このページでは各種どのオペレーション(演出)でも付与することができる機能のうち、VIPやサブスク、モデレーターなど特定の役割のリスナーがトリガーした場合のみ発動する条件付きの作り方について詳しくまとめています。
特定の役割の視聴者だけが動くってどういうこと？
利用可能ユーザー機能や禁止ユーザー機能を使って特定の人だけ動くギミックを作ります。
簡単にいうと、「視聴者のフィルタリング機能」です。
VIPやサブスクライバーといった見た目でわかるフィルタで演出が動作する視聴者を選択することもできて、たぬえさ3の機能であるカスタムユーザーグループでカスタムされた視聴者フィルタを作成することもできます。
サブスクライバー、VIP、ファウンダー、モデレーターに加えてTwitchでは個別のユーザーIDを持っているのでユーザーIDを指定してその人だけ動作するオペレーションを作成できます。
特定の視聴者だけが動くシステムはどのように使える？
トリガー毎に管理するのではなく、オペレーション毎に管理するようになっています。
オペレーション毎にそのオペレーションが使える人を設定することができるイメージです。
例えば、1つのトリガーから別々の演出を起こすことができて
・サブスクライバーは派手な演出
・VIPの人はそれなりな演出
・役割のない人は音で演出
といったように演出を分けることができます。
また、サブスクライバーやVIPの人は「追加」で演出を起こすといった処理を行うことができます。
特定の役割の視聴者だけが動くシステムの作り方
特定の役割の視聴者だけが動くシステムは主に利用可能ユーザーと禁止ユーザーの組み合わせでシステムを構築します。
利用可能ユーザーと禁止ユーザーの設定の仕方についてはほかページでもまとめていますが、簡単にこのページでもまとめます。
1️⃣利用可能ユーザーの使い方と場所
利用可能ユーザーは作ったオペレーションが発動する視聴者のフィルタです。
ここで指定した役割またはカスタムユーザーグループまたはユーザーIDの人だけ設定したオペレーションが動きます。
作成した演出が特定の誰かにだけ表示されてほしい演出の場合は利用可能ユーザーを利用します。
2️⃣禁止ユーザーの使い方と場所
禁止ユーザーは作ったオペレーションを使うことができないユーザーを指定するためのフィルタです。
利用可能ユーザーの中から一部のユーザーを除外するために使います。
例えば、モデレーターだけ動かないようにするとか配信主だけ動かないようにするとかそういう用途で使います。
特定の役割の視聴者だけが動くシステムの活用例
ガチャの確率UP
ガチャの抽選タグ内のオペレーションの重み付けはオペレーション同士の重みづけの足し算によって確率が変化します。
確率を変化させたい抽選タグに重みづけがされているオペレーションに利用可能ユーザーや禁止ユーザーを追加して特定の役割の人だけ確率が変化するように設定できます。
いつも来てくれる人だけ特別なアニメーション
例えば、ドアベルの設定において、いつも来てくれる人の挨拶アニメーションを自作で作成している場合に、その人が来た時だけその人のアニメーションが出てくるように利用可能ユーザーを設定しておくと、特別なドアベルにすることができます。
ドアベルの簡単設定についてはドアベルのページに記載があります。
チャットのページにある初コメ：その配信枠での初コメはいわゆるドアベルの設定欄になります。
VIPやサブスクライバーの価値を上げる
VIP限定の「!」から始まるコマンドを作ったり、サブスクライバー限定のチャンネルポイントを作成したりするなど、他のユーザーに比べて優位にすることでVIPやサブスクライバーの価値を高めることができます。
1つのトリガーからサブスクライバーと非サブスクライバーで出る演出を変える場合には利用可能ユーザーと禁止ユーザーを上手く使い分ける必要があります。
モデレーター限定コマンド
コマンドで利用可能ユーザーをモデレーターのみに設定すると、モデレーターのみが使えるコマンドを作成することができます。配信画面の転換や配信カテゴリの変更などをモデレーターに頼む事ができるので便利です。
間違えた役割の人が交換したときに拒否する
サブスクライバー限定で交換できるチャンネルポイントを用意していても、間違えて視聴者が交換してしまうことがあるかもしれません。
その時に利用可能ユーザーと禁止ユーザーで場合分けをすることができます
そういった場合にサブスクライバーからはしっかりとポイントを回収して、サブスク以外の人には自動返金を適用することでポイントの無駄な徴収と手動で返金する手間を無くすことができます。
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