システム/環境生物/カスミジョロウ

Last-modified: 2021-08-20 (金) 22:52:03

MHWorldにて初登場した環境生物の一種。

概要

  • 古代樹の森及び大蟻塚の荒地に生息するクモ。
    クモ自身はさほど大きくないが、非常に大きな巣を張っているため中々の存在感をもつ。
  • 黒と黄色の縞模様をした脚、黄色い地に暗い青の同心円状の模様が入った腹部をもち、
    その姿は現実世界の日本にも生息するジョロウグモにそっくりである。
    カスミジョロウの名前の由来もこのジョロウグモだと思われる。
    • なお現実のジョロウグモは腹部の模様がカスミジョロウと異なり、黄色と水色の縞模様であるほか、
      側面から裏面にかけて赤や黒の複雑な模様が入るため、上から見た時と横や裏から見た時では大きく印象が違う。
      好きな人には美しく映るだろうが、苦手な人には気持ち悪く見えてしまうかもしれない。
  • 古代樹の森ではエリア10,11など、大蟻塚の荒地ではエリア5,11で、決まった場所に巣を張っている。
    大蟻塚の荒地エリア11のものは、東キャンプからツタを登ってエリア7に出る通り道をふさぐように巣を張っているため、
    クエスト開始早々に出会う場合もあるだろう。
    特に上位探索において某爆弾魔某腹ペコ悪魔に遭遇した場合などは、
    何度もクモの巣を突き破って戦地に戻っていくことになったりする
    • カスミジョロウが巣を張っている所にはクモの巣の採取ポイントがある場合が多いため、
      序盤における採取ポイントの目安として考えるのもよいだろう。
      その場合、カスミジョロウの巣をアイテムとして回収しているのだろうか?
  • ハンターが活用できるギミックは特になく、巣の上をゆっくり歩き回っている。
    巣に獲物がかかったり、それに反応したりすることもないようだ。
    コバルトモルフォとか皇帝バッタとかを食べる様子を見せられてもちょっと嫌だが
    • この巣は非常にもろく、ハンターやオトモなどが当たるとすぐに壊れてしまう。
      クモを観察していたらオトモが巣を壊してしまうことも。
      こんな巣で獲物がとれるのか不安なものだが、
      ネルスキュラの糸を素手で引きちぎるようなハンター共と比べるのも酷か。
      巣が壊れると、クモは巣の上方に逃げていく。
      逃げている途中でも捕獲はできるものの、
      消えてしまうまで非常に早いため、わざわざこのタイミングで捕まえる人は少ないだろう。
    • また、巣に平行な向きに捕獲用ネットを射出することで、
      巣を壊さずにクモだけを捕獲することも一応可能である。主がいない巣が残る様子は少々寂しい。
    • 「情熱の生物調査員」によるメモによると、巣を張る様子は誰も見たことがないらしい。
      実際のゲーム中でも、一度壊された巣を元に戻す場面は見ることが出来ない。
  • マイハウスへの配置は、一等マイハウスから行える。一等マイハウスの場合は高い位置の木の枝に張るが、
    特等マイハウスの場合は庭から続く池の手前に巣を張るため、外の空があまり見えなくなる
    カスミジョロウを設置するなら一等マイハウスが適しているだろう。
    • 一等マイハウスは全体が森の中のような印象のため、鉢にコバルトモルフォを配置したり、
      床にハコビアリを配置したりすると雰囲気が出ていいかもしれない。
    • ところで巣を張る様子を誰も見たことが無いんだったらマイハウスで観察すれば良いのではなかろうか。
      まさか配置した瞬間のビジュアルそのまま、
      目視すら不可能な速度で巣作りしているから「誰も見たことが無い」とでも言うのだろうか…?

余談

  • 先述のジョロウグモは日本全国に生息するメジャーなクモである。秋ごろに大きな巣を張るため、
    見たことがある方も多いのではないだろうか。
    このクモはやや縦長な円盤状の網のほかに、その前後に不規則な網を張る。
    そのため巣全体は立体的になっており、カスミジョロウのものとは差がみられる。
    • ちなみに、ジョロウグモの体色や模様は雌雄で異なるほか、成長の過程で変化していく。
      メス成体の背面は先述の通り縞模様になるのだが、若い個体は黒が混じった複雑な模様を持つ。
      また春頃から現れる幼体は黄色と黒の淡い体色で、体型も丸っぽいため大人とは似ても似つかぬ見た目をしている。
      ただしジョロウグモは小さなころから立体的な巣を張るため、その点で他のクモと区別することは可能。
      一方オスは褐色で目立った模様はなく、成体でもかなり小さい。
      メスが張った巣に居候していることが多いため、同種のオスとは知らずに目にした事があるかもしれない。
  • ジョロウグモに限らず巣を張るクモの殆どに言えることだが、巣に餌がかかった時などを除いて、
    ほとんどの場合クモは巣の中心でじっとしており、カスミジョロウ以上に動かない。
    というか微動だにしない
    時おり脚を口にくわえて掃除したり、巣にゴミなどがついていないか確認して回ったりするため、
    じっと観察していると面白い動きがみられるかもしれない。
  • また、沖縄にはこれよりも大きいオオジョロウグモが生息している。
    日本最大のクモで、脚も含めると大人が手を広げてぎりぎり収まるかという巨体を誇る。
    このクモの糸はかなり強いらしく、巣にかかった小鳥を捕食したという報告もあるほか、
    オオジョロウグモの糸で網を作れば魚をすくい上げることも可能だとか。
    これを考えると、カスミジョロウの巣にはニクイドリトウゲンチョウなどがかかってもおかしくないのかもしれない。
    前者はともかく後者はかなり見たくない光景である
    前述の通り巣自体は非常に脆いため、かかったとしてもあっさり壊されてしまいそうだが。

関連項目

システム/環境生物
システム/環境生物/スカベンチュラ
アイテム/クモの巣