関連項目:その他/【海外版】
全般
- 過去に制作された作品を手直ししてもう一度発売すること。
例:多くのFFがこのケース。 - 近年発売されたものを、より普及した別の機種で発売すること。
例:PSP版1・2・4や、PC、携帯電話、iOS、Androidへの移植など。 - 同世代の複数の機種で発売すること。
例:FF11、FF13、FF13-2、FF14など。 - アーケード用ゲームを家庭用ゲーム機向けに発売すること。
例:エアガイツ。 - 同機種間の再リリース。
例:1994年発売のファミコン版『1・2』(それぞれを再生産するよりカートリッジ1つにまとめて生産した方が効率的だった)。
グラフィック等を丸々作り直す場合もあればほぼそのまま移植する場合もあり、最近の作品ほど移植で済まされることが多い傾向にある。
大抵の場合システム面の不便さやバグが修正されているのだが
たまにそのまま残っていたり、逆に新しいバグが増えていたりする場合もあったりする。
近年携帯ゲーム機の性能が上昇してきたことにより、ゲーム業界全体で移植・リメイクが盛んに行われている状況にある。
現在手に入りにくい過去の作品が、PSP、DS等のハードで新しく遊べるようになるのは新規層はもちろん、
昔遊んだからまたプレイしたいけど実機がない、ソフトのバックアップの電池が切れている、
という理由でオリジナルを遊べない層からも比較的歓迎されているようである。
- 自分はFF4(イージーも含む)~6をSFCでやってたんだが、コレクションで出たときは嬉しかったな。
子供の頃はクリアが目的だったのに、大人の今ではアイテムコンプとかやり込みたくなったり。
スクウェア作品の場合はリメイクよりも移植の方が多い。
旧作がリメイクされると、追加要素(モンスター、武器防具、技など)には以降の作品で登場した物が輸入されることが多い。
例を挙げると、
DS版FF3で魔剣士のアビリティに「あんこく」(効果的に元はおそらくFF4の暗黒騎士セシルからだろう)が輸入されたりしている。
近年の移植・リメイク作では強力なボスと強力な装備が追加されることが多い。
- PSP版FF1では最強の剣が追加されたが、
GBA版で既に「アルテマウェポン」「ラグナロク」などが登場していたためか、
「バーバリアンソード」という妙な名前になってしまった。 - 敵の場合初出の作品と比べると名前負けしていることが多い。
コンピューターゲームの移植において一番の問題となるのは、コントローラーなどの操作デバイス。
ボタンの数や配置はゲーム機によって異なるので、移植するゲーム機に合わせて調整する必要がある。
移植するゲーム機のボタンが少ない場合は、操作方法を変えざるを得ないこともある。
複数機種への移植はマルチプラットフォーム対応とも呼ばれる。
基本的に、ゲーム機は専用のOSが搭載されており、ゲーム機同士の互換性は皆無に等しい。
そのため、そのゲーム機に合わせたプログラムなどの調整が必要となる。
最近では複数の機種で同時に発売する作品が増えてきた。
ちなみに、オフラインのFFシリーズで複数機種で同時発売した作品はFFCCEoTが初めて。(DSとWii)
DS版がメインのため、Wii版は無理のある作りとなっている。
内容がほぼ同じマルチプラットフォームはFF13-2が初めて。(PS3とXbox360)
ダウンロードコンテンツが一部異なる。
オンラインのFF11では拡張ディスクの「ジラートの幻影」からPS2とPCで同時発売、
「アトルガンの秘宝」からPS2とPCとXbox360で同時発売されている。
- 性能的に明らかにPS2が見劣りするのでもしFF11のサービスをこの先(書いてる時点で2012年5月)
提供し続けるならPS2ユーザーをどうするんだ、と言うのはたまに話題になる。- 2010年の年末にバージョンアップがリリースされた時、BBユニットの容量不足でPS2ユーザーが
バージョンアップできないような事態に陥ってるため「そろそろ切り捨てられるんじゃないか?」
と言われているがさてはて…。
- 2010年の年末にバージョンアップがリリースされた時、BBユニットの容量不足でPS2ユーザーが
- 2012年12月に任天堂がWiiUを発売した。
PS3やXbox360に引けを取らない性能となっており、今後WiiUとのマルチプラットフォームが増えていくものと思われる。- 2020年現在…。
