システム/猟団

Last-modified: 2023-09-18 (月) 19:48:17

ハンター達によって組織された集団。
ここでは主にMHFにおけるシステムについて解説する。

目次

概要

  • MHFに存在するシステム。他のハンターたちと組む「チーム」のこと。
    他のオンラインゲームで言うところの、ギルドやクランと呼ばれるものに相当する。
    専用のチャットメニューやメールでコミュニケーションを取ることで、
    多くの仲間(猟団員)との楽しい時間を共有することが可能となる。
    • なおモンハンの場合、ギルドと呼ぶ場合はより大規模な団体を指す。
      ただしサービス開始前は猟団のことを「ギルドシステム」として紹介していたことがあり、
      現在でもログに出力された猟団内チャットには「GUILD」と表示されるなどの名残も見られる。
  • 猟団はハンターライフコース(月額基本料金)に入っていれば誰でも立ち上げることができる。
    既に存在する猟団については自由参加型ではなく、入団認証型である。
    入りたい猟団があれば、広場の猟団受付からその猟団の猟団長に加入申請を行うことができる。
    猟団長または加入申請権をもつ猟団員の承認があれば、晴れて猟団員となる。
    加入申請については無料のトライアルコース状態でも可能。
    • 元々は猟団長のみに加入申請を受け付ける権利があったが、
      MHF-G10より団長が特定の団員に「加入申請権」を設定できるようになった。
      加入申請権を持つ団員は猟団長にかわり、加入申請を承認することができる。
  • 一方、猟団側もそれぞれが掲げる猟団モットーの宣伝が可能(選択肢型)。
    メインモットーとサブモットーの二つを選ぶことが可能で、
    猟団が活動している時間帯や、猟団員の傾向(初心者歓迎、経験者集合etc…)もアピールできる。
    また、団員の募集(加入申請)を拒否する設定も可能である。
    更にMHF-G10より、猟団長と加入申請権を持つ団員は、特定のプレイヤーに
    「猟団への勧誘」をすることができるようになった。
    勧誘はハンターのステータス画面、又はショートメールから行うことができる。
    受け取ったプレイヤーは承諾/辞退を選ぶことができ、承諾すると加入申請が自動的に成立する。
    • 勧誘を受けたくないプレイヤーは、「メニュー」の「コミュニティ」にて、
      勧誘制限を設定することで上記の勧誘を拒否することができる。
  • 退団方法は自分で行うものと、除名されるものの2種類がある。
    いずれも、退団後は猟団に関する行動に制限が発生し、
    自分で退団した場合は240時間(10日間)、除名された場合は72時間(3日間)、
    新たな猟団を設立・他の猟団に加入等ができなくなる。
    • 猟団が後述の維持条件を満たせなかった、あるいは団長の意思によって解散された等、
      団員が脱退したのではなく猟団そのものが解散して無くなった場合は、
      元団員に対して猟団に関する行動の制限は起こらない。
  • また、ゲーム外にも、公式に用意された「猟団掲示板」がある。
    元は猟団員の交流用として用意されたものだが、
    ブログやSNSの発達に伴いプレイヤー自身が専用コミュニティを用意することが大半となったため、
    現在では猟団の勧誘・参加希望、及びラスタの募集にほぼ特化したものとなり、
    名称も「猟団・同盟・ラスタ掲示板」と改められている。
  • 狩人祭猟団迎撃戦への参加や、後述する各種施設の利用が可能になるなど、
    現在のMHFにおいては猟団に加入しないメリットは皆無となっている。
    一方、一人でゼロから猟団を作り、猟団機能を享受するのは初心者には非常に負担が大きいものとなっており、
    多くの友達とゼロから結成する例を除けば、まずは何処かの猟団に所属することになるだろう。
    初心者ハンターが中心、もしくは初心者向けを謳う猟団も数多く存在するため、
    好みの猟団を見かけたら、まずは臆せず話を通してみよう。
    また、猟団に加入しないことのデメリットも非常に大きいのだが、
    他者とあまり関わりたくないというプレイヤーも少なくはなく、
    そのようなプレイヤーは以下の仕組みを利用することもある。
  • MHFで有名なのは、猟団内での交流を原則禁止し、
    猟団としての恩恵を受けるためだけに組織する猟団の存在である。
    猟団内でありながら野良同士と同じ関係ということから「野良猟団」と呼ばれる。
    MHFではどのサーバーにも、いくつかの大規模野良猟団が存在している。
  • また、MHF-ZZアップデートより猟団機能の主である狩人祭参加可能条件が撤廃され、
    (復帰猟団を除く)猟団にさえ所属していれば狩人祭に参加可能となったこと、
    そして猟団の維持条件が「1人以上の定期的なログイン」になったことで、
    たとえプレイヤーが1人でも、狩人祭参加可能な猟団の維持が可能となっている
    (猟団の「作成」はハンターライフコースが必要だが「維持」には不要)。
    この場合は「自演猟団」や「ぼっち猟団」などと呼ばれる。
    狩人祭での報酬を最大限に受け取るために最初から自演猟団として作る場合もあれば、
    団員の脱退や引退によって最後に残されたのが自分だけ、というあまりにも寂しい現実もある。
  • ちなみに、狩人祭の存在をより強く意識した「証団」(「祭典の証」が由来)というものもある。
    具体的には、メインキャラクターと異なる色の組にサブキャラクターを入団させる、
    つまり自分のアカウントのいずれかのキャラクターを確実に「勝ち組」にさせるために、
    状況に応じて戦略的に入退団を繰り返すことが前提となっている。
    ただ、猟団内交流の有無や参加人数、入退団条件については証団を提供する猟団長の方針次第である。

