Type 97 Chi-Ha

Last-modified: 2024-04-30 (火) 20:40:08

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Tier 3 日本 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)25/25/20本体価格(シルバー)45,000
最高速度(km/h)前進40.0マッチング範囲(戦闘Tier)3~4
後退15.0派生元車輌
発見可能範囲(m)静止時326.90
移動時356.52

パッケージ

初期Lv.1Lv.2Lv.3Lv.4Lv.5Lv.6Lv.7Lv.8Lv.9Lv.10
Chi-Ha
E:1,460
S:45,000
主砲
E:490
S:8,400
エンジン
E:250
S:8,600
無線
E:140
S:14,000
主砲
E:780
S:4,400
砲塔
E:500
S:2,100
エンジン
E:350
S:10,500
無線
E:180
S:22,000
履帯
E:560
S:1,750
主砲
E:960
S:21,000
戦車
Chi-He
E:3,730
S:136,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
Chi-Ha
Mitsubishi SA12200VD5.7 cm Gun Type 97Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha360Type 94 Mk. 4 Hei
17030 / [27.50]35/25/25350
11.301.1/1.2/2.130310
Lv.1
主砲
Mitsubishi SA12200VD37 mm Gun Type 1Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha360Type 94 Mk. 4 Hei
17030 / [27.38]35/25/25350
11.251.1/1.2/2.130310
Lv.2
エンジン
Type 100 Suirei V-1237 mm Gun Type 1Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha360Type 94 Mk. 4 Hei
20030 / [32.25]35/25/25350
13.251.1/1.2/2.130310
Lv.3
無線
Type 100 Suirei V-1237 mm Gun Type 1Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha360Type 96 Mk. 4 Bo
20030 / [32.34]35/25/25425
13.291.1/1.2/2.130310
Lv.4
主砲
Type 100 Suirei V-1237 mm Gun Type 100Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha360Type 96 Mk. 4 Bo
20030 / [32.37]35/25/25425
13.301.1/1.2/2.130310
Lv.5
砲塔
Type 100 Suirei V-1237 mm Gun Type 100Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha Shinhoto390Type 96 Mk. 4 Bo
20030 / [31.25]35/25/25425
12.841.1/1.2/2.130330
Lv.6
エンジン
Type 100 Kuurei V-1237 mm Gun Type 100Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha Shinhoto390Type 96 Mk. 4 Bo
24030 / [37.50]35/25/25425
15.411.1/1.2/2.130330
Lv.7
無線
Type 100 Kuurei V-1237 mm Gun Type 100Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha Shinhoto390Type 3 Otsu
24030 / [37.04]35/25/25550
15.221.1/1.2/2.130330
Lv.8
履帯
Type 100 Kuurei V-1237 mm Gun Type 100Type 97 Chi-Ha KaiType 97 Chi-Ha Shinhoto390Type 3 Otsu
24032 / [39.18]35/25/25550
15.221.0/1.1/1.930330
Lv.9
主砲
Type 100 Kuurei V-1247 mm Gun Type 1Type 97 Chi-Ha KaiType 97 Chi-Ha Shinhoto390Type 3 Otsu
24032 / [38.69]35/25/25550
15.031.0/1.1/1.930330

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
5.7 cm Gun Type 97AP
HEAT
HE
15
3G
20
30
55
28
75
75
95
---
---
0.66
355
355
355
720
720
720
20.001,5002.300.46114+20
-9
20.001,5002.300.46114+20
-15
37 mm Gun Type 1AP
APCR
HE
16
2G
10
58
73
19
50
50
65
---
---
0.31
785
785
785
720
720
720
26.091,3041.700.42150+20
-9
26.091,3041.500.37150+20
-15
37 mm Gun Type 100AP
APCR
HE
14
2G
10
48
69
18
45
45
60
---
---
0.31
580
580
580
720
720
720
26.091,1741.700.41150+20
-9
26.091,1741.500.41150+20
-15
47 mm Gun Type 1AP
APCR
HE
20
4G
20
81
122
25
70
70
90
---
---
0.47
810
810
810
720
720
720
20.001,4002.300.44100+20
-15

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 3日本中戦車
    二次大戦の日本戦車として最も有名な、九七式中戦車チハである。
     
  • 火力
    • 5.7 cm Gun Type 97
      初期砲。
      九七式中戦車の史実砲。
      性質は榴弾砲に近く、弾速に劣り弾道も放物線を描くため偏差射撃がやりにくい。
      APが用意されているがHEと貫通力が2しか違わないので、運用前に全弾HEに載せ替えること。
      HEは貫通しなくてもある程度ダメージが通るが、貫通力28mmしかないため上位Tier戦車相手には通用しづらい。
      重装甲目標対策にHEATを搭載しておくのも手ではあるが、あまり安定しない。
      できれば早目に砲を強化したい所。
       