スタッフロールの内容も、移植・リメイク作業にあたったスタッフ(企業)のクレジットが当然ながら増えている。
また、GBAに移植されたFF5・6Aのスタッフロールでいくつかオリジナルのスタッフ
(坂口博信氏・高橋哲哉氏など)が結構な数でいなくなっている。
オリジナル版に携わった後、移植・リメイク時には移籍・退社していたスタッフのクレジットは外す方針らしい。
坂口博信→ミストウォーカー
高橋哲哉→モノリスソフト
伊藤賢治→フリー
光田康典→プロキオンスタジオ
水野哲夫→アルファドリーム
初期作品の移植などは操作感が良好になっていたりする。
LRでページ切り替え・ダッシュ機能搭載や、表記に漢字が使われるなど。
メガテンやドラクエとは異なり、FFはナンバリング本編については基本自社内製がスクウェア時代からの伝統となっているが、
移植・リメイク(特に時を経た移植)に関してはナンバリング作品も含めて外注である事がほとんど。
FFに限らず、過去のゲームを移植・リメイクするにあたって、どういうユーザー層を想定しているかというのは場合により様々と言える。
往年のファンに当時の感動を思い出してもらう、新規ユーザーに手軽に触れられる機会を提供する、といった具合に。
そこから来る制作の方向性が、賛否両論に繋がるのも道理か。
サウンド
移植・リメイクともにハードにより音色が違うためBGMやSEの音質が大きく変わることが多い。
古参のファンはそれを拒絶するものも多い。
FF6の決戦などは楽譜の打ち間違い?などもあるためさらに。
- DS3の公式攻略本でノビヨが「スクウェアエニックスってすごい会社だよね。普通は資料とかは残しておくものなんだけど(笑)」とか言ってた。
- ↑この発言は効果音についてのもので、BGMについてのものではないことに注意。
ちなみにディシディアのインタビューでは別のスタッフが、
「ファミコンやスーパーファミコン時代の効果音はデータがないので、実機でプレイして、ゲーム中でBGMの流れていないところで鳴らして録音し、それをもとに再現した」と語っていた。
- ↑この発言は効果音についてのもので、BGMについてのものではないことに注意。
SFCの音は、GBAやDSでは再現が難しいとされている。
そのため、SFC→GBAorDSの移植では音が悪くなったという批判が多い。
(再現が難しいだけで、GBAやDSの音が悪いわけではないので勘違いしないように。)
- 実際、PS版を元に移植しているGBAのFF1・2アドバンスの場合はサウンド面の評価が高かったりする。
- それは元のPS版を知らない人が多いかったからだろう。
当たり前だけどGBAでPSの音色を再現するのは無理。 - より正確に言うと、PS版をベースとしつつ、低音にGB由来の波形メモリ音源を活用するなどして無理のない形でGBA音源に落とし込んだから、だろうか。
後のFF4~6とはそういう方向性で対照的ではある。
- それは元のPS版を知らない人が多いかったからだろう。
再現が難しい理由のひとつに、使える音がハードごとに異なることが挙げられる。
BGMを当時のものに近づけるには、移植するハードで使える音からよく似た音を探して、その音で曲を作り直す必要がる。
かなりの労力を要するため、完璧な再現は難しいのだろう。
そんな事情からか、リメイクではよくBGMのアレンジが併せて行われるが、これはほぼ間違いなく古参から叩かれる材料となる。
彼らにとっての評価基準は「どれだけ原作に近いか」であり、そこに改悪はあっても改良という概念はない。
音楽は雰囲気を構成する最たるものなので、改変=台無しという図式であり、懐古視点ではある意味仕方ないことなのかもしれないが。
美容院から帰ってきた母親を見て、子供がコレジャナイと泣き出すのに近いのかもしれない。
そこでは母親がきれいになったとか失敗だったかは議論されない。子供の記憶の中にいる母親と目の前のそれが一致しなければ、それが全てなのだ。
- アレンジは原曲の一部を拡大解釈していく形が多く、そのツボが自分にハマるかどうかが大きいかと。
例えばFF3のバトル2なら、後半部(悠久の風部分)を管楽器と想定する人が多いかと思われるので
DS版の前半を弦、後半を管とするオーケストラアレンジは王道的で理解が得やすい。- PSP版FF1は「強敵との戦い」を徹底的にフィーチャーした結果バキバキのロックに、