猟団チャット・猟団メール

  • 猟団に加入すると、猟団内のみを対象としたチャットが使用できるようになる。
    このチャットは同一猟団内であればワールドやランドの垣根を越えて、
    猟団所属の全ハンターに届くようになっている。
  • このチャットは外部のハンターには届かないため、
    猟団内チャットで盛り上がっても猟団外のハンターに迷惑をかけることはない。
    その為猟団内のコミュニケーションツールとしては優秀だが、
    同一猟団内の全ハンターに届く*1という性質上、使い方を誤るとトラブルの原因にもなる。
    猟団部屋内ならその場チャットを使っても外部のハンターにはチャットが届かないので、
    状況に応じて使い分けるとよい。
  • また、猟団員に対してショートメールを送ることもできる。
    特に猟団長は猟団所属の全ハンターに対しメールを一斉送信できるので、
    イベントの集いなど有効活用するとよいだろう。
    ただしこの機能もハンターライフコースに入っていないと使用できない。

基本維持条件

  • 猟団はそれ自体の維持に条件が存在し、
    過去1ヶ月に1回以上ログインしているキャラクターが1人以上いなければならない。
    トライアルコースでも判定されるため、ハンターライフコースを買っていなくてもINするだけで維持に貢献可能。
    この判定を毎月末の最終水曜日の定期メンテナンス時に行ない、
    その時点で条件に満たなかった場合は、猟団組合から猟団長へメールが最高3回まで送信される。
    • 1回目:注意メール
    • 2回目:警告メール
    • 3回目:強制解散メール
    上記の通り、条件が満たないまま3回目の判定を迎えた場合、強制解散となり、
    全猟団員へも解散メールが送信される。
    3回目の判定までに一度でも条件を満たした場合、それまでの注意情報もリセットされ、猟団は維持される。
    無論、それ以降も判定は毎回行われるので注意。
    • なお、猟団維持条件はG9.1とMHF-ZZで改訂されており、
      G9.1以前は4名、そこからMHF-ZZまでは2名のログインが必要だった。
  • また、2週間連続して猟団長がログインしなかった場合、
    猟団長は降格し副猟団長(リストから2番目のハンター)が新たな猟団長となる。
    その際に団員一覧の3番目のハンターが副猟団長になるなど順次昇格し、
    降格した猟団長は団員一覧の一番最後に移動する。
    猟団長降格の判定は定期メンテナンス時に行なわれ、実際に猟団長が交代するのは定期メンテナンス後となる。
    なお「団長拒否」という設定を猟団員が行うと、その猟団員は団長自動昇格の対象外となる。
    ただし副団長はこの設定をしていても自動的に団長に昇格する。
  • "猟団長というハンター"を操作しているのは当然人間なので、
    何らかの事情により長期間INできなくなる事例も少なくない。
    特に急病等の場合は、事前報告を行えようはずもない。
    現在では副猟団長が狩人祭登録、加入申請権を持つ団員が他のプレイヤーの猟団加入許可を行えるため、
    猟団長が急にINできなくなった場合は、それらのプレイヤーが柔軟に対応したいものである。
  • ちなみにMHF-G5.1までは猟団長しか狩人祭登録が行えず、上記の件は度々問題になっていた。
  • このシステムがある関係上、
    特に副猟団長は猟団長とは別の人間(中の人)にしておいた方が良いと言われている。
  • なお、猟団の維持自体は猟団長が長期間ログインしていない場合でも、
    団員が2名以上ログインしている状態を維持しておけば可能。
    というよりその場合自動降格システムによってログイン者が(原則としては)新たな猟団長になる。

