ゲーム用語/逆転裁判

Last-modified: 2024-03-03 (日) 13:14:05

モンハンと同じカプコンが開発したアドベンチャーゲームシリーズ。公式ジャンルは「法廷バトル」。
ユーザーからは「逆裁」の略称で親しまれている。

目次

概要

  • 2001年にゲームボーイアドバンスで第一作(無印)が発売され、以降ナンバリング作品だけでも6作以上続編が発売されている。
    外伝・派生・オムニバス作品も数多く展開されており、『逆転検事』や『大逆転裁判』などのシリーズも存在する。
    総じてタイトル通りの「法廷を舞台とした逆転劇」が中心となり、
    無実の罪に問われた依頼人を救うべく奔走する、主に弁護士が主人公の作品である。
    主戦場となる「法廷パート」の他、逆転の糸口となる物証を探す「探偵パート」が存在する特色がある。
  • 裁判というと何かと堅苦しい・重々しい題材という印象が強いが、
    『逆転裁判』では現実世界に実現不可能な司法制度が設けられているためか
    裁判のイメージを塗り替えるような荒唐無稽な展開が多い
    異常なまでにキャラが濃い各登場人物、秀逸なネーミングセンス特徴的な通称(例:サイバンチョ)、
    軽妙なやり取りに霊媒というオカルト混じりの超展開、シリアス展開でも光るリアクション芸
    裁判長の心証……というより気分次第で有罪/無罪が即決されそうになるなど、
    「法廷を舞台としたドラマ」の固定イメージを完全崩壊させるギャグ要素が満載され、
    スタイリッシュ法廷アクション」と呼べるような作風に仕上がっている。
    いずれにせよ裁判長を納得させないことには事態が好転せず、
    プレイヤー側が勝利をもぎ取るためには「勢いとハッタリ」が重要となってくる。
    • 上述の通り現実の法廷とは程遠い内容となっており、
      必要なことはゲーム内で解説されているため、プレイヤーの法知識は全く無用。
    • それでいて巧妙なトリックやロジックを丁寧に解して
      真相を解明する推理ゲームの王道スタイルを両立させており、
      コミカルとシリアスのテンポが良好である点も評価が高い。
    総じて、親しみやすいキャラクター達や大逆転するストーリー展開から、
    幅広いプレイヤー層から人気を集めている。
  • 多くのナンバリング作品では「成歩堂龍一(なるほどうりゅういち)」、
    愛称「ナルホドくん」が主人公として登場する。
    ギザギザとした特徴的な髪型に青いスーツがトレードマークであり、
    彼の活躍が作品の大きな見所の一つとなっている。
    アクの強い登場人物に対するリアクション芸人真面目な弁護士として、
    色々と悪戦苦闘しながらも数々の難局を乗り越えていく。
    他作品とのコラボでも、彼および助手第一号の真宵(マヨイちゃん)の出番が多い。
    • 弁護士の対となる検事として登場する「御剣怜侍(みつるぎれいじ)」も本作品の主要人物となっている。
      主人公とは対照的な赤いスーツがトレードマークで、執念深く成歩堂に立ちはだかる。
      美麗で人気も高く、御剣が主人公となる『逆転検事』が外伝作品として出るほどである。
    • また、ナンバリングから外れたシリーズとして『大逆転裁判』も展開されており、
      こちらでは成歩堂龍一の先祖にあたる「成歩堂龍ノ介」が主人公となって明治時代の逆転劇を彩る。
  • 本シリーズの代名詞的な台詞として異議あり!がある。
    主に法廷パートにて行うコマンド「つきつける」と同時に発せられ、
    法廷で語られた証言に物証(コンキョ)を提示することで矛盾を暴く切っ掛けとなる。
    「法廷では証拠が全て」という言葉通り、たとえ主人公達弁護士が現行犯で目撃していたとしても「その証拠」や
    その場に居なかったはずなのに「その場にいたものしか知らない異常」に気付いている様な証言がある等のムジュンを
    証拠で明らかにできなければ、アリバイ工作、場合によっては
