Tier 4 ソビエト連邦 自走砲
スペック
車体
HP | 160 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 15/15/15 |
最高速度(km/h) | 30 |
重量/最大積載量(t) | 10.2/10.49 |
本体価格(シルバー) | 147,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | ━ | ━ | SU-122A (12,570/385,000) | |||||
SU-5 (3,600/147,000) | ━ | SU-5-1 (2,295/14,030) | ━ | SU-5-2 (3,730/41,250) | ┻ | SU-5-3 (5,210/54,610) |
詳細
パッケージ名 | エンジン名 | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
SU-5 | T-26 | 76mm Howitzer mod. 1903/30 | SU-5 | SU-18 | 160 | 300 | |||||||
90 | AP HE HEAT | 70 42 75 | 110 164 110 | 48 | 45 38 7G | 10.17 4.50 0.73 | 24 | --/--/-- | 16 | 330 | |||
SU-5-1 | T-26M | 76mm Gun mod. 1902/30 40 c1b | SU-5 Bis | SU-18 | 350 | ||||||||
100 | AP HE HEAT | 80 42 75 | 110 164 110 | 48 | 45 38 7G | 10.17 4.50 0.70 | 26 | --/--/-- | 16 | 330 | |||
SU-5-2 | T-26F | 122mm Howitzer mod. 1930 | SU-5 Bis | SU-18 | 615 | ||||||||
130 | HE HE HEAT | 61 61 40 | 300 420 270 | 18 | 150 215 11G | 6.98 6.50 0.83 | 26 | --/--/-- | 16 | 330 | |||
SU-5-3 | T-26F | 152mm Mortar NM mod. 1931 | SU-5 Bis | SU-18 | 615 | ||||||||
130 | HE | 75 | 450 | 12 | 290 | 6.59 6.50 0.87 | 26 | --/--/-- | 16 | 330 |
解説
回転砲塔を持つSU-26から一転、固定された砲になり、高火力だが18発しかない122mm高射砲と、12発しかないが高威力で遮蔽物すら飛び越える短射程の152mm臼砲、どちらも癖は強いものの、同格の自走砲の中では火力だけなら最強とも言える。
ただし、命中精度と装填速度は最低なため、止まっている戦車に当たらない、レティクル収束も遅いので、撃ち出すまでに移動されるなどあるので、標的を絞っておく必要があるが、弾着点にブレが出るので当たればラッキーと思う位の心構えを持っておくといいだろう。
通好みの一発逆転を狙いたいなら155mm臼砲、安定を求めたいなら122mm高射砲となるが、どちらにしても、慣れるまでは122mm高射砲をお勧めする。
とにかく、良く動く敵、特に軽戦車を狙うのはNG、弾のムダ遣いになるため、弾切れになることもある。
射程が微妙なので、位置どりに苦労させられるかもしれないが、工夫次第で思わぬ活躍も出来ると信じて戦い抜こう。
史実
1932年から38年にかけて、ソ連軽戦車の成功作となったT-26を大改造して自走砲化する計画により、3タイプが開発され、一応正式化されました。
まず、SU-1として開発が行われ、ボリシェビキ工場で製作されました。
砲塔を外してケースメイト式密閉戦闘室を設け、76.2mm師団砲M1917を装備する自走砲型となりましたが、ライバルのAT-26に負けて採用されなかったそうで、こちらはT-26の砲塔をBT-7Aと同じものに換装し、76.2mm榴弾砲M1909を搭載した歩兵直協型軽戦車でした。
1932年に、SU-1の密閉戦闘室を外し、簡易防楯を付けた30口径76.2mm1902/30師団砲を搭載、それに伴って、エンジンを車体中央へ移動し、車体後部にオープントップの固定戦闘室を設けた、SU-5-1が試作され1934年に6両が作られました。
