T-46

Last-modified: 2023-12-17 (日) 16:14:38

R22_T-46.png

Tier 3 ソ連 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)15/15/15本体価格(シルバー)0
最高速度(km/h)前進58.0マッチング範囲(戦闘Tier)3~5
後退20.0派生元車輌
発見可能範囲(m)静止時330.05
移動時358.89

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8LVL9
T-46
E:0
S:38,500
無線
E:160
S:3,660
エンジン
E:310
S:10,200
履帯
E:590
S:1,840
主砲
E:390
S:4250
砲塔
E:410
S:20,540
主砲
E:430
S:10,310
主砲
E:740
S:20,540
主砲
E:740
S:26,980
戦車
T-28
E:3,600
S:135,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
T-46
V-445 mm 20KT-46T-2622071-TK-3
30052 / [38.13]30/15/15300
21.291.1/1.5/2.344260
LVL.1
無線
V-445 mm 20KT-46T-2622010R
30052 / [38.13]30/15/15360
21.291.1/1.5/2.344260
LVL.2
エンジン
MT-5-145 mm 20KT-46T-2622010R
35052 / [43.33]30/15/15360
24.191.1/1.5/2.344260
LVL.3
履帯
MT-5-145 mm 20KT-46-1T-2622010R
35055 / [52.88]30/15/15360
24.191.1/1.3/2.344260
LVL.4
主砲
MT-5-137 mm ZiS-19T-46-1T-2622010R
35055 / [53.05]30/15/15360
24.271.1/1.3/2.344260
LVL.5
砲塔
MT-5-137 mm ZiS-19T-46-1T-46-125010R
35055 / [51.46]30/15/15360
23.541.1/1.3/2.344310
LVL.6
主砲
MT-5-176 mm L-10T-46-1T-46-125010R
35055 / [49.97]30/15/15360
22.861.1/1.3/2.344310
LVL.7
主砲
MT-5-145 mm VT-42T-46-1T-46-125010R
35055 / [51.06]30/15/15360
23.361.1/1.3/2.344310
LVL.8
主砲
MT-5-137 mm Automatic SH-37T-46-1T-46-125010R
35055 / [51.45]30/15/15360
23.541.1/1.3/2.344310

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
青字:オートローダー砲・機関砲、緑字:オートリローダー砲

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
45 mm 20KAP
APCR
HE
14
2G
14
51
88
23
47
47
62
---
---
0.43
757
946
757
720
720
720
26.091,2262.300.46101+15
-8
26.091,2262.300.46114
37 mm ZiS-19AP
APCR
HE
35
2G
10
58
92
19
40
40
50
---
---
0.31
915
1,144
915
720
720
720
26.091,0442.300.39101+15
-8
26.091,0442.300.39114
76 mm L-10AP
HEAT
HE
30
7G
38
66
75
38
110
110
164
---
---
1.09
558
446
558
720
720
720
13.041,4342.900.5760+16
-6
45 mm VT-42AP
APCR
HE
35
3G
19
75
110
23
55
55
65
---
---
0.37
870
1,088
870
720
720
720
26.091,4352.300.3784+15
-8
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度
連射[間隔
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
37 mm Automatic SH-37AP
APCR
HE
35
2G
10
46
62
19
40
40
50
---
---
0.31
900
1,125
900
400
400
400
56.56
連射[0.35]
弾倉[4.60]
2,2262.300.45120
[6×20]
+16
-8

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 3のソ連軽戦車。MS-1から続く高火力低装甲は引き続きとなるが、機動性はかなり改善している。
     
  • 火力
    選択肢が多く、T-26からの引き継ぎとなる2種類を含めた5種類の砲が用意されている。
    • 45 mm 20K
      初期砲。
      T-26の最終砲としておなじみの、貫通力とダメージに優れる反面精度は低い砲。
      基本性能もT-26時代と全く変わらず、初期砲としての使い勝手は良好。
       
