システム/絆遺伝子

Last-modified: 2023-02-27 (月) 22:39:55

MHSTシリーズに登場する目玉要素。
全てのオトモンが持ち、それぞれの能力を定める。

目次

概要

  • MHSTにおけるオトモンの持つステータスの一つ。
    MHSTではモンスターの種族の特性は戦闘で効果を発揮する絆遺伝子という形で表現されており、
    さらに種族や属性によって持つ遺伝子はある程度決まっている。
    これらの遺伝子は伝承の儀で他のオトモンに渡すことができ、伝承を繰り返すことで様々なカスタマイズが可能。
    • 上書きすることで逆に消すこともでき、消してしまったスキルはもちろん戦闘で効果を発揮しなくなる。
      そのため、例えばフルフルの対暗遺伝子を上書きした場合、
      目潰し状態になるフルフルといったメインシリーズではあり得ないような状況も起こりうる。
  • 絆遺伝子のスロットは3×3の9つあるが、一部のスロットが使用不可状態になっていることが多い。
    これは「○○種の目覚め」アイテムを使用することで解放することができる。
    • また、一部の絆遺伝子や空きスロットがレベルによってロックされていることもある。
      これは目覚めで解除することはできないので素直にレベルを上げるしかない。
      レベルでロックされている遺伝子は伝承することも上書きすることもできない。
  • 絆遺伝子は伝承の儀の他に絆珠というアイテムを遺伝子の代わりに付与することもできる。
    絆珠の基本的な要素は絆遺伝子と同様だが、1頭のオトモンに対し2スロットまでという制限がつく。

絆遺伝子に含まれる要素

スキル
アクティブスキルとパッシブスキルの2種類が存在する。
アクティブスキル
戦闘中に効果を任意で発動できる、いわゆる特技に相当するスキル。
主要な攻撃技の他、威嚇のようなバフ・デバフ技も全てこれに含まれる。
アクティブスキルを内包する遺伝子はモンスター固有遺伝子のみである。
  • なお、現在の絆ゲージを超えるコストの技はオトモンが自発的に選択しないという仕様があるため、
    威力の高い技が一概に強いとは限らない。
パッシブスキル
戦闘中に常時発揮するスキル。こちらはメインシリーズにおける装備や装飾品で発動可能なスキルに近い。
なお、体力【中】と【大】のように同系統のパッシブスキルを同時に覚えさせても、大きい方の効果しか乗らないので注意。
レベルアップで同系統のパッシブスキルを覚えるオトモンに同系統の遺伝子を継承させても無駄になる。
育成する前にオトモン図鑑からレベルアップで何を覚えるか確認しておいた方がいいだろう。
タイプ
いわゆる3すくみ属性。パワー・スピード・テクニック・ノータイプの4種類がある。
スキルや能力補正値に応じた属性が付与されていることが多いが、これ単体には能力UP要素はない。
ビンゴボーナスによってそれぞれのタイプのダメージ量がUPする。ノータイプにビンゴボーナスはない。
属性
絆遺伝子の属性。火・水・雷・氷・龍・無属性の6種類が存在する。
スキルや能力補正値に応じた属性が付与されていることが多いが、これ単体には能力UP要素はない。
ビンゴボーナスによってそれぞれの属性ダメージ量がUPし、無属性ビンゴは素早さがUPする。
MHST2では攻撃力の仕様変更により、無属性ビンゴでは無属性ダメージ量がUPするようになった。
能力補正値
遺伝子を所持しているオトモンにかかるステータス補正値。
表示される数値は乗算ではなくそのままステータスに加算される。
ぶっちゃけビンゴやスキルの補正に比べれば微々たるものなので基本的にはそこまで気にしなくても問題ないが、
○属性攻撃アップの能力補正値の付いた遺伝子だけはオトモンの属性変化に影響を与えるため注意。
攻剛大遺伝子のように属性に直接関係なさそうな遺伝子にも付いていたりするため、
パワー攻撃強化を覚えさせたらオトモンが火属性になっていた、何を言ってるのか(ryということも起こりかねない。
能力補正値、属性変化共々MHST無印だけの要素であり、MHST2には存在しない。
レベル
MHST2からの要素。既に持っている遺伝子を伝承させる事で最大2段階まで効果がアップする。
これはアクティブスキルでもパッシブスキルにも存在する。
オトモンが最初から持っている遺伝子は殆どの場合未強化だが、
稀に既にレベルが上がっている遺伝子を持っていることがある。
レベルを上げた遺伝子は伝承させてもリセットされず、そのまま引き継ぐ。
  • なお、当然ながら【小】と【中】など大きさの違うものは別の遺伝子扱いなので
    これらを重ねて強化することはできない。

余談

  • 絆遺伝子の操作によって火を吐くウルクススなど本来持ち得ない能力を持つオトモンが誕生するわけなのだが、
    伝承の儀を執り行う人物いわく「モンスターにはもともと全ての力が眠っている」そうだ。
    伝承の儀はその能力を引き出すものにすぎず、また絆石がないと能力を発揮できないため、生態系への影響はないらしい。
    亜種や特殊個体には天然でその力が目覚めたパターンもあるのかもしれないが。
  • その一方で、MHST2で伝承の儀を執り行う人物いわく
    「伝承の儀は人の都合でモンスターの能力を利用しているに過ぎない」とのこと。
    確かに、こんな事を悪人が使おうものなら本来のモンスターの狩猟知識が通用しないオトモンをいくらでも産み出せるし、
    なんならあらゆる属性を操るオトモンを従えて大国を支配したりするのも容易いだろう。
    だからこそ悪用や間違った使い方をされないように伝承の儀は限られた者にしか伝授しないようだ。

関連項目

シリーズ/モンスターハンターストーリーズ
シリーズ/モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
アイテム/絆珠
アイテム/目覚め
システム/伝承の儀