Tier 3 ソ連 軽戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 15/15/15 | 本体価格(シルバー) | 0 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 58.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 3~5 | ||
後退 | 20.0 | 派生元車輌 | ||||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 330.05 | ||||
移動時 | 358.89 |
パッケージ
初期 | LVL1 | LVL2 | LVL3 | LVL4 | LVL5 | LVL6 | LVL7 | LVL8 | LVL9 | |||
T-46 E:0 S:38,500 | ━ | 無線 E:160 S:3,660 | エンジン E:310 S:10,200 | 履帯 E:590 S:1,840 | 主砲 E:390 S:4250 | 砲塔 E:410 S:20,540 | 主砲 E:430 S:10,310 | 主砲 E:740 S:20,540 | 主砲 E:740 S:26,980 | ━ | 戦車 T-28 E:3,600 S:135,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 T-46 | V-4 | 45 mm 20K | T-46 | T-26 | 220 | 71-TK-3 | |
300 | 52 / [38.13] | 30/15/15 | 300 | ||||
21.29 | 1.1/1.5/2.3 | 44 | 260 | ||||
LVL.1 無線 | V-4 | 45 mm 20K | T-46 | T-26 | 220 | 10R | |
300 | 52 / [38.13] | 30/15/15 | 360 | ||||
21.29 | 1.1/1.5/2.3 | 44 | 260 | ||||
LVL.2 エンジン | MT-5-1 | 45 mm 20K | T-46 | T-26 | 220 | 10R | |
350 | 52 / [43.33] | 30/15/15 | 360 | ||||
24.19 | 1.1/1.5/2.3 | 44 | 260 | ||||
LVL.3 履帯 | MT-5-1 | 45 mm 20K | T-46-1 | T-26 | 220 | 10R | |
350 | 55 / [52.88] | 30/15/15 | 360 | ||||
24.19 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 260 | ||||
LVL.4 主砲 | MT-5-1 | 37 mm ZiS-19 | T-46-1 | T-26 | 220 | 10R | |
350 | 55 / [53.05] | 30/15/15 | 360 | ||||
24.27 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 260 | ||||
LVL.5 砲塔 | MT-5-1 | 37 mm ZiS-19 | T-46-1 | T-46-1 | 250 | 10R | |
350 | 55 / [51.46] | 30/15/15 | 360 | ||||
23.54 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 310 | ||||
LVL.6 主砲 | MT-5-1 | 76 mm L-10 | T-46-1 | T-46-1 | 250 | 10R | |
350 | 55 / [49.97] | 30/15/15 | 360 | ||||
22.86 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 310 | ||||
LVL.7 主砲 | MT-5-1 | 45 mm VT-42 | T-46-1 | T-46-1 | 250 | 10R | |
350 | 55 / [51.06] | 30/15/15 | 360 | ||||
23.36 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 310 | ||||
LVL.8 主砲 | MT-5-1 | 37 mm Automatic SH-37 | T-46-1 | T-46-1 | 250 | 10R | |
350 | 55 / [51.45] | 30/15/15 | 360 | ||||
23.54 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 310 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲、緑字:オートリローダー砲
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
45 mm 20K | AP APCR HE | 14 2G 14 | 51 88 23 | 47 47 62 | --- --- 0.43 | 757 946 757 | 720 720 720 | 26.09 | 1,226 | 2.30 | 0.46 | 101 | +15 -8 | |
26.09 | 1,226 | 2.30 | 0.46 | 114 | ||||||||||
