概要
手札のアクションカードを次のターン開始時に使用する持続効果(遅延と似た効果)に加え、好意も得られる銀貨。
アクションを持続させる効果はアクション被りの事故対策として、また引き切りデッキでドローを予約しておいて初動を安定させるなど幅広い活躍が可能。
このカード自体が高コストかつ、持続効果持ちで、獲得できるのも1好意なので、好意を得る手段としては弱めなので注意。
利用法
- 次ターンとラグはあるものの、ターンの開始時にアクションを打てる特性がある。「ターンの開始直後に打ちたいターミナルカード」と組み合わせでも活きる。
- 橋やギルドマスターなど、ターンの最初に使用しておくと、ターン中は常に恩恵を受けられるようになり便利。
- 航海士をターンの最初に使うのも強力。願いの井戸、伝令官、家臣、海図などのカードが、複数枚確実に当たるようになる。そうでなくとも、村か鍛冶屋のどちらか足りない方を一番上に置くだけでコンボの安定感が増す。
- 侯爵などの手札が多いと効果が強力になるカードと組み合わせるのもよいだろう。
- シャッフルが入る際に廃墟などの不要なアクションを脇に置くことで、次のデッキ周回に邪魔なカードが1枚入るのを阻止できる。地味だがお得なテクニックなので覚えておきたい。
- もちろん契約書本体も持続してしまうので、次の周回で使用できない点には気をつけよう。
- 初めて登場した持続財宝なので忘れがちだが、持続させた場合は次のターンに引き直せない。
- 特に引き切り前提なら、金量や好意確保のために敢えて持続させない選択も重要になる。
- ターン開始時にアクションカードを使用できるとはいえ、安定したコンボ初動を目指すなら2枚を交互に貼るのは半ば必須である。
詳細なルール
- 契約書で手札からアクションカード1枚を脇に置く効果は任意である。
- 契約書でアクションカードを脇に置いた場合、契約書は使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならず、次のターンのクリーンアップフェイズに捨て札になる。
- なお、契約書で持続アクションカードを脇に置いた場合でも、次のターンのクリーンアップフェイズに捨て札になることに注意。
(玉座の間などとは違い)契約書の効果で使用した持続アクションが捨て札になるまで場に残るということはない。
- 契約書でアクションカードを脇に置かなかった場合、この契約書は使用したターンのクリーンアップフェイズに場から捨て札になる。
- 契約書で脇に置くアクションカードは表向きであり、誰でも内容を確認できる。
- 契約書でアクションカードを脇に置いた後に、その契約書が場を離れたとしても脇に置いたカードはそのまま残り「次のターン開始時、それを使用する。」効果は問題なく発揮される。以下の事例が該当。
- 官吏を獲得し、獲得時効果により場の契約書をデッキの上に置いた。
- 契約書はアクションを「ターンの開始時」に使用する効果を持つので、以下の組み合わせに注意が必要。
- 「ターンの開始時」に発生する効果は好きな順番で処理できる。ターンの開始時に発生する効果には、持続カードの処理、一部のリアクションカードの処理、一部のリザーブカードの呼び出し、一部のイベント、プロジェクト、習性、同盟の効果の処理などがある。
- このため、例えばすり師団で手札1枚を捨て札にした後に、契約書で脇に置いた蹄鉄工を使用して手札を6枚にする、という動きが可能。
- 前のターンに契約書を複数使用するなどして複数枚のアクションカードを脇に置いていた場合、次のターンの開始時にそれらを使用する順番は自由に選んでよい。
- 契約書で脇に置いたアクションを使用したことで、他の「ターンの開始時」に発生する効果を発揮できる場合もある。
- 契約書で脇に置いた下役を使用し、得た好意をすぐさまこの「ターンの開始時」内で支払い、穴居民の効果を得る、という動きが可能。
- 契約書で脇に置いた「ターンの開始時に呼び出せるリザーブカード(鼠取り、案内人、変容、教師)」を使用し酒場マットに置いた場合、そのリザーブカードをこの「ターンの開始時」内ですぐさま呼び出すことも可能。
- 契約書で脇に置いた雇人を使用した場合、雇人は「ターンの開始時」の効果をすぐさま発揮するので、「+1カードを引く」が発揮される。
- 「ターンの開始時」はアクションフェイズである。
- 契約書で脇に置いた冠は、必ず「アクション2回使用」の効果となる。
- 契約書で脇に置いた人狼は、必ず「+3ドロー」の効果となる。
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