MHF-Gにて、2015年4月1日より実装される新たな区域。
長期休止状態から復帰したハンターのための区域である。
なお、MHF-G6.1までは「修練区」と呼ばれていたが、G7アップデートにて改訂された。
目次
概要
- 入門区、自由区、求人区、交流区に続く第5の区域であり、
上でも触れたが「復帰したハンター」が利用することを前提としている。
- サービス開始から11年もの年月が経過したMHFでは、その間に起きた様々な出来事や、
個人の都合(進学、就職、結婚等々…)により休止状態となっているアカウントは決して少なくない。
そしてネトゲではよくあることだが、何かをきっかけに復帰して再度メゼポルタに降り立つ…
というハンターも少なくない。- 特にMHF-GG以降は新武器種の穿龍棍、High Grade Editionのほか、
上位のHR4(旧:HR99)までプレイ料金不要という大幅な無料プレイ範囲の拡張、
コンシューマシリーズモンスターの導入やMHFで生まれ変わったスラッシュアックスなど、
休止ハンターにも注目される要素が増えており、復帰を試みるハンターが増えている。
- MHFは基本的に休止アカウント・キャラクターの削除は特例中の特例*1を除き行われず、
復帰に際しペナルティなども特にないため、本人がその気になれば復帰はかなり容易である。
流石にアカウントを削除している場合は、元のキャラクターでは復帰できないが…
- 特にMHF-GG以降は新武器種の穿龍棍、High Grade Editionのほか、
- しかし、MHF-Gはこの2年ほどで超絶的な変化が起こっており、
折角復帰したは良いが環境の変化や最前線の状況についていけず、
休止期間が長い人は狩友の支援を受けるのも難しく孤立してしまい結局辞めてしまう、
という状況が度々指摘されていた。
その対策として用意されるのが「復帰区」である。- ハンターナビの項目にもあるが、
復帰したハンターが何をしてよいか分からず路頭に迷ったり、
最前線復帰までに時間がかかりすぎることで復帰を断念したり、
或いは旧態依然の装備のまま最前線PTに参加し迷惑をかけたりというケースが以前から問題視されていた。
アップデートでゲーム内ボリュームが無尽蔵に増えていく、MHFならではの悩みと言えよう。
- ハンターナビの項目にもあるが、
- 復帰区の特徴の一つとして、「復帰クエスト」という専用のクエストが配信されることにある。
復帰クエストでは復帰ハンターがつまずいてしまうポイントに対応した救済クエストが常時配信されており、
これによって復帰ハンターは手早く成長したり、前線に近い装備を揃えやすくなる。- 元々はHR帯向けとG級向けの2系統のクエストが存在していたが、
MHF-G9.1とG10でHR/旧SR帯は根本的な面での緩和が実施されたため、
現在ではG級クエストのみとなっている。
- 元々はHR帯向けとG級向けの2系統のクエストが存在していたが、
- 具体的には、GRPの大量獲得クエスト、
G級上がりたてハンター用の武具生産・強化クエスト、
G級ハンターナビの進行に役立つクエストなどが挙げられている。
なおG級クエストに関しては難易度が全て★1で固定されている。
- 復帰区クエストでは、複数のハンターが参加すると入手できる各種ポイントにボーナスがかかる。
4人参加で挑む事で、PT全員に「女神の抱擁」スキルが自動発動する。
- また、復帰区には入室条件が設けられており、
- 最終ログインから90日間以上が経過している復帰ハンター
- 新規でゲームを始めてから30日以内のハンター(ただし、HR2になること)
(一度条件を満たすと、一定期間の間は自由に入室、移動ができる)。
これは最前線のハンターが救済クエスト目当てで復帰区を占拠してしまうという状況を回避する*2他、
同じ境遇のハンターが多く集うことによる情報交換やコミュニケーションの拡大も狙っているようだ。
- ちなみに新規ハンターも許可しているのは、