DFFはクリタワっぽい背景であり敵を暗闇の雲と想定しているためミステリアスかつ幻想的なアレンジとされており、
この辺は個々人の評価が割れそうである。
- PSP版FF1は「強敵との戦い」を徹底的にフィーチャーした結果バキバキのロックに、
VCやPSアーカイブスはそのまま移植しているので音質の再現度が高い。
もっとも、アーカイブスのSFCシリーズ(4、5、6)などはPS版の移植であるので
そもそもSFC版そのままの音が聞けると期待してはいけない。
バーチャルコンソール
現在は1~6までがWii・WiiU・3DS向けVC(SFC作品はNew3DS系限定)で、USAがWii・WiiU向けバーチャルコンソールで配信されている。
(バーチャルコンソールは過去に任天堂ハードで発売されたゲームをダウンロードして遊ぶことができるWii・WiiU・3DS向けのサービス)
1・2はゲームアーカイブスでも配信されている。バーチャルコンソールより100円高いが。(VC:500、GA:600)
- ただしVCはFC版、アーカイブスのほうはPS版なのでグラフィックやBGMに手が入っているうえ、
イージーモードも付いており少なくとも100円分の価値はあると思われる。ボタン多いし。
FF4TAに合わせてSFC版FF4もバーチャルコンソールにて2009年8月に配信が開始された。
- その後もSFC版FFシリーズが続けて配信され、FC・SFC時代のFFシリーズは全てWiiで遊べるようになった。
- 4・5・6はゲームアーカイブスでもPS版が配信されているが、やはりVCより300円高い。(VC:900、GA:1200)
クラシックコントローラーが無いとまともにプレイできない。
ソフトを購入する前にコントローラーを購入しておこう。
一部の作品は、フリーズしたりセーブデータを破壊する可能性が高いバグが修正された状態で配信されている。
ただ、SFC実機の電源が関係しているとかでなければ、まずバグもそのまま再現できる。
3DSのFC版FF1は、厳密にはFC版「FF1・2」の「1」を元にしていると思われる。
例のモンスターが「イビルアイ」「デスアイ」でありグラフィックもそれである。
Wii Uでは2013年6月26日にFF6が一足早く配信され、
その後年末から翌年の2014年4月までに掛けて1・2・3・4・5・USAが一気に配信となった。
ゲームアーカイブス
FFT、FF7(インターナショナル)、FF8、FF9がゲームアーカイブスで配信済み。
さらにPS版のFF1、FF2、FF4、FF5、FF6、チョコボの不思議なダンジョン1、同2、
チョコボレーシング、ダイスDEチョコボ、チョコボスタリオンも配信中。
(ゲームアーカイブスはPSのゲームをダウンロードしてPSP・PS3で遊ぶことができるサービス)
ちなみにFF7はダウンロードチケットが同梱されたPSP本体が2009年の夏に出荷された。
アーカイブスで配信されている1・2・Tのいずれも、配信開始の前にパッケージ版が発売されている。
販売形態や追加要素の有無といった違いはあるものの、その差はFC版とPS版とのそれほど大きくはない。
これでは、並立させる意味があるのかという疑問を禁じ得ない……。
- 今やPSP版もダウンロード販売されており、販売形態の差も失われている現状。
どちらかが喰われても文句は言えないような……。
PSで発売されたFFシリーズは全て配信されている。
- FF4のみ当初は配信されず、FF5・6が先に配信されていた。
PSP版のセールスにも関わるのでPS版をアーカイブスで配信する意味が薄かったのだろうか。 - PSP版発売から1年以上を経て、2012年6月末についに4が配信された。
PSPにはL2・R2が無いため、スライドパッドか十字キーで代用することになる。
そのため、十字キーとアナログスティックの同時に使用できないようになっている。
(勘違いされやすいが、標準のPSのコントローラーはアナログスティックはついていない。)
PSと同じ感覚ではプレイできないので要注意。どうしても同じ感覚でプレイしたいならPS3でプレイしよう。
PS2の機能である高速読込が可能。
ただし、対応していない作品では画像がおかしくなることがある。その場合は標準にしておくこと。
