夫を失ったローラが亡国の王子アンリを助け、自分の生きる意味を探していくシナリオ。
仲間の強さはなかなかのもので、武器・術共にこなす器用なキャラが多い。
壁になってくれるLPの高いキャラもいるので戦いやすいメンバー構成になっている。
仲間が揃う時期はやや遅め、使いたいキャラが仲間になるエレメンタルギアからクリアしていこう。
特定のシナリオ中の行動でラスボスが変化するのが特徴、どちらを選ぶかで生死が決まる。
サブシナリオが少なく、秘密の場所に行ける時期も限られている。
更にテトラフォースも一度しか使えないので最後の最後で詰まると取り返しがつかなくなる。
- ワンダに初めて到着した時に冒険情報を聞いておくとジュディを仲間にできる。
ここで仲間にしておかないと2度と出てこないので忘れないように。 - 行ける街
ニバコリナ(最初から)
ワンダ(ヴァフトーム目指して〜その1〜クリア後)
ゾマー(ヴァフトーム目指して〜その2〜クリア後)
ロングシャンク(ヴァフトーム目指して〜その3〜クリア後)
ヴァフトーム(ヴァフトーム目指して〜その4〜クリア後)
エスカータ(エスカータの帰還クリア後)
イスカンダリア(土のエレメンタルギアクリア後)
チャパ(水のエレメンタルギアクリア後)
サドボス(木のエレメンタルギアクリア後)
仲間になるキャラクター
仲間 | 加入条件 |
---|---|
アンリ | 冒頭のイベント戦終了後 |
ジュディ | 「ヴァフトームを目指して〜その2〜」開始前にワンダの冒険情報で迷子?:ジュディを選択 |
ミシェル | 「ヴァフトームを目指して〜その4〜」を開始 |
フランシス | レジナ・レオーヌ祭を見た後イスカンダール広場に行く |
アンザン | 「土のエレメンタルギア」を開始 |
アーミック | 「水のエレメンタルギア」を開始 |
プラティフィラム | 「木のエレメンタルギア」を開始 |
ムゾル・ヤニー | 「金のエレメンタルギア」を開始 |
平均LP:12.9〜16.6
なかなかの粒ぞろいだがやや決定力に欠ける。
ローラ編でのミシェルはガントレットを外すことができないのでパネル配置に注意。
術を得意とするメンバーが少ないので、魔道板解読はジュディに任せたいところだが、全主人公の中で唯一すべての五行に資質4のキャラがいるのでやり込み派は各術のスペシャリスト育成を目指してみるのも面白い。
メインシナリオ
ヴァフトーム目指して〜その1〜(街道:ニバコリナ〜ワンダ間)
オープニングにてアンリが仲間になる。
冒頭の追手達とのイベント戦闘デモでは通常戦闘同様にローラの装備アビリティが引き出されることがある。
内部データ上この戦闘の時点ではアンリは未加入扱いのため、彼のアビリティは引き出されない。
ゴール直前で追っ手+グッキー×4との戦闘。
ヴァフトーム目指して〜その2〜(街道:ワンダ〜ゾマー間)
ワンダにて冒険情報を聞いてジュディを仲間に入れる。(後からでは仲間にならないので注意)
初期装備「獣石の杖」は術具なので、改造屋で補強すると炎の矢のアビリティが消えてしまうため注意。
ローラ編で仲間になる人間キャラは総じて技資質が高いので、ローラ以外の四人中一人にはここででたらめ矢のついた弓を作成して持たせておきたい。
洞穴の北入り口から左下→左下→左下のL字の所で宝箱が、
廃墟1の南入り口から右上→右下に宝箱が出る。
魔道板が欲しいなら洞窟と廃墟を出入りしてトレスラを狙うのもよい。
戦力的にきつめかもしれないが。
ゴール手前で追っ手+バトルドローン×4との戦闘。
ワンダででたらめ矢付きの弓を作成しているなら早速取り巻き掃除に使っていこう。
ヴァフトーム目指して〜その3〜(街道:ゾマー〜ロングシャンク間)
奥まで進むと追っ手+ヘルスパイダー×3との戦闘に突入。撃破すればシナリオクリア。
ヴァフトーム目指して〜その4〜(船)
シナリオ開始直後にミシェルが仲間になる。
ローラ編ではどう頑張っても「ガントレット」は外れないのが欠点だが、資質自体は優れている。
奥まで進むと追っ手+ホワイトウィンザー×3+ペリュトンとの戦闘に突入。撃破すればシナリオクリア。
エスカータへの帰還(街道:エスカータ〜ワンダ間)
イスカンダール広場を2回訪れた後、宿屋に向かうとフランシスが仲間になる。
廃墟2(2個目のマップ)左入り口から、右→右→下のL字の所で宝箱が、
丘(3個目のマップ)入り口から1歩進んだ先で宝箱が出る。
魔道板が欲しいなら手前のマップを出入りしてトレジャースライムを狙うのもよい。
エスカータの廃城で(エスカータ城跡)
エスカータ城跡に行くと自動的にシナリオ突入、準備等は入念に。
エレメンタルギア集め(次の4つは順不同)
「〜のエレメンタルギア」を全てクリアする前にゲレイオス城に行くと、頭装備「戦神の栄冠」が貰える。
エレメンタルギアを入手する度に「エスカータの宝剣」をアンリが装備した際の攻撃力が強化される為、
すぐにでも入手しておきたい。
エレメンタルギアは全て順不同。クリア後、土はイスカンダリア、水はチャパ、木はサドボスに行けるようになる。
