HMS TOG II*

Tier 6 イギリス 自走砲

公式紹介ページ

スペック

車体

注）価格は公式ページから参照

パッケージ

詳細

※パッケージ詳細表示では「TOG II*」と表示される

解説

期間限定モードTOG ボートモード専用艦。TOG II*をモチーフにした強襲砲艦。
自走砲扱いのため、俯瞰視点が使用できる。
Lunar同様、全ての国の搭乗員を乗せることができる。
APは低弾道の3連射、HEは高弾道の3連射で島を超えての砲撃が可能、使い分けて有利に運ぶ運用が求められる。

史実

HMS TOG の主兵装は最先端のテクノロジーを駆使して開発された強力な主砲です。瞬時に3発砲弾を撃ちだすことができるこの砲は、恐るべき瞬間火力を発揮します。この装備では徹甲弾(AP)と榴弾(HE)を使い分けることが出来ます。(公式より引用)

HMS TOG II* は、外海での戦闘用として設計された戦闘艇であり、その存在は最高機密であった。イギリスは 1943 年中に太平洋において HMS TOG II* の極秘テストを重ねており、その結果は良好だったものの、正式採用には至らなかった。
(Tankopediaより引用)

HMSはイギリス海軍艦艇の名前につけられる艦船接頭辞で、国王陛下の船（His Majesty's Ship）もしくは女王陛下の船（Her Majesty's Ship）の略となっています。
なお、HMS TOG II*の分類は強襲砲艦とされていました。

砲塔にDREADNOUGHT(恐れ知らずの意)が書かれていますが、イギリス海軍が竣工して世界に轟かせたドレッドノート級戦艦に由来する皮肉だと思われます。 第二次大戦の戦闘艦の基礎の一つとなったドレッドノート級は、略してド級や超ド級と言う単語で「とてつもなく大きい」などの意味で、現在でも使われている事があります。(WGのコンセプト?が豪華客船となったので2018年版には書かれていない。)

史実にも戦車を完全な外洋航行可能な水上艦艇に改造した前例 (水上航行可能な水陸両用戦車を除く)はありませんが、戦車砲塔を搭載する艦艇に、ソ連のBKA1124型河川砲艦などがあります。
河川砲艦はその名の通り、長大なソ連領内に広がる河川・運河での運用を考えられていて、川底のある程度深い河川で陸地への火力支援や襲撃、パトロールなどを任務としています。
前出の1124型は、喫水70cmの比較的浅い河川での行動も視野に入れられています。
主兵装にT-28前部砲塔やT-34/75初期砲塔、カチューシャ・ロケットランチャーなどを組み合わせて前後1基ずつ配しており、多種の組み合わせが存在していました。
副兵装は、キャビン上に対空機銃を2～3門搭載していました。
戦中に73隻ほどが就役していて、ドイツの機甲部隊とも砲火を交えたこともあり、その際にフェルディナントと交戦し撃沈されている記録もあります。

このTOG Boatは、かなり以前にWGにより公式ネタ動画としてあったものが、姉妹作World of WARSHIPSとの融合で誕生したのは想像に容易い事と思います。(下リンク参照)
公式で一番愛されている戦車は、やはりTOG II*なのでしょう。
https://youtu.be/e_UmkXfG6tY

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