船着場

概要

2ターン続けて2ドローと+1購入を得られる持続カード。
ドロー効果と過剰な金量が出ても無駄になりにくい＋１購入効果がかみ合っており、自己完結している。
勝利点カードを購入しても回転力を維持できるためステロでも強く、次ターンの事故を軽減できるため当然コンボでも強い。
複数枚使用すればそれだけ効果も重複するので、持続カードの中でも強力な効果を持っていると言えるだろう。

利用法

• 使用時の2ドローも悪くないが、何より次のターンにアクション権を消費せずに手札が2枚増えるのが強力。
  • ターン開始時から手札を補充できるため、コンボが非常に安定する。せっかく買った強力なカードを引けずに終わるリスクが大きく減る。
  • 手札枚数に関しても同じ5金の研究所2枚を使った事に相当するため、コストに比して得られるアドバンテージが大きいと言える。
• 財宝カードと船着場だけを購入する「船着場ステロ」は、単純ながら強力な戦術。
• 工匠や保管庫のような手札の枚数に影響される効果を持つカードと組み合わせるのもよい。

詳細なルール

このカードは使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならず、次のターンのクリーンアップフェイズに捨て札になる。

コメント

• 現行の5金帯の全バニラカード(市場・祝祭・研究所・バザー)の強さを同じだと仮定してみると(使用感は全く異なりますが…)、面白いことに気が付きました。
  ーーー
  +1カードを引く(以下1ドロー)・+1アクション(以下1アクション)・+1金(以下1金)・+1カードを購入(以下1バイ)について、
  ・市場──バザーの互換性により、❶「1アクション＝1バイ」
  ・市場──祝祭、研究所──バザーの互換性により、❷「1アクション1金＝1ドロー」
  ・その他の組み合わせ(市場──研究所、祝祭──研究所、祝祭──バザー)は、いずれも❶と❷を使って説明できる。
  ーーー
  よって、❶❷の関係式から、「2ドロー1バイ」は5金帯のカードにふさわしいといえます(あくまで仮定。これでは実際、2金帯程度の強さですが苦笑)。すなわち現在だけでなく、これを次のターンの開始時にもやってのける船着場は、5金帯のカードにふさわしくないのでは、と改めて思ったのです。つまり、「船着場は強すぎる」。それを論理的に説明してみようと試みました。笑
  何か意見がある方いらっしゃれば、ぜひお聞きしたいです。 -- 2024-03-27 (水) 05:33:07
• 「船着場は強過ぎる」を論理的に説明するならば、商船や研究所と比較するだけで十分では？　商船は、2ターン続けて2～3金アクション相当の効果だけです。一方で船着場は、1ターン目は商船同様2～3金相当ですが、2ターン目は研究所+-購入…つまり5金相当を上回る効果です。コスパが全然違いますw -- 2024-03-27 (水) 10:05:16
• 商船の持続効果は手札外から出ているのでキャントリップ2金相当（4~6金相当？）です。それと「2ドロー1購入」は3~4コスト程度だと思います。まず木こりが3コストで、「1金<1アクション1金＝1ドロー」からもわかるようにドミニオンはコインよりドローを重く見る傾向がある（鍛錬<誘導）ので3コストより高いです。そして絹商人から獲得時・廃棄時効果を抜いた効果なので4コスト未満です。まあそもそも単純に「1アクション1金＝1ドロー」とすると「鍛冶屋=3アクション3金>金貨」とおかしなことになりますが……。 -- 2024-03-27 (水) 11:22:53
• 商船の持続がキャントリップ2金扱いだったら、船着場の持続は3ドロー扱いとしてカウントするのですか？ -- 2024-03-27 (水) 13:20:29
• 例えば市場ｰバザーは「キャントリップにくっついてるから1金1購入＝1金1アクションが成り立つ」のであって、5コストのバニラを十把一絡げにするのは根本的に間違ってる -- 2024-03-27 (水) 15:55:59
• 商船の持続はキャントリップ2金、というのは面白いですね。言われてみたら確かに。 -- 2024-03-28 (木) 07:43:30
• ↑*3 その認識です（つまり実質1アクション3ドロー1購入）。手札外からの効果は基本的にキャントリップがくっついていると考えるのが戦略的にも指標になると思います（例えばよく手札外からの1ドローは研究所1回相当といわれる）。王家のガレー船が強い理由でもあります。 -- 2024-03-28 (木) 08:01:49