乗組員

Last-modified: 2023-09-24 (日) 11:44:37
収録拡張カード名コストカード種別効果(※日本語訳はDominion Onlineより)
PlunderCrew5Action-Duration+3 Cards
At the start of your next turn, put this onto your deck.
略奪乗組員5アクション-持続+3 カードを引く
あなたの次のターンの開始時、これを場から山札の上に置く。

概要

プレイした次のターンにデッキの上へ移動する鍛冶屋
シャッフルを待つことなく再利用できるため、使用回数が増える。
次のターンの手札にさえあれば村鍛冶が必ず成功するなど、デッキが大きく安定し事故防止に役立つ。
また、デッキトップに置かれる効果であるため、一部カードとのシナジーも見込める。

利用法

  • 引き切りではデッキトップに実質鍛冶屋を毎ターン乗せられるようなものであり、村鍛冶系のコンボを安定させやすい。
    • ただし初期手札にドローできるカードが無ければ積んだ乗組員を引き戻せないため、ドローしない村系(祝祭など)とはむしろ合わせにくい側面もある。
    • あまり乗組員が増えすぎると、「→乗組員と打って乗組員3枚を引いてきたがアクション権が足りない」などといった事態にも陥りやすい。
      • 持続効果を持つ村系(漁村ゴーストタウン現場監督など)を使うか、村人でアクション権を前借りしたいところ。それらが無い場合は村系が多めにあった方が安定する。
  • ターン開始時に1ドローする手段があるなら、ステロ戦法を取るのも強力。
    • 城門サイロ輪作のようなプロジェクトは特に組み合わせやすい。
    • カメレオンの習性を用いて、3ドローを3金に変えれば、乗組員で別の乗組員を引かずに済むため、2枚の乗組員を交互に使うという戦略もできる。
    • 手札に乗組員が無いターンに4金さえ出せるなら旅行で実質毎ターン使えるようになる。
    • とは好相性。乗組員と縄を使用した次のターンには(先に乗組員の持続効果を解決することで)再び乗組員を使用できて、また不要なカードを縄で圧縮すれば乗組員で縄を引く確率が高くなる。
      • 配給品とも同様の理由で好相性。ただしこちらは廃棄効果も購入権もない。
    • ターミナルドロー系ステロデッキにキャントリップなど他のアクションカードを入れすぎるのは通常は悪手であることが多いが、乗組員の場合はある程度のキャントリップを入れておけば乗組員の使用回数が増える。乗組員でキャントリップを引いてしまう事故のリスクを考慮しても入れるべきである場合が多い。
      • 特に画策囲郭村であれば事故は起こらず、どちらか1枚をデッキに入れるだけで確実に毎ターン乗組員を使用できる。
  • デッキトップに確実に居ることで、デッキトップを参照する系とコンボが組みやすい。
    • ピアッツァであれば、毎ターン確実に3ドローから始められる。
      • そこからコンボに繋げるのも良いが、乗組員2枚をデッキトップに乗せて片方をピアッツァで使用→引いてきたもう1枚を使用、とすることで毎ターン確定で手札10枚を維持できるため、そのステロめいた動きだけで押し切ることも十分考えられる。
    • 伝令官はデッキトップを見る前に1ドローがあるが、デッキトップに2枚以上の乗組員を積むかカメレオンの習性があればコンボ可能。
      • 同じく金物商で確実に村効果を得ることや戦車競走で確実に5金カードを公開することなどができる。
    • 家臣も確実に当てられるが、ターン開始からいきなり家臣で乗組員を使用するとそこでアクションが途切れてしまうためピアッツァや伝令官と比べると相性はやや渋い。

詳細なルール

  • このカードは使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならず、次ターンの開始時に場から山札の上に移動する。
    • 「次のターンの開始時、乗組員を場から山札の上に置く」の処理時、乗組員は捨て札置き場を経由せず、直接山札の上に移動する。
      • よって、【疲れ知らずの乗組員】は特性の効果を得ることが基本的にできない*1ので注意。
  • 「次のターンの開始時、乗組員を場から山札の上に置く」の処理は強制処理であるので注意。
  • 大君主でサプライの乗組員を使用した」「(要コストダウン)相続の効果で脇に置いた乗組員を脇から屋敷で使用した」など、乗組員を場に出さず使用した場合、乗組員は「移動阻止ルール」により、いかなる場合でもデッキトップに戻ることはない。
    これは「次ターン以降に発生させる処理を持続していない」とみなされるため、『乗組員を場に出さず使用したカード』は場に残らず、次のクリーンアップフェイズに捨て札になる。
  • 玉座の間などで乗組員を複数回使用した際の、玉座の間系が場から捨て札になるタイミングに注意。

    例えば、プレイヤーAが10ターン目に玉座の間Aで乗組員(A)を2回使用した場合…

    1. 「①玉座の間Aは持続カード(=乗組員(A))を使用した」「②その使用した乗組員(A)が場に持続し、次のターンに持続効果を予約している」という状況なので、10ターン目のクリーンアップフェイズで場から捨て札にならない。
    2. 次のターン(=11ターン目)の開始時に、乗組員(A)の持続効果が処理され、場からデッキトップに移動する。
      この時点で『使用した持続カード(=乗組員(A))が場から離れた』と判定されるが、このタイミングで玉座の間Aが捨て札になるのではなく、11ターン目のクリーンアップフェイズで場から捨て札になる。
      1. なお、11ターン目で乗組員(A)がデッキトップに移動した後、乗組員(A)を引き直すと手札から使用し場に出すことができるが、(2)のタイミングで一度『使用した持続カード(=乗組員(A))が場から離れた』と判定されている。
        その後場に同名のカードが戻ってきても、移動阻止ルールにより、「②その使用した乗組員(A)が場に持続し、次のターンに持続効果を予約している」という状況だとは判断されない
        よって、11ターン目で乗組員(A)を手札から使用した場合でも、玉座の間Aは11ターン目のクリーンアップフェイズで場から捨て札になる。

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*1 女魔術師のアタック効果を受けていたり、習性として使用した場合などを除く