Tier 5 ドイツ 中戦車
スペック
車体
HP | 380 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 60/60/40 |
最高速度(km/h) | 55 |
重量/最大積載量(t) | 23.77/24.95 |
本体価格(シルバー) | 315,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | VK 30.01 D (26,800/910,000) | |||||
Pz. III/IV (13,480/315,000) | ━ | Versuchs PzKpfw III/IV (3,525/28,210) | ━ | PzKpfw III/IVc (10,515/67,020) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔 装甲 | 旋回 速度 | 視認 範囲 | HP | 通信範囲 | |
Pz.Kpfw. III/IV | Maybach HL 120 TR | 7.5cm KwK 40 L/43 | Pz.Kpfw. III/IV | Pz.Kpfw. III/IV Ausf. A | 380 | 310 | |||||||
350 | AP APCR HE | 103 139 38 | 110 110 175 | 87 | 70 7G 38 | 13.95 2.29 0.40 | 34 | 50/30/30 | 44 | 320 | |||
Versuchs PzKpfw III/IV | Maybach HL 120 TRM | 7.5cm KwK 40 L/43 | Pz.Kpfw. III/IV verstärkteketten | Pz.Kpfw. III/IV Ausf. A | 380 | 415 | |||||||
440 | AP APCR HE | 103 139 38 | 110 110 175 | 87 | 70 7G 38 | 13.95 2.29 0.40 | 36 | 50/30/30 | 44 | 320 | |||
PzKpfw III/IVc | Maybach HL 157 P | 7.5cm KwK 40 L/48 | Pz.Kpfw. III/IV verstärkteketten | Pz.Kpfw. III/IV Ausf. B | 440 | 710 | |||||||
585 | AP APCR HE | 110 158 38 | 110 110 175 | 87 | 70 7G 38 | 13.95 2.29 0.38 | 36 | 50/30/30 | 53 | 320 |
外観
Pz.Kpfw. III/IV - 7.5 cm KwK 40 L/43
Versuchs PzKpfw III/IV - 7.5 cm KwK 40 L/43
PzKpfw III/IVc - 7.5 cm KwK 40 L/48
解説
Pz.Kpfw. III及びVK 20.01 (D)から開発が可能なTier5MT。
防御面は車体装甲を強化したPz.Kpfw. IVといった性能だが、同様に砲塔が薄いので過信はできない。
砲塔は正面でも最大50mmしかない垂直装甲のため、遭遇頻度の高い105mm榴弾砲から致命傷を負いやすく、砲塔そのものが弱点となっている。
車体は他に類を見ない二段に傾斜した正面装甲が特徴的。傾斜装甲の多分に漏れず実厚60mm以上の防御力を発揮し、同格のAP弾を弾く事も出来る。また、側面装甲も正面と同等の厚みを持ち、遮蔽物から飛び出す際などは側面装甲が薄い多くの戦車より柔軟に動くことができる。
武装は7.5cm KwK 40 L/43から純粋な上位版7.5cm KwK 40 L/48への一本道。Tier5の戦車砲としては標準的な性能であり、105mm榴弾砲のような一撃は期待出来ないものの火力は充分である。
機動力は初期こそ馬力不足による加速の遅さに悩むものの、最終パッケージではLT並の加速力を手に入れる。
車体旋回速度は毎秒36度で並程度だが、非常に高い砲塔旋回速度と併せれば毎秒90度近い速度で砲を旋回させられる。
総合的な機動力は高く、NDKや至近距離を掠めて逃げる一撃離脱などが可能。
索敵能力はこの戦車の欠点であり、特に視認範囲に問題を抱える。
