AMX 50 120

Last-modified: 2017-11-23 (木) 09:06:12

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Tier 9 フランス 重戦車

公式紹介ページ

スペック

HP1,750
車体装甲厚(mm)100/80/60
最高速度(km/h)65
重量/最大積載量(t)59.1/60.0
本体価格(シルバー)3,565,000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
AMX50B
(212,100/6,100,000)
AMX50 120
(185,000/3,565,000)
AMX 50 mle. 51
(34,500/127,550)
AMX 50 mle. 54
(111,900/505,300)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
AMX50 120Maybach HL 29590 mm DCA 45AMX 50 120AMX 50 1201,750400
850*
*
*
*
*
*
*
*
*
72*
*G
*
7.76
*
*
30100/80/6032390
AMX 50 mle. 51Maybach HL 295100 mm SA 47AMX 50 120AMX 50 120--
850*
*
*
232
263
50
300
300
400
**
*G
*
7.01
3
0.36
30100/80/6032390
AMX 50 mle. 51Saurer120 mm SA 46AMX 50 100 bisAMX 50 100--
1,000*
*
*
257
325
65
400
400
515
**
*G
*
4.97
3
0.34
32100/80/6032390

解説

史実

第三のAMX-50計画が1951年の8月に開始され、どうにか先行量産車両の製造10両がDEFA によって製作されていますが、実際、ちゃんとした試作型が最初に完成したのは1953年でした。
このタイプはIS-3T-10などを筆頭とするソ連軍重戦車の脅威への対応のため、100mm砲の火力はいささか心許ないと判断されて、100mm砲搭載型の試験と平行する形で火力の増強が模索され、100mm砲搭載型AMX50の車体をベースとする120mm砲搭載型AMX50の開発計画が、1951年より開始されました。

計画当初は、大型の120mm砲を装備するために、新型の砲塔も大型化し搭載することが検討されましたが、このタイプでも結局、100mm砲型の揺動砲塔を120mm砲用に再設計する案の採用が決定し、試作車両が1953年に完成しました。

東側諸国の重戦車に引けを取らない火力を得たことで、AMX50の火力面での試行錯誤は終了しました。
しかし、それは防御面における試行錯誤の始まりでもあったのでした。
AMX50の車体形状は、大戦中のパンターの車体形状をそのまま引き継いでいるものの、装甲も増強されていましたが、これらの改良のために重量は59.2tまで増加してしまいます。
1950年代の戦車としては、もはや旧弊な部類となっていた試作車は、ライバルになるであろうIS-3やT-10が大胆な避弾経始を採用した、斬新な車体形状をしているのと比較すれば大きく見劣りするため、1954年から1955年までこのタイプをさらに重戦車化することが目指され、surblindé(サブリンド)と呼ばれる、IS-3のような低い砲塔に高い車体を持ち、重量は64tに達する120mm砲搭載型をベースとするAMX-50装甲増強型が製作されました。
この過程でサスペンションの補強も行われたのですが、機械的な信頼性のために、1956年から1958年にかけ、車体全高を低めることで57.8tまで重量低減が試みられています。
これはsurbaissé(サーバイス)という車高低減型として生産されましたが、砲塔は再び背の高いTourelle D(第4の砲塔)となりました。
これまで、マイバッハのエンジンを使い続けてきたのですが、出力1,000馬力が望まれており、1955年に特別に組まれた設計陣がドイツとの協力を得て開発に取り組み、楽観的に見積もって65km/hにまで速度は向上するように計画されました。
AMX-50は最終型を含めて5種類のプロトタイプが製作されましたが、生産コストが高い割に防御力が低いことが採用されなかった要因と言われています。

コメント

  • 自動装填装置の装弾数は4発、装填時間は約32秒、4.97 rounds/min、一つ前のAMX50 100 の 装填時間6発 46.53秒 5.42rounds/min よりかなりまし。 -- 2015-05-30 (土) 12:58:49