
Tier 9 イギリス 重戦車
スペック
| 車体装甲厚(mm) | 152/76/38 | 本体価格(シルバー) | 3,600,000 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高速度(km/h) | 前進 | 34.3 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 9~11 | ||
| 後退 | 12.0 | 派生元車輌 | Caernarvon | |||
| 発見可能範囲(m) | 静止時 | 411.03 | ||||
| 移動時 | 428.02 | |||||
パッケージ
| 初期 | Lv.1 | Lv.2 | Lv.3 | Lv.4 | Lv.5 | Lv.6 | Lv.7 | Lv.8 | Lv.9 | Lv.10 | Lv.11 | |||||||
| Conqueror E:110,000 S:3,600,000 | ━ | エンジン E:? S:84,000 | 無線 E:? S:25,000 | エンジン E:? S:92,000 | エンジン E:? S:100,000 | 履帯 E:? S:62,000 | 砲塔 E:? S:59,000 | 無線 E:? S:54,000 | 主砲 E:? S:300,000 | ━ | 戦車 FV215b E:186,500 S:6,100,000 | ━ | 戦車 Chieftain Mk. 6 E:255,000 S:6,100,000 | ━ | 戦車 Super Conqueror E:255,000 S:6,100,000 | |||
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
| パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
| 出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
| 初期 Conqueror | Rolls-Royce Meteor Mk. IVB | OQF 32-pdr Gun Mk. II | FV214 | Centurion Action X** | 1,850 | WS No. 19 Mk. III | |
| 650 | 24 / [19.20] | 254/89/70 | 550 | ||||
| 9.98 | 1.2/1.5/2.5 | 30 | 400 | ||||
| Lv.1 エンジン | Rolls-Royce Meteor Mk. IVC | OQF 32-pdr Gun Mk. II | FV214 | Centurion Action X** | 1,850 | WS No. 19 Mk. III | |
| 750 | 24 / [23.11] | 254/89/70 | 550 | ||||
| 11.52 | 1.2/1.5/2.5 | 30 | 400 | ||||
| Lv.2 無線 | Rolls-Royce Meteor Mk. IVC | OQF 32-pdr Gun Mk. II | FV214 | Centurion Action X** | 1,850 | WS No. 22 | |
| 750 | 24 / [23.11] | 254/89/70 | 700 | ||||
| 11.52 | 1.2/1.5/2.5 | 30 | 400 | ||||
| Lv.3 エンジン | Rolls-Royce Meteor M120 | OQF 32-pdr Gun Mk. II | FV214 | Centurion Action X** | 1,850 | WS No. 22 | |
| 810 | 24 / [24.96] | 254/89/70 | 700 | ||||
| 12.44 | 1.2/1.5/2.5 | 30 | 400 | ||||
| Lv.4 エンジン | Rolls-Royce Griffon | OQF 32-pdr Gun Mk. II | FV214 | Centurion Action X** | 1,850 | WS No. 22 | |
| 950 | 24 / [29.17] | 254/89/70 | 700 | ||||
| 14.54 | 1.2/1.5/2.5 | 30 | 400 | ||||
| Lv.5 履帯 | Rolls-Royce Griffon | OQF 32-pdr Gun Mk. II | FV214A | Centurion Action X** | 1,850 | WS No. 22 | |
| 950 | 26 / [33.43] | 254/89/70 | 700 | ||||
| 14.54 | 1.1/1.3/2.3 | 30 | 400 | ||||
| Lv.6 砲塔 | Rolls-Royce Griffon | OQF 32-pdr Gun Mk. II | FV214A | Conqueror Mk. II | 1,950 | WS No. 22 | |
| 950 | 26 / [33.13] | 254/89/70 | 700 | ||||