砲塔が変わっても改善されない320mの視認範囲は通常遭遇するMTの中で最も短く、同じ戦場でこの戦車より視界が狭い車両は一部のTDとKV-1程度しか存在しない。*1考えなしに突出すれば見えない敵から一方的に撃たれること必至で、これを補わなければ市街戦以外ままならない。幸いにも通信範囲はドイツMT・HT標準の710mとなかなか優秀な数値なので、他の戦車に乗るとき以上に味方の視界を意識しよう。
拡張パーツで視界を補う場合、レンズ皮膜なら352mでレンズ皮膜無しの同格独ソMT程度、双眼鏡なら断続的にだが400mまで延長できるので、このどちらかの装備を強く推奨する。
まとめると『抜群の足周りと並の火力と装甲、そして劣悪な視界範囲を持つ戦車』である。遮蔽物の間を縫って前に出る工夫など、視界負けしても戦えるように勤めよう。
史実
Pz.Kpfw.III/IVはPz.Kpfw.III及びPz.Kpfw.IVの統一を目論んで開発がスタートされた。
1941年9月14日、参謀本部総長フランツ・ハルダー上級大将はPz.Kpfw.IIIとPz.Kpfw.IVの組み合わせを了承。
この時に製作された車体はJagdPz IV Ausf.E(試験車両)として流用される。
エンジンはMaybach HL 120 TRMを搭載。Pz.Kpfw.IIIの駆動輪と専用設計された強化シャフト軸を搭載。
トランスミッションは駆逐戦車Nashornと同じZF社のSSG-77が搭載された。
尚エンジンルームに300リットルの追加燃料タンクを搭載した。
再設計された車体前部、側面はこれまでのドイツ戦車の垂直装甲ではなく60mmの傾斜装甲に変更。
砲塔や主砲はPz.Kpfw.IV Ausf.Jと同じ7.5cm KwK 40 L/48を搭載。
ただし電気系統が簡略化されたため砲塔は左右270度の限定旋回とされた。
また弾薬庫も見直され、7.5cm砲の弾薬は100発と増やされたが、副武装である7.92mm MG34機関銃は3150発と変わらなかった。
1944年3月、兵器局はPz.Kpfw.IVの車体を使用した3両のプロトタイプの製作をクルップ社に依頼。
同年6月には生産開始予定であったが延期され、7月12日にクルップ社に生産中止が申し渡され、Pz.Kpfw.III/IVはプロトタイプも存在せず、計画のみで終わってしまった。
コメント
- こいつ、、、メッチャ動くぞ!? 味方の位置取りを意識して爆走し、敵軍に砲撃の嵐を降らせよう!! 純粋な 戦闘力は水準に満たないが、異常な砲塔旋回と悪くない砲性能で実は意外と何でも出来る自由度がウリ。 さらに、頼みの味方が潰れた際に最速でとんずら可能なので、この逃げ足の速さは初心者には絶大な助けになるだろう。 手練視点だと生き残ってるコイツは面倒に見えるはずだから引き分けや逆転勝ちに持ち込める可能性があるぞ!! -- アメジスト? 2016-03-31 (木) 12:05:03
- 優秀3を取得してみての感想は「乗らないと損! 中戦車の逆境対応コレにあり!!」 とにかく超絶速い機動力とそこそこの主砲が最大の武器。 機略以外では重戦車のお供とか特攻厨狩りとかしていけば良いし、とてもフリーダムな支援運用が可能! 注意したい点が前身よりも視界が10m短い320mしかない点。レンズは必須で理論を基にリスクの高い走り偵察が出来るかどうかがスコアの分かれ目になりやすい。 当然生き残る事は重要で、障害物や茂みで上手く奇襲と撤退を繰り返せば両チームを驚愕させる戦果を上げる事も不可能ではない。 この車輌で得た経験は機動型中戦車は勿論、軽戦車でも絶対役に立つので是非!!(^p^) -- アメジスト? 2016-03-31 (木) 12:13:33
- 実は旋回と加速に関してはクロムウェルと同等だったりする。1ヶ所に執着せず位置を頻繁に変えるフットワーク重視の立回りで使えばかなり強い。視界の狭さはパーツで増強したり障害物の間を縫うような軌道で肉薄する術を覚えて補おう。 -- 2016-07-04 (月) 11:42:55
- 中戦車をNDKできる中戦車。いろんな面で弱い車輌なだけにその時の満足度はハンパない‼ -- 2016-08-05 (金) 21:07:54
- 走り偵LTにラムを一撃喰らわしてから主砲をお見舞いするのがオレのジャスティス -- 2016-10-06 (木) 23:35:12
- コレの強さの真の理由は、乗ってない連中からすっかり侮られていることだな。 -- 2016-10-08 (土) 21:10:22