    • 37 mm Gun Type 1
      中間砲①。
      口径は小さくなっているが通常弾(AP)貫通力は58mmと高く、発射速度・照準時間・攻撃力のバランスがとれている。
      100式37mm砲と比べ、発射速度据え置きで貫通力・ダメージ・照準時間・精度が向上している。
      流石に上位Tier相手には力不足だが、Tier 3中戦車の主砲としては十分な性能を持ち扱いやすい。
      余談だが、37mm砲を搭載すると同軸機銃も搭載される。
       
    • 37 mm Gun Type 100
      中間砲②
      中間砲①の改良主砲であるはずなのだが主砲精度が0.42m⇒0.41mとわずかに上昇しただけ。
      主砲精度が上昇したことによる他の性能低下が著しく、単発火力・貫通力・砲弾速度が大幅に低下するPONが発動している。
      開発レベル上に存在するため開発はしなければならないが購入はしなくて良い。
      中間砲①を使い続けた方が戦果を稼げるであろう。
       
    • 47 mm Gun Type 1
      最終砲。
      九七式中戦車改の史実砲。
      今までの砲も決して悪くなかったが、この砲は別格。
      通常弾(AP)貫通力81mmという値はマッチングする最大Tierの重戦車であるKV-1の車体正面装甲でも貫通することも可能。
      金弾の強化APに至っては貫通力122mmに達し、車体正面は勿論、角度次第では改良砲塔ですら通用する。
      一発辺りのダメージも70と大きく、発射速度・精度も悪くない。
      特にこだわりがない限り、これを最終砲にするのがいいだろう。
      ただし、課金弾(APCR)は貫通力減衰率が100m毎-10.25mmと高いため敵との距離を意識しよう。
       
      (mm)通常弾課金弾榴弾
      100m8112225
      200m78111.7525
      300m75101.5025
      400m7291.2525
      500m698125
       
  • 装甲
    車体前側面25mmという数値はそこそこ厚みがあるように思えるが、傾斜など全く無いため簡単に貫通する。
    特にTier 4~5で遭遇率の高い105mm榴弾砲の一撃がまともに命中すると、一撃で撃破されてしまうので要注意。
     
  • 機動性
    日本中戦車としては悪く無いが、他国中戦車と比較すると少々劣る。
     
  • 偵察性能
    視界は330mとまずまずだが、発見可能範囲が静止時で326.90mと下手な軽戦車より低い。
    待ち伏せ時に役立つだろう。
     
  • 総論
    優秀な砲・薄い装甲・若干低い機動性というWoTの日本戦車らしい戦車。
    57mmや37mmでも普通に戦えるが、47mm砲を入手すればM3 Stuartは勿論、史実では歯の立たなかったM4T-34にもある程度は対抗可能になる。
    火力が頼れる反面装甲は薄いので、ハルダウンや一撃離脱を駆使しなるべく姿を晒し続けないようにしよう。
    ある意味、全周砲塔を持つ駆逐戦車のような中戦車である。

史実

Chi-Ha_yasukuni.jpg
靖国神社に展示されている旧砲塔チハ
九七式中戦車 チハ

九七式中戦車 チハは第二次世界大戦時の日本軍の戦車。
八九式中戦車の後継中戦車として1930年代後半に開発・採用された。

当時はこのチハが陸軍の主力中戦車であり、最終的には2123両が生産された。
開発及び生産はお馴染み三菱重工業を始めとする日立などの製作所が連携して行った。
旧砲塔チハは昭和14年(1939)年のノモンハン事件で初陣を飾った後、名だたるいくつものの戦いに出撃した。
主な戦闘はマレー作戦、スリム・リバーの戦い、シンガポールの戦い、フィリピンの戦い、占守島の戦い、そして硫黄島の戦いなどである。

昭和17(1942)年には一式四十七粍戦車砲を搭載した新砲塔チハが登場する。
後継の開発の遅れから、新砲塔への改造等を経て大東亜戦争(太平洋戦争)終戦まで、九五式軽戦車ハ号と共に大日本帝国陸軍機甲科を支えた。

大戦前半の対イギリス戦では日本が勝利する事もあったものの、大戦後半にはアメリカやソ連といった大国には苦戦を強いられる事になる。
大日本帝国陸軍下での最後の戦いは占守島の戦いであると思われる。

この戦車は本来日本軍の戦車だが、終戦後には中国大陸において共産党軍や国民政府軍に接収され、両軍で使用された。
そして国共内戦でも使用され、共産党軍のものは国民党軍相手に戦果を挙げている。
その中に含まれる功臣号は国共内戦の際に人民解放軍が鹵獲して使用した九七式中戦車のうちの1両であり、中国人民革命軍事博物館において今でも展示されている。

現在、戦いを終えたチハは世界各国で保存、展示されている。
日本でもサイパン島から帰還した2両のチハが保存されている。
一両は靖国神社の遊就館で修理、再塗装して展示され、もう一両は静岡県にある若獅子神社にある。

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