    「証拠がない=証明できない」という一点のみで相手に押し切られてしまう。
    また、対立する検事・弁護士なども主人公側の主張に異議を唱えることが多い。
    ただし、それは相手とて同じで、
    どんなに筋の通った反論でも証拠がなければその場凌ぎの嘘や妄言と強弁して黙らせられる。
    このようなコマンド時には実際に台詞が音声で読み上げられており、
    作品を象徴する台詞と言っても過言ではない。
    • 異議あり!」「待った!」に代表される台詞は作中での扱いも特殊であり、
      「白い吹き出しに赤い文字」で画面を覆い尽くすように表示される。
      主人公側が推論を語っている最中に突如横槍が入ってくることも多々あり、
      時には裁判の流れが激変する新展開に繋がることもある。
    • 異議あり!」時には相手を指さすポーズを取るのがお約束。
      このポーズは各作品のタイトル背景でも描かれており、本作を象徴する要素である。
      他作品とのコラボが行われる際にも大抵この決めポーズが取り入れられている。
      ちなみにゲームボーイアドバンスでリリースされていた初期作品では縦書きの吹き出しだったが、
      ニンテンドーDS以降の作品では外国語表記に合わせるためか横書きに変更され、
      吹き出しの大きさも画面いっぱいを覆い隠すほど巨大なものになっている。
  • どの作品に於いてもチュートリアルや過去作に関する必要な情報の説明はしてくれるが、
    裁判や事件を重ねる度に浮き彫りになる過去や新展開をより理解する為にも、
    シリーズに初めて触れるという方は無印版の逆転裁判(蘇る逆転)からプレイすることをお勧めする。
    各々のキャラクター達の成長がより感じ取りやすくなり、
    波瀾万丈なストーリーに度肝を抜かれることであろう。
    • 一般的なミステリー物と同様、真犯人をネタバレされてしまうと物語の面白味が薄れてしまう話が多い。
      動画サイトなどを漁る際は気をつけよう。
  • 作風自体はコミカル色が強いが、設定上は非常にシリアスな世界観になっている。
    凶悪犯罪の増加に伴い、既存の司法制度では審理の時間が足りなくなった結果、
    序審法廷制度」という、
    事件発生から僅か数日で捜査と審理が行われ、有罪/無罪の判決が下される制度が執り行われている。*1
    これにより、十分な捜査が行えずに冤罪や誤認逮捕が多発する・弁護側が無罪を主張する場合、
    真犯人の捜査も行わなければならないなど、
    多数の問題も頻発しており、当の証拠集めに至っては裁判と同時進行という有様である。
    • 弁護側主人公が毎度毎度逆転無罪を勝ち取っているのも、
      現実では決して起こり得ないシュチュエーションのおかげでもある。
      そんな状況だからか、裁判の途中にいきなり証拠が降って湧いてくることも多数ある。
    • 逆転裁判の世界は、ゲームリリース時より数十年先の未来という設定になっている。
      例えば、現実では2016年に発売された作品である逆転裁判6の作中は2028年の世界で展開されている。
      この年代では「法の暗黒時代」とすら言われるほど司法関係者の汚職や不正が横行しており、
      司法制度そのものに問題があるというとんでもない状況と化している。
      一応補足しておくが、開廷中に堂々とコーヒーを嗜んだり
      裁判長に対して鞭を振るったりする検事が許される世界である。
  • 日本国外では『Ace Attorney』(優秀な弁護士)というタイトルで展開されており、
    成歩堂龍一は「Phoenix Wright」と呼ばれている。
  • 今やすっかりカプコンの人気タイトルの1つに数えられるほどになったシリーズだが、
    最初はカプコン社内の片隅でたった7人のスタッフが立ち上げた
    非常に小さなプロジェクトに過ぎなかったと言う誕生秘話があったりする。