| 14.41 | 1.1/1.3/2.3 | 32 | 400 | ||||
| Lv.7 無線 | Rolls-Royce Griffon | OQF 32-pdr Gun Mk. II | FV214A | Conqueror Mk. II | 1,950 | SR C42 | |
| 950 | 26 / [33.13] | 254/89/70 | 750 | ||||
| 14.41 | 1.1/1.3/2.3 | 32 | 400 | ||||
| Lv.8 主砲 | Rolls-Royce Griffon | 120 mm Gun L1A1 | FV214A | Conqueror Mk. II | 1,950 | SR C42 | |
| 950 | 26 / [33.13] | 254/89/70 | 750 | ||||
| 14.41 | 1.1/1.3/2.3 | 32 | 400 | ||||
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
| 主砲性能 | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
| OQF 32-pdr Gun Mk. II | AP APCR HE | 660 11G 260 | 220 252 47 | 280 280 370 | --- --- 1.58 | 878 1,098 878 | 720 720 720 | 8.82 | 2,470 | 2.10 | 0.33 | 50 | +15 -10 | |
| 8.82 | 2,470 | 2.10 | 0.33 | 50 | ||||||||||
| 120 mm Gun L1A1 | AP APCR HESH | 1,060 11G 1,200 | 259 326 120 | 400 400 515 | --- --- 2.42 | 1,067 1,334 1,067 | 720 720 720 | 5.71 | 2,284 | 1.90 | 0.33 | 35 | +15 -10 | |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 9のイギリス重戦車。
戦後、IS-3に対抗するべく、Centurionの支援を目的として開発・量産された重戦車である。 - 火力
- OQF 32-pdr Gun Mk. II
初期砲。
Caernarvonから引き継ぐ32ポンド砲。
貫通力はAPCRでさえ120mm砲のAPに及ばず、単発火力は格下戦車以下。
相手に威圧感を与えにくいものの、良好な分間ダメージや精度で上手くカバーしていきたい。
2021/10/25にバフを受け、装填速度が7.30秒→6.8秒となり分間発射速度が8.22→8.82となった。 - 120 mm Gun L1A1
最終砲。
Conquerorの史実砲。
Tier 9重戦車としては単発火力がM103と並び最下位タイだが、それ以外の高性能が単発火力を補って余りある。
優れた精度とレティクル拡散と短い照準時間によって精密射撃や咄嗟の射撃を得意としている。
貫通力も十分であり、得意の精度を活かして的確に弱点を撃っていけば、殆どの相手にダメージを与える事ができる。
単発火力が低いとは言え、Black Princeらのような大きな短所と言う程ではない。
HEは120mmもの高い貫通力を有したHESH*1となっており、軽装甲の相手には積極的に撃つのもいいだろう。
全体的に扱いやすい強力な砲だが、総弾数がたった35発しかなく、長期戦になると弾切れが有り得るという欠点がある。
- OQF 32-pdr Gun Mk. II
- 装甲
車体正面上部と砲塔正面の傾斜装甲により、頭出しをすることでTier相応の防御力を期待できる。
ただし正面以外の防御力は危ういため、出来るだけ側面から撃たれないように気を配りたい。
HPは1950とTier9としては高く、使いどころを戦況によって見極めると良いだろう。- 砲塔
砲塔正面は最大254mmの分厚い装甲と空間装甲、複雑な傾斜によって高い防御力を誇る。
キューポラは狙いづらい形状をしており、傾斜部分(69.9mm)はほとんど跳弾で防ぐことが出来る。ただし垂直な部分は120~150mm程度で普通に貫通されてしまう。
天板は50.8mmあり、口径152.4mmまでのAP・APCRは跳弾可能だが、155mm砲等の一部の大口径砲には貫通される恐れがある。
大きく俯角を取ればキューポラや天板を隠すことが出来る。俯角が大きく強化されたため積極的なハルダウンが可能となった。
防楯は積極的に狙われることは少ないが、傾斜面は177.8mmと若干薄く、特に斜めから撃たれると貫通されることがある。 - 車体
Caernarvonから正面上部装甲が強化され、152.4mm+傾斜で250mm程度の防御力を持つ。
車体正面下部の装甲は格下に容易に抜かれるほどしかない上に、弾薬庫があるので極力晒さないように立ち回りたい。
車体側面は前身から強化されていないので注意。
- 砲塔
- 機動性
重戦車としてはかなり優秀。
最高速度こそ34km/hで頭打ちなものの、最終エンジンは非常にトルクフルな為、出力重量比が良く加速が優秀な上に急な斜面でも失速しにくい。