猟団ポイント

  • 猟団に所属しているかどうかに関わらず、全てのハンターはプレイ時間に応じて、
    自動的に「猟団ポイント(RP)」というものが加算されていく。
    猟団ポイントは、そのキャラクターのログインした時間30分につき1ポイント手に入る
    (公認ネットカフェから接続している場合は15分につき1ポイント加算される)。
    猟団ポイントは最大50000RPまで所持可能。
    現在所持している猟団ポイントは、個人ステータス画面で確認可能なほか、
    他のプレイヤーからでも確認することができる。
  • 公式狩猟大会で入賞することでも猟団ポイントが手に入る。
    より積極的な入手手段となるので、団員を誘ってプレイするのも良い。
  • 猟団ポイントは、所属中の猟団に寄付することで猟団のランクを昇格させたり、
    イベント支援用に使用したりすることができる。
    ちなみに、ここでいう「イベント」とは、MHF運営が配信するゲーム内イベントではなく、
    猟団内で自主的に行うようなイベントのことである。
    • 具体的には、対戦モードであるVS.クエストを盛り上げる各種トラップアイテムや、
      専用武具の素材となる「イベント補助券」に猟団ポイントを引き替えることができる。
      交換権は団長のみにあり、団員にはメール添付にて配ることになる。
    • なお、ランク3以上の猟団であればイベント補助券は毎月ごとに特典として団長に4枚が支給される。
      アイテムの説明文には「ユーザー同士のイベントでの賞品」とあり、
      ユーザーイベントでの活躍に応じて振る舞うのが本来の姿である。
    • 現在では猟団ランクを上げたり、後述の猟団冒険ネコのために使うことが重視されるので、
      イベント支援のために猟団ポイントを使うことはあまり推奨されていない。
      イベント補助券についてもパローネ大航祭で、
      そのパローネ大航祭の廃止後も歌姫狩衛戦で確実に手に入るようになっている。
  • 多数のプレイヤーが猟団ポイントを出し合って猟団ランクを上げていく、
    というコンセプトが初期の頃にあったため、猟団ランクを上げるのに必要なポイントは、
    1名辺りの入手量に反し膨大ともいえる量が要求されていた。
    その為、この猟団ポイントに関するトラブルも掲示板サイトなどでは報告が度々上がっていた
    (入団したら猟団ポイントを「巻き上げられた」など)。
    そしてMHF-ZZにて猟団ランク上昇のための猟団ポイントの入手量が大幅に緩和されている。
    具体的には元の1/100(1%)という超弩級の緩和である。
    これによって、前述した一人猟団でもある程度のポイント蓄積があれば、
    猟団機能をフル開放することも難しくはなくなった。
    無論、ゲーム開始直後の初心者1名では全機能を解放するには時間がかかるため、
    素早く全機能をオープンにするには、複数のプレイヤーが居た方が良いのは間違いないが。