モンスターハンターシリーズとの関係

  • 同じカプコン社の人気タイトルということで、直接的なコラボが無い時期も接点が多い。
  • 格闘ゲーム『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3(UMVC3)』では周りが異能の持ち主だらけという中で、
    成歩堂龍一が弁護士でありながら参戦する無茶をしていたが、
    彼が対戦中に取得するアイテムの一つとして「こんがり肉」が登場する。
    • UMVC3における成歩堂龍一には「探偵モード」「法廷モード」「逆転モード」という仕様があり、
      各モードの切り替えに関わる要素として、証拠品の取得が挙げられる。
      探偵モード中に「さがす」技を行うことで法廷モード時に役立つ証拠品が得られるが、
      証拠品の中にはハズレアイテムも存在し、これらを集めても逆転モードに移行出来ない。
      そのアタリ枠・ハズレ枠アイテムに混じってこんがり肉を取得できることがある。
    • こんがり肉はハズレアイテムではあるものの、他のアイテムとやや扱いが異なる。
      拾うとその場で即消費し、体力バーの赤ゲージを回復する効果を発揮する。
      回復時には緑色の光モンハンで使われているSEが使われている。キュピーン!
      いわゆる小ネタであり、特別喧伝されている訳ではない。
  • MHXではギルドカードの背景に「大逆転裁判」が登場。
    更にペットの名前候補に逆転裁判・逆転検事シリーズのヒロインの名前があるなど小ネタの部分で関わっていた。
    • ちなみにもう一つ、「ミサイル」という名前も逆転裁判シリーズに登場する警察犬の名前である。
      同シリーズのディレクター・巧舟氏が手掛けたゲーム「ゴーストトリック」の方のミサイルかもしれないが。*2*3
  • 2017年1月25日~30日にはMHXRにてモンハン側初となる逆転裁判コラボが行われた。
    これは逆転裁判シリーズが第一作発売15周年を迎えたことも一因とみられる。
    コラボイベント「狩りの法廷」をクリアすることで「とのさまんじゅうポイント」が貯まり、
    このポイントや装備結晶からコラボ防具「逆転弁護士/霊媒助手」シリーズや
    コラボ武器「ズバッとタイホくん(大剣)」などが入手できた。
    プロローグではアルゴーの無罪主張の証拠を集める事となる。
    イベント開催中は公式Twitter連動の謎解きキャンペーンも行われていた。
    • また、コラボ期間中はニャン検隊からも上記とは別のコラボ武具が排出されており、
      防具「天才検事/女王検事」シリーズや武器「ムジュンを貫く槍(ランス)」が入手できた。
    • MHXRには「武技」という各武器毎の大技が存在しているが、
      コラボ武器の「ムジュンを貫く槍」は力の入った特別仕様となっている。
      異議あり!が音声付きのフキダシとして表示され、当たった相手にダメージを与えるというもの。
      他プレイヤーの画面にも表示されるが、画面の大部分がフキダシで隠れてしまうことも。
  • 同じく2017年発売のMHXXでは、MHXRとはまた違ったコラボが行われている。
    こちらはハンターではなくオトモアイルー/ニャンター向け装備として登場しており、
    MHXX発売日の2017年3月18日から20日までDLCの限定先行配信が行われた。
  • シリーズとの直接のコラボではないが、
    逆転裁判シリーズのシナリオや成歩堂龍一のボイスなどを手掛けた巧舟(たくみしゅう)氏は
    MH-Rのストーリー脚本を書き下ろしている。
    メインストーリーでは第8章から担当するようになり、
    彼の手腕によって見応え抜群のストーリーに仕上がっている。
    • ライダーストーリーの一部ではある登場人物が「異議あり!」と叫ぶシーンもある。
    • 他にも2022年10月には、大逆転裁判シリーズのキャラデザインなどを担当した
      塗 和也氏描き下ろしの、MHR:Sのキャラクターイラストのグッズが販売された。
      タペストリーなどの集合イラストは大逆転裁判のパッケージイラストのような構図になっている。

コラボ内容

MHXX

逆転裁判・闘技場で法廷バトル

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金獲得PT条件配信日
MHXX集会酒場G★1ニャンタークエスト闘技場8100z900z500HRP受注・参加
HR9以上
2017年5月15日*4
 
