契約

Last-modified: 2020-03-12 (木) 21:23:55

契約について

ある一人のキャラクターがマスターとして、英霊たるサーヴァントと主従契約を結ぶこと。
サーヴァントは契約を行いマスターとなるキャラクターを得ることで、この世界で身体を維持したり、宝具を使用しやすくなる。
サーヴァントの代わりに、マスターとなるべき人間が契約を行いサーヴァント(人間なので正確には違う)となる事もあるが、これは非常に稀な事例である。そもそも霊体でない人間であるため、人間のサーヴァントは霊体である聖杯に触れる事が出来ない。
ここでは、ゲームのルールとしての契約を説明する。

 

契約

マスターキャラクターと、サーヴァントキャラクターが一つの陣営となる事を了承する事。
サーヴァントはマスターを得ることで存続し、戦闘を行いやすくなる。
マスターもまた、サーヴァントを得る事で敵のサーヴァントと対抗できる。
そして、最も重要な事として、サーヴァントがいなければマスターは聖杯に触れる事が出来ない。つまり、契約をしていないマスターは、優勝しても聖杯を手に入れる事が出来ない。

 

契約の破棄

サーヴァントとの契約を破棄する。
原則として契約は破棄できず、令呪による強制でのみ契約破棄を行う事が出来る。

 

再契約

サーヴァントを失ったマスターと、マスターを失ったサーヴァントがお互いに主従の契約を結び、一つの陣営となる事を了承する事。
これを行う事でマスターとサーヴァントは再び正規の参加者として復帰でき、優勝した場合に聖杯を手に入れる事が出来る。
ただし、再契約を行うには最低でもマスター側に令呪一画が残っている事が条件となる。

 

戦闘中の再契約

戦闘中に再契約を行う場合、マスターとサーヴァントが同じ戦闘エリアに存在し、再契約を宣言したキャラクターのメイン行動を消費する行動とする。

 

再契約時の注意

再契約しても、PL毎に設定されたクリティカルとファンブルの値は変わらない。
また、キャラクター作成時にのみ効果のあるスキルなども、そのまま残る。
それ以外の、例えばTYPEⅡ以降に存在するマスタースキル〈秩序〉や〈混沌〉と言ったようなセッション中にも定義が容易な効果は改めてマスターとサーヴァントの関係と影響を見直すこと。
ただし、このルールの利用によって極端に状況が変わる場合などもあるので、最終的にはGMが判断をくだすこと。

 

多重契約

マスターキャラクター1人に対して、複数のサーヴァントが契約を結ぶ事。
ただし、契約できるサーヴァントの数は、マスター1人につき2体まで。
マスターが多重契約を行っている場合、契約しているサーヴァントには以下の制限が入る。

  • 全ての判定に―1
  • 【魔力の器】―4
  • 所持する宝具を一つ選択する。自身のマスターが多重契約している間、選択した宝具しか使用できない。
    また、マスターには以下の制限が入る。
  • 全ての判定に―1
  • 戦闘終了時【魔力の器】が―1される。