MHXにて配信されたイベントクエストの一つ。
ここではこのクエストをクリアする事で作成できるスピリッツネコシリーズについても記載する。
目次
概要
- 共狩りルーキー
- モンスターを仲間にして狩りをする、
それが共狩りさ!
で、火竜を仲間にしようと思ったんだけど、
逆に怒らせてしまったみたいなんだ!
ってわけでハンターさん、
奴らをどうにかしてくれよ!
- このクエストのターゲットはリオレウス。
『モンスターハンター スピリッツ』の顔としては十分な選択であろう。
但し単体狩猟ではない。3頭連続狩猟クエストである。
- とは言えども下位クエストである為、対リオレウスの基本がなっていれば戦うに問題はない。
…そう。これは下位クエストなのである。
『モンスターハンター スピリッツ』には2016年2月現在上位クエストが実装されていない為、
下位クエスト扱いとして追加されたものだと思われる。
が、実はMHXでは集会所下位には3頭連続狩猟クエストは存在しない。
つまりMHX唯一の集会所下位の3頭連続狩猟クエストなのである*2。
ただし、実際の難易度は集会所上位の序盤~中盤相当。
- まず、攻撃がかなり痛い。数値的には2.35倍であり、
下位と上位の中間……どころか、下位が1.1倍相当、上位が2.7倍相当なのでこれはほぼ上位。
但し今作は上位でも獰猛化していなければそれほど強い攻撃はないため、
火耐性を意識しつつ防御力180前後までいければ下位装備でも余裕はできる。
- 問題は、連続狩猟クエストなのに体力補正の下降補正が無いこと。むしろ単体クエストより高い。
本作の3頭連続クエストはいずれも強化個体であるものの、単体より体力が高いというのは他に類を見ない。
加えて、全体防御率に至っては0.85と上位と全く同等である。
総合HPは実に10710、防御率を加味した数値はG級のリオレウス単体より硬い*3。
配信クエスト故に集会所クエストなので、複数人でやる分には問題ないのだが、
下位のハンターがソロでこのクエストに挑戦するものなら、間違いなく途中で気力が尽き始める。
キッズゲームという立ち位置のタイトルからの発信なのに、子どもに厳しくないか?
下位ではあるが、強化クエスト群と言って差し支えないだろう。
- ちなみに、このクエストは報酬的にはかなり優遇されており、
全クエストで唯一火竜の尻尾が確定枠+三段目で出る可能性があり、逆鱗が出る確率も一般的なクエストの5倍*4。
さらに骨髄の入手確率も格段に高いため、
下位レウスの準レア・レア素材が欲しい場合はこのクエストを回すのも手。
スピリッツネコシリーズ
- このクエストをクリアすると入手できる「魂石」を使用する事で生産できる、オトモ専用装備。
見た目は本格的に魂石(リオレウススピリッツ)。魂石をそのまま装甲にしたような見た目が特徴。
作成には魂石数個と火竜の端材(上端材)が必要。
- スペックだが、やはり火竜素材を使用する為かなかなか性能が良い。
レウス(S)ネコシリーズよりは若干脆い代わりに、耐性マイナスが水に寄っているのが特徴。
- 武器はスピリッツネコソード。
魂石に日本刀の柄をそのまま取り付けたようなデザインが特徴で、こちらはギミック武器になっている。
普段は柄しかないが、抜刀すると魂石が開き
柄から燃え盛る灼熱の炎の刀身が噴き出すという触れ込み。
実際には抜刀時に一瞬で切り替わるのでギミックとしては簡素。
炎の見た目も単にそういう形の刃物といった物に留まり、エフェクトなども無い。
デザインそのものはなかなか格好いい。
ちなみにレウスネコブレイドと違い近接特化タイプであり、若干ながら会心率も持つ。
- なお、魂石のアイコンの見た目は重鎧玉そっくり…というかほぼそのもの。
もちろん重鎧玉代わりに武具を強化したり…なんて事はできないので注意。
- 続くMHXXではオトモ防具の着彩設定が可能になり、
兜の炎飾りと魂石風の装飾の色を変更できるようになった。
余談
- このクエストの依頼人は「共狩りルーキー」。
口調から察するに、スピリッツ本編の男主人公とみて間違いはないだろう。
しかし依頼を出した理由がとんでもないものになっている。
要約すると「リオレウスを怒らせてトモにするのを失敗したから、代わりに狩ってくれ」である。
「普通じゃないか」と思うかもしれないが、実はスピリッツの設定から言えば矛盾だらけである。- まず、スピリッツの狩りはハンター+トモ対モンスターである。つまり2対1である。
それにもかかわらずハンターが相対するのは3頭。
まさかこの共狩りルーキーはリオレウス3頭にトモになってもらおうと思って、全部失敗したのか…。 - フィールドの「森丘」だが、実はスピリッツに森丘は実装されていない。
リオレウスが登場するのは遺跡平原と地底火山である。
まさかわざわざハンターと戦う為に、森丘まで飛んできたとでも言うのだろうか。3頭とも。
メタ的な話で言えば、MHXで遺跡平原と地底火山は上位からの登場なので仕方ないとも言える。
- まず、スピリッツの狩りはハンター+トモ対モンスターである。つまり2対1である。
関連クエスト
- MHXXではコラボ第2弾が配信された。
カプコン・見よ!ニャンター魂
- 共狩りルーキー
- モンスターを仲間にして狩りをする、
それが共狩りさ!
