Tier 3 ドイツ 中戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 36/35/25 | 本体価格(ゴールド) | 1,000 | ||
---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 37 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 3~5 | |
後退 | 12 | シルバーボーナス(%) | 26 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.25 | 経験値ボーナス(%) | 65 | |
移動時 | 0.19 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Pz. S35 1,000G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Pz. S35 | Somua S-40 | 4.7 cm SA 35 L/34 | Pz.Kpfw. S35 739 (f) | Pz.Kpfw. S35 739 (f) | 260 | FuG 8 (f) | |
220 | 40 / [36.14] | 56/46/46 | 525 | ||||
11.43 | 1.03/1.14/1.71 | 41 | 330 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
4.7 cm SA 35 L/34 | AP APCR HE | 14 2G 13 | 55 90 24 | 52 52 62 | 27.63 | 1,437 | 1.14 | 0.39 3.31 0.96 | 112 | +20 -10 |
解説
- 火力
- 4.7 cm SA 35 L/34
貫通と威力は控え目だが発射レートは良い。
Somua S35の47 mm SA37と比べるとダメージや貫通力が低いが、その分発射速度や照準時間が短くなっている。
欠点は貫通力の低さで、小口径故に榴弾も威力に乏しく、貫通不能な相手への対抗手段に乏しい。
機動力の乏しさから側背面に回り込むことも難しいため、味方との連携を大切にしたい。
- 4.7 cm SA 35 L/34
- 装甲
Somua S35より車体装甲が薄くなっているが、砲塔装甲は厚くなっている。
車体サイズ、特に前方投影面積が小さく、遮蔽を得るのは得意と言える。
うまく隠れながら戦えば、同クラスの戦車の中では厚めの装甲と相俟って、しぶとく立ち回る事も不可能ではない。
- 機動性
Somua S35と比べれば僅かに改善されているものの、エンジン出力は不足気味で、このTier帯の中戦車としては機動力が低い。
車体と砲塔の旋回は速めなので、接近戦に対応できない事はないが、積極的に機動戦を仕掛けるには苦しい。
- 総論
基車輌のSomua S35が低Tier帯のフランス車輌の中では使いやすい車輌であり、本車も性能に差異はあるが、概ね似たような使い心地。
搭乗員を新たに雇った際、中・高Tier帯での使用に最低限耐えられるようになるまでの初期の育成にお薦めの車輌だ。
史実
ドイツはフランスに対し電撃戦を行ったためフランスの占領は早かった。そのため兵器も大量に入手できた。
当初は戦車の数が不足していたドイツ軍は鹵獲したフランス戦車を一号戦車や二号戦車と共に戦闘に参加させるつもりであった。
ところがいざ蓋を開けるとフランスの戦車はドイツ軍が予想していた性能を下回っていた。当然第一線に張るのは無理なので警備用や戦車搭乗員の育成用として使われた。
2線級の戦車として警備に活躍したりルーマニアなどに余った物を輸出したり改造したりしたが戦況が悪化するにつれ輸出した物も掻き集めて防衛に投入したが、その後は不明。(自由フランス軍がアフリカ戦線に投入したとかしないとか)
S35はAMCとして開発された騎兵戦車である。
本車は比較的防御力が高く火力も高い、足も速いという優れた戦車ではあったが高い防御力実現のために装甲ブロックを採用したため整備も難しく生産コストの上昇を引き起した。
欠点としてサスペンションが非常に脆く複雑でありエンジンへのアクセス性も低いので整備が困難だった。
さらに、キューポラにハッチが無く車長は長時間押し込められる形になった(一人砲塔だったが特に問題はなかった)。
また、高い防御力実現のための大型鋳造装甲はコストの上昇、生産数にも限りがあるありさまだった。そのため騎兵隊には配備されなかった。
そこで騎兵隊はH35を唯一所持できたがH35の評価は散々足るものだった。