猟団部屋

  • 猟団ランクが2以上になると、猟団員専用の空間「猟団部屋」が利用できるようになる。
    猟団部屋は猟団ランクが上がることでさらに機能が充実し、部屋自体の充実度も向上する。
    猟団機能の9割は、この部屋に集約される。
    • 猟団部屋はどこかに固定して存在するものではなく、
      最初に入室した猟団員のいるワールド・ランドにその時点で作られる。
      そのため、猟団部屋が作られたワールドのHR設定に合わないクエストは受注できなくなる。
      (例:最初に入室した猟団員が入門区ファースト(HR4以下のクエスト限定)にいた場合、
      HR5以上のクエストやハードコアクエストは部屋から受注できない)
      また、作られたランドが満員になれば他のランドからは入れなくなってしまう。
      そのような場合は一旦全員が退室してから、別のワールド・ランドから新たに入り直せば解決する。
  • 猟団部屋には「共同アイテムボックス」なるものがあり、
    これは従来の個人的なアイテムボックスと異なり、猟団員なら誰でも利用できるアイテムボックスである。
    もちろん、他者にレアなモンスター素材等が渡せないよう、レア度3までのアイテムのみ出し入れ可能。
    ちなみに同時に1人しか利用できないため、他の人が使っている場合は終わるまで待たなければならない。
    また、共同アイテムボックスに入っているアイテムを売却した場合、
    そのアイテムを入れたハンターが誰であるかに関係なく、売却したハンターに全額支払われる。
    MHF-Z 10周年記念アップデートからは新機能として「おすそわけボックス」もここから利用できるようになった。
    ラスタの持ち帰りに近いシステムであり、
    1日1回、猟団員が狩猟したモンスターの素材の一部を「おすそわけ」として入手できる。
    おすそわけがある場合、ボックスの中がキラキラ光り輝くようになっている。
  • また、一定の猟団ランク(前述)を上げることで、
    猟団部屋自体のレベル「猟団部屋レベル」を上げることができる。
    猟団ランク7で、猟団部屋Lv2に上がり、建物が大幅にグレードアップする。
    窓からは景色が見える部屋になり、部屋のテーブルの数が増え、
    共用アイテムボックスも1ページ追加される。
    以後も、ランクを一定数上げるごとに、猟団部屋が広く、豪華になっていく。
  • 猟団部屋には複数のテーブルが設置されており、椅子に座ることで様々なアクションを行える。
    猟団ランク4以上では、みんなで座って食事をすることも出来る。
    その場合、ベルのある席に座ったハンターが他のハンターに奢る形となる(食材は1人前の消費のみ)。
    猟団部屋でも狩人弁当を頼めることから実利はなく、基本的にはコミュニケーション用と言える。
    かつては狩人弁当を猟団部屋で頼めなかったので、これを使わざるを得なかった。
  • 2018年4月17日以前は、「着替え部屋」というシステムがあり、
    猟団部屋から移動できる装備変更専用の部屋を、猟団ポイントを支払って一定期間レンタルできる、
    というものであった。
    だがMHFの長年に渡るアップデートに伴い使い勝手が相対的に悪くなっていき、
    2018年4月18日のアップデートで、
    猟団部屋から直接マイハウスに行けるようになった事から着替え部屋は廃止された。

ハリセンネコ

  • 猟団ランクが3になると現れる、所謂ショップである。
    ハリセンネコとあることからも分かるように、ハリセンを持ったアイルーが接客を行う。
    じっと観察していると、ハリセンで独自のアクションを行ったりする。
  • 販売アイテムはHR帯によって充実度が異なる(無論、高いほうが充実度は良い)。
    2018年春時点では「総合ショップ」ほど充実してはいないので注意。
    なお、「黒貨(通称:ブツ)」はこのハリセンネコからしか買えない。
    かつてはレア素材を入手できる「ディーリング」というクエストや
    HR試験を突破する際のひとつの手段として黒貨が必要であったが、
    現在ではこれといった用途は無くなっている。
  • また、毎日1回アイテムのプレゼントをしてくれる。
    以前は雑貨屋で買えるような安価のアイテムを大量に渡されるだけの場合が多かったが、
    フォワード.4のファイン後は、強走薬や属性タル爆弾、
    猟団チケットなどの有用なアイテムを数十個単位でプレゼントしてくれるようになったため、
    ゲームプレイをする上での大きな助けとなった。
  • さらに、猟団チケットを使って、特定のアイテムと交換することもできる。
  • なお上でも触れたがハリセンネコでも狩人弁当は作ってもらえる。
    以前は作ってもらえなかったため、いちいちテーブルに座らなければならなかった。
  • MHFの最終週からは武器工房にも現れ、クジを引けるようになった。
    こちらは猟団とは無関係に全てのハンターが利用できる。
    • クジ引き実装時の闇猫団バッヂの取引、黒貨の販売など、
      どうやら色々と怪しいコネクションをお持ちのようである。
    • G7以降、猟団部屋にもクジ引きのハリセンネコが登場。ショップのハリセンネコと共存している。
      表示名が同じ上、部屋が狭いとほぼ隣接しているので紛らわしいが2匹の関係は不明。
  • 彼の持っている鞄をそのまま観察していると、独りでに動き始める…
    それをハリセンネコが叩いて大人しくさせている…一体中には、何が入っているのか…
    • と、思ったらクジ引きの際に思いっきり鞄を開けて中身を出している。
      どうやら、その時々によって中身は異なるようだ。

