T-54 ltwt.

Last-modified: 2023-12-13 (水) 01:40:24

R109_T54S.png

Tier 9 ソ連 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)80/60/45本体価格(シルバー)3,500,000
最高速度(km/h)前進69.0マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退23.0派生元車輌LTTB
発見可能範囲(m)静止時332.03
移動時332.03

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6
T-54 ltwt.
E:193,200
S:3,500,000
履帯
E:?
S:?
無線
E:?
S:?
エンジン
E:?
S:?
主砲
E:?
S:?
主砲
E:?
S:?
戦車
T-100 LT
E:279,800
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
T-54 ltwt.
V-54100 mm D-10TMT-54 ltwt. versionT-54 ltwt. version1,300R-113
80048 / [42.67]180/120/60730
25.940.8/0.9/1.348390
LVL.1
履帯
V-54100 mm D-10TMT-54 enhanced ltwt. versionT-54 ltwt. version1,300R-113
80050 / [43.75]180/120/60730
25.940.7/0.8/1.248390
LVL.2
無線
V-54100 mm D-10TMT-54 enhanced ltwt. versionT-54 ltwt. version1,30010RT-26E
80050 / [43.82]180/120/60760
25.980.7/0.8/1.248390
LVL.3
エンジン
V-14M100 mm D-10TMT-54 enhanced ltwt. versionT-54 ltwt. version1,30010RT-26E
1,00050 / [55.13]180/120/60760
32.690.7/0.8/1.248390
LVL.4
主砲
V-14M100 mm D-10TM mod. 1945T-54 enhanced ltwt. versionT-54 ltwt. version1,30010RT-26E
1,00050 / [55.05]180/120/60760
32.640.7/0.8/1.248390

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
100 mm D-10TMAP
APCR
HE
252
11G
252
175
235
50
250
250
330
---
---
1.76
895
1,119
895
720
720
720
8.002,0002.300.4234+17
-5
100 mm D-10TM mod. 1945APCR
APCR
HE
252
11G
252
208
235
50
250
250
330
---
---
1.76
1,050
1,119
895
720
720
720
8.332,0832.200.4240+17
-5

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier 9ソ連軽戦車
    シベリアへの緊急展開を想定したT-54の軽量版の計画案である。
     
  • 火力
    依然として俯角は-5°と厳しい数値。
    • 100 mm D-10TM
      初期砲。
      最終砲とそれほど性能に開きがなく、このTier帯にしては乗りだしが非常に良好。
      ただし、通常弾の貫通力では側面すら貫通出来ない相手が出てくるので金弾は必ず持っていこう。
      金弾ならば最終砲と同等の貫通があるため、金弾メインで運用するならばこちらの砲でもひとまずは問題無い。
       
    • 100 mm D-10TM mod. 1945
      最終砲。
      T-54初期型の史実砲。
      初期砲の性能を底上げした性能である。
      同格軽戦車と比べると砲拡散が低めで行進間射撃に適性がある代わりに、精度や貫通力でやや劣る。
       
  • 装甲
    中戦車であるT-54をベースにしている都合上、車体が大きく*1被弾しやすくなっている。
    砲塔正面は最大180mm厚とLTTBから更に強化された。
    貫通170mm程度までなら安定して防ぎ、頭出しなら甘い弾を跳弾・非貫通にできるだけの防御力を獲得した。
    車体正面はLTTBから傾斜が増した代わりにやや薄くなったため、防御力は実効130~140mmほどとなっている。
    他の軽戦車より圧倒的に厚いが、このTier帯では使い物にならないだろう。
     
  • 機動性
    前身から重量が上がり、多少出力重量比が下がったものの、気になるほどではない。
    Tier9軽戦車トップクラスの最高速度と抜群の旋回性能を持ち、総合的には極めて優秀な機動性を有している。
    とはいえ、被弾面積が大きいので大胆過ぎる偵察は身を滅ぼすだけであるため注意が必要である。
     
  • 偵察性能
    視界は390mと同格軽戦車内では標準的な部類である。
    車体が大きいため隠蔽性は低い印象を受けるが、前身よりも隠蔽率自体は上がっており同格内でもそれなり。
    しかし前述の通り車体が大きいので、使用する茂みの大きさには気を使わなければいけない。
     
  • 総論
    Tier9軽戦車の中でも全体的に中間の性能を持ったバランス型軽戦車。
    何でもそつなくこなせる車輌ゆえに立ち回りによって大きく戦果が上下するため、マップや戦況の常時チェックと早めの判断を心掛けたい。

史実

冷戦期、ソ連上層部はアメリカ陸軍がシベリアを通って侵攻してくることを懸念していました。
シベリアはベーリング海を挟んでアメリカ最北の拠点であるアラスカと非常に近く、真冬になると海峡が凍結して徒歩でも渡れるようになるためです。

 

そこで1949年5月、この懸念が現実のものとなった際に泥濘地であるシベリアに即座に展開できる戦車として、良好なパフォーマンスと機動性を持っていたT-54中戦車の軽量化型案を計画しました。

 

しかし、実際にはアメリカ陸軍がシベリアに侵攻してくるというのは荒唐無稽な話。
また、T-54は生産性と整備性の高さから配備数が多く、T-54の改良型の1949年型が登場して大量生産されることも後押しとなり、有事の際に急派せずとも予めシベリアに配備しておけばよいという理由で軽量化版計画は設計段階で中止されてしまいました。

コメント

  • 超使いやすい。隠蔽偵察から走り偵察、補助・撃破までなんでもこなせる良車輌。楽しく乗ってるウチにT-100LT分の経験値がたまる。 -- 2019-04-01 (月) 19:55:28
  • 非常に高レベルな足回り、走り撃ち命中率の高い砲など楽しい車両で、恐らくその体積以外特筆すべき欠点のない車両。ソ連軽戦車ルートはクセが少なく初心者にもオススメのルートである。 -- 2020-11-09 (月) 19:51:02

*1 車高はやや低くなっているが、全幅・全長はほぼ同一。