難易度はどれもそこまで高くないので、仲間になるキャラや行ける街で選んでいくとよいだろう。
土のエレメンタルギア(壁画洞窟)
シナリオ開始時にアンザンが仲間になる。
クリア後に体装備「巨人の胸甲」入手。
道中は固定敵が多いので消耗しすぎないように。
水のエレメンタルギア(地底湖)
シナリオ開始時にアーミックが仲間になる。
初期HPが低いので使っていくなら最優先で加入させよう。
15ターン経過毎に玉の色が青→緑→赤と変化、若獅子は青、金獅子に緑、老獅子に赤い玉をはめ込む。
下の階の左上に「竜鱗の短剣」が落ちてるので忘れずにゲット。
「獅子王の財宝」のボス敵である兇戦士は出現しない。
クリア後に足装備「嵐神の長靴」入手。
(下の階に降りた後、イベントを進めずに上の階に戻るとイベント消滅→クリア不可になるバグ報告有り)
木のエレメンタルギア(樹海)
シナリオ開始時にプラティフィラムが仲間になる。
樹海の目で8ターン経過すると強制的にジャンボ・モクと戦闘、勝てばシナリオクリア。
樹海(南)で宝箱を取る場合、樹海の目はすぐに抜けておこう。
クリア後に「雷神の指輪」入手。
似た様な内容の「樹海の大冒険」と違い、クリアしても行ける町はサドボスのみでガデイラ、ツォロフェロ、セリンには行く事が出来ない。
ガデイラはローラが所属していた海賊団が拠点にしていた街であり、開発段階ではイベントが挿入される予定だったが諸事情で没になった模様。
金のエレメンタルギア(鉱山)
シナリオ開始時にムゾル・ヤニーが仲間になる。
「美神の手袋」はダグル・ボースに持去られている為クリア時には何も手に入らない。
決戦! ダグル城(ダグル・ボース城)
エレメンタルギア集めを終えゲレイオス城に行くと、宝剣を含むエレメンタルギアを全て没収される(戻ってこない)。
その後、メインシナリオとして「決戦! ダグル城」が出現する。
サブシナリオはエレメンタルギアがある内にこなしておくと良い。
ダグル・ボースに勝利した場合のみクリア後に「美神の手袋」入手。
ダグル・ボース戦は戦闘参加人数1人という、このゲームでも非常に珍しい戦闘。
勝敗によって最後のシナリオが変化。
仮にこの戦闘で敗北した場合でも、パネル交換と店の商品入れ替えは発生する。
なお、参加人数1人ゆえにそのキャラが戦闘不能になれば負けが確定し、
いやがおうにも楽なシナリオに進むので、厳しいシナリオを選びたい人は注意。
一騎打ちという名目な上に戦闘開始時にダグル・ボースがアンリを煽ってくるのだが、
必ずしもアンリを出す必要は無く、いくらでも戦闘メンバーを交代しても構わないので、
1ターン毎にLPに余裕があるキャラクターに入れ替えていけば楽勝である。
ダグル・ボースは行動不能系の状態異常を発生させる手段を持たないので、残りLPにさえ気を付けていれば負けることはまず無い。
だが勝ってしまえば、この先に待ち構える素人プレイヤー殺しの罠につながる布石でもある。
両者の難易度は比べ物にならず、負けたほうが最終戦は格段に楽になる。
ローラ編はテトラフォースの使用が一度きりなので、このシナリオに前後して挑める謎の場所しか無限育成のチャンスがない。
念の為、セーブデータは別に取っておこう。
ゲレイオスの裏切り(ゲレイオス城)
シナリオ選択画面には出現せずゲレイオス城に行くとそのままシナリオ開始となる。
連続で強敵を相手にするシナリオなので、装備などを整えた上でセーブもしてから行くこと推奨。
「美神の手袋」を所持している場合はシナリオ開始時に没収される(他のエレメンタルギア同様戻ってこない)。
移動画面が無く、ボス戦3連戦をするだけのシナリオ。
戦う相手はミノトン×4、龍、バジル・ゲレイオス。
3回バトルするだけで終わるにもかかわらず高レベルのスキルパネルが非常に出やすいので、
余裕があるなら望みのパネルが出るまで粘るのもいいかもしれない。
条件がやや特殊だが、タイムアップでもクリアは可能。この場合成長画面が出ないので注意。
- このシナリオは直前に挑んだシナリオの残りターン数を引き継いでいる(タイムアップの場合は残り1扱い)。
戦闘中の5ターン=移動中の1ターンなので、「残り(移動)ターン数×5」の戦闘ターンが経過すると、
タイムアップ扱いとなり強制的に戦闘終了する。ただし、1〜2戦目でタイムアップしても
次の戦闘に移行するだけで、シナリオが終了しない。
シナリオ終了のためには、バジル・ゲレイオス戦でタイムアップする必要がある。
ゲレイオスを追って / ダグル・ボースを追って(ナクルの地上絵)
地上絵はマップの全てを埋める事で完成する。
スイッチを切り替えてみたり、移動時の音を良く聞いて何もない方向に向かって進行してみたりする等の工夫も必要。
メケセテットとマアネジェットは出現しない。
『ゲレイオスを追って』では他の最終シナリオと違いHPが前座撃破時のままカオス・ルーラー戦に移行する。
他の主人公と違いテトラフォースの使用機会は1回だけなのでセーブの上書きは禁物。