Tier 2 ソ連 軽戦車
スペック
パッケージ
┏ | ━ | ━ | T-46 E:1,400 S:38,500 | ||||
T-26 E:270 S:3,700 | ━ | T-26 mod 1940 E:380 S:4,710 | ┻ | T-26 mod 1938 E:685 S:7,870 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
T-26 | T-26 | 37 mm B-3 | T-26 | T-26 mod. 1936–1937 | 150 | 71-TK-3 | |
90 | 54 / [43.21] | 15/15/15 | 300 | ||||
9.62 | 1.1/1.4/2.3 | 46 | 280 | ||||
T-26 mod 1940 | T-26F | 45 mm 20K | T-26M | T-26 mod. 1936–1937 | 150 | 71-TK-3 | |
130 | 55 / [70.95] | 15/15/15 | 300 | ||||
13.65 | 1.0/1.1/2.1 | 46 | 280 | ||||
T-26 mod 1938 | T-26F | 37 mm ZiS-19 | T-26M | T-26 mod. 1938 | 180 | 71-TK-3 | |
130 | 55 / [69.85] | 15/15/15 | 300 | ||||
13.44 | 1.0/1.1/2.1 | 48 | 310 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm B-3 | AP APCR HE | 8 2G 8 | 40 64 19 | 36 36 40 | 26.09 | 939 | 2.30 | 0.46 4.14 3.39 | 160 | +25 -8 | |
45 mm 20K | AP APCR HE | 14 2G 14 | 51 88 23 | 47 47 62 | 26.09 | 1,226 | 2.30 | 0.46 ? ? | 136 | +25 -8 | |
37 mm ZiS-19 | AP APCR HE | 35 2G 35 | 58 92 19 | 40 40 50 | 26.09 | 1,044 | 2.30 | 0.39 ? ? | 140 | +25 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
- 45 mm 20K
T-26軽戦車1933年型以降の史実砲。
37 mm B-3から貫通力とダメージが強化され、その他の性能は据え置きという優秀な砲。
ただし、この砲を搭載すると初期砲塔で戦わなければいけないという欠点がある。 - 37 mm ZiS-19
45mm20Kより貫通力・精度も向上している反面、ダメージは低下している。
金弾を使えば貫通に困ることはないだろう。
- 45 mm 20K
- 装甲
車体、砲塔共に全周15mmと厚いとは言えない。
一応、車体に関しては一部傾斜装甲が使われているが頼りにならない。
地形や昼飯を有効活用していこう。
- 機動性
最高速度はそれほどでもないが、車体や砲塔の旋回速度は優秀。
敵軽戦車への追従はやりやすい。
- 総論
MS-1の装甲はそのままに、機動力と火力を向上させた車輌。
うっかりすると格下にすら撃破されてしまう脆さも持ち合わせている為、偵察車輌ではなく火力や視界による支援車輌として立ち回る役割が似合う車輌でもある。
史実
ソ連は短期間で戦車装備と工業力を身につけるために、1929年から米英仏などの戦車のライセンス生産権利と輸入の方針を打ち出しました。
1930年にイギリスのヴィッカース6tE戦車を購入し、テストした結果、TMMの名称で使用されることになりましたが、TMMを改良して国産化したのがT-26軽歩兵戦車(TMM-1)です。
1931年から左側砲塔に7.62mm機銃、右側の旋回式砲塔に37mm対戦車砲を搭載しているA5型と27mm砲を搭載したA4型の生産が開始されましたが、騎兵隊に配属された際に37mmでは歩兵や中戦車相手では威力を発揮できないことから、翌32年に45mm戦車砲を搭載しました。
この初期型は5,000両以上が生産され、スペイン内戦で実戦投入された後、第二次大戦初期まで使用されていました。
騎兵隊では当初、騎馬兵と共に運用されていましたが、最高時速30km/hでは騎馬が随伴できるわけも無く、結局戦車部隊として配属されることになりました。
その後、車内のゆとりの問題から2人乗り単砲塔へ改められ、車体の一部を溶接構造にし、装甲を強化したものが1933年にT-26Bと改称されて標準仕様となり、1930年代後半に大量生産されました。
一部はT-26B2Vとして鉢巻状のフレームアンテナが採用され、後期型ではT-26Cの砲塔に換装されました。
T-26Cは無線機が標準装備となったタイプで、車体を全溶接式とし、戦闘室と砲塔に避弾経始を取り入れ装甲も強化され、戦闘重量は10.3tに増加しています。
1937年に砲塔形状を円錐型にし、溶接を多用し装甲を強化したT-26S型が登場。
砲塔上面後部にボールマウント式対空用、砲塔後面に防御用の7.62mm機銃が増設されました。
主砲装弾数は165発に増加しています。
スペイン内戦やソ連・満州国境紛争などの戦訓を取り入れた最終型の1939年型は砲塔の形状を改良して避弾経始の効果を増したものになっています。
後期型では主砲安定化装置が装備されていました。
本車の生産は無線を強化した指揮戦車型、火炎放射型OT-130、自走砲のSU-5、近接砲兵支援型のAT-1、架橋戦車型のST-26など、バリエーションを全て含めると約12,000両という他国では比較できないほど膨大な量でした。
対独戦の緒戦にはまだ現役として稼動していましたが、殆どが撃破されてしまいました。
無反動砲搭載型も開発されていました。
これは主砲を76.2mm無反動砲Bpkに換装したものでしたが、上手くいかなかったのか設計主任がサボタージュの嫌疑で処刑されて開発中止になったという当時のソ連らしい逸話が残っています。