Tier 1 ソ連 軽戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 16/16/16 | 本体価格(シルバー) | 0 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 32 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 1~2 | ||
後退 | 8 | |||||
隠蔽率 | 静止時 | 0.26 | ||||
移動時 | 0.20 |
パッケージ
┏ | AT-1 E:270 S:3,300 | ||||
┣ | BT-2 E:270 S:3,000 | ||||
MS-1 E:0 S:0 | ━ | T-18U E:40 S:2,000 | ╋ | T-60 E:270 S:3,500 | |
┣ | T-26 E:270 S:3,700 | ||||
┗ | SU-18 E:270 S:3,550 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
MS-1 | GAZ-M1 | 37 mm Hotchkiss | T-18 | MS-1 mod. 1930 | 100 | 71-TK-1 | |
65 | 55 | 16/16/16 | 265 | ||||
13.66 | 1.0/1.2/2.1 | 41 | 280 | ||||
T-18U | GAZ-M1 | 45 mm mod. 1932 | T-18 | MS-1 mod. 1930 | 100 | 71-TK-1 | |
65 | 55 | 16/16/16 | 265 | ||||
13.28 | 1.0/1.2/2.1 | 41 | 280 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm Hotchkiss | AP HEAT HE | 0 1G 8 | 34 44 19 | 30 30 36 | 24.00 | 720 | 2.50 | 0.54 6.57 3.10 | 104 | +25 -8 | |
45 mm mod. 1932 | AP APCR HE | 14 2G 14 | 51 88 23 | 47 47 62 | 20.69 | 972 | 2.50 | 0.46 ? ? | 54 | +30 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier1ソ連軽戦車
ソ連戦車ツリーの起点となる戦車。フランスのRenault FTをソ連が改造した車輌である。
Tier1の戦車は撃破されても修理代がかからないのがポイント。
- 火力
- 装甲
HPが少なく、特に機関砲を搭載した戦車の近距離からの全弾命中で呆気なく破壊されてしまう。
特に、イギリス中戦車Medium Mk.Iの貫通力、ダメージは軽戦車の比ではない為、注意が必要となる。
- 機動性
最高速度、出力重量比、車体旋回速度、どれもTier1としては平凡な値で遅くもなく速くもなくといったところ。
- 偵察性能
視界は多くのTier1車輌と同じく280mだが、隠蔽率が高く、偵察や狙撃を学ぶ事にも適している。
ゲームに慣れ始めたら、余ったシルバーで拡張パーツの迷彩ネット、双眼鏡を装備し、茂みから偵察、狙撃をする技術や味方からの視認範囲を得ての中長距離射撃を学ぶのもいいだろう。
- 総論
Renaultシリーズの一角だが、他国のRenaultよりも装甲・耐久を減じて機動力を微強化し、火力に特化した軽戦車である。
今後のソ連戦車の特徴を数多く有しており、ここでしっかりと基本的なテクニックも含めて学習していこう。
史実
クビンカ戦車博物館入口のモニュメントとして展示されているT-18(MS-1)
MS-1はT-18の別名であり、ロシア革命やスペイン動乱で鹵獲したフランスのルノーFT17軽戦車をベースとして製作されたT-16を改良した車輌です。
T-16はルノーFT17からイタリアのフィアット製エンジン、フランスのオチキス37mmSA-18砲をコピーまたは改良した主砲、サスペンションをスプリングにそれぞれ交換し、試作車テストされています。
ちなみに、鹵獲したルノーFT17を小改良したものはM17(レーニン戦車)となりました。
1927年6月に行ったテストの結果、不整地での走破性向上が見られ、T16の耐弾性を向上させるなど、小改造を施した後、T-18として正式に量産が決定しました。
ソ連で初めて設計され、国産初の戦車として作られたT-18ですが、姿形は元になったルノーFT(を改良したM17)と同じでした。
ルノーFTにおいて欠点とされた速度と行動距離を追及したために、速度・行動距離は確かにルノーFTより向上しているのですが、軽量化のために装甲厚は16mmと逆に薄くされていました。
砲塔には、オチキス37mm砲を改造した、37mm戦車砲28型とフォードロフ機関銃1門を装備していました。
初期生産の30両は1927年から製造開始、初期不良が祟り一時生産中止されましたが、35馬力のエンジンを40馬力に増強、砲塔後部の張り出しを追加し、1930年型として生産を再開。
1931年までに940~960両が完成しました、
後に様々な派生型が実験されましたが、その殆どは失敗に終わっています。
90馬力のエンジン搭載のT-19と60馬力エンジン搭載のT-20、37mm28型と機関銃を取り除き、45mm戦車砲に換装したT-18 45mm戦車砲搭載型(本ゲームでのT-18Uパッケージ)、他にもSU-18自走砲、T-18補給戦車、T-18化学戦車、OT-1火炎放射戦車、T-18指揮戦車、T-18自走砲運搬車、203mm榴弾砲B-4など、改良発展型も多数存在しており、その後の戦車にフィードバックされていきました。
1929年の中ソ国境紛争では、T-18を装備した実験部隊が満州で張学良率いる中国軍と交戦をした他、同じく満州で日本軍とも戦っています。
その後は旧式化として、トーチカなどにも使用されましたが、第2線で使用されていたものの中には、エンジンをGAZ-M1(50馬力)とし、搭載砲を45mm戦車砲M32に換装したT18Mがミンスク西に配備されて、独ソ開戦時に一部がドイツと交戦していたそうです。