    • 37 mm ZiS-19
      中間砲①。
      こちらもT-26から引き継いだ砲。
      45mm 20Kより貫通力と精度に優れる反面、ダメージに劣る。
       
    • 76 mm L-10
      中間砲②。
      精度はかなり悪いが、単発ダメージが優秀な癖の強い榴弾砲。
      榴弾砲とはいえ、APの貫通力は66mmとこの同格程度であれば十分通用する値。
      ドイツの10.5cm砲の感覚で榴弾のみの積載にしないように。
      また、他の砲と比べて俯角が狭くなるので注意。
       
    • 45 mm VT-42
      中間砲③。
      45 mm 20Kから性能が順当に強化された砲。
      貫通力・ダメージ・精度・装填速度全てが高レベルにまとまった扱いやすい砲となっており、DPMも高い。
      特にこだわりがなければこれを最終砲に選択するするのがいいだろう。
       
    • 37 mm Automatic SH-37
      最終砲。
      1トリガー3連射を2セット撃ち出す機関砲。
      貫通力は低めなうえ、連射時にレティクルが広がるので2発目以降は近距離でないと当てにくいが、全弾命中時の瞬間火力は高い。
      また、瞬間火力だけでなくDPMも非常に優秀。貫通できる相手を選んで攻撃すれば大活躍できるポテンシャルを秘めている。
      ちなみに弾は全て37 mm ZiS-19と共用。
       
  • 装甲
    HPは増加しているものの、装甲厚に関しては砲塔前面が30mmに増加した程度で、T-26とほとんど変わらない。
    地形を活かして被弾を抑えていくのがいいだろう。
     
  • 機動性
    T-26から順当に向上しており、最高速度は58km/hと中々。
    出力重量比や履帯の旋回性能も良く、軽快に動ける。
     
  • 総論
    火力に関しては申し分ないが、装甲に関してはT-26と大して変わりはない。
    地形や機動性を活かして被弾を抑えることを意識して運用したい。

史実

T-46-on-display.jpg
少数しか生産されていないにもかかわらず車輌が現存しています。
現存車輌は冬戦争の舞台であるカレリア地渓にて2001年に発見されたもの(T-46-5)で、現在はレストアされてモスクワの戦勝記念公園にて屋外展示されています(上図)。

T-46

T-46はT-26の後継として開発された車輌です。
T-26に足周りはBTシリーズと同様のクリスティー型で装輪装軌併用走行装置を取り付けていました。
エンジンはMT-5ガソリンエンジン(300馬力)で、重量15tに対し最大時速は装軌60km/h、装輪80km/hを発揮しました。
また、T-26(1933年型)と同じ45mm戦車砲M1932を搭載する砲塔を装備していました。

 

1936年に試作車が完成。
翌年に駆動系のトラブルが目立つことを除けば良好であると試験をパスするものの生産コストが高くなるという問題が指摘され、量産化と正式採用には至りませんでした。

 

T-46をベースに武装を強化したものT-46-1もあり、45mm戦車砲に加えて主砲防楯右に火炎放射器を搭載し、7.62mmDT機銃を3挺に増やしていました。
そのほか、71-TK無線機も標準搭載していました。
火炎放射器は20m先までの目標に対し、12回程度の放射を行えるというものでした。
正式採用には至りませんでしたが、試作された車輌の内、数輌がフィンランドとの冬戦争、独ソ戦に投入されたそうです。

 

また、T-46の派生型として、ソ連が1937~38年に防御性能を追求した耐砲弾戦車があります。
正式名称は重装甲小型戦車オブイェークト111(T-46-5)で、試作車が2両のみ完成しました。
武装は45mm砲M1938に変更され、車体装甲厚は全周60mmで45mm対戦車砲を200mから撃ち込んでも貫通されませんでした。
こちらも試作のみで制式化はされず、量産には至っていません。

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