虚空石

Last-modified: 2024-01-27 (土) 06:58:29

戦闘中の与ダメージやイベントによって手に入り、カードに装着することでカードプレイ時に様々な効果を発揮する。
複数回カードの効果が繰り返される場合は、石の効果も同時に複数回発動する。(不活性効果を除く)
発動の順番は、カードの効果の後となる(再実行の時は間に挟まれる)ので、注意すること。
1枚のカードに1つの虚空石しか装着できず、新しいものを装着すると、古い方は失われる。
ドーターだけは自由に取り外すことが出来る。

基本的な虚空石

初期にランダムで一つ所持して開始する他、
戦闘中で敵にダメージを与えて虚空石ゲージが満タンになった時や、イベントで入手できる。

名称効果
赤の虚空石レイジ+25%
青の虚空石カードを1枚引く、&1枚捨てる。
緑の虚空石天賦
黄の虚空石ブロック4
紫の虚空石気力充填1
黒の虚空石ゴースト。不活性。

組み合わせのヒント。

  • 全般的に複数回発動する反復や再実行などのカードと組み合わせると強い。不活性には注意。
    また、パージや捨札で虚空石が発動する能力を持つカードは発動機会が多くなりがちなのでオススメ。(特にドーター)
    ただ、これらの能力を持つカードは素のパワーが低かったりUGの必要があったりするためデッキにゴミを入れるのかという問題もある。
  • 全ての虚空石はカード効果の後に発動する。
  • 赤の石はカードの効果のに発動するため、初手で使ったりコストの軽いカードとの相性が良い。
    性質上、打点の高いアタックカードとの相性が極めて悪い。アタック→赤石発動、となってレイジが丸々無駄になる。
    またレイジはアタックカードの与えるダメージ量にしか対応していないことに注意。(ドーターのアビリティカードによるダメージ、ヒドゥンの出血等には反映されない。)
    キャラクターによっては腐ることもあるが、比較的仕事をしやすい石。
  • 青石のような効果はよくカードゲームで初心者に嫌われるが、手札操作は基本どんなゲームでも常に強い。ポーカーのチェンジは回数が多ければ多いほど単純に良いように。
    特にこのゲームではデッキ20枚全てが有能カードというわけでもないし、捨てるときに効果を出すカードや手札から消したいペナルティカードも存在するので、引くと捨てるで二度お得。
    捨てたカードも一周すればまた回ってくるので、恐れず積極的に使っていきたい。
    青もコストの軽いカード・初手のカードと合わせたほうが良い。
    できるだけ選択肢の多いうちに使って手札を最も良い組み合わせで残せるようにすべきである。逆に最後に残った1枚で使うと呼んだカードがそのまま捨てられてしまうのであまり意味がない。
    揮発のコピーやトークンを呼び出すカードと合わせて使うと、生まれたコピーを捨てることで純ドローに等しい働きをする。
  • 緑の石はバフカードとの相性が良いが、元々天賦の能力を持つカードに付けると完全に無駄になる。(強化すると天賦がつくカードに注意)
    基本的に第一ターンでブロックを使う必要がないので、天賦で手札が埋まってもそれほど困らないが、天賦は2巡目でも初手にくる。初動を安定させるための石と考えよう。
    山札操作(選別持ち等)やドロー系のカードにつけておけば定期的にバランス良く引けることになるので使い勝手は良いだろう。
    効果が特殊で、手札に来た時点で既に発動済みなので、通常の石の発動を阻害する呪縛の状態異常の影響を受けない。
    しかしカードをプレイすると呪縛自体はカウントして消費するので、他の重要な能力を持つ石の前に使っておくと良い。
  • 黄色はかなり万能にどのカードとも合わせられるが、強いて言うなら何度も使いたいので排除カードにつけるのは勿体ない。
    ブロックカードを強化してもよいが、本来ブロックしないカードにつけるのも便利。
    攻撃しながら防御することで手札事故の確率を減らしたり、ブロックのキーワードに反応する敵に煩わされずに防御したりできる。
    アタックカードにつけた場合、アタックカードに反撃する犬や山姥の攻撃を受けた後でブロックするため相殺できる。
  • 紫は単発でもそれなりに役には立つ(次ターン開始時のエナジーを1増やす)が、できれば気力充填をいくつも重ねがけ出来るような組み合わせで使うほうがギミックの恩恵を享受しやすい。
    基本的にターン開始時に回復するエナジーは充填を2以上重ねがけしても累積しないが、最大エナジーは大幅に上がるので、ターンをまたいでXコストのカードで大威力を叩き出したりするのに使える。
    敵の攻撃は緩いときと激しいときの波があるので、最大エナジー枠を増やしてエナジーを大量に持ち越せるのは非常においしい。
  • 黒の石は使い捨てのコピーを1ターン内に一度だけ生み出す。単体で強力な効果を持つカード、排除を持つカード、低コストで使えるカード、などに合わせたい。
    生まれる揮発コピーはパージできないため、使い切れずに残留するとたまに敵の能力の起点にされてしまうこともあるので注意。
    この石だけは他の石と違い、複数回実行するカードにつけても恩恵が小さい。1ターンに連発し辛いXコスト系との相性は悪い。
    単体の効果が強力な排除の効果を持つカード、特にバフカードとの相性が非常に良好。
    レアやアンコモンのカードを二枚に増やしたり、天賦付きのカードを二枚分使って初動を強くする目的で使われることが多い。

