『蒼穹のファフナー』各話メモ/第26話「蒼穹~そら~」

Last-modified: 2014-10-03 (金) 21:15:16
 

OP

本編映像とテロップが並行しており、OPアニメーションは無し。

人類軍機

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メガセリオン・モデルベイバロン・モデルの姿がある。

乙姫と総士の状態

総士と乙姫.png
乙姫
コアの再同期によって存在は消失し、新しいコアが再生。
消えた乙姫自身は人類とは別のもう一つのミールのいる場所、すなわちフェストゥムのいる次元へと帰って行った。
総士
フェストゥムに痛みと存在を教えた事で彼らの祝福を受けた。
その祝福とは「無」の事であり、乙姫同様フェストゥムのいる次元へ行く。

総士「飛べるか、一騎」 一騎「ああ、飛べるさ。俺とお前なら」

第3話での二人の会話との対。

その後のファフナー世界

竜宮島回覧版・0107号より抜粋。

ヘブンズドア・その後
北半球の大部分を人類の生活圏として取り戻せるが、北極ミールの消滅とともに、衛星軌道上のいくつかのコアが地上へ降下し、それが小規模なミールとして成長、各地のフェストゥムを統括し始める。
その為、降下したコアの発見/即時殲滅を急務とした掃討作戦が、人類軍地上部隊により展開される。

皆城乙姫・その後

数年~数十年単位で、「咲いて散る花」になる。数年でワルキューレの岩戸内部に胎児が出現し、成長し、皆城乙姫となり、岩戸の外に出て「新たな体験情報」を獲得し、再び岩戸にかえって完全同化する。これを延々と繰り返す「花と人間のような存在」になる。
皆城乙姫は島のミールの分身として、常にそれまでの記憶を有するが、常に新たな人格を得てゆく。

ED

本編映像と並行してクレジットが流れる(スクロール形式ではなく従来のもの)。
ED曲は「Shangri-La」の二番。

作画修正

第26話作画修正比較.png
映像ソフト化に伴い、一騎の帰還を知り走って行く剣司カノンのシーンに作画修正が入っている。
また、この第26話のみ、キャラクター・デザインを担当した平井久司氏が原画で参加している。
氏のカットは特徴があるので見つけやすい(「ここにいたい」と涙ぐむ乙姫、帰って来た一騎と笑顔で迎える真矢のアップ他)。
羽原監督の他に、能戸Pも原画陣に名を連ねており、メカニック・デザインの鷲尾直広氏も絵コンテで参加している。

一騎達のその後

スタッフにより解釈が異なっている。あくまで放送終了当時のもの。
2010年に後日譚にあたる新作『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』が発表された。

冲方丁【後期シリーズ構成】版(OST vol.2付属ブックレットより要約)

能戸隆【プロデューサー、設定】版(雑誌、ビジュアルブックインタビューより)

  • 27話の構想自体はあるが、氏曰く「放映出来ないような内容」(通称「幻の27話」)。
  • スタッフ内で話し合った時に出てきたアイデアによるものだとか
  • 時系列としては「最終話の直後1ヶ月間の物語」
  • 一騎の死を描いていたかもしれない
  • 千野P曰く「幻にはしない」との事だったが、当時は映像化の話は出ていなかった。
  • 1年後に一騎と総士が再会する。
    • アニメージュ版権絵(大人用のアルヴィス制服を着た一騎と、子供用のアルヴィス制服を着た総士のイラスト)はこのイメージが反映されたものらしい。