Tier 10 イギリス 重戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 152/102/38 | 本体価格(シルバー) | 6,100,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 34.3 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 10~11 | ||
後退 | 12.0 | 派生元車輌 | Conqueror | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 413.00 | ||||
移動時 | 429.20 |
パッケージ
S. Conqueror E:255,000 S:6,100,000 |
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E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
S. Conqueror | Rolls-Royce Griffon | 120 mm Gun L1A1 | Super Conqueror | Super Conqueror | 2,400 | SR C45 | |
950 | 26 / [22.00] | 279/89/70 | 750 | ||||
12.34 | 1.1/1.3/2.3 | 32 | 400 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
120 mm Gun L1A1 | AP APCR HESH | 1,060 11G 1,200 | 259 326 120 | 400 400 515 | --- --- 2.42 | 1,067 1,334 1,067 | 720 720 720 | 6.90 | 2,760 | 2.00 | 0.33 | 40 | +15 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 10イギリス重戦車。
Conquerorの装甲強化型の複合計画案である。 - 火力
俯角は-10°と優秀であり、積極的にハルダウンしていこう。 - 装甲
Conquerorから進化を見せ、防御力はTier10重戦車として相応しいものとなっている。
各所に空間装甲が装備されており、HEATやHEの貫通をある程度防ぐことが出来る。
FV215bと同じく、特大内張り装甲を装備可能。- 砲塔
強く絞られた形状に加え十分な装甲厚も備え、最低でも280mm超の防御力を発揮する。同格の通常弾で正面から貫通させるのは非常に難しい。
キューポラには70°以上の傾斜が付けられており、平地においてAPやAPCRで狙うと跳弾となる。装甲厚は70mm程度と薄いため、ある程度貫通力のあるHEATであれば貫通可能。
垂直に見える部分があるが、そこは空間装甲扱いのステレオスコープであり、その奥に傾斜の付いた本装甲がある。同じく、左右張りだした部分も空間装甲扱いとなっている。
正面から見える天板は50.8mmの85°傾斜であり、152mmまでのAP弾はおろか、撃ち降ろしでなければHEATですら強制跳弾する。
洗練された形状の為、よそ見は防御力を下げるだけで非推奨だが、それでも15°程度なら260mmは確保できるので多少首を振るくらいは問題無い。 - 車体
車体正面上部に20mmの増加装甲が追加装備されており、270mm程度の防御力を持つ。特にHEATに対してはかなり強靭。
正面下部は相変わらず弱点であり貫通力175mmもあれば安定して抜けるため、撃ち合いの際は必ず隠したい。
車体側面はConquerorから増厚されている。FV215bのようなスペック詐欺ではなく、履帯裏もキッチリ101.6mmある。正面下部を隠す豚飯で非貫通を狙うこともある程度は可能。
FV215bとは異なりターレットリングの装甲は非常に分厚い。正面は304.8mmもの装甲厚があり狙うべきではない。
なお、車体後部は38mm、天板に至っては僅か17mmしかないため自走砲の砲弾が貫通してしまう事もある。
- 砲塔
- 機動性
Conquerorから出力重量比がやや低下するものの、ほとんど変化はなく同じ感覚で使用できる。
一方で車体旋回時の履帯性能が大幅に悪化しており、ConquerorやFV215bと比較して明確に劣っている点には注意。 - 総論
前身のConquerorを正統強化した、バランス型重戦車の極致である。
元々高レベルで各性能がまとまっていたConquerorを攻守両面で順当に強化した車両であり、それでいて機動力も十分なものを維持している。
強いて弱点を言うならば、車体下部の極端な脆さと単発火力の低さくらいであろう。
結果として全性能が高水準でまとまり、大きな欠点もない非常に優秀な車両として完成している。
イギリス重戦車ルートの最後を飾るに相応しい強力な本車、是非とも辿り着いて使いこなして頂きたい。
史実
スーパーコンカラー (Super Conqueror) は、コンカラー (Conqueror) の装甲強化型。
1950 年代の前半に製造され、対戦車誘導ミサイルであるダート (Dart) およびマルカラ (Malkara) の試験に用いられた。
この試験においては、本車は将来的に登場する可能性のある重戦車の役割を担った。量産されることはなかった。