サイバンチョ
そこのニャンターくん!
ちょうど良かった、今そこの闘技場でドスギアノス2頭が争っていましてね、
どちらもお互いの無罪をシュチョーしているのですが、私としては両成敗が妥当な判決です
では、頼みましたよ。
  • クエストの内容は、闘技場でドスギアノス二頭を同時に狩猟するというもの。
    G級個体ではあるが、攻撃力や体力は平均レベルであり、分断柵でしっかり分断して戦えばクリアは難しくない。
  • 争っているとのことだがニャンターがそこに乱入すると二匹と取り巻きは結託して襲ってくる。
    分断柵で二匹とも柵の向こうに追いやっても二匹は争う様子を見せないし、柵の向こうからこちらを威嚇してくる。
    • ちなみに潜って柵を越えたりはできないし、ブーメランを投げても柵を貫通しないが、
      密着して投げると柵越しでも1、2ヒットするので一方的に攻めることが可能。
  • せっかくなので法の女神像にあやかり、で成敗したいところだが
    このクエストはニャンタークエストなので残念ながらそれを担いでいくことはできない。
  • クリアーすることで手に入る「逆転裁判傍聴券」を使うことで下記の「にゃるほどシリーズ」が作製可能。
    また同クエストの報酬では、
    オトモ・ニャンターのサポート行動・オトモスキルの覚え直しに役立つ「ネコ記憶の秘伝書」が確定で手に入る。
    他のG級ニャンタークエストは精算アイテムの納品モンスターの部位破壊といった
    周回するのが地味に面倒なクエストが多いため、このクエストを周回するプレイヤーも多いとか。
  • また、ドスギアノスの素材集めにも使えるクエストである。G級のドスギアノスの単体クエストは存在せず、
    ドスファンゴとの2頭クエストやドス鳥竜軍団、採取ツアーの乱入と地味に面倒なクエストばかり。
    氷海で同じくドスギアノス2頭を狩猟するニャンタークエストはあるのだが、G★4まで上がらないと自分で受注できず、
    そこに至るまで道のりがある。
    このクエストならG級に上がってすぐ受注でき、闘技場なので移動の時間も掛からない。
    ただ、常に2頭が同じエリアにいるクエストでそこそこ難易度は高いので好きな方を選ぼう。
  • 依頼主のサイバンチョとは、逆転裁判シリーズ全作及び逆転検事に登場するキャラクターであり、
    全作品でほぼデザインが変わらない謎の人物でもある。本名は不明。*5
    裁判に於いては私情で早く判決を下して帰りたがったり、なにかと一言に左右されやすいが
    最終的には正しい判決を下すという優秀(?)な裁判長である。
    逆裁を逆裁たらしめた生粋のボケ担当(ボケ老人という意味ではない)だが、
    時には厳しい説諭を投げ掛け、時には人情味に溢れた一言を述べるなど、憎めない愛すべきじいさんである。
    ドスギアノスに下された判決も正しいのだろうが、場合によっては両者死刑とは過激な判決である
    • ちなみに、名義がサイバンチョウではなくサイバンチョである理由だが、
      これがそのまま原作に於いての表記であるためである。
      無論テキスト中では「裁判長」だの「ジイさん」だのと呼ばれており、
      サイバンチョ表記なのはテキストの左上に表示される発言者の名前*6である。
      初期シリーズで表示できたのが片仮名6文字までだったため「ウ」を抜かざるを得ず、
      その名残で現在も「サイバンチョ」表記になっている。
      • ちなみに初代のみ「サイバンカン」で、この頃は6文字でも問題なかった。
        しかし登場人物は皆「裁判長」と呼ぶため、2以降は「サイバンチョ」表記になったと思われる。
        ちなみにサイバンチョには同じく裁判官をしている弟がおり、そちらは区別化のために
        「サイバンカン」と表される。
    • なお、外伝作品では上記の「サイバンチョ」とは全く別人の裁判官も登場することがあるが、そちらも表記は「サイバンチョ」となっている。
  • この依頼文をよく見るとドスギアノス2頭が争っていると書かれており
    なんとなくこの2頭が互いに相手を告発しているような印象を受けるが
    どちらも自分の無実を主張しているのではなく
    どちらもお互いの無実を主張しているのである。
    つまり依頼文では2頭が争っていると言いながら実際は自分だけではなく相手も無罪だと双方が主張し
    そして裁判長の判決はどちらも有罪である。そしてニャンターが処刑の執行に出向くと2頭が共同で抵抗してくる。
    こいつらどういう罪で告発されたのだろうか。2頭の共犯で畑荒らしか?

にゃるほどシリーズ(MHXX)

  • 逆転裁判シリーズの初代主人公、成歩堂龍一を模したオトモ装備。MHXXにて登場。
    カプコンタイトル作品とのコラボなので、MHXXにて導入されたシステム、防具合成にも対応している。
    オトモのオシャレにも拘るハンターにとっては朗報だろう。
    なお防具の着彩設定で色が変更できる部分は
    頭装備が髪の色、胴装備がジャケットの色となっている。
  • 武器は「異議ありパネル」。
    その見た目、なんと"異議あり!"の吹き出しそのもの
    モンスターに『異議』で攻撃するというなんともユニークな武器である。
    これといったギミックは無いものの、背負ってるだけでもかなり目立つ。
    • ちなみにGBAの頃の縦書きではなく、DS以降の横書き表記のものになっている。
    攻撃力は162とまずまずだが、会心率が-10%なのが痛い。
    繋ぎとして使うなら、雷属性と防御力+20で差別化したい所。
    近接・遠隔攻撃どちらも性能に差は無いものの
    折角なので説明文に倣って「異議あり!」と叫びながらモンスターの頭に叩き込むのも面白いかもしれない。
    そもそもパネルを武器として扱う事に対して「異議あり!」とツッこんではいけない。
  • 頭防具の「にゃるほどヘッド」、胴防具の「にゃるほどジャケット」を身につければ気分は弁護士。
    性能は頭防具が防御力110、胴防具が防御力200と作成時期相応の性能。
    実はギアノスネコシリーズと防御力が完全に被っているが。
  • ライバル検事である御剣怜侍の装備は用意されていないが
    ジャケットのカラーを変えてそれっぽいカツラを被ればそれっぽく見えるかもしれない。
    胸のヒラヒラがないのは残念だが。

