ASTRON Rex 105 mm

Last-modified: 2022-12-08 (木) 15:20:07

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Tier 8 アメリカ 中戦車(プレミアム)

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)85/70/50マッチング範囲(戦闘Tier)8~11
最高速度(km/h)前進52.0ボーナスシルバー50%
後退30.0車輌経験値10%
隠蔽率(m)静止時338.75搭乗員経験値50%
移動時365.21フリー経験値5%

パッケージ

ASTRON Rex
G:9,550

G:購入価格(ゴールド)

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
ASTRON RexContinental AOI-628-2A105 mm T254ARexASTRON Rex1,300AN/VRC-7
45050 / [43.75]220/100/75745
14.520.7/0.8/1.544390

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
青字:オートローダー・機関砲

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度
連射[間隔]
弾倉[交換時間]
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
105 mm T254AAP
APCR
HE
1,000
12G
680
190
250
53
320
320
420
---
---
1.91
945
1,181
945
720
720
720
6.00
連射[4.00]
弾倉[34.00]
1,9202.000.4340
[5×8]
+15
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier 8アメリカプレミアム中戦車
    2022年12月からの新シーズン、「World of Tanks Modern Armor: ALLEGIANCE」のアルティメイト・シーズンパス購入特典車輌。
     
  • 火力
    俯角はアメリカ車らしく-10°と優秀。
    • 105 mm T254A
      320×5発のオートローダーで弾倉火力は1,600あり、このTierのローダー中戦車としては非常に高く、弾倉火力の高さの割に弾倉交換時間も比較的短い。
      反面、連射間隔は4秒と遅いため全弾撃ち込むのはやや難しく、無理に撃ち込もうとして反撃され、1弾倉で退場なんてことにならないように引き際は考えよう。
      オートーローダーである事を考慮すると照準時間と照準拡散は優秀だが、精度が0.43と重戦車並みのため精密な弱点狙撃は苦手。
      また通常弾の貫通力には不安があるため、基本的に課金弾での運用になる。
       
  • 装甲
    • 砲塔
      オートローダーでありながら前面は220mm以上の装甲があり意外と固い。
      巨大なキューポラは120mm程度の弱点となっているため、頭を出したままガンガン弾いたりはできないが、狙いの甘い弾ならある程度防ぐことができる。
       
    • 車体
      上部より下部の方が硬いという奇妙な配置をしている。
      車体上部は85mm+傾斜で対物理弾170mm程度。
      車体下部は130mm+傾斜で対物理弾190mm程度。
      いずれにしても格下ならなんとか弾けるかもしれない程度の装甲なのでそれほど頼りにはならない。
      側面は70mmの垂直装甲でターレットリングが飛び出しており、その部分も70mmとなっている。
       
  • 機動性
    出力重量比は中戦車としてはかなり低めのため走り出しは重戦車かのように遅め。
    履帯性能が良いため加速はやや鈍いものの長距離移動も並程度には動ける。
    旋回性能がかなり良好で、スムーズな旋回が可能。
    また後退速度が非常に速いという特徴も持っているため、撃って下がるの小回りはよく効く。
     
  • その他
    隠蔽率は中戦車としてはそれなり程度に収まっている。
    軽戦車並みに小柄な車体からすれば低いが、「巨大な機銃塔つきアメリカ中戦車」と聞いて想像するほど悪くはない。
    むしろ、高Tierのアメリカ中戦車の中では最高の隠蔽率を誇り、視野は390mと及第点。
    搭乗員育成ボーナスが+50%もあり、車長の育成に適している。
     
  • 総論
    単発ダメージ320の砲弾を5発も装填可能な自動装填装置をもつ大火力が魅力の中戦車。
    弾倉火力は1,600もあり、ほぼ全てのTier VIII車輌をフルHPの状態から撃破できるダメージ量だが、連射感覚が遅いことに注意しよう。
    自動装填装置を搭載した車輌の一般的な連射間隔は、大体2.5秒前後だが、本車輌は4秒もの間隔が必要となるため、全弾射撃には16秒も必要となる。
    決して瞬間火力が高いとは言えず、「一時的な継続火力に優れた車輌」という認識が正しいだろう。
    また、射撃精度が悪いため遠距離での狙撃が苦手なのはもちろんだが、近距離であっても狙いが外れることもある。
     
    防御面では、車体装甲が貧弱である上に、致命的な弱点となる大きな樹銃塔を簡単に貫通されてしまうが、砲塔装甲は実装甲厚215~275mmと優秀。
    また、最高速度は一般的な中戦車と同様に平均的だが、後退速度(30km/h)と旋回速度(60°/s)は全車輌トップ。
    小回りが非常に効くだけでなく、攻撃後に素早く退避できる特徴を併せ持っている。
    自動装填装置を搭載した多くの車輌は、「短い時間で一気に敵車輌のHPを削る」運用を得意とするが、本車輌は「一時的な継続火力が非常に高い」という特徴を意識して運用しよう。
    前線に近い場所で位置取り、敵の隙を見逃さずに火力を発揮するという、中戦車としての基本的な支援運用を忠実に守ろう。

史実

「ASTRON」プログラムの一環として1950年代にデトロイト工廠で開発が進められた軽量型車輌案のひとつ。
核戦争勃発時の運用を目的とし、操縦手を含む全搭乗員を砲塔内に配置することで車輌の小型化が図られた。
弾倉式の自動装填砲に加えて、105 mm砲をはじめとする様々な兵装の搭載が検討され、開発段階で様々な改良が施されたものの、最終的に製造には至っていない。

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