VCと同じで、バグも修正されずにそのまま配信されている。
チョコダン2は特に注意が必要。
現在ではPSvita/VITA TVでもプレイできる。
VITAの設定メニューからタッチパネル等にL2・R2に当てることで、十字キーとアナログスティックが同時に使えるようになった。
持ち方によっては操作しにくいため、PSと同じ感覚ではプレイできない。
VITA TVはDS3/DS4などのPSパッドが使えるので、実機とほぼそのままのボタン配置でプレイ可能。
PS2のソフトも配信されるようになった。
PS3でのみプレイ可能で、PSPやPSvitaではプレイできない。
バーチャルコンソールやゲームアーカイブスはエミュレータであって厳密には移植とは異なる。
移植はソフトウェア側のプログラムを各ハードのシステムにあわせたものに作り変えるのだが、
エミュレータは異なるハードの動作を真似るシステムのことで、これを実装することで別のハード向けのソフトウェアを動かしている。
なのでソフトウェア側はほぼオリジナルのまま。
ハードの性能が上がれば昔のソフトをエミュレータで動かせる場合もあるので
パッケージ化された移植であっても実はエミュレータ方式なんて場合もある。
FF1
MSX2版:FFシリーズ初の移植。FC版がベース。
WSC版:FFシリーズ初のグラフィックを全面リニューアルしたリメイク。
PS版:WSC版をベースにサウンドリニューアル、新モード追加など。
GBA版:グラフィックはWSC版ベースだが、MP回数制の廃止、新ダンジョン追加といったシステムが変更。
PSP版:GBA版をベースにグラフィックをリニューアル、新ダンジョン追加。
携帯アプリ版:WSC版をベースに一部仕様をFC版に近づけたもの。
iPhone版(旧スマホ版):PSP版をベースにインターフェイスを独自のものに。
Windowsポータブル版:iPhone(iOS)版ベースの移植。
3DS版:PSP版をベースに上下2画面を用いたインターフェースを搭載した他、上画面の3D立体視に対応。FFEXパッケージ版の初回版にもDLコードが付いていた。
ピクセルリマスター版:MPを回数制に戻し、ドット絵もFC版をベースにしているが基本的にはPSP版ベース。追加ダンジョン・ほとんどの追加アイテムは削除されている。
FF2
WSC版:グラフィックを全面リニューアルしたリメイク。
PS版:WSC版をベースにサウンドリニューアル、新モード追加など。
GBA版:グラフィックはWSC版ベースだが、新ストーリー追加といったシステムが変更。
PSP版:GBA版をベースにグラフィックをリニューアル、新ダンジョン追加。
携帯アプリ版:GBA版がベースだが追加ダンジョンやミニゲームは削除されている。
iPhone版(旧スマホ版):PSP版をベースにインターフェイスを独自のものに。
ピクセルリマスター版:ドット絵をFC版ベースのものに戻しているが基本的にはPSP版がベース。後列でも攻撃されるようになったりと仕様変更が多い。
FF3
DS版:グラフィックを3D、ジョブバランスも大幅に変更されたフルリメイク。
iPhone版:DS版をベースにインターフェイスを独自のものに。
PSP版:DS版ベースの移植で音源をFC版にすることが可能。
PC版:DS版ベース。海外でのみ発売。後に日本でも発売。
ピクセルリマスター版:初めての2Dリメイク。基本的にFC版準拠だが一部のジョブにDS版に近い仕様が取り入れられている。
WSC版FF1・2と同様なグラフィックのリニューアルを行ったWSC版が発売予定で画面写真も数点公開されていたが、のちに中止に。
浅野によるとフルリメイクシリーズのコンセプトは
(1)グラフィックの刷新
(2)シナリオの掘り下げ
(3)リバランス
とのこと。
- リメイクにあたってはディレクションがとても大事だと思う。
DS版FF3のスタッフインタビューからはFF3愛が伝わってきた。
このFF3は移植された回数が少ない。
WSC版の開発中止により、FF1、2、4のようにWSC版から派生した移植(WSC→PS→GBA→PSP)が行わなかったようなのだが、
ナーシャのプログラムが複雑で再現できなかったためとも言われている。
10年以上経っていきなり3Dでフルリメイクという事態になった。
- ちょうどネット黎明期にリメイク中止事件が起きたため、ファンの想像による「憶測」が大量に飛び交う様になった。