羽根ペンネコ

  • 猟団ランクが4になると現れる、所謂クエストカウンターである。
    羽根ペンネコとあることからも分かるように、羽根ペンを持ったアイルーが受付を行う。
    じっと観察していると(ry
  • 猟団部屋内でもクエストが受注できるようになり、
    さらに羽根ペンネコからしか受注できない「猟団クエスト」というものが存在する。
    猟団ランク13からは、専用のフロンティアクエストや公式狩猟大会クエストにも参加可能。
    猟団ランク14からは、彼とは別にG級受付嬢が現れてG級クエストの受注もできるようになる。
    • G級の猟団クエストは、羽根ペンネコから受注する。
      あくまで猟団クエストの区分である為、G級受付嬢からは受注出来ないので注意しよう。
  • 専用のフロンティアクエストは、汎用素材を大量に獲得できる「凄腕への励み」シリーズ、
    猟団専用武器の素材となるカルド鉱石が手に入る「試されし絆」シリーズがある。
    G級では、週替わりで1つずつ配信される「猟団依頼!○○の剥ぎ」シリーズがある。
    ターゲットは主に素材のポイント交換ができない★7ランクモンスター*2で、
    基本報酬でコモン素材が1枠3個、剥ぎ取り3%部位破壊5%等の準レア素材が6%で1枠2個出たり、
    部位破壊サブターゲット報酬で部位破壊限定素材が入手できるなど非常に美味しいクエになっている。
    いずれも猟団部屋なので野良での募集はできない。猟団員を誘ってクエストに行こう。
  • 猟団クエストは猟団チケットを消費して出発するため、猟団チケットがボックスにないと参加ができない。
    • かつての剛種クエストやハードコアクエスト(現在はチケット廃止)と類似しているが、
      猟団チケットの消費は受注者のみとなる。
  • 羽根ペンネコからは「追加依頼」というものを受注可能。
    追加依頼はクエスト自体とは別にハンターが個別に受注するミッション。
    個別に受注するという点ではWANTEDと同様である。
    当然、追加依頼に失敗しても、クエスト自体は問題なく続行するが、
    追加依頼を受注したからには、可能であればそれもクリアするのが最善と言える。
    追加依頼でもらえるアイテムの中には、これでしか手に入らない追加依頼達成証の他、
    大量の猟団チケットや大タル爆弾G2などの魅力的なアイテムも多い。
    • 猟団ランク13になると、通常クエストも猟団部屋から受注可能になるのは上に記した通りだが、
      追加依頼は、この「猟団部屋から受注した通常クエスト」にも乗せることが可能。
      追加依頼のほとんどが、猟団クエストに特化した状態なので、
      組み合わせ次第では、追加依頼の難易度を大幅に下げることが可能となる。

猟団目標

  • MHF-GGより実装。メゼポルタ広場の猟団受付官から設定できる。
    日替わりで複数用意される目標から1種類を選び、団員総出で達成を目指す。
    主な目標はモンスターを一定数狩る、アイテムを一定数納品するといったもの。
    狩猟やアイテム納品の代わりとして猟団チケット納品で達成することもできる。
  • 設定から24時間以内に達成すると猟団支援効果が発動。
    貢献に関わらず全ての団員に対し、攻撃力や防御力、会心率UPなどの効果が発動する。
  • 注意点として、調合成功率UP以外の効果は猟団部屋からクエストに出発しないと効果がない
    また、狩猟を達成した場合はログアウトまでに猟団受付に報告しなければならない。
  • 猟団部屋から出発という関係上、猟団ランクが低いとほとんど恩恵は無いが、
    受注さえ出来れば極限征伐戦でも有効なのでうまく活用すれば非常に効果的である。
  • 支援効果は達成した時点から数えて48時間有効。同様の効果が重なった場合は合算される
    (例えば「会心率+2」と「会心率+4」が重複すると「会心率+6」となる)。
  • 支援効果の重ね掛けは可能だが、一度に設定できる目標は1つのみ。
    猟団チケットを納品することで取り消すことは可能。

