Void Coin
Last-modified: 2022-10-19 (水) 15:03:35
カード考察
- ドーター専用特殊ペナルティカード。分類はペナルティだが基本的に手札損にならないように設計されたプレーヤーに対する恩恵ばかりのカードなので、デッキ汚染の心配は少ない。
主に3種の能力を持つ。複雑なので覚えておいて欲しい。
- 手元にドローした時、3ブロック。
これが存在理由の大部分。
手札に紛れ込むだけで勝手にブロックを稼いでくれるため、攻撃や浸食稼ぎにエナジーや手札を割きやすい。
- プレイした時、エナジー+1&1枚捨てる。
こちらは滅多に使わない。手札2枚で1エナジーは恐ろしいディスアドバンテージ。
ただ、最悪手札にある捨て札効果を起動したり、他のペナルティや手札にあるだけで害になるカードを捨てにいけるのはそれなりに役に立つ。
ペナルティの扱いであるためパージが出来ないが、代わりに最後の手札がこれだけの場合0コスト1エナジーになる。
- 捨札にした時、1枚引き、1枚捨てる。排除。(排除は強化前のみ)
基本はこの能力を使う。
浸食ドーターのスペルや他カードの選別で山札内のVoid Coin捨てたり、手札入れ替えを持つ他カードで手札から捨てて着火するのが基本。
この能力により手札のコインを入れ替え続けまた新しいコインを引きつつブロックを稼いだり、手札のペナルティや要らないカードを落として手札の質を上げていく。
コインが多い場合、連鎖的に別のカードを引くまでドローし続けることができるため、1の能力によるブロックを稼ぐのはもちろん、眩暈を筆頭としたペナルティを混入してくる敵への耐性を持つ。
- Void Coinは「結局入れ替え効果を持つと言っても本体がデッキに混入してる分、デッキ回転率は特に変わらないじゃないか」と思われがち。
が、無から生まれる3ブロックと手札入れ替え効果だけでも優秀。結局コインは全てドローに変換されるため手札損はしない。
回転率は確かに変わらない(デッキが一巡する速度自体はコイン分デッキが膨張しているのでイーブン)が、捨て札効果を持つカードの発動機会が目に見えて増え、ペナルティ混入への耐性を持つのはそれだけで利点。特に眩暈を入れてくる敵は多い。
また、ドローに反応するレリック、捨札に反応するレリック、ペナルティカードに反応するレリック、ブロックに反応するレリック、排除に反応するレリックなどを大量発火させる事も可能。コインはスケールの選択肢を増やしてくれるのだ。極論ドーターはVoid Coinとレリックさえあれば形になるため覚えておくと良い。
- 全ペナルティカードの中で唯一、揮発も解体も持っていないため(目眩と感染は配布時に必ず揮発が与えられる)、意図的に放逐しない限り延々と手札に残り続けることに注意。
強化することで捨札にしても排除されなくなるが、戦闘中効果のみの限定的な付与になるのでなかなか目にすることは少ない。
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