マスター作成:TYPEⅢ

Last-modified: 2024-01-17 (水) 00:21:12
 

マスターとは

聖杯戦争に(理由はどうあれ)参加することになった、サーヴァントを従える資格を有した参加者のこと。基本的に魔術師であることが多いが、それ以外の場合もある。
サーヴァントはマスターから魔力を供給されることで存続できる。
ここではそのマスターを作成する手順を示す。

用語説明
◆基本能力
マスターの基本能力は【耐久】が『E』、他が全て『D』となっている。これを強化するには、スキルでのみ強化を行える。
なお、マスターの能力は『B(8)』が最大値となる。それ以上の能力値になることは無い。
 
◆属性
キャラクターの持つ性格や方針。アライメント。そのキャラクターの方針を表す属性として『秩序・中立・混沌』、性格を表す属性として『善・中庸・悪』がある。属性の解説は以下の通り。
 
各属性解説

各属性解説

 

▼方針属性

 

・【秩序】
 現在の秩序に肯定的な方針を取ることを表す属性。社会や公共のルールを重視する。ただし、社会を維持するために小を殺して大を生かす必要悪の立場を取る場合もあるために、必ずしも善人であるとは限らない。

 

・【混沌】
 現在の秩序に否定的な方針を取ることを表す属性。ルールに捕らわれない者、感情を優先して動く者が特に当てはまるが、社会や秩序の側から否定された者も当てはまる。

 

・【中立】
 現在の秩序に積極的に関わらない方針を取る場合に当てはまる属性。秩序に無関心である者、都合の良いルールは受け入れ都合の悪いルールは否定する者なとが当てはまる。
混沌と秩序、両方の属性を時と場合によって使い分けているとも言える。

 

▼性格属性

 

・【善】
 善人。あるいは、自分なりの良心に従う者。正義を疑わない者。
例えば、方針が秩序であれば聖人君子となり、混沌であれば自分の大事なモノを裏切らずに大切にする、と言った違いになるかもしれない。
自分が善と思う行動を取る者のため、必ずしも善人とは言えない者もいる。

 

・【悪】
 悪人。あるいは、自分が悪と思う行動を行う者。無軌道な姿勢を取る者。
例えば、方針が秩序であれば秩序を維持するために手段を選ばず、混沌であれば目的や気分によって手段を変える。
往々にして、その手段は血生臭くなりがちである。
自分が悪と思う行動を取るだけであるために、必ずしも社会的悪とは限らない。

 

・【中庸】
 善人とも悪人とも言えない者。善悪に頓着の無い者。本能のみで行動する者。清濁併せ持つ者。善人だが悪の誘惑に負ける者。悪人だが情に流されて善行も行う者。
多種多様な者達が分類されるが、善と悪の例外という点は一致している。

 
令呪
 令呪とは、聖杯からマスターへ与えられる3つ、3度だけ使える『サーヴァントに対する絶対命令権』である。
基本的に自由意思を持つサーヴァントに対して、絶対に命令を強制できる唯一の手段となる。
また、令呪自体も強力な魔力の塊であるため、特に戦闘においてサーヴァントの意思の後押しをする形で使用すると、一時的ではあるが『サーヴァントの強化』も行える。
マスター自身が契約しているサーヴァントにのみ使用可能。
 
◆保有スキルスロット
スキルの取得限界。マスターは20スロット保持している。マスタースキルごとに消費スロットが定められており、作成時に選択したマスタースキルのスロット合計が【スキルスロット】以下の数値となる様にマスタースキルを取得できる。
 
◆保有宝具スキルスロット
宝具の取得限界。マスターはスキルによってのみ、保有宝具スキルスロットを得ることが出来る。宝具スキルや作成手順は、サーヴァントと共通である。
詳しくはこちら
 
◆マスターの宝具
マスターは宝具を発動する際、宝具カウンターを消費せずに宝具を発動できる。ただし、その代わりにマスターは宝具の使用回数に制限がある。
合計宝具カウンターが4以下の宝具は1シーンに1回、合計宝具カウンターが5以上の宝具は1シナリオ1回だけしか使用できない。
宝具カウンタースキルを取得し、自身の宝具の合計宝具カウンターを消費できる場合のみ、シーン2回、シナリオ2回以上使用しても良い。その場合、シーン2回目、シナリオ2回目の使用以降からカウンターを消費すること。
 
