討伐戦/迷い込んだ赤ずきん

迷い込んでしまった童話の住人と戦うルート。
ステータス傾向は低めだが、壁役、攻撃役、回復役というお手本のような編成。

逞しいおばあちゃんは自力回復を持ち、マイケル4人分以上のタフネスがある。
しっかりと「攻撃役」が果たせるメンバーを連れ出したい。
「呪縛」を付与すれば鎮痛の発動率を下げることができることも覚えておこう。

カエダ
「クリームパンが食べたいわ。」
榊
「……さてこちらの記録、どうやら童話の住人が迷い込んでしまっているようです。」
榊
「キャラクターへの親しみもあるかもしれませんが、残念ながら今は害虫。処理対象です。
　それでは、よろしくお願い致しますね。」

　※頼まれた※

―― 気がつくと周囲の風景が変わっている。

大きな岩山の前、周囲は広大な砂漠。
遠くから爆発音が聞こえてくる、どこかで戦闘が行われているようだ。

岩山の上で、足をぶらぶらさせている少女。

赤ずきん
「……また誰か来た。何なの、本当に……。」

こちらを見てつぶやく。

赤ずきん
「誰が何回来たって追い払うからね！」
赤ずきん
「おーばーちゃーんっ！！」

すると、岩陰から……

逞しいおばあちゃん
「うざったいねぇ……」
優しいおばあちゃん
「おや……人気者ですねぇ赤ずきんは。」
赤ずきん
「ごめんねおばあちゃん！私も頑張るからっ！！」

赤ずきん
「あぁぁ、……もうっ！！」

手からポンッと不思議な円盤状の装置が現れたかと思うと、しゅんっと消え……！？

　※驚かされた※

風景が徐々に真っ白になり ――

―― 気がつくと大樹の下。

カエダ
「――ねぇ、クリームパン……」
榊
「おかえりなさいませ！どうでしたか？」

起こったことを伝える。

榊
「――ほほぅ、装置……ですか。」
榊
「その赤ずきんさん、どうやら既に別の記録で悪戯をしているようですねぇ！
　……ククッ！これはなかなか面白いッ！！」

榊
「では引き続き記録を追ってみましょうか。
　得体の知れない相手です、くれぐれも油断なさらぬよう――」
カエダ
「（黙々と榊の脇腹をパンチしている）」

カエダ
「…………」
榊
「おや、少々力量を見誤りましたかな？
　しかしながら挑戦するその姿勢、貴方を選んだことは正解だったようですねぇ。」