討伐戦/林檎の魔女

ひたすら1列目にタックルをかましてくる編成。
林檎の魔女が味方NPCとして参戦するので参加人数+1体のアップルさんが出現する。

主な敗因は1人に攻撃が集中して徐々に瓦解するパターン。
8体フルで出現した場合VT壁1人では受け止めきれないので、ターゲットを分散させるほうが無難。
敵列:麻痺で命中減しておくと非常に御しやすくなる。衰弱で火力減するのも効果的。
また攻撃属性は物理(=HP低下で火力減少)なので早めに敵全体のHPを減らす事も被害の低下に繋がる。

治癒の回復に阻まれ、火力不足・SP切れを起こし引分になるログも散見される。
列攻撃手段を多めに持ち込んでみよう。後列は基本安全なので自傷攻撃も使いやすい。
敵列:猛毒も効果的なダメージソースになる。

カエダ
「揚げパンが食べたい。」
榊
「赤ずきんの件、お疲れ様でした。
　それに関連するのかどうか分かりませんが、こちらの調査をお願いいたします。」

今回の対象となる葉を指差す。

榊
「あちらの葉なのですが、赤ずきんの一件の後に色が変化しましてね。」
榊
「害虫の何かに変化が起こった――と思うのですが、
　確かめてみないと分からないもので、調査願いたいわけです。」
カエダ
「揚げパン。揚げパン。」

榊
「……機嫌があまり宜しくないようで。」
榊
「すみません、カエダさんの件を片付けて参ります。
　機嫌を損ねるとこの世界が過ごしにくくなるもので……」
榊
「よろしくお願いいたしますね、お気をつけて。」

　※頼まれた※

―― 気がつくと周囲の風景が変わっている。

周囲は森……というか、何か赤いものに囲まれているッ！！

アップルさん
「アップルァァァァァァ―――ッ！！！！」

林檎の化け物がいる！

林檎の魔女
「おおおぉぉ………あんたあれじゃろ！？
　アタシを元の世界に戻してくれるんじゃろッ！！？救世主じゃ！！」

魔女はこちらのことを把握しているようだ。

林檎の魔女
「アタシは戻りたいんじゃが、こいつらが言うことを聞かぬのじゃ……！！
　一緒に黙らせておくれ！そしたら元の世界に、戻れるんじゃろ……？？」

アップルさん
「ップルァァァァァァッ！！！！」

問答無用で襲いかかってくる！

　※襲われた※

林檎の魔女
「……ふぅ、どうにかなったわい。助かった、感謝じゃ。」

　※感謝された※

林檎の魔女
「それじゃアタシも消しておくれ。」

……？？

林檎と魔女を消したが、記録から抜け出さない。

　「――アハハッ」

誰かの笑い声が聴こえたかと思うと、風景が徐々に真っ白になり ――

―― 気がつくと大樹の下。

榊
「おかえりなさいませ！退治できたようですねッ」

退治はできていたようだ。

記録の中での出来事を伝える。

榊
「――ほぅ、そんなことが……」
榊
「記録の正常化と共に抜け出すはずですので、つまり正常化はできていなかった……」
榊
「……が、笑い声をきっかけに正常化された。と……？」

榊
「………これは愉しくなってまいりましたねぇ！！……ヒヒッ！！」

腕を組んでその場を楽しそうにクルクルとまわる。

榊
「――ぁ、そうでした。少し頼み事がありまして。」
榊
「実は、カエダさんの揚げパンの件なのですが……
　よろしければご協力いただければと。」

カエダ
「…………」
榊
「おや、少々力量を見誤りましたかな？
　しかしながら挑戦するその姿勢、貴方を選んだことは正解だったようですねぇ。」