また、履帯・砲塔の旋回性能も重戦車としては速い部類に入り、状況に応じた柔軟な運用が可能である。
とはいえ後退速度は他の重戦車同様に遅めに設定されているので、劣勢時の退避の判断などは早めに行いたい。 - 総論
走攻守が高水準でまとまった優秀な重戦車である。
本車両は頼れる装甲が砲塔正面のみである都合上、装甲を活かすには地形の影響を受けるので、正面切っての撃ち合いはさほど得意ではない。
だが、砲性能・機動性・装甲の総合的なバランスに優れているので、交戦距離を問わずに役割を果たせるのが本車両最大の強みだ。
その汎用性を活かし、場面によって適した運用を心掛け、試合全体を通した柔軟な運用で勝利をものにしていこう。
史実

コンカラー (FV214 Conqueror) とは第二次世界大戦後イギリス陸軍が開発、保有した重戦車である。
"Conqueror" は「征服者」の意味。
イギリスでは特にノルマン・コンクエストによってイングランドを征し、ノルマン朝を開いた「"征服王"ウィリアムI世」を指す。
第二次世界大戦中、A41センチュリオン戦車と併行して開発されたA45重戦車はドイツ国防軍のティーガーII重戦車に対抗するものであった。
しかし、試作車の完成は戦後の1948年と大幅に遅れ、火力もセンチュリオンと同等であったため、翌年には開発中止となった。
さらにA45の設計を発展させたFV201重戦車も提案されたが、これもまた計画中止となった。
その後、冷戦が激しくなる中、ソビエト連邦軍の独立重戦車連隊に配備されたIS-3重戦車の重装甲が、主力戦車であるセンチュリオンの20ポンド砲では撃ち抜けないであろうと懸念されていた。
そこでイギリス陸軍はFV214の名で55口径120mm砲を搭載する重戦車の開発を決定した。
FV214は不採用となったA45及びFV201の設計をさらに発展させ、主力戦車センチュリオンを火力支援する重戦車というコンセプトで開発が進められた。
先に車体だけ完成したFV214にセンチュリオンの砲塔を搭載したFV221カーナーボンによる運用試験を経て、本命のFV214の試作車は1950年に完成した。
しかし、試験や改良に時間がかかり、コンカラーMk.1と命名され量産に入った1955年頃にはソ連軍はIS-3の発展型であるT-10重戦車の配備を行っていた。
また、対戦車兵器の発達により重戦車のコンセプトそのものが時代にそぐわなくなり、生産は改良型Mk.2を含め3年後に180輌で終了した。
コンカラーは敵重戦車を駆逐する支援戦車であり、これは大戦中のシャーマン・ファイアフライの任務に類似するものであった。
ゆえにセンチュリオン1個小隊につき1輌、1個戦車連隊あたりで9輌が配備された。
1956年にBAOR(British Army of the Rhine:ライン派遣軍団)に配備が開始され、ここではセンチュリオン2個小隊に対しコンカラー1個小隊がまとめて運用された。
コンカラーはステレオ式測遠機を大型の旋回式キューポラに搭載した。
これは車長から砲手への照準オーバーライド、目標ハングオーバー機構を持つ、当時としてはトップレベルの射撃統制装置であった。
120mm砲の強力な攻撃力と重装甲の防御力を誇っていたコンカラーだが、オフロードでの機動力は劣っていた。
さらにセンチュリオンが105mm砲を搭載するようになると、火力面でも存在意義を失ってしまった。
1963年からセンチュリオンと共に後継戦車であるチーフテンへの更新が始まり、コンカラーは1966年に西ドイツ駐留の戦車連隊での任を解かれた。
退役したコンカラーは射撃訓練の標的となるかスクラップとして売却され、その殆どが姿を消したが、ボービントン戦車博物館にて余生を送っているコンカラーも存在する。
実車解説動画(英語) Part 1
http://youtu.be/fu2eONh2GLs
実車解説動画(英語音声&EUユーザー向け各国語字幕)
http://youtu.be/UvV9lLbhT1E
コメント
- ハルダウンして正面戦闘してる分には相当強いが自走の砲撃に大変弱い。上から見た面積が広く天板が薄く遅いので自走が居るマッチングでは注意しよう。 -- 2019-12-09 (月) 15:35:41
- 無駄撃ちしなければギリギリ敵主力全撃破が間に合うが、総弾数35発というかなり深刻な欠陥も抱えているので注意。弾薬庫を撃たれなければ全体的に公式チートめいた強さを持つのでTier7の黒太子までに散々されてきた事を思い出し、前身で使った報復手段をさらに昇華させて今度は自身の砲でTier9の憎いアンチクショウどもへ直接仕返ししてやろうw -- 2020-11-11 (水) 01:07:58
- 各パーツの開発必要EXP載せてない無能www最終砲強いけど装弾数少なすぎるから改良砲塔初期砲の組み合わせがベスト -- 2024-10-07 (月) 17:46:15
- 初期砲 単発280 ×総弾数50発=14000ダメージ分 最終砲 単発400×総弾数35発=14000ダメージ分 撃ち続けた場合初期砲は5.6分で弾切れ 最終砲は6.1分で弾切れ -- 2025-04-29 (火) 12:23:02
- ティアトップになるとめっちゃ楽しい -- 2025-04-27 (日) 12:14:45
- 61式に装甲付いたような感じなので強いがこちらも無課金の場合は弾切れに注意 -- 2025-07-29 (火) 18:49:24