クイーンの虚空石

2層中盤に確率で出現する「クイーンの部屋」イベントでソウルを支払って購入できる虚空石。
チェスの駒の中に石が埋まっているという設定。
ゲーム「Quantum Protocol」とのコラボ要素。相手方にはヒドゥンのカードが登場する。
クイーンのコマは固定で出現。各クラスに応じたキングのコマが2種類の中から1つ。
ポーンのコマが6種類の中から2つ。残りのルーク・ビショップ・ナイトの中から1つが店に並ぶ。

名称価格効果
クイーン17~19再実行+1。
均衡のキング12~14バランス。ヒドゥン専用。
短剣のキング隠しナイフ”を3枚手札に加える。不活性。ヒドゥン専用。
予言のキング1枚先見。エンライト専用。
静寂のキング手札ペナルティ排除:2枚、他:”賛歌”1枚追加。エンライト専用。
死霊のキング捨札:ゴースト、&不活性。ドーター専用。
記憶のキング1枚拾得、&1枚捨てる。ドーター専用。
征服のキング天意5:レイジ+75%。天意7:遅行レイジ+25%。テンペスト専用。
信仰のキング天意3と7の効果を発動する。不活性。テンペスト専用。
聡明のビショップ9~10反復。
迅速のナイトレイジ+150%。排除。不活性。
頑健のルーク遅行ブロック4、&ループ。
消失のポーン5~61枚引く。排除。
分裂のポーンゴースト2。不活性。排除。
通過のポーンパージ:ループ&遅行ブロック5。
混沌のポーン揮発を持つランダムなコモンカードを手札に加える。
群団のポーンコスト+1。複製。気力充填1。
補助のポーンパージ:次のプレイカードを待機。
  • 雑感(全部を扱ったことがあるわけではないが)
    基本的に入手が終盤に近くなるので、デッキによっては主要な枠が既に埋まっていることもあるが、ものによっては強力。
    そのままでは勝てないデッキをVoidに競り勝てるまでに押し上げることもある。
    ポーンあたりは安く(6ソウル)買えるので品揃えをチェックしてみるのも悪くない。
  • クイーン
    シンプルに強い。黒石はコストを2回払う必要があり、不活性もあるのでターンに一度しか発動しないが、
    こちらはデメリットなく威力がほぼ2倍になる上、捨てた札を拾得して再利用してもまだ効果がある。
    ただし、既に元から再実行+1の能力を持つカードには回数が+1されるだけなので旨味は少し(2倍→1.5倍)落ちる。
    クイックによるコンボや必殺による再実行も、内部的には再実行+xと同じ扱いなので、その手のカードに合わせても期待したほど威力は上がらない。
    2層のマップに入った時点で確実に入手の予定が立てられるのも嬉しいところ。
    フィニッシャーにつけたり、ドローパーツにつけたり、重めのバフにつけたり、夢は広がる。
  • キング達
    • (ヒドゥン)均衡は非常に応用が効いて強力。短剣が悪いわけではないが。
      均衡:バランスはクイックカードにつけなければ無意味。しかし、どんなコンボを使用しても消費しなくなると考えると非常に魅力的。"連なる刀身"なんかに付いたら快感。(11*4+(3*4)*4=92)
      短剣:隠しナイフ3枚の方は少し用途が限定的か。不活性さえなければウハウハだったのだが。レイジ+やコンボ+のカードにつければ無駄がない。
    • (エンライト)バランス調整によって二個とも別物に。
      予言:静の構えの効果。強力と呼ぶには小粒だが、回転率の良いカードに使えば渋い活躍をしてくれるだろう。動の構えにつければ隙のない布陣が完成する。
      静寂:何を言っているかわからないほど込み入った記述になってしまったが、限られたスペースに内容を押し込んだため仕方ない。
      解説すると、「手札に"賛歌"を1枚追加するが、もし手札の中にペナルティカードがあった場合、それを排除して呼ぶ賛歌の枚数を+1枚する。」ということだ。複数ペナルティがあっても賛歌は2枚以上にはならない。大罪カードのようなあまり消したくないカードも消してしまうので、併用する場合は注意が必要。
    • (ドーター)どちらも便利でほどほどに応用が効く石。ドーターは付け替えが楽なのも嬉しい。