「飛空艇に影をつけるプログラム」はFF1のエピソードだし
8倍速飛空艇はFF2が初出にもかかわらずなぜかFF3の美談として「拝借」されている。- ファミコンの限界まで詰め込んだ、と美化される開発談も実際のインタビューでは
容量が「余った」のでドーガの村を作ったという逆のニュアンスの記事。
さらにコンプリートガイドで移植はGBAでも技術的には可能ともコメントしている。 - ソースのない開発秘話と称されるネタは所詮はほとんどが憶測なので出典のない説は鵜呑みにしない事。
但し、リメイクが難航した理由にナーシャのプログラムが複雑だったというのは、
『WEEKLYファミ通』907号(エンターブレイン、2006年)104ページの田中氏による発言。
- ファミコンの限界まで詰め込んだ、と美化される開発談も実際のインタビューでは
- ぜんぜん違う。
ドーガの村は詰め込んでいった結果、データ圧縮後に容量が余ったために作られたもの。
GBA移植に関する発言は以下。田中 一度、任天堂さんがファミコンのエミュレーションのような形で、 『FFIII』をゲームボーイアドバンスに移植して持ってきてくれたことがあったんですよ。 でも、ファミコン版そのままだたので、16年間の技術進歩のことを考えると、 このまま出すことに抵抗がありました。
リメイク版の開発に、坂口のお髭様も参加する予定だったらしいが、大人の都合により断念。
FF4
イージータイプ:SFCで発売。難度低下、アイテム名、モンスター名の変更など。
PS版:SFC版をほぼそのまま移植。ムービーが追加。
WSC版:フィールドやバトルなど一部のグラフィックが一新されている。
GBA版:WSC版をベースに、UI改良や新ダンジョンなどさまざまな要素が追加された。
(E4版:GBA版のバグ修正バージョン。ただしバージョン違いの存在は非公表)
DS版:DS版FF3のような全面フルリメイク。
携帯アプリ版:GBA版をベースに、一部をTA風にアレンジしたもの。
PSP版:GBA版をベースにグラフィックをリニューアル。下記のFF4TAも同時収録。
iOS・Android版:DS版をベースに高画質化、タッチパネルにあわせた操作性に。
PC版:DS版ベース。海外でのみ発売。
ピクセルリマスター版:
- GBAのE4版は「通常(E3)版からのバグが修正されているE4版が実際には流通しているが、
メーカーは”通常版にバグはない(=バグ修正版は存在しない)”」というスタンス。
FF4TA
オリジナルは携帯アプリの「FF4 THE AFTER 月の帰還」。
Wiiウェア版:「FF4 THE AFTER YEARS 月の帰還」とタイトルを変え移植。海外先行配信。
PSP版:グラフィックをリニューアルしてFF4とセットでパッケージとして発売された。
FF5
PS版:SFC版をほぼそのまま移植。ムービーが追加。
GBA版:SFC版をベースにダンジョン、ジョブなどを追加。バトル背景が一新。一部バグの修正。
Android・iOS版(旧スマホ版):GBA版ベースの移植。グラフィックは高解像度用に全て一新された新規書き起し。
バグがかなり徹底的に修正され、細かな仕様も多数変わっている。
ピクセルリマスター版:
FF6
PS版:SFC版をほぼそのまま移植。ムービーが追加。PS版限定でやりこみじいさん(やりこみ度の記録)が存在する。
GBA版:SFC版をベースにダンジョン、魔石などを追加。会話シーンでキャラクターのイラストが表示。
Android・iOS版(旧スマホ版):GBA版ベースの移植。ストーリーおさらい機能(次に何をすればいいのか)が追加された。
ピクセルリマスター版:
FF7
PC版:海外でのみ販売。2013年5月16日に日本でもDL版でリリースされた。当然だが、インターナショナル版ベース。
DIVE IN版:PC版の移植。
PS4版:PC版の移植。2015年12月6日に配信開始。2015年のE3で発表された。下記の「REMAKE」とは別物。
Switch版:PC版の移植。2019年に配信。2018年のニンテンドーダイレクトで発表された。
IN(PCの移植)も2015年にリリースされた。
主な特徴
- 最新OS、最大1080pまでの高解像度に対応(DL版のみ)。
