調査

Last-modified: 2023-09-10 (日) 21:26:31
収録拡張カード名コストカード種別効果(※日本語訳はDominion Onlineより)
PlunderSearch2Action-Duration+2 Coins
The next time a Supply pile empties, trash this and gain a Loot.
略奪調査2アクション-持続+2 コイン
次にサプライ1山が空になったとき、これを場から廃棄し、戦利品1枚を獲得する。

概要

使い捨てで2コインを出し、サプライの山が空になった時に戦利品の引き換えとなるカード。
1山目が枯れるタイミングはサプライによって異なり、遅かったりそもそも枯れない場合は買い損になってしまう。
カササギなど早々に枯れることが濃厚な場合は、早期から安く戦利品を入手できるため有効。

利用法

  • カササギ愚者の黄金などがサプライにあり、1山目が枯れるのが早いゲームでは強力になりやすい。
    • 備蓄品は即座に枯れがちかつ+購入がついているため非常に相性が良いように見えるが、実際には備蓄品自体の購入が優先されてしまうため2金余った時に買う程度になりがち。
  • 抑留のように、2巡目限定の2金出力カードとすることができる。2コイン発生しつつ、どこかで戦利品引き替え券になるので悪くない。
    • 5コストカードを主体としたいが財宝は入れたくないデッキや、銀貨の価値が低い植民地場での購入が考えられる。
  • 使用後は場に残り、次にサプライの山が1つ枯れるまで「場に出ているカード」としてカウントされるので、豊穣の角笛沼地の小屋と相性が良い。
  • 属州(または植民地三山め)が枯れることでこのカードが廃棄されるため、一度使用したら基本的にゲーム終了時まで所持しておくことはできない。
    • 終了間際に廃棄されることでブドウ園高原の羊飼いの点数が落ちることがあるため、属州を枯らして勝ったと思ったら負けていたということにならないように注意が必要*1

詳細なルール

  • このカードは使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならず、調査自身によって廃棄条件を満たすまで持続する。
    • 玉座の間によって調査を使用した場合、玉座の間で持続カードを使用した場合のルールに則り、調査が場を離れた次のクリーンアップフェイズまで玉座の間も場に残る。
    • はみだし者によって調査を使用した場合、はみだし者で持続カードを使用した場合のルールに則り、(調査は場に出ないものの)調査が場を離れる条件を満たした次のクリーンアップフェイズまではみだし者も場に残る。
  • 調査の「次にサプライ1山が空になったとき、これを場から廃棄し、戦利品1枚を獲得する」の効果の処理タイミングに注意。
    • 『サプライのカードAが"獲得or廃棄orその他の処理でのサプライからの移動"が発生し、カードAのサプライの山が空になった』という際に、調査の効果は『そのカードAの"獲得or廃棄orその他の処理でのサプライからの移動"に誘発する効果』として誘発する。
      同じタイミングで誘発する他の効果があれば同時に誘発し、その処理順は、以下の原則に則る。
      ①複数のプレイヤー間で同時に処理が誘発された場合は、ターンプレイヤーに優先権があり、その後ターン順に優先権が移る。
      ②1人のプレイヤー内で同時に処理が誘発された場合は、自由に処理順を選べる。
      • 例えば、プレイヤーAが調査を持続している際に、プレイヤーAがサプライで残り1枚の騎兵隊を獲得した場合は、「騎兵隊による"+2ドロー&+1購入"」と「調査による"場の調査を廃棄&戦利品1枚獲得"」が(プレイヤーAという1人のプレイヤー内で)同時に誘発するので、これらの処理順はプレイヤーAが自由に決めて良い。
      • 例えば、プレイヤーBが調査を持続している際に、プレイヤーBが待ち伏せの効果でサプライで残り1枚のネズミを廃棄した場合は、「ネズミによる"+1ドロー"」と「調査による"場の調査を廃棄&戦利品1枚獲得"」が(プレイヤーBという1人のプレイヤー内で)同時に誘発するので、これらの処理順はプレイヤーBが自由に決めて良い。
      • 例えば、「ターンプレイヤーCが調査を持続しており、(ターンプレイヤーではない)プレイヤーDが投資している」という際に、プレイヤーCがサプライで残り1枚の村を投資した場合は、「投資による"プレイヤーDの+2ドロー"」と「プレイヤーCの調査による"場の調査を廃棄&戦利品1枚獲得"」が(複数のプレイヤー間で)同時に誘発するので、これらの処理順は「まず(ターンプレイヤーの処理である)調査の効果が先に処理され、その後投資の効果が処理される」という順番になる。
    • なお、例えば、①サプライで残り1枚の呪いをプレイヤーEが獲得→②プレイヤーEが手札から交易人を公開して呪いを銀貨交換した、という場合でも、①のタイミングで調査の「次にサプライ1山が空になったとき、これを場から廃棄し、戦利品1枚を獲得する」の効果が発揮され、処理される。
      ②の処理を調査の効果より早いタイミングで処理すると、調査の持続効果発揮時にはサプライが枯れていない場合があるが、その場合でも一度誘発した調査の持続効果は発揮され、問題なく処理される。
  • 調査の効果処理は、使用時効果によって予約される。
  • 調査の「(次にサプライ1山が空になったとき)これを場から廃棄し、戦利品1枚を獲得する」の効果は、調査が実際に廃棄されなくても戦利品を獲得できることに注意。
    • 玉座の間系カードで調査を複数回使用した後*2、次にサプライ1山が空になったとき、まず調査の1回目の持続効果処理で調査は場から廃棄され、戦利品1枚を獲得する。その後、調査の2回目の持続効果を処理した際、調査を場から廃棄するのに失敗するが、戦利品1枚の獲得は問題なく発揮される。
    • はみだし者大君主で調査をサプライから使用した後*3、(次にサプライ1山が空になり)調査の持続効果処理する際、調査を場から廃棄するのに失敗するが、戦利品1枚の獲得は問題なく発揮される。
    • 調査を相続し、屋敷で「相続の効果で脇に置かれた調査」を使用した後*4、(次にサプライ1山が空になり)調査の持続効果処理する際、調査を場から廃棄するのに失敗するが、戦利品1枚の獲得は問題なく発揮される。
    • ハツカネズミの習性で脇に置かれた調査を使用した後*5、(次にサプライ1山が空になり)調査の持続効果処理する際、調査を場から廃棄するのに失敗するが、戦利品1枚の獲得は問題なく発揮される。
  • 例えば、「サプライに残り1枚のゴンドラを獲得(ここでサプライ1山が空になる)→ゴンドラの獲得時効果で調査を使用する」と言うような『サプライに残り1枚のカードを獲得し、その獲得時効果の適用タイミング中に調査を使用する』という処理が発生することがあるが、この場合調査の持続効果は誘発しない。
    • 調査の持続効果の誘発条件は「次にサプライ1山が空になったとき」であるため。