これ自体が新規ハンターに対するブーストアップも兼ねていたという側面もあると思われるが、
それ以外の理由として、復帰ハンターが心機一転新しいキャラクターを作成して復帰する、
というケースが少なくないことも挙げられるだろう。
ただし現在ではHR向けの復帰クエストはないため、復帰者同士の交流、
またはG級昇級後に利用することを考えておけばよい。
- 復帰区入室可能者はハンターネームの上に初心者マークが表示される。
復帰区の利用判定はアカウントごとに行われるため、
いわゆるサブキャラクターを長期間放置している状態でメインキャラクターで常にログインしている場合、
サブキャラクターで復帰区を利用することはできない。
- なお、復帰区の利用許可を与えるかの判定はゲームにログインした時点で行われる。
ランチャーでのログインは各種サービスでログインした段階で、
MHFに正式にログインしてはいないので最終接続日数を調べ、復帰区の利用権が与えられるかの確認は可能。
- なおこの復帰区は、条件を満たしてから30日間しか入室することができない。
30日という期間で装備やカンを取り戻し、前線復帰というのがコンセプトのようだ。
ただし30日後でもまだ不安が残るというハンターのために、
自由区に復帰者・新規・現役の交流用ワールドが追加されている。
- 条件を満たしたハンターは、ログイン時に復帰区への入室が勧められる。
ただしこれは強制ではなく、最初から復帰区以外の区に行くことも可能であり、
上記30日間の間、他の区に行くことももちろんできる。
現役で遊んでいる狩友や猟団員が居るなら、復帰区ではなくそちらを頼ることもできるだろう。
余談だが現役ハンターが復帰区にアクセスすることはできない
(プレイヤーの人口分布なども一切閲覧できない)ため、猟団部屋などを復帰区に作ることはできないようだ。
新規キャラクターについてはHR2になるまで入門区以外にはアクセスできないため、
ゲーム開始直後から復帰区への入室はできない。
- ちなみに復帰区に入ることができる期間中は、以下の特典も追加される。
- 元気のみなもとの使用回数が1日最大10回になる(通常は5回)
- 採取ポイントでレア素材が出やすくなる
クエストを張ったプレイヤーが復帰区の利用が可能だった場合に参加者全員に適用され、
復帰区利用条件外のプレイヤーでもこの恩恵は受けられる。
- G8では復帰区専用のチュートリアル機能が実装された。
また、復帰区を利用可能なハンター(これは新規ハンターも含まれる)が猟団に参入した場合、
または新たに猟団を設立した場合、猟団そのものと参入したハンターにボーナスが追加される。
参入した「復帰区を利用可能なハンター」には以下の特典が付与される。- メゼポルタ広場の「猟団受付官」から「イベント補助券」を入手できる。*3
- 復帰区利用期限内のハンターが猟団員と一緒にクエストに行くと、報酬枠が一枠追加される
(一部クエストは対象外)。
なおこれらの特典は復帰区を利用できるハンターが居る間持続される。- 猟団部屋内に出現するレジェンドラスタを、1日1回ストーリーをクリアしなくとも同行可能になる。
- 復帰区利用期限内のハンターと猟団専用クエストをクリアすると、「猟団チケット」入手枚数が3枚増える。
- 毎日プレゼントの内容が変化する。
復帰猟団
- MHF-G10で追加されたシステム。
復帰区を利用できるハンターのみが利用できる専用の猟団である。
猟団についての詳細は上記を参照してほしい。
- 復帰区に入室すると、教官からチュートリアルと共に復帰猟団への加入を進められる。
この時に加入を許可すると復帰猟団へ入ることができる。
許可しなかった場合も、メゼポルタ広場にいる猟団受付官の[猟団に入団する]を選択することで、
復帰猟団に入ることができる。
- ただし、復帰した時点で復帰前に居た猟団への所属が残っている場合は復帰猟団へは入れない。
MHFの猟団システムは猟団長が団員を除名するか、猟団自体が解散していない限りは、
猟団への所属は何年ログインしていなくても残り続ける。
