クリティカルとファンブル

Last-modified: 2020-06-01 (月) 21:45:09
 

クリティカル値とファンブル値の決定

シナリオを開始する毎に、全てのPLが決め直す。
2D8(TYPEⅠならば2D10)を振り、出たダイス目が『クリティカル値』となる。次にもう一度2D8(TYPEⅠならば2D10)を振り、出たダイス目が『ファンブル値』となる。
同じ値になった場合は、ファンブル値を振り直す。
なお、クリティカル値とファンブル値の値は、2D8なら2~16、2D10なら2~20までの値となる。使うダイスの最低値と最大値から外れることはない。

 

なお、このルールはTYPEⅠを用いる場合、使用しなくても良い。

クリティカル値とファンブル値の修正

 クリティカル値とファンブル値を決定した後、その値を足し引きして修正できる。
修正できるのは、クリティカルとファンブルを合わせて自身の【幸運】点までである。それぞれ【幸運】点修正できる訳ではないので注意すること。
キャラクターを複数操る場合、最も数値の高いキャラクターの【幸運】を参照する。
また、【ラック】最大値を1点減らすごとに、さらに1点ずつ修正できる。キャラクターを複数操る場合、全てのキャラクターの【ラック】最大値から修正を行って良い。

例:クリティカル値7とファンブル値4で【幸運】が2、【ラック】の最大値が6だったので、クリティカルを2点分動かしクリティカル値を9に、【ラック】の最大値を2点減らしてファンブル値を2にし、【ラック】最大値が4になった。

クリティカル

いわゆる『大成功』のこと。
ダイス目がクリティカル値だった場合、現在の達成値を固定値として、もう一度ダイスを振る。
この時のダイス目がクリティカル値だったら、さらに前回の達成値を固定値として、追加でダイスを振り判定を行う。
これをクリティカル値が出続ける限り行うが、4回目のクリティカル値はクリティカルとせず通常の出目として扱い、判定の振り足しも行わない。
またこの時、ファンブルが行われることは無い。
監督役(GM)は『13』で固定。

例:【筋力4】で判定を行い、『出目9』が出た場合、達成値となる『13』を固定値としてもう一度ダイスを振る。つまり、13+2D8の判定を行う。

ファンブル

いわゆる『大失敗』のこと。
ダイス目がファンブル値だった場合、判定に使用した能力値に-10した値が達成値となる。
この時、最低値は0となる。
クリティカルと違い出目は加算せず放棄し、振り足しもしない。
監督役(GM)は『7』で固定。

例:【筋力6】として判定を行い、ファンブルした場合、達成値0+スキルの補正値となる。