すり師団

Last-modified: 2024-02-24 (土) 09:01:15
収録拡張カード名カード種別効果
AlliesGang of PickpocketsAllyAt the start of your turn, discard down to 4 cards in hand unless you spend a Favor.
同盟すり師団同盟あなたのターンの開始時、好意1を使わないかぎり、手札が4枚になるように捨て札をする。

概要

逆に好意を支払わないと浮浪児のアタック効果を受けたのと同等の不利益を被るという、他の同盟とは一線を画した同盟。
手札4枚までのハンデスはそこまで強力な妨害というわけでもないが、打たれた時のみダメージを受けるアタックカードと違って、毎ターン必ず処理させられるため影響力は小さくない。
デッキが安定するまでの中盤までは致命傷になるタイミングも発生しうるので、好意を稼ぎにくい場ではここぞというときに回避できるよう好意を使うタイミングは慎重に考えたい。
毎ターンハンデスされることがわかっているため、ハンデスへのカウンターを用意しておけば逆にありがたい存在になる。

利用法

  • 書庫系カードの価値が上がる。特に村系と一緒に来なくても良い呪われた村などは輝く。
    • 書庫系ではないが、移動動物園もハンデスに強いカードの代表例である。
  • 村有緑地坑道のような、捨て札が条件のリアクションカードも強力になる。
    • ただしターン開始時にハンデスを受けるので、次のターンまで帰ってこない忠犬では対抗しにくい。また次のターンには忠犬以外からも捨てる必要がある。
      よって財宝 - 連携カードなど安定して好意を得る手段が無ければ、忠犬物置を始めとする、忠犬のリアクションを利用したコンボは成立しにくい。
  • 引き切りデッキにおける剣客が常に1財源を生むようになり、猛威を振るう。
  • 逆に侯爵などの手札枚数が多いほど効果が強力になるカードは、安定しにくくなってしまう。
    • 「手札が4枚になるように捨て札にする」なので、保存で手札が6枚以上で自分のターンを迎えると被害が大きくなる。
    • 好意を増やしにくいゲームであれば、議事堂予言者の相手の手札を増やす効果はデメリットが少なくなるのも見逃せない。
    • 礼拝堂などの手札を大量に廃棄できるカードも、好意を支払わないと手札4枚廃棄ではなく手札3枚廃棄しかできなくなるので注意が必要。
      • デッキの圧縮が進むと、すり師団で捨てるための屋敷銅貨が手札に無く、有用なカードを泣く泣く捨てる羽目になるので、極端な圧縮で不利になりかねないので注意が必要。
  • デッキが安定しておらず、ターンごとの振れ幅が大きい序盤ほど脅威になりやすいと言える。
    • 極端な話、初手の5-2は好意を支払わなければ4-2になり、屋敷を捨てることで被害を受けない4-3に比べて、2金に礼拝堂のような初手で買いたいアクションが無いサプライでは大きなディスアドバンテージを背負う。
    • デッキ2巡目に銀貨銅貨×4を引いた場合なども、サプライによっては6金か5金かでは雲泥の差になる。
  • デッキが安定し、引き切りにより毎ターン好意が得られるデッキになれば被害は受けない。
    • ただし以下のように、サプライの連携カードによっては厳しいゲームになることが予想されるだろう。

詳細なルール

  • 手札が5枚以上の時に1枚捨てさせる効果ではなく、手札枚数に関わらず4枚になるまで捨てさせる効果である。民兵タイプのハンデス効果であることに注意。
  • ターン開始時に誘発する処理は、ターンプレイヤーが自由に順番を決めて良い。
    • 大聖堂の処理を先に行えば、すり師団の被害に遭わなくて済むようになる。
    • 追いはぎ輪作の効果を先に処理してしまうと、(1好意を支払わないと)せっかく6枚以上に増えた手札を4枚に減らさなければならなくなるので注意。
  • すり師団の効果を受けることは、「他プレイヤーからのアタックの使用」「自身のアタックカードの使用」には該当しない。
    • 灯台チャンピオン守護者を使用していても影響を受ける
    • 他プレイヤーがアタックカードを使用した際に誘発するリアクションカード(秘密の部屋馬商人物乞い隊商の護衛外交官番犬)でリアクションすることができない
    • 浮浪児が場に出ていても、「あなたのプレイエリアにこのカードがあるときに、他のアタックカードを使用したとき」の効果を誘発することができない
    • ただし、手札を捨て札にすることに対して、(捨て札にすることがリアクションのトリガーである)坑道忠犬村有緑地進路織工でリアクションすることはできる。

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