猟団部屋レジェンドラスタ

  • MHF-GGからの新要素。ランク1以上の猟団部屋に日替わりでレジェンドラスタが訪れる。
    彼らからの依頼を達成することにより、1日1回のみという制限付きだが、
    アシストコース無しでもクエストに同行してくれるようになる。
    さらに、同行時はアシストコース自体の効果も簡易的に発動しているようで、
    クエスト報酬には激運効果が発揮され、剥ぎ取り素材の持ち帰りも発生する。
  • また、MHF-G8より復帰プレイヤー*3が猟団に1人以上所属していた場合は、
    現役・復帰にかかわらず依頼の達成なしでレジェンドラスタが1日1回サービスしてくれるようになった。
    特に何もせずとも即雇用できるので所属猟団が条件に合致していれば積極的に利用したい。
  • なお、依頼自体はストーリークエスト形式で行われる。
    低ランクハンターでも達成できる難易度となっており、レジェンドラスタのお試し版といったところか。
    • 進行は、猟団部屋ではなく祈樹の泉内で行われる。
      また、システム上の制約なのか演出上レジェンドラスタだけでストーリーが進む場合でも
      最初はトッツィに話しかける形になる。
  • ただし猟団部屋から受注したクエストにしか同行できないことに注意。
    ランク1から解放される要素ではあるが、ランク3以下だと羽ペンネコが不在なので全く意味がない。
    また最大まで上げても、部屋に受付のないキャラバンクエスト天廊遠征録には連れていけない。
    • 一応、2回目以降からストーリーの内容が初回に比べて簡単になるので、
      初回だけでもクリアしておけば、後々楽をすることは可能。
  • レジェンドラスタの切り替わりは昼の12時に行われる。
    依頼の遂行中に正午をまたぐと中断されてしまうので注意。

猟団料理

  • MHF-GGより実装。猟団ランク15から可能になる。
    通常の食事とは別に、団員が食材と持ち込んで1人~4人で調理する。
    食材はハリセンネコから購入したり猟団クエストの報酬として入手する。
  • まず最初に、料理ごとに指定された1種類の基本食材と3種類の補助食材を選択する。
    指定された食材以外が混じると効果がランダムの「猟団闇鍋」になってしまう。
    料理はボタンを一定ペースで連打するミニゲームで行い、この成果によりスキルが発動する。
    以降90分間は料理に参加した全ての団員に対してスキル効果が追加される。
    • スキルについてはいわゆる「自動発動スキル」の形になり、
      防具で別途発動させている場合は、効果の大きい方が適用される。
      また、いずれも辿異スキルの適用対象外である。
  • 新キャラクターとして「料理ネコ」が登場。
    基本的な説明を聞ける他、「料理ネコの知恵」として猟団チケットを消費することで、
    ミニゲームの難易度が緩和されたり料理をランクアップさせることができる。
    また、一度作ると「作り置き」がセットされ、制限時間(60分)以内なら何度も食べられる。
  • 実装から長らく多くのハンターから意識されていなかったこのシステムであるが、
    2015年秋のとあるイベント以降、注目を集めるようになった。
    詳しくはこちらを参照のこと。
  • また、発動スキルが強力なもの(G級スキルなど)はレアな食材を使うのに対し、
    広域、耐性など当時の基準でそこまで強力ではなかったスキルは大半が店売りの食材、
    或いは「猟団闇鍋」のランダム効果(作り置きを食べることで効果を都度変えられる)で発動する。
    強敵対策としての広域+3や、辿異種対策の耐性UPなど、
    防具で発動するのが難しいスキルを手軽に得られる手段として活用されるようになった。

猟団冒険ネコ

  • MHF-GGより実装。猟団ランク16から登場する。
    マイトレで雇用できる冒険ネコとシステム的には似ているが、
    こちらはクエストクリアの回数とは無関係に、リアルタイムで6時間を必要とする。
  • 出発させる際に猟団ポイントを消費する。
    報酬は各種の採取素材の他、上記の猟団料理用の食材も多く含まれている。
    冒険中に猟団チケットを寄付することで支援を行い、確実な成果を得ることができる。
    チケットでの支援は出発させたハンター以外でも行うことができ、
    報酬も団員にそれぞれに受け取る権利がある。

猟団トレジャー

  • MHF-G5にて実装。パートニャーと連動した要素の一つ。
    最低2人以上の猟団員がパートニャーを派遣していれば猟団ランク2から利用できる。
    詳細についてはパートニャーの記事に譲る。
  • 猟団冒険ネコと紛らわしいのだが、システム的には全くの別物。
    ただし報酬は団員ごとに受け取れるなどの共通点も見られるので、
    ポイントやチケットの消費が前提となる猟団冒険ネコを手軽にしたものとも言える。

猟団プーギー

  • 言わずと知れた、モンスターハンターのマスコットキャラクターの一つ。
    マイトレプーギーと違い、こちらのプーギーは猟団ランク5になる事で、
    猟団部屋にて猟団専用のプーギーの飼育が許可される形で解禁、ランク上昇に応じて最高で3匹まで増える。
    何度もなでて大喜びを繰り返させることでハリセンネコの販売アイテムの値段が割引されたり、
    餌をあげて大喜びさせることで、着ているプーギー服に設定されたハンター用の特殊スキルが発動したりと、
    猟団プーギーと触れ合うことで様々な恩恵を受けられる。