      死霊:捨札で黒石効果が発生する。コピーは手札に湧くので、選別と組み合わせることで、擬似的に山札から手札へのサーチをしたり、本来排除されるバフカードを複数回使いまわしたり出来るようになる。トリッキーな性能。
      記憶:ゴミ箱から1枚拾ってまた捨てる。青石と似た感覚でも使えるが、拾うカードを選べるのは大きなアドバンテージ。選別カードにつければ、山札からでも選んで手札まで運べる。また"お父様召喚"のような捨札経由のカード増殖を加速できる。
    • (テンペスト)このキャラのキングは正直微妙。
      征服:天意が5や7まで溜まった状態で使用しなければ効果が発動しない、つまり、既にターンは中~終盤。しかしレイジはターン終了時には消える。使い所を選ぶ石。意図して場を整えなければタイミングは合わないだろう。
      信仰:天意の種類によって強さが変わるので、一概になんとも言えない。ただ、この石がなければ、という効能にはなりにくい雑感。不活性が足枷。
  • ビショップ
    無条件の反復は心強い効果。帰ってきたカードをキープして毎ターン使い続けたり、パージしてエナジーにする選択も取れる。ただし、黒石(ゴースト)やクイーン(再実行)と違い、反復は揮発や排除のカードでは効果を出せない事に注意。
  • ナイト
    効果は大きいが、排除と不活性により、一回限りのお膳立て専用。脳筋な仕様とは裏腹に、使い所には頭を使う。この手のものは、元から一度しか使えない準備カードにつけるのが良い("ほとばしる殺意"とか"私のルール"とか)。
  • ルーク
    デッキに複数枚入れたいようなカードを、1枚でかさ増しできる。強化ポイントも1枚で済むので他に回せる。デッキ圧縮の理念とは逆の現象を起こしているので注意が必要だが、ドローカードの類につけるならそれも気にならない。
  • ポーン達
    消失:これはつまりデッキ圧縮に使うカード。元から排除されるカードにつけておけば手札ロスがなくなり引き得。地味だが使い所はわかりやすい。
    分裂:黒石の強化版だが本体が排除されるので、その後使えなくなる。バフカードにつければ3倍。元から黒石バフを多用する人なら同じ感覚で使える。エナジー残量に注意。
    通過:手札に来てしまった強力なカードをまだいらない時に手軽に山札に戻せる。排除が付いていて使い所を選ぶ、捨札に強力な効果があって選別したい時なども。そういうカードは他の石と相性が悪いので穴が空いていることが多い。ルークに似た効果だが、噛み合うカードは少し違う。
    混沌:ガチャ。安定した運用は無理だがせめてコストの低いカードにつけるべき。手札枚数に反応する敵に注意。豪運があればデッキの悪さも巻き返せる可能性はワンチャンあるが、そんな運がある人はこの終盤でもガチャに頼らなければいけないようなシードを引かない。チャレンジコインステージならアリかも。青石効果(引いて捨てる)の前にガチャをしておけば、外れてもドローの供物にできる。
    群団:"あとは待つだけ"を扱いやすくしたような石。普通のカードにつけると増えすぎてデッキ汚染が激しくなる。この石の真価は排除カードを通常カードと同じ感覚で無限に使えることにある。適当なバフカードなどもいいが、"治癒"や"間引き"、上位互換の"耐え難き苦痛"などなら現実的なコストと頻度で多用可能。"氷の壁"に使うのは少し重いが、"霊気の盾"なら許容範囲か。ポテンシャルは高い。
    補助:強いカードにつけるのではなく、穴が余ってるカードにつけて強いカードの補助をする。元からパージで効果を持つカードにつけると無理がない。

その他の特殊な石

名称効果
フンコロガシの石ブロック6。ループ。不活性。
子犬のオモチャおきにいり。

フンコロガシの石:レリック「フンコロガシ」でランダムにデッキのカードに装着される石。使うとターン中一度だけ山札の中へ戻っていくが、それが有効活用できるカードにつくかどうかは定かではない。
おきにいり:対応したレリックを使用することで、戦闘中に一回のみ、石のハマったカードを手札に引っ張ってくることが出来る。またこの石を入手できた場合、ゲーム終了時のポイントに若干のボーナスが加わる。