MHXR

  • コラボ素材として「弁護士バッジ」「考える人」「事件の弾丸」「解剖記録」が登場。
    「考える人」だけ浮いているが、これは初代逆転裁判の第1話で使われた凶器が
    「考える人」の像を模した置き時計だったのが元ネタと思われる。

逆転弁護士シリーズ/霊媒助手シリーズ(MHXR)

  • 逆転裁判の登場人物を模した防具。MHXRにて登場。
    男性防具の逆転弁護士シリーズは初代主人公の成歩堂龍一(ナルホドくん)を、
    女性防具の霊媒助手シリーズは初代ヒロインの綾里真宵(マヨイちゃん)がモチーフとなる。
    剣士とガンナーで分かれているが、外観や発動スキルに変化はない。
    性能は共通しており、MHXRに存在する性別変更時はもう一方の防具と入れ替わる。
    • コラボイベント時に発動する「トノサマンの力」「トノサマンの加護」が特徴的。
      それぞれイベント中に攻撃力100アップ、イベント中に防御力100アップという効果である。
      マヨイちゃんは何かとトノサマンに縁があり、原作再現を意識したのかもしれない。

天才検事シリーズ/女王検事シリーズ(MHXR)

  • 逆転裁判の登場人物を模した防具。MHXRにて登場。
    男性防具の天才検事シリーズは『逆転検事』の主人公も務める「御剣怜侍(ミツルギ)」、
    女性防具の女王検事シリーズは御剣の同僚である女性検事の「狩魔冥(カルマ)」がモチーフ。
    狩魔冥は作中での成長著しいキャラだが、本作では成長後の姿で登場する。
    性能や仕様面は概ね「逆転弁護士/霊媒助手」シリーズと同じである。
    • 特徴的な発動スキルは「千刃竜耐性+80」「裂傷耐性+50%」。
      コラボ期間後に初登場したセルレギオスへの対策に特化したスキル構成と明言されている。
      ナルホドくんが「青いギザギザの弁護士」であることは関係ない……はず。成歩堂に対する御剣のライバル心か。

ズバッとタイホくん(MHXR)

  • 逆転裁判に登場するカイブツマスコットキャラクターを模した大剣。MHXRにて登場。
    作中での警察がマスコットキャラクターとして起用している。「平和を守る 正義の味方!」
    この大剣は「ダンシングタイホくん」を模しており、ベニヤ板のようにも見える。
    特にギミックはなく、不気味にワキワキ動いたりもしない。多分。
    • 武技は「やるときはやるッス!」。「糸鋸圭介」通称イトノコ刑事が由来である。
      効果はPT全員の火属性ダメージ1.5倍、体力100回復というもの。
    • スキルは「トノサマンの力+200」「ガード軽減アップ【中】」。
      また、イベント期間中に使うことで「とのさまんじゅうポイント」の獲得量が増えた。

ムジュンを貫く槍(MHXR)

  • 主人公成歩堂龍一の左腕を模したランス。MHXRにて登場。
    青いスーツを纏った腕に人差し指を伸ばしたソレはかなり奇怪
    これを勢いよく突き出すことで異議あり!」ポーズの再現となる
    公式紹介動画では突き指にならないかとツッコまれていたのは秘密。
    • また、盾の方には例の「異議あり!」がフキダシと共にでかでかと塗られている。
      よく見ると盾自体は成歩堂が着用する弁護士バッジを模していることが解る。
  • 発動武技は当然ながら異議あり!
    前方に大ダメージを与える攻撃を飛ばし全員の与える水属性ダメージが2倍になる。
    この攻撃手段こそが「異議あり!」のフキダシであり、しかも演出上大変目立つ。
    ボイスもしっかり入っている特別仕様となっている。

関連項目

ゲーム用語/カプコン
ゲーム用語/コラボレーション


*1 有罪確定後に刑罰を決定する裁判が行われるという世界観
*2 ちなみにゴーストトリックに登場する犬のミサイルは巧舟氏の愛犬ミサイルがモデル、愛犬のミサイルの名前は逆転裁判が元ネタである。
*3 さらに余談ではあるが巧舟氏はスマホアプリのMH-Rのメインストーリー監修やライダーストーリー、イベントクエストのストーリー執筆も行なっている。
*4 2017年3月18日~2017年3月20日までセブンスポットにて先行配信された
*5 主人公は名刺を貰ったことがあるが、草書で書かれている上に達筆すぎて読めないとのこと
*6 MHXXで言うなら「酒場のクエスト受付」や「酒場の看板娘」などと書かれている場所のこと