37 mm ZiS-19 | AP APCR HE | 35 2G 10 | 58 92 19 | 40 40 50 | --- --- 0.31 | 915 1,144 915 | 720 720 720 | 26.09 | 1,044 | 2.30 | 0.39 | 101 | +15 -8 | |
26.09 | 1,044 | 2.30 | 0.39 | 114 | ||||||||||
76 mm L-10 | AP HEAT HE | 30 7G 38 | 66 75 38 | 110 110 164 | --- --- 1.09 | 558 446 558 | 720 720 720 | 13.04 | 1,434 | 2.90 | 0.57 | 60 | +16 -6 | |
45 mm VT-42 | AP APCR HE | 35 3G 19 | 75 110 23 | 55 55 65 | --- --- 0.37 | 870 1,088 870 | 720 720 720 | 26.09 | 1,435 | 2.30 | 0.37 | 84 | +15 -8 | |
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 連射[間隔 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm Automatic SH-37 | AP APCR HE | 35 2G 10 | 46 62 19 | 40 40 50 | --- --- 0.31 | 900 1,125 900 | 400 400 400 | 56.56 連射[0.35] 弾倉[4.60] | 2,226 | 2.30 | 0.45 | 120 [6×20] | +16 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 3のソ連軽戦車。MS-1から続く高火力低装甲は引き続きとなるが、機動性はかなり改善している。 - 火力
選択肢が多く、T-26からの引き継ぎとなる2種類を含めた5種類の砲が用意されている。- 45 mm 20K
初期砲。
T-26の最終砲としておなじみの、貫通力とダメージに優れる反面精度は低い砲。
基本性能もT-26時代と全く変わらず、初期砲としての使い勝手は良好。 - 37 mm ZiS-19
中間砲①。
こちらもT-26から引き継いだ砲。
45mm 20Kより貫通力と精度に優れる反面、ダメージに劣る。 - 76 mm L-10
中間砲②。
精度はかなり悪いが、単発ダメージが優秀な癖の強い榴弾砲。
榴弾砲とはいえ、APの貫通力は66mmとこの同格程度であれば十分通用する値。
ドイツの10.5cm砲の感覚で榴弾のみの積載にしないように。
また、他の砲と比べて俯角が狭くなるので注意。 - 45 mm VT-42
中間砲③。
45 mm 20Kから性能が順当に強化された砲。
貫通力・ダメージ・精度・装填速度全てが高レベルにまとまった扱いやすい砲となっており、DPMも高い。
特にこだわりがなければこれを最終砲に選択するするのがいいだろう。 - 37 mm Automatic SH-37
最終砲。
1トリガー3連射を2セット撃ち出す機関砲。
貫通力は低めなうえ、連射時にレティクルが広がるので2発目以降は近距離でないと当てにくいが、全弾命中時の瞬間火力は高い。
また、瞬間火力だけでなくDPMも非常に優秀。貫通できる相手を選んで攻撃すれば大活躍できるポテンシャルを秘めている。
ちなみに弾は全て37 mm ZiS-19と共用。
- 45 mm 20K
- 装甲
HPは増加しているものの、装甲厚に関しては砲塔前面が30mmに増加した程度で、T-26とほとんど変わらない。
地形を活かして被弾を抑えていくのがいいだろう。 - 機動性
T-26から順当に向上しており、最高速度は58km/hと中々。
出力重量比や履帯の旋回性能も良く、軽快に動ける。 - 総論
火力に関しては申し分ないが、装甲に関してはT-26と大して変わりはない。
地形や機動性を活かして被弾を抑えることを意識して運用したい。
史実
少数しか生産されていないにもかかわらず車輌が現存しています。
現存車輌は冬戦争の舞台であるカレリア地渓にて2001年に発見されたもの(T-46-5)で、現在はレストアされてモスクワの戦勝記念公園にて屋外展示されています(上図)。
T-46はT-26の後継として開発された車輌です。
T-26に足周りはBTシリーズと同様のクリスティー型で装輪装軌併用走行装置を取り付けていました。
エンジンはMT-5ガソリンエンジン(300馬力)で、重量15tに対し最大時速は装軌60km/h、装輪80km/hを発揮しました。
また、T-26(1933年型)と同じ45mm戦車砲M1932を搭載する砲塔を装備していました。
1936年に試作車が完成。
翌年に駆動系のトラブルが目立つことを除けば良好であると試験をパスするものの生産コストが高くなるという問題が指摘され、量産化と正式採用には至りませんでした。
T-46をベースに武装を強化したものT-46-1もあり、45mm戦車砲に加えて主砲防楯右に火炎放射器を搭載し、7.62mmDT機銃を3挺に増やしていました。
そのほか、71-TK無線機も標準搭載していました。
火炎放射器は20m先までの目標に対し、12回程度の放射を行えるというものでした。
正式採用には至りませんでしたが、試作された車輌の内、数輌がフィンランドとの冬戦争、独ソ戦に投入されたそうです。
また、T-46の派生型として、ソ連が1937~38年に防御性能を追求した耐砲弾戦車があります。
正式名称は重装甲小型戦車オブイェークト111(T-46-5)で、試作車が2両のみ完成しました。
武装は45mm砲M1938に変更され、車体装甲厚は全周60mmで45mm対戦車砲を200mから撃ち込んでも貫通されませんでした。
こちらも試作のみで制式化はされず、量産には至っていません。