Tier 8 アメリカ 中戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 85/70/50 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~11 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 52.0 | ボーナス | シルバー | 50% | |
後退 | 30.0 | 車輌経験値 | 10% | |||
隠蔽率(m) | 静止時 | 338.75 | 搭乗員経験値 | 50% | ||
移動時 | 365.21 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
ASTRON Rex G:9,550 |
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G:購入価格(ゴールド)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
ASTRON Rex | Continental AOI-628-2A | 105 mm T254A | Rex | ASTRON Rex | 1,300 | AN/VRC-7 | |
450 | 50 / [43.75] | 220/100/75 | 745 | ||||
14.52 | 0.7/0.8/1.5 | 44 | 390 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー・機関砲
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
105 mm T254A | AP APCR HE | 1,000 12G 680 | 190 250 53 | 320 320 420 | --- --- 1.91 | 945 1,181 945 | 720 720 720 | 6.00 連射[4.00] 弾倉[34.00] | 1,920 | 2.00 | 0.43 | 40 [5×8] | +15 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 8アメリカプレミアム中戦車。
2022年12月からの新シーズン、「World of Tanks Modern Armor: ALLEGIANCE」のアルティメイト・シーズンパス購入特典車輌。 - 火力
俯角はアメリカ車らしく-10°と優秀。- 105 mm T254A
320×5発のオートローダーで弾倉火力は1,600あり、このTierのローダー中戦車としては非常に高く、弾倉火力の高さの割に弾倉交換時間も比較的短い。
反面、連射間隔は4秒と遅いため全弾撃ち込むのはやや難しく、無理に撃ち込もうとして反撃され、1弾倉で退場なんてことにならないように引き際は考えよう。
オートーローダーである事を考慮すると照準時間と照準拡散は優秀だが、精度が0.43と重戦車並みのため精密な弱点狙撃は苦手。
また通常弾の貫通力には不安があるため、基本的に課金弾での運用になる。
- 105 mm T254A
- 装甲
- 砲塔
オートローダーでありながら前面は220mm以上の装甲があり意外と固い。
巨大なキューポラは120mm程度の弱点となっているため、頭を出したままガンガン弾いたりはできないが、狙いの甘い弾ならある程度防ぐことができる。 - 車体
上部より下部の方が硬いという奇妙な配置をしている。
車体上部は85mm+傾斜で対物理弾170mm程度。
車体下部は130mm+傾斜で対物理弾190mm程度。
いずれにしても格下ならなんとか弾けるかもしれない程度の装甲なのでそれほど頼りにはならない。
側面は70mmの垂直装甲でターレットリングが飛び出しており、その部分も70mmとなっている。
- 砲塔
- 機動性
出力重量比は中戦車としてはかなり低めのため走り出しは重戦車かのように遅め。
履帯性能が良いため加速はやや鈍いものの長距離移動も並程度には動ける。
旋回性能がかなり良好で、スムーズな旋回が可能。
また後退速度が非常に速いという特徴も持っているため、撃って下がるの小回りはよく効く。
- その他
隠蔽率は中戦車としてはそれなり程度に収まっている。
軽戦車並みに小柄な車体からすれば低いが、「巨大な機銃塔つきアメリカ中戦車」と聞いて想像するほど悪くはない。
むしろ、高Tierのアメリカ中戦車の中では最高の隠蔽率を誇り、視野は390mと及第点。
搭乗員育成ボーナスが+50%もあり、車長の育成に適している。 - 総論
単発ダメージ320の砲弾を5発も装填可能な自動装填装置をもつ大火力が魅力の中戦車。
弾倉火力は1,600もあり、ほぼ全てのTier VIII車輌をフルHPの状態から撃破できるダメージ量だが、連射感覚が遅いことに注意しよう。
自動装填装置を搭載した車輌の一般的な連射間隔は、大体2.5秒前後だが、本車輌は4秒もの間隔が必要となるため、全弾射撃には16秒も必要となる。
決して瞬間火力が高いとは言えず、「一時的な継続火力に優れた車輌」という認識が正しいだろう。
また、射撃精度が悪いため遠距離での狙撃が苦手なのはもちろんだが、近距離であっても狙いが外れることもある。
また、最高速度は一般的な中戦車と同様に平均的だが、後退速度(30km/h)と旋回速度(60°/s)は全車輌トップ。
小回りが非常に効くだけでなく、攻撃後に素早く退避できる特徴を併せ持っている。
自動装填装置を搭載した多くの車輌は、「短い時間で一気に敵車輌のHPを削る」運用を得意とするが、本車輌は「一時的な継続火力が非常に高い」という特徴を意識して運用しよう。
前線に近い場所で位置取り、敵の隙を見逃さずに火力を発揮するという、中戦車としての基本的な支援運用を忠実に守ろう。
史実
「ASTRON」プログラムの一環として1950年代にデトロイト工廠で開発が進められた軽量型車輌案のひとつ。
核戦争勃発時の運用を目的とし、操縦手を含む全搭乗員を砲塔内に配置することで車輌の小型化が図られた。
弾倉式の自動装填砲に加えて、105 mm砲をはじめとする様々な兵装の搭載が検討され、開発段階で様々な改良が施されたものの、最終的に製造には至っていない。