- トロフィー/実績にあたるアチーブメント機能を追加(DL版のみ)。
- 公式チート機能「ゲームブースター」を搭載(DL版のみ)。
「FINAL FANTASY VII REMAKE」はゲームシステムの根幹からストーリー展開に至るまで最初から再構築されており、今までの移植・リメイクとは一線を画する。
FF7R
PS5版:「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」として発売。グラフィックの強化、フォトモードの追加、ユフィ編の追加などに対応。
FF8
PC版:海外版をベースにした移植。日本でも発売された。
forPC版:2014年5月8日、手直しされ『ファイナルファンタジーVIII for PC』としてDL版が配信された。
DIVE IN版:2014年12月12日配信。
主な特徴
- マルチジャンクション、セントラバグなど主だったバグを修正。
- 精製の材料アイテムの変更。精製に必要なG.F.のレベル制限廃止。
- パーティ編成にジャンクションいれかえ機能を搭載。
- おでかけチョコボRPGを別アプリ化。DL版はソフト本体に同梱。
- 最新OS、最大1080pまでの高解像度に対応(DL版のみ)。
- トロフィー/実績にあたるアチーブメント機能を追加(DL版のみ)。
- 公式チート機能「ゲームブースター」を搭載(DL版のみ)。
これ以降の日本語移植では、なぜか一部のセリフが変更されている。
FF8 Remastered
2019年9月3日、リマスター移植として『ファイナルファンタジーVIII リマスタード』がPS4,Xbox One,Switch,PC(steam)にて発売された。
2021年3月25日には、スマートフォン(iOS/Android)版が発売された。
FF9
2016年2月10日にiPhoneとAndroid向けに移植。
追加要素としてゲームの達成状況に応じたアチーブメント機能、高速モードやエンカウント無しなどの設定が可能な7種類のブースト機能、オートセーブ機能、キャラクターやムービーの高解像度化が行われている。
同年4月14日にはSteamでWindows7/8/8.1/10向けにも移植。こちらもスマートフォン版がベース。
2017年9月19日にPS4版が配信開始。スマートフォン版がベース。
2019年にSwitch版も配信開始。基本的部分はスマホ版と同じ。
FF10・10-2
HDリマスターという形でPS3とVitaとPS4で発売される。続編の10-2も同様にHDリマスター化される。
主な特徴
- PS Vita版を除き、「X/X-2 HD Remaster」として2作同梱で発売。
- インターナショナル版をベースに日本語ボイスでの吹き替え。
- 「永遠のナギ節」「LAST MISSION」を収録。
- BGM60曲をリマスター&アレンジ(10のみ)。
- 野島一成氏の書き下ろしによる新エピソードを収録。
- トロフィー機能とクロスセーブデータ対応。
- キャラグラフィック(モデルとテクスチャー)のHD化。
- PS4では音楽切り替え機能追加(10のみ)。
イベントをスキップする機能は搭載されなかった。これには多くのプレイヤーが怒りを覚えた。
2016年5月13日にパソコン版が発売された。PS3版ベースの移植でインターナショナルである。ゲームブースターも追加された。
後にSwitch版も発売。
FF11
最初はPS2とPCのマルチ。のちにXbox360へ移植。
2016年3月いっぱいでPS2版と360版のサービスが終了し、現在はPC版のみ。
FF12
PS4・PCで「FF12 THE ZODIAC AGE」が発売。
後にXbox ONE・Switchでも発売。内容はインターナショナルベース。
高画質化・高速機能・オートセーブ搭載など様々な改善が施されている。
FF13
Xbox360版:海外で移植された。のちに日本版も発売。
PC版:2014年10月リリース。PS3版ベース。
DIVE IN版:PC版から遅れてリリース。
スマホ版:DIVE INと同じくクラウドゲーム。時間制限ありで無料プレイ可能。
- どのバージョンも最初からイージーモードがある。
PC版は解像度が720p固定だったり、グラフィックオプションなどがないためPCゲーマーを中心に叩かれたが、