猟団伝言板

  • 2018年4月アップデートで追加された機能で、
    先述した「猟団掲示板」サイトをゲーム内機能として落とし込んだものといえる設備となっている。
  • 猟団長、猟団員どちらも閲覧・投稿ができる「猟団伝言板」と、
    猟団長と副団長のみが投稿できる「猟団告知板」の2種類があり、
    目的に応じたメッセージを残すことができるようになっている。
  • また、メッセージだけでなく、アイコンを付与することが出来るようになっている他、
    投稿を読んで直接団員に個人チャットを発信できる機能や、
    SNSの「いいね!」のようなお気に入り登録機能も存在する。

新人猟団

  • かつて存在したシステム。ハンターランク10以下のハンターのみが加入できる。
    シーズン3.0で実装され、フォワード.4でチュートリアルクエストの導入に伴い削除された。
  • 実装されていた間は、ゲームをスタートすると自動的に加入されることになっていた。
    ただし自主退団は自由で、旧HR9までなら再入団も可能。
    猟団名は「新人猟団○○期」となり、同時期に開始したハンター達と同じ団に振り分けられたようだ。
  • 猟団部屋に相当するのが「狩人キャンプ」。
    ○○期ごとではなくランドごとに生成され、新人猟団員なら誰でも入ることができる。
    キャンプではショップがあり、ゲームの基本について学べるクエストも受注できる。
    • ここではハリセンネコが「見習いネコ【弟】」、羽根ペンネコが「見習いネコ【兄】」として登場。
      彼らは兄弟だったのか?と思うところだが通常の猟団のものと同一人(猫)物であるかどうかは不明。
  • 言ってしまえば、猟団機能を含めたシステムのチュートリアルと、
    同時期に始めた仲間との交流の機会をつくるために用意されていた要素である。
  • 旧HR11の公式狩猟試験を突破すると新人猟団卒業となり、「卒業証書」なるアイテムを授与される。
    用途のない換金アイテムではあるが、他に入手できない(現在は入手自体不可)貴重品なので、
    大事に保存しているハンターも少なくないのではないだろうか。

復帰猟団

  • MHF-G10より実装された、その名の通り復帰者向けの猟団。
    復帰区を利用可能、かつ猟団に未所属のハンターのみが所属することができる。
  • 通常の猟団との違いは以下の通り。
    • 原則として、復帰区を利用可能なハンターのみで構成されている。
    • 素材などが手に入りやすい「復帰猟団クエスト」を受注可能。
    • 団員数は30人で固定。
    • 最初から猟団ランク14相当のコンテンツが使用可能。
    • 復帰区の利用権限を失うと自動退団となる。なお、自動退団、自主退団共にペナルティは無い。
    • 猟団プーギーを飼うことはできない。
    • 狩人祭と公式狩猟大会には参加不可能(巨大魚杯は参加可能)。
      • 猟団迎撃戦には参加可能で、各種褒章も受け取れる。
        ただし、特別猟団部屋への入室権を獲得しても猟団プーギーは利用できない
  • 復帰猟団への所属に対するデメリットなどは無いので、
    長期の休止から復帰したばかりである場合、まずは復帰猟団に所属しておくとよい。
    ただし、休止前から所属している猟団がある場合はその猟団員に助けてもらうのもいいだろう。

同盟

  • 猟団は単独で執り行うこともできるが、最大2つまでの他猟団と「同盟」を組むことも出来る。
    同盟を組んだ場合は、「猟団チャット」と「同盟チャット」の二つを使い分けも可能。
    また、猟団が大きくなりすぎて定員の60名を超過してしまった場合、
    "もとは同じ猟団だが人数を分割してできた同盟"を「猟団」という従来の単位で運営する場合もある。
    この方法を使えば最大180名までの"実質的な同猟団員"枠を用意できる。
  • 同盟は主体となる猟団が「親猟団」となり作成し、
    そこに参入したい猟団が「子猟団」として加入申請を行うことで成立する。
    なお同盟を作成する場合、親猟団の猟団ランクが1以上である必要がある。
    子猟団の猟団ランクは問われない。
  • 同盟は同盟チャットを使用できるという点以外に、狩人祭の組分けが必ず同一の組になるという要素がある
    (同盟を「一つの猟団」として見ているため)。
    ただし祭ポイントの分配などはあくまで猟団単位で行われる。
    • この点からか、同盟の解散や脱退には厳しい制約が発生する。
      同盟を解散した場合、7日間(168時間)の間新たな同盟を結成したり、他の同盟に加入することができなくなる。
      子猟団を除名した場合も、同日の期間新たな子猟団の受付ができなくなる。
      除名、脱退した側も、同じく7日間新たな同盟を作ったり別の同盟に加入したりすることができない。
      7日間という期間が狩人祭の「登録祭」の期間と合致しているのは、
      この厳しいペナルティに狩人祭における談合*4抑止という目的があるためである。
      (参考:第68回 運営レポート 同盟機能に関しての大幅な変更について)

