一番くじの作り方

このページでは一番くじのように出現できる本数を決めることができるガチャの作り方についてまとめています。

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わかってる人向けの簡易な説明

当たって抜いていくクジごとに抽選タグを作り、「クールタイムを最大値の864,000秒（=10日）」に設定するという手法です。

注意点

たぬえさ3を再起動するとクールタイムは消えてしまうので、基本的にその配信のみでリセットがかかりますし、たぬえさに何かあって再起動した場合もリセットがかかります。
リセットしたくない場合は、あたりが出たときに抽選タグを削除していきましょう。
現在のたぬえさ3では抽選タグやオペレーションを削除する機能はないので、手動で作業を行う必要があります。

一番くじとは

ガチャはガチャでも一番くじの最大の特徴は引かれたくじが戻ってこない(商品の個数が決まっている)という点です。
たぬえさ3で作るガチャも一番くじのような動作をすることができます。

ただし、注意点にもある通り、たぬえさ3を再起動や再接続、ブラウザソースの再読み込みを行う度に一番くじの商品が元に戻ってしまう点には注意が必要です。

どのように一番くじをつくるのか

一番くじで商品を減らしていくのに使うのが[クールタイム]というシステムです。
クールタイムに入ったオペレーションの重み付けは抽選判定に含まれないようになっているので、一度発動したオペレーションをクールタイムに入れて抽選タグの中身を一時的に無くすことで一番くじを再現することができます。

一番くじを作る簡易手順

一番くじをつくる手順

1. くじをするためのトリガーを作成する(おすすめはチャネポ報酬)
2. 一番くじ用の抽選箱を作成する
3. コピペするための抽選タグ:くじの素を作る
4. くじの素の中にオペレーションを作成して、一番くじの商品の設定をする(必ず行うのはクールタイムの設定。画像なら位置調整、音声なら音量なども)
5. 一番くじの枚数だけ抽選タグを作成して、商品の設定をそれぞれ行う
6. 動作チェックを行い、一番くじの中身がなくなるか確認する

1️⃣くじをするためのトリガーを作成する(おすすめはチャネポ報酬)

まず、視聴者がくじをするためのトリガーを作成します。
おすすめはチャネポ報酬によるトリガーですが、！から始まるコマンドによるトリガーなど他のトリガーからでも一番くじを出すことができます。

各トリガーを作成する場合は必ず設定を怠らないようにしてください。
チャネポ報酬で作る場合にはチャネポの紐づけが必須です。
間違えないように気をつけましょう。

2️⃣一番くじ用の抽選箱を作成する

イベント設定ウィンドウの左から二番目の抽選箱一覧にて[常時実行]以外の抽選箱を作成します。
抽選箱一覧のところにある[追加]ボタンを押して新たな抽選箱を追加します。
新たな抽選箱の名前は「抽選箱」とかで大丈夫です。

3️⃣コピペするための抽選タグ:くじの素を作る

次にこの先作業を円滑に進めるための抽選タグを作成します。
抽選箱を選択して、抽選タグ一覧に「一意なタグ」という名前のタグが表示されている状態になっているのを確認してください。

抽選タグを作成します。
抽選タグ一覧にある[追加]ボタンを押して新たな抽選タグを作成します。

名前は「くじの素」としてください。

4️⃣くじの素の中にオペレーションを作成して、一番くじの商品の設定をする(必ず行うのはクールタイムの設定。画像なら位置調整、音声なら音量なども)

抽選タグ[くじの素]を作成したらそれを押して、くじの素の中にオペレーションを設定していきます。
特定のくじが出たときにどんな演出が出てくるようにするのかを設定していきます。
ここではA賞やB賞などの画像がでるオペレーションと賞の良さによって違う効果音がでるようにし、くじ引きで何が出たのか見逃さないようにコメント欄に結果を出すようにしていきます。
画像の例ではクリップを再生して、表示するようにしてみました。

画像がでるオペレーションの追加・設定

「くじの素」にオペレーションを追加して画像が出てくるように設定しましょう。

この先このオペレーションの設定を済ませて画像の作成や位置設定を短縮したいので、
あらかじめ画像のサイズを決めておくと便利です。

画像を設定する場合は配信画面に合わせて画像の表示位置やサイズを設定しておく必要があります。
画像の表示位置についての詳細は位置・音量・遅延の位置の説明が参考になります。

必ずクールタイムの設定をしましょう。2日以上のクールタイムを設定します。

効果音がでるオペレーションの追加・設定

「くじの素」にオペレーションを追加して効果音が再生されるように設定しましょう。

この先このオペレーションの設定を済ませて効果音の設定を短縮したいので、
効果音の音量をプレビューしていい感じの大きさに調整しておくと後ほど楽ができます。

音量を調整するにはオペレーションのタブ[メディア]で効果音を設定した後に、位置・音量・遅延で音量を調整します。音量問題にトラブルがあることや音声が聞こえないことがあった場合はよくある質問が参考になります。

コメント欄に結果がでるオペレーションの追加・設定

「くじの素」にオペレーションを追加して、コメント欄にガチャの結果がでるように設定していきましょう。
この先のオペレーションの設定を済ませてコメント欄に表示されるコメントの設定を短縮したいので、ある程度メッセージを入力しておいて、メッセージを入力しておくと後ほど楽になります。

必ずクールタイムを設定しましょう。

5️⃣一番くじの枚数だけ抽選タグを作成して、商品の設定をそれぞれ行う

ここからの工程が非常に大切です。

ここまで制作できたら、抽選タグを複製してどんどん一番くじの商品を増やしていきましょう。
コピーしてペーストするには名前が違う必要があります。
「くじの素」をコピーして、もともと「くじの素」であったコピー元の名前を変更します。
「くじの素」を「A賞その1」などわかりやすい一番くじっぽい名前にしましょう。

この調子で実装したい一番くじの数だけ抽選タグを複製していきます。

大当たり以外のG賞やH賞なども数を多く設定するのであれば、その分だけ作成する必要があります。
同じ賞を作るのであれば、「くじの素」ではなくその「賞」をコピペボタンで複製して設定してもいいですね。コメント欄に表示するコメントや画像・効果音を同じものに設定する場合は設定の手間が省けます。

6️⃣動作チェックを行い、一番くじの中身がなくなるか確認する

すべての抽選タグの設定ができたら、一番くじの中身がなくなるか確認しましょう。

プレビューボタンを使っても一番くじの中身はなくなるはずなので、プレビューボタンを押して一番くじの中身がなくなって、何も出なくなるか確認しましょう。

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