コメント

  • 残りの調査が1枚(調査Aとする)の状態で突貫→調査Aと購入した場合、調査Aは廃棄して戦利品を獲得出来ますか(詳細なルール4つ目に沿うなら出来ない気がするのですが)?ちなみにSteam版では出来たのを確認済みです。 -- 2023-02-05 (日) 13:08:02
  • これ効果が発揮されるまでクッソ時間かかるけど、かと言ってガン無視すると痛い目見る奴なんだよね。しかしそうか、戦利品獲得って廃棄必須じゃなかったのか……。 -- 2023-03-10 (金) 16:03:30
  • 今はもうないし完全に余談だけど、昔の日本選手権だと時間切れ終了があったから、その場合だと廃棄されずにゲーム終わるのかな。 -- 2023-09-10 (日) 01:58:40
  • ↑調査使用後に山枯れが起きずにゲーム終了することって、普通にあり得るので、それに準ずるんじゃ無いですか?例えば…ターン開始時に操舵手屋敷獲得し三山枯れ→調査使用、と言う場合とか。 -- 2023-09-10 (日) 21:26:31




*1 特にリアルタイムで現在の点数が表示されているオンライン環境では間違いやすいかもしれない
*2 この時、調査を使用した玉座の間は、その使用した調査が持続処理により場から廃棄された次のクリーンアップフェイズまで場に残ることに注意
*3 この時、調査を使用したはみだし者、大君主は、その使用した調査が持続処理により場から廃棄されるであろうタイミングの次のクリーンアップフェイズまで場に残ることに注意
*4 この時、調査を使用した屋敷は、その使用した調査が持続処理により場から廃棄されるであろうタイミングの次のクリーンアップフェイズまで場に残ることに注意
*5 この時、ハツカネズミの習性として調査を使用したアクションは、その使用した調査が持続処理により場から廃棄されるであろうタイミングの次のクリーンアップフェイズまで場に残ることに注意