ソ連 RankVII 駆逐戦車 Object 120 Taran
概要
本家WTの中でも1番砲身が長い。
車両情報(v2.25.0)
報酬
SL倍率 | 4.3 |
---|
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
砲塔旋回速度(°/s) | 14.8 |
俯角/仰角(°) | -5/15 |
自動装填速度(秒) | 10.0 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | なし |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 15 / 10 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 15 / 10 |
重量(t) | 26.8 |
エンジン出力(hp) | 839 |
2,000rpm | |
最高速度(km/h) | 69 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** |
視界(%) | 42 |
乗員数(人) | 4 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主砲 | 152 mm M-69 cannon | 1 | 22 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
152 mm M-69 | 152 mm HEAT-FS | HEATFS | 35.0 | 6.46 | 1000 | 480 | |||||
152 mm HE | HE | 43.5 | 5.9 | 960 | 49 | ||||||
152 mm APDS-FS | APDS-FS | 8.0 | - | 1710 | 405 | 400 | 385 | 370 | 355 | 340 |
装備
設置場所 | 装備名 | 説明 |
---|---|---|
主砲 | オートローダー | 一定の速度で装填可能 これは装填手に依存しない |
迷彩
小隊ツリー
前車両 | - |
---|---|
次車両 | T-54 1947年型 |
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
非常に長い砲身を持つ152mm砲であり、APDS-FSの初速はWTM内でトップクラスの1710m/sを誇る。HEATFSも初速1000m/sの数値を持ち、HEですら960m/sと非常に弾速が速い。152mmの大口径は威力もトップクラスであり、基本撃破できない戦車はまずいないだろう。装填速度・砲塔旋回速度も良好で、砲身の昇降速度も速いため、すぐに狙いをつけて断続的に砲弾を叩き込める。なお、砲塔を真横に向けて発砲すると、車体が衝撃を受け止めきれずに若干回る。
【防御】
正面30mm、側面15mm、背面10mmで統一されおり、どうあがいても抜かれる。車体は長いし、砲塔も大きいので、被弾面積もそれなりにある。しかしその装甲の薄さで戦中戦車相手では過貫通を起こし、車内もスカスカな為、撃たれても生き残ることがある。
【機動性】
かなり優秀な方で、ソ連戦車では数少ない超信地旋回が可能な車両である。前進で50km/h台まで楽に到達でき、後退速度も-17km/hで、陣地移動にも困らない。
【総評】
貫徹力と機動力で困る事はないが装甲は機銃にすら抜かれるため注意が必要。前線を張れる様な車両ではないので後方支援で味方に貢献しよう。
史実
Object 120の開発は1960年代から始まる。当時ソ連の主力戦車はT-55、それに対して西側ではM60パットンやレオパルト1、日本では61式戦車などの量産が開始されていた。T-55の前車両のT-54が第二次世界大戦後すぐに作られていることを考えるとT-55も既に時代遅れ感が否めずにあった。また化学弾の登場によって傾斜装甲もあまり役に立たず、T-55の100mm砲の徹甲弾では遠距離から最新の西側戦車を倒すのにも一苦労なので大口径砲を作るという結論に至った。とりあえずはAPDS-FSの改良や科学弾の開発、115~130mm砲の制作等も行った。しかし当時のソ連はそれでも物足りなかったのか、152mmで砲身長9.45mの62口径長のM-69を装備したObject 120が作られた。
これ程の大口径砲なだけあって、T-55よりも遠距離から西側戦車を撃破可能となった。砲塔は長い主砲を収める為、ソ連戦車伝統のお椀型砲塔の中では珍しく奥行きのある形になった。更には赤外線ナイトビジョンとオートローダーまで装備した当時の最先端をゆく車両であったが、採用はされなかった。理由はその巨大な主砲、砲身の長さに対して戦闘室を後部に設けたがそれでも足りず、更には125mm滑空砲や対戦車ミサイルが登場、125mmならこんな長砲身にする必要もないしミサイルなら誘導すれば確実に当てられる。なので152mmで10m近くある主砲は不要ということで不採用になった。その後はロシア、クビンカ戦車博物館で余生を過ごしている。
小ネタ
コードネームである「Taran」ロシア語で体当たりを意味する。
外部リンク
コメント
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- 強いなぁ。こんなのがランク7って不釣り合いじゃないかな。ランク8でも良いと思うけど。でもT-54(1947)とIS-4Mがランク7相当だからランク7なのかな -- 2024-01-13 (土) 19:39:13
- 152mmAPFSDSを10秒装填は普通に強い -- 2024-04-07 (日) 17:09:12