で、今回は鎧竜を仲間にしようと思ったんだけど、
いつもと様子が違うみたいなんだ! 幼体? なのかな?
ニャンターさん、ちょっと見てきてもらえないか?
- 半ばおなじみとなったグラビモスの最小金冠確定クエスト。
依頼文には幼体を疑う文言が書かれているが、サイズが小さいだけできちんと成体のグラビモスである。
今回はグラビモスの胸部(二段階目)を破壊するのがメインターゲットとなっているが、
『カプコン・燃えるスピリッツ』とはまた別のベクトルで厄介なクエストとなっている。
- というのも、小ささが災いして攻撃が他の部位に吸われやすく、胸部に攻撃を当てることが難しくなっている。
適当に攻撃しているだけだと誤って討伐してしまうことも稀にあるため
乗りを積極的に狙わない限りは厳しい戦いを強いられるだろう。
幸い「○○の部位破壊に挑戦!」と違い、部位耐久値には殆ど補正がかかっていない為、
キッチリ胸部を狙っていければクリアにはそこまで時間はかからない。- ちなみにサイズは629.61cm。
数値だけならMH4、及び4Gに登場する
1049.35cm*6の個体よりも、さらに小さいことになる。
サイズを記録したい場合は当然ながら討伐or捕獲を行う必要があるのだが、
このクエストではモンスターの狩猟=クエスト失敗となる為、基本的にはクエストクリアとの択一となる。 - ニャンターの機動力も相まって、ガス放出や突進に被弾する危険性は大幅に下がっている。
…のだが、そこは強化個体、歩き熱線連射がパルスレーザーの如き超弾速・超威力になっている。
小ささゆえ腹下に潜ることも叶わず、下手に正面にいると瞬く間にこんがり焼かれてしまう。
幸い熱線の太さはそれほどでもないので、狙われても諦めず回避を試みよう。 - ところでこのグラビモス、破壊しづらい胸部がメインターゲットになっていることを考慮してか
体力が通常のG級個体のおよそ1.5倍程*7に強化されている。
胸部破壊後の柔らかい部分を攻撃できないことも相まって
普段以上にタフに感じることだろう。
物理ダメージだけではジリ貧になりがちなので、狩猟する際は属性特化型の武器を用意したい所。
- ちなみにサイズは629.61cm。
- このクエストをクリアすると、下記の装備のキー素材となる「ネコ魂石」が手に入る。
余談だが、このクエストが一般配信された2017年9月時点では
アイルーの「魂石」にあたる商品は発売されていない。 - ちなみに、モンスターハンター スピリッツ(及び2)にグラビモスは実装されぬまま終わっている(亜種は2に出ている)。
幼体アイルー
- 上記のクエスト報酬の「ネコ魂石」と
粋な重端材を用いて生産できるオトモ装備で、その名も「幼体アイルー」。
MHSP2にトモとして登場するアイルー(幼体)を頭に載せた防具であり、
装備すると攻撃がかわしやすくなる…気がするらしい。
MH4Gには先駆者がいるものの、
こちらには残念ながらまばたきや変声ギミックは用意されていない。- 攻撃をかわしやすくなるというのはスキル「オトリ作戦ニャ」の再現だろう。
相手の攻撃の命中率をひき下げる(=かわしやすくなる)効果がある。
ちなみに、このスキルはスーパーレアの個体のものなので、
防具で乗っかる幼体アイルーはスーパーレア個体なのだろう。
- 攻撃をかわしやすくなるというのはスキル「オトリ作戦ニャ」の再現だろう。
- 武器はスピリッツピッケル。
MHSP2にトモとして登場するアイルーの幼体(オトモアイルーではない)
の持っているピックを再現したものである。- 見てくれはボーンネコピックそのもの。
しかし説明文に『少しだけちがうんだニャ!』とある通り
ボーンネコピックに比べ微妙に色が明るく、ブーメランの色が異なる等、地味な差別化がなされている。
- 見てくれはボーンネコピックそのもの。
- 攻撃力は遠近共に190。レア10武器として見ると少々物足りない性能であり、何より無属性なのが痛い。
要するに「使えなくはないけどもっと優秀な装備がある」系の装備のため、
どちらかというとコレクション用の装備だといえる。
実戦で活用したいなら、それこそG級上がりたてでクリアを狙うくらいの気概が必要となる。- ボーンネコピックが見た目(ほぼ)そのままに強化されたと見ることも出来る。
流石にボーンXネコピックとは42もの攻撃力の差があるのは大きい。
回復役などのあまり武器に拘らないオトモに持たせた上で、
どんぐりネコシリーズなどを防具合成して見た目を楽しむというのもありだろう。
- ボーンネコピックが見た目(ほぼ)そのままに強化されたと見ることも出来る。