解散していないということは猟団にアクティブメンバーが(少なくとも一人は)残っている証なので、
その人より助言を受けるとよいだろう。
- なおMHFの猟団は除名・退団すると数日間は新たに猟団に入れないペナルティがあるのだが、
復帰猟団参加は退団に伴う制限期間は無く、即日別の猟団に加入可能である。
- 復帰猟団は通常の猟団と異なり、猟団長/副猟団長システムがない。
また、狩人祭・猟団征伐戦など、猟団が絡むイベントにも参加することはできない。
猟団プーギーも飼うことはできない。
その代わり、最初から猟団ランク14の機能を使用できるようになっている他、
「復帰猟団クエスト」という専用の猟団クエストがある。
復帰猟団クエストでは素材などが入手しやすくなっており、復帰の足がかりにはなるだろう。
また、復帰区を使える新規プレイヤーも参加できるため、
「猟団とはどんなものか」を体験するのにも適しているといえる。- 復帰猟団クエストはHR5、G級のものが用意されており、
HR5は過去にイベントクエストとして配信された剛種~覇種武具の作成支援クエスト、
G級も同じく過去に配信された武玉、累石の獲得クエストと、
未だ根強い人気のあるG級大剣「スパイクスライサー」を最終強化するまでの素材支援クエストが配信されている。
- また、復帰猟団では特殊な仕様として、復帰猟団メンバーのランクアップ状況が逐次発信される。
- 復帰猟団クエストはHR5、G級のものが用意されており、
- 復帰猟団では狩人祭への参加ができないこともあり、
猟団参加・設立の目処が立ったら退団して新たな猟団に所属するとよい。
なお復帰猟団に関しては、退団後の猟団作成・参加に関するペナルティはない。
復帰区の利用期限が切れた場合は自動退団になる(このときもペナルティはない)。
余談
- 復帰区では一部のイベント・期間限定クエストが配信されないことが明言されている。
そちらのイベントクエストを受けたければ、別の区へ移動する必要があるだろう。
- 同じく長期休止者向けの機能としてブーストタイムがあるが、
こちらはMHF-G1の大混乱の最中に発表・実装されたこともあり、
現役ハンターから実装することへの批判が殺到したという経緯がある。
復帰区は同じく復帰者向けの機能かつ恩恵も大きいと思われるシステムだが、
事前に実装が告知されていたことや、アップデート前の比較的穏やかな時期の実装ということで、
上記のような批判は特に上がっていない。
- ただ、復帰区実装と同時に復帰キャンペーンも実施されるのだが、
そのキャンペーン期間中限定で実装される、あるとんでもない要素の影響で復帰区の話題は陰に隠れがちである。
なおインタビューによると評判は上々らしく、復帰したハンターの継続率が、
復帰区がなかった頃と比べると1.5倍以上に増えたことが明らかになっている。
今後もコミュニティ要素の強化や復帰区を紹介するキャンペーンなどを打ち出していくとのことである。
MHF-G10では復帰猟団が実装されたが、これはアップデート後の統計によると、
復帰&新規ユーザーの95%が加入したとのこと。
- なおこの区の旧名称である「修練区」だが、
歴史を紐解くとオープンβテストからシーズン1.5アップデートまでの間、
HR30以上(つまり「上位」向け)のハンター用のエリアとして「修練区」という名称の区域が存在していた。
- MHF-G9アップデートにて、復帰区を利用できない始めたてのハンターや、
最前線ハンターで「剛種チケット等、今更と言えるアイテムが足りない」人向けのために、
復帰区クエストの一部が入門区でも配信されるようになった。
また、これによって入門区の推奨HRが改題されている。
G10ではこれらの根本的な刷新に伴い、
復帰区は実質的にメインコンテンツのG級への復帰を促す区画となった。
関連項目
システム/入門区
システム/求人区
システム/ブーストタイム - 同じく長期休止者向けのシステム
システム/ハンターナビ - 休止者向けという側面も持つシステム