MHF以外の作品における猟団

  • アーケードのモンスターハンタースピリッツには、
    ハンター登録時にプレイヤー名と共に「猟団」の名前を設定できるシステムが存在する。
    排出されるカードには、プレイヤー名と共に猟団名が印字される。
    プレイヤーは、同じ猟団に所属するメンバーのカードを、自分のカードと同様に使うことができる。
    • 猟団名は自由に設定できるので、実際は「猟団名が同じカードなら貸し借りできる」という意味である。
  • スマホ版のモンスターハンターエクスプロアにおいても、
    プレイヤーズギルドとしての「狩猟団」が用意されている。
    MHF同様に、方針を指定した募集システムが存在し、団内チャットも可能。
    さらに、協力して一定期間内に課題を達成する「ビンゴミッション」というシステムがあり、
    狩猟団で協力して報酬を手に入れる「狩猟カーニバル」というイベントも定期的に開催されている。
  • MHWorldでは「サークル」という猟団に類似したシステムが存在する。
    こちらは1つのサークルにつき50人まで参加可能で、
    また1人あたり最大8個のサークルに所属することができる。
    本作では原則として(オフライン・オンラインを問わず)ゲーム開始時に集会所へ入る、
    又は集会所を作成する必要性があるが、サークル単位で集会所を作ったり、
    既に他のサークル参加者が作成済みの集会所を検索することもできる。

余談

  • 基本維持条件の項目でも少し触れたが、全ての猟団を統括する「メゼポルタ猟団組合」という団体が存在し、
    猟団の管理のみならず、クエストの依頼者となっている場合も多い。
  • MHFβテスト当初から存在するこの「猟団」システムであるが、
    実を言うと、モンスターハンターにおいて猟団という言葉は初代から存在していた。
    自分と意気投合したハンター達とチームを結成・目標や規則の論議・勧誘・他猟団との交流や同盟など、
    現在の猟団システムの基盤とも言える上記の過程を
    運営側のバックアップも無い時代に全て自分達の手で行っていた。
    勿論只の仲良し同士のチームだけではなく、
    ひたすら技術を極めたりモンスター攻略に力を注ぐ武闘派集団や、
    新参ハンターのマナーや知識向上を目指す新人育成を目的としたルーキー支援猟団
    特定の武器や防具のみで狩りを行うちょっと変わった者達等々、
    大小問わず多種多様な猟団が存在していた。
    中には規模に関わらずネット上でチームサイトを開く猟団も存在した。
    多くのチームは、活動していたシリーズが衰退すると自然消滅。
    又は新作に活動の場を移し、今日まで活動を続けている猟団も存在する。
  • もともと初代モンスターハンターは完全なオンラインゲームとして開発されていたものであるため、
    そのような伝統をMHFはうまく取り込んだと言える。
  • ハンティングアクションのシリーズにおいて、システムとしてはMHFのみに存在しているが、
    他作品でも称号やギルドカード分類名になっている場合がある。
    ノベル版にも猟団所属の人物が登場しており、設定上は一貫して存在しているようだ。
  • 名前が似ているが、旅団とはまた異なる。

関連項目

システム/狩人祭
システム/迎撃戦クエスト - 猟団所属が受注・参加条件となっている(猟団員同士でPTを結成する必要はない)。
モンハン用語/野良
世界観/火の森 - ノベル版に登場する架空の猟団


*1 想定されにくい事態ということもあり、ブラックリスト登録をしたハンターからのチャットも届いてしまう。
*2 G8にて初めて★3のゴゴモアが追加された。
*3 90日間ログインしていなかった期間があり、そのブランクを挟んだ最初のログインから30日以内のプレイヤーを指す。分かりやすく言い換えれば復帰区に入れるプレイヤーのことである。
*4 同盟を細かく組み替えて組分けをコントロールする。初期にはそのような行為があり、運営側にも報告が多数のぼっていた。