◆ステータス看破
マスターは遭遇したサーヴァントの真名とスキル以外のステータスを看破できる。
マスターに視認(GM判断)されたサーヴァントは、【クラス】、【属性】、【英霊属性】、【性別】、【最大HP】と現在の【HP】、【ラック】、【ラック発動力】、【魔力の器】、現在チャージされている【宝具カウンター】、【能力値】、【遭遇キーワード】の情報を開示すること。
◆遭遇フェイズの参照
マスターは全ての遭遇フェイズを参照、観戦することが出来る。方法は魔術的な使い魔やカメラなど、様々な手段を用いる事が出来るため問わない。また、GMはこの参照についてはTYPEⅠの使い魔の様に自由に改変しても良い。

マスター作成の手順

マスター作成の手順は、次の番号の通りとなる。

 
  1. マスタースキル、宝具スキルの決定
  2. 最大HPの決定
  3. ラック・ラック発動力の決定
  4. 属性の決定
  5. 願い事の作成
  6. オープニング・バッドエンド・グッドエンドの作成
  7. プロフィールの決定
 

以下に詳しい手順を記述する。

 
マスター作成手順の詳細
1.マスタースキル、宝具スキルの決定
マスタースキルを、消費スロットの合計が【スキルスロット】以下の数値となる様に取得する。
マスターは特別なマスタースキルを取得しなければ、宝具スキルを取得出来ない。
また、能力値の最大値はB(8)以下でなければならない。
なお、マスターは〈個性〉〈秩序〉〈混沌〉のマスタースキルを自動で所持している。
 
2.最大HPの決定
キャラクターの【耐久】×5の数値に【筋力】【魔力】【敏捷】の数値を足した値が【最大HP】となる。
 
3.ラック・ラック発動力の決定
キャラクターの【幸運】点分の数値を【ラック】と【ラック発動力】に振り分ける。どちらかが0でも構わない。
 
4.属性の決定
キャラクターは「混沌・中立・秩序」の方針属性のうちから1つ、「善・中庸・悪」の性格属性のうちから1つを選択する。
同盟を組む場合、混沌と秩序の方針属性での同盟は組めないものとする。
ただし、GMが許可した場合はその限りではない。
 
5.願い事の作成
願い事を決定する。無論、聖杯自体に望む願い事である必要はない。
 
6.オープニング・バッドエンド・グッドエンドの作成
オープニングとは、マスターが聖杯戦争に参加した経緯、あるいはその場面のこと。
バッドエンドとは、マスターが聖杯戦争から脱落した場合に公開するエンディングである。
グッドエンドとは、聖杯戦争で最後まで生き残ったマスターが公開するエンディングである。
これらをそれぞれ作成する。願い事に沿った内容であることが望ましい。
なお、セッション中に変更することは、勿論構わない。
 
7.プロフィールの決定
名前、性別、容姿などを決定する。
なお、人間である必要は無いが、なるべく人間であることが望ましい。

マスターテンプレート

  • マスター
  • マスター基本能力:15
    【筋力】D(3)
    【耐久】E(2)
    【敏捷】D(3)
    【魔力】D(3)
    【幸運】D(4)
  • マスタースキル
    【個性】 … 任意のステータスに+1するか、クリティカルとファンブルの修正点数に+1のボーナスを得る。
    【秩序】 … あなたの性格属性が【秩序】の場合のみ効果が発揮される。【混沌】属性を持たないあなたのサーヴァントの【耐久】【幸運】以外の任意の【能力値】ひとつを+1する。
    【混沌】 … あなたの性格属性が【混沌】の場合のみ効果を発揮される。【秩序】属性を持たないあなたのサーヴァントの【魔力の器】+4。
  • 保有スキルスロット:20

Ex:マスターキャラシート

【名前】
【性別】
【属性】
【願い事】
【容姿】
【最大HP】(耐久×5+筋力+魔力+敏捷)
【ラック】
【ラック発動力】
【魔力の器】(魔力×2)
【令呪】3/3
【現在地】
【筋力】D(3)
【耐久】E(2)
【敏捷】D(3)
【魔力】D(3)
【幸運】D(4)

【スキルスロット】
【宝具スキルスロット】

  • マスタースキル

【スキル名】…(スキルの解説)

  • 宝具

【複数所持】(取得数)/(合計スロット)
【宝具】(宝具の系統)
(宝具名)/(合計カウンター)
【宝具スキル】… (スキル説明)

【プロフィール】

【オープニング】

【バッドエンド】

【グッドエンド】