それだけ気に入ったようだ。
*10 むしろ、トリクシィのプレイヤーがいるから安心してGMはどぎついデータを用意しているとも言える。
*11 あれだけかっこいいセリフをのたまっておいて、余裕がなかったと言うヒラリィのプレイヤーには脱帽しきり。
*12 わたしも欲しいー(GM談)