13-2配信と同時に行われたアップデートで改善された。
FF13-2
PS3とXbox360のマルチプラットフォーム。Xbox360版でのみ利用可能なDLCがある。
アルティマニアはPS3版準拠となっている。
PC版:2014年12月12日リリース。
DIVE IN版:PC版と同時配信。
- 初回特典、コラボ衣装、武器を除くDLCを同梱。
13がオプション関係で叩かれたこともあり、発売前にグラフィックオプションを搭載することが発表された。
LRFF13
PS3とXbox360のマルチプラットフォーム。
FF13-2と同じく、アルティマニアはPS3版準拠。
Windows・iOS・Android版:2015年リリース。
FF14
旧FF14はWindows版のみだったが、新生はWin版とPS3版(2017年終了)が同時に発売された。
PS4版は2014年に発売。Mac版が2015年に発売。
PS5版が2021年に発売。高速読み込みや4K出力に対応。
FF15
オリジナルはPS4・Xbox360向け。
iOS・Android向け「FFXV ポケットエディション」が2018年2月配信開始。
キャラクターがデフォルメされ、スマートフォンに合わせてマップのスケール感が縮小されるなど調整されている。
9月7日にPS4とXbox ONEで配信された。当たり前だがコントローラに対応している。スイッチも同日配信予定だったが北海道胆振地震の為14日に延期になった。
WINDOWS EDITIONが2018年3月発売。
ネイティブ4K・最大8K解像度、草や被毛の緻密な表現など最新鋭のグラフィックに対応。
今後はMODに対応し、キャラの見た目を変えたり自作のクエストなど自由度の高い改造が可能となる。
FF零式
PS4とXBOX ONEで2015年発売。
タイトルは『ファイナルファンタジー零式 HD』。
2015年8月19日にパソコン版配信。
FFT
PSP版:FFT獅子戦争としてPS版をベースに新ジョブ、ムービーなどが追加されたリメイク。
iPhone・iPad版:PSP版をベースにした移植。
FFCCシリーズ
FFCCリマスター
2020年8月27日に、Switch/PS4/iOS/Androidで発売。
ボイス、新ダンジョンやボス、オンラインモード等が追加されている。
けちらせキャラバンロード
ゲームそのものの移植ではないが、
GC版FFCCでGBA接続時に遊べるミニゲーム「けちらせキャラバンロード」
が復刻版としてFFCCRoFへ移植されている。
FFCCEoT
WiiとDSのマルチプラットフォーム。
Wii版は実質DS版の移植であり、操作方法にしろ2画面にしろDS前提とした作りなので
2画面を無理矢理テレビで表示したりWiiリモコンでプレイするにはいろいろ厳しいものがある。
クリスタル・ガーディアンズ
クリスタル・ディフェンダーズとタイトルを変えて
PS3、Xbox360、iPod、iPhoneなどへ移植されている。
ただしWiiウェア版は移植ではなく別物。
チョコボシリーズ
チョコボの不思議なダンジョン
WS版:モノクロとなって移植。
ダイスDEチョコボ
GBA版:「チョコボランド」とタイトルを変えて移植。新要素も追加。
WSCにも移植される予定だったが発売中止に。
チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮
DS版:「シドと ~ DS+」とタイトルを変えリメイク。グラフィックは一部簡略化されたが、新ジョブ、新ダンジョン、新モードが追加。
PS4/Switch版:「エブリバディ!」とサブタイトルの変更。初期ロット購入限定でアルファにジョブチェンジ可能。キャラクター声優変更。トバル2同様にモンスター仲間にする事可能。2同様に協力可能。
FF外伝聖剣伝説
GBA版:新約聖剣伝説としてフルリメイク。タイトルからFFの名が外された。
携帯アプリ版:オリジナルのGB版の移植。グラフィックがカラーになっている。
PS Vita/iOS/Android版:オリジナルのGB版をベースにした3Dリメイク。
FFL
オリジナルは携帯アプリ(フィーチャーフォン)版。
iPhone/iPod touch/iPad版・Android版:スマートフォン向けにグラフィックが一新されている。
それ以外にも変更点は多いのでこちらを参照。