Tier 5 イギリス 中戦車 (課金戦車)
スペック
HP | 480 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 51/38/38 |
最高速度(km/h) | 48 |
重量/最大積載量(t) | 30.04/32.3 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.33 |
本体価格(ゴールド) | 2,300 |
修理費(シルバー) |
パッケージ
Frostbite (2,300) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Frostbite Grizzly M4 | Wright Continental R-975C1 | 75 mm Gun M3 L/37 | Frostbite Grizzly M4 | Frostbite Grizzly M4 | 480 | WS No. 19 Special | |||||||
400 | AP AP HE | 92 127 38 | 110 110 175 | 90 | 56 7G 56 | 15.79 2 0.46 | 38 | 76/51/51 | 39 | 370 | 570 |
解説
- 火力
- 75 mm Gun M3 L/37
名称はM4と同一だが、照準速度が僅かに速くなっている他、課金弾が貫通力をそのままに強化APに変わっている。
優遇持ちとはいえ、127mmの貫通力では同格重戦車を貫通するのに苦労することも、幸い俯角が12度も取れるので地形を味方に付けるのは得意。
- 75 mm Gun M3 L/37
- 装甲
車体、砲塔共に初期状態のM4とほとんど同一。
- 機動性
M4の中間エンジンなので出力比は13.33と控えめだが、最高速度は48km/hあるため最低限の移動には苦労しない。
史実
カナダがシャーマン (Sherman) 戦車に対して出した答えが、モントリオール・ロコモティブ社によるこのグリズリー I (Grizzly I) 巡航戦車であった。本車は M4A1 シャーマンの派生型であり、履帯にオリジナルより幅が1インチ狭いカナディアン ドライ ピン、砲塔後部に雑具入れを追加、サンドシールドを標準装備し、砲塔天井にカナダ製2インチ発煙弾発射機を装着、車内にイギリス制式No.19無線機を採用するなどのいくつかの特記すべき違いがあった。それ以外の諸元はM4A1と同じ。1942 年 9 月にはカナダでのM4戦車生産が決定したが、モントリオール汽車製造会社で準備を整えるのに1年かかり、生産は 1943 年 8 月に開始され、1,200 両が発注されたものの、その後 1944 年には全M4戦車をアメリカで生産することになったので量産が同年 12 月までに打ち切られる事になり、以降のカナダでの生産は全てキャンセルされ、生産数は188 両に終わった。
イギリスとカナダで訓練用に使用され、オーバーロード作戦後はカナダ機甲大隊に配備されてヨーロッパ戦線に投入されている。
全長 19 フィート 1 インチ(サンドシールド除く)、全高 9 フィート 10 インチ、戦闘重量67,000 ポンド。75mm砲装弾数 78 発。
※カナディアン ドライ ピン (Canadian Dry Pin) とは
ラム巡航戦車の生産後期に開発された全鋼製のシングルピン式履帯で、通常のM4中戦車用の履帯と比較すると重量が半分程度に軽減されていた。
これにより履帯をCDPに交換するだけで重量が減り機動性が上がった。
おまけに構造自体もシンプルなので生産コストは低かった、ただし、製造ペースの違いで多く作られているオリジナルの履帯も併用されていた。
ゲーム中でもアメリカのM4と比較すると履帯の薄さがはっきりと判る。
ちなみにイギリスのTier3自走砲Sexton IIは本車をベースに開発された。
基礎がちゃんと出来てる人なら問題なく扱えるが、高い戦果を出そうと思ったら工夫が必要な車輌ってとこかな -- 2017-08-05 (土) 07:41:34