怪文書(M16)

Last-modified: 2019-03-02 (土) 17:17:15
M16

実はな…緑の紙は食べ物じゃないんだ…
そんな…はは…だっておかしいじゃないか…緑紙の使い方がもし食べるんじゃなかったらあたしはいったい何なんだ…?ヤギか…?毎回ボロボロになってやけど作って…まるでジンギスカンじゃないか…今更緑紙の使い方が食べるんじゃないなんて言われても困るぞ…?だっておかしいじゃないか…緑紙の使い方がもし食べるんじゃなかったらあたしはいったい何なんだ…?ヤギか…?毎回ボロボロになってやけど作って…まるでジンギスカンじゃないか…今更緑紙の使い方が食べるんじゃないなんて言われても困るぞ…?だって

M16

「M16お姉ちゃんなんて大っ嫌い!!」
青天のへきれき。その場に居合わせた誰もがその異常な状況に目を丸くして口をぽかんと開ける。M16以外は。
「M4…今お前…なんて言った…」
「M16お姉ちゃんなんて大っ嫌い!!」
「よし死のう…」
M16が人(形)生を終わらせんと口に銃口を…いやそれじゃトリガー引けないだろ…何をやっているんだか…なんて、そもそもこの状況を作ったのはほかでもない指揮官自身だ。M4にM16お姉ちゃんなんて大っ嫌い!!」というように吹き込んだのは自分だ。予想通り面白い反応をするM16だったがどうにも雲行きが怪しい…
「はぁ…M4…はぁ」
さすがに気の毒になってきたのでネタ晴らししようとふらふらと部屋を出て行ったM16を追いかけた。
「指揮官か…何の用だ…」
憮然とするM16だったが目つきが変わった。指揮官の服がM4の者だったからだ。
「お姉ちゃん大好き(裏声)」
「え…えむぼおおおおおおおおお!!!!」
ぎゅっと胸に顔を抱きしめてくるM16.M4とうり二つな重量感のある胸の感触が俺を襲う。
そのまま押し倒され…ってこのシチュエーション前にもあったようn……バターン!!と扉が開かれた。
M16の肩越しにその音の主を見る。M4だ。

 

「死ね。色欲酔いどれクズM16」

 

M4に引き摺られ部屋から連れ出される。
M16の瞳には何も映っていなかった。
その後指揮官は私とおそろいかわいいですっ!と猫を被ったM4に散々絞られた。

 

「そう、固定して…こっちの電源を入れて調整して…見える?完璧な手順です…」
真っ暗な部屋で416に手渡された愛銃とナイトビジョン。使い方を知らないわけではないが、復習は大事と416にぐいぐいと押し付けられ、今に至る。
「私が見える?指揮官」
ああ、見えるよ。IRライトを照射し、416の姿が浮かび上がる。
「じゃあこれは?」
ナイトビジョン越しに416の動きを観察する。やはりと言うかなんと言うか人形の使う装備はさすがなもので、かなり鮮明に見える。すると、416はおもむろに屈み、スカートを捲った。
な、何をしているんだ416!?
「見えた?ねえ、答えて」
NV越しに416のストリップショーが始まる。目を背けようとすると、416に頬を挟み込まれ、視線がぶつかる。というか416は酒臭かった。