1934年には、M1931(NM) 152mm臼砲を搭載した、SU-5-3が試作されました、この車体は、コンクリートで覆われたトーチカや掩塹壕、建物の破壊を主目的として開発されたそうです。 1934年に約30両が生産されました。
1937年には、122mm榴弾砲M1910/30を搭載したSU-5-2がわずか3輌が生産されました。
少数生産された後期生産分は、防盾と戦闘室の一部に変更が加えられていたそうです。
資料によっては、全型につき15両が作られたという記録もありましたが、後の冷戦による鉄のカーテンの時期により詳しい生産数が秘匿された可能性があります。
試験が3両とも行われたのち、実用試験として少数が生産・実戦での試験に投入されたという説もありますが、ほぼ同じ時期に、SU-5の経験を生かした、現地改造型砲兵自走砲SU-T-26も少数生産されて実戦投入されているために、混同されているのではないかとも言われています。
その他、このSU-5での制作経験が、T-26を急造で自走砲化する、SU-T-26の改造でも生かされたと言われています。
SU-5は「小さなトリプレックス」の異名を持つ軽自走砲として、さらに赤の広場でのパレードに参加しました。
本車は、ゲームでは珍しい臼砲(Mortar)を搭載しています。 臼砲は火薬爆発圧力が低く、そのために発射初速も遅い、射程が短い、命中精度が悪いとデメリットが多いものの、最大仰角45度以上で撃ち出される大質量榴弾やコンクリート貫通弾などで城壁や要塞破壊、トーチカや掩塹壕の沈黙化を図るために使われていました。
また、製造が安易でコストも安いというメリットがあります。
巨大60cm自走臼砲カールや、ロケット自走臼砲シュトゥルムティーガーなど、ドイツでも後に臼砲を積む車両が開発されています。
コメント
- 強戦車じゃないが見た目ほど弱くない。が、隠蔽率も見た目ほど秀でていないことに注意(草むらに隠れても「見えて」いたりする)。近距離で発見されたら秒の勝負になりがちなので、逃げるか直射勝負するかあらかじめ決めておくのも手。 -- 通りすがり? 2015-09-08 (火) 15:14:20
- 最終砲の152mm榴弾は強力だけど、如何せん持っていけるのが12発だけなんで、狙う敵を限定してないと弾切れで「申し訳ない」「弾切れ」を押すはめにw。 -- 2015-09-08 (火) 18:27:49
- 普段見るのが難しい「弾切れ!」ラジオチャットを出すことが出来る戦車なのに~w -- 2015-10-04 (日) 09:00:20
- 最終砲の152mm榴弾は強力だけど、如何せん持っていけるのが12発だけなんで、狙う敵を限定してないと弾切れで「申し訳ない」「弾切れ」を押すはめにw。 -- 2015-09-08 (火) 18:27:49
- 前身から引き続きこれも最終パッケージが罠(射程が600mしかない上にTier5ワンパンも困難)。 射程800mでそれなりの精度があり、総弾数18の122mmを選ぶのが正解。 物足りない感はあるが、大口径砲はもうちょっとだけ我慢しようw -- アメジスト? 2015-10-03 (土) 02:55:09
- 一応最終砲も使いようがない訳ではなく、射程限界ギリギリ(650m)のラインを把握し、距離550~650を目安に射撃するよう心掛ければ天板貫通を狙いやすくはある。ただ、射程が射程な上天板貫通が出やすい距離を維持するには脚に不安があり、前線との距離が近くなるために裏取りをしようとする敵LT・MTに姿を見られるリスクはあるので、使い手を選ぶ砲とも言える。 -- 2016-06-24 (金) 21:04:55
- この間セイクリッド・バレーで弾切れになり、自分以外全滅となり敵が占領中だったので生き残れるかもと南東の建物の裏に隠れてたんですが、敵も残り自走砲1輌だから全滅させるぞと占領切って索敵始めてしまったので見つかって撃破されちゃいました 確かに122mmだと6発増えますが、威力としては撃破が望めないため選択し難いですね(何度か使ってみた結果やはり152mmに戻した経緯が) -- 2016-06-24 (金) 23:30:44
- 一応最終砲も使いようがない訳ではなく、射程限界ギリギリ(650m)のラインを把握し、距離550~650を目安に射撃するよう心掛ければ天板貫通を狙いやすくはある。ただ、射程が射程な上天板貫通が出やすい距離を維持するには脚に不安があり、前線との距離が近くなるために裏取りをしようとする敵LT・MTに姿を見られるリスクはあるので、使い手を選ぶ砲とも言える。 